まだ死んでいる部屋6(発掘と筋肉痛)
まだ死んでいる部屋5の続き。
部屋を整理していて、思わぬものを「発掘」した。「COMICOMI(コミコミ)2000」という冊子である。
「コミコミ」とは、僕の中では幻の名誌と勝手に思っている、今はもうないコミック誌である。「花とゆめ」などでおなじみの白泉社の月刊誌で、「読みきり専門誌」と銘打って1980年代に発売されていた。読みきり専門といいつつ連載もあった。すでに廃刊になって久しい。
そんな「コミコミ」と関連するにおいがぷんぷんする「コミコミ2000」なるものが、何故か僕の部屋に埋まっていた。表紙は柴田昌弘「ラブ・シンクロイド」 間違いない。「あの」コミコミだ…。どうやら同人誌っぽい。でも同人誌といえども作者はすべて本物だ。奥付には「夏コミ版」とある…。夏コミって、いわゆる例のコミック・マーケットだろうか? しかし、僕は「その手」にはかれこれ10年以上、行ってない。なぜこんなものがここに…? なぞだ。
とにかく、なぞではあるがそんな冊子が出てきた。真鍋譲治「アウトランダーズ」、奥瀬早紀「低俗零狩り」、田中雅人「妖魔ミカヅキ」…懐かしい。懐かし過ぎる…。
おそらく、上記の内容にうなづける人は少ないだろう。かなりマイナーな話である。
ちなみに昨日の部屋の整理作業は、上記のほかにもいろいろともたらした。僕が勤めている会社での「2000年問題」の対応資料とか、平成8年のダイレクトメールだとか…。個人情報保護法が施行され、いたづらに「個人情報」が注目されるようになってからというもの、ダイレクトメールなどの処分に大変困る。あまりにも面倒なので、気にせずに捨てる。
あとは全身が筋肉痛である。思い雑誌類を縛ったり運んだりしたためだ。情けない。
僕はいったいなんでこんなことを書いているのだ? 現実から目を背けるためか? …たぶん、それもあるのだろう…。あとは単なる備忘録である。
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