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2006年8月23日 (水)

まだ死んでいる部屋5(ぐったり)

 まだ死んでいる部屋4の続き。

 売れる本を売り払ってから、しばらく何もしていなかった。部屋は依然として非常に汚い状況にある。

 僕は最近、朝は7時~8時に起きるが、朝食を摂ってからしばらく眠っている。何故か眠くなるのである。就寝前に飲んでいる眠剤の影響だろうか。

 だから今日も朝は寝ていたが、10時頃か、目が覚めてベッドの上でボーっとしていると、突然、父から廊下に積み上げられている雑誌類を片付けるように言われた。いろいろとガーっと言われたが、こっちはぼんやりしていたので生返事を繰り返した。

 いきなりガーっと(これはあくまでも僕の主観だが)言われたので、ちょっと嫌な気分にもなったが、いつかはやらなければいけないことも確かなので、気を取り直して整理を始めた。

 とにかく、現在「捨て」に分類している雑誌類を適当な単位で縛った。「ものを縛る」という行為には、思いのほか体力が要る。僕はまことに情けないことに、男にしては力がない。手が小さいこともあるが、握力が30キロ台なのはかなり情けない。したがって、力仕事は苦手であった。考えると僕は車の運転免許も持っていなければ、体力にも自信がない。これは、なかなか侮れないビハインドではないかと思う…。

 話がそれた。とにかく汗を流しながら縛るものを縛った。僕は不器用でもある。縛り方も要領を得ない。うまい縛り方はないのだろうか。縛ったものはマンション1階にある所定の集積所に持って行く。これにも相当腕力が要る。Tシャツを2回も取り替えた。

 部屋の中の雑然とした部分も可能な範囲で整理する。100円ショップで買ってきた「箱」につめられるものはつめる。そして積む。しかし、ある部分を整理すると、さらに整理すべき部分が明らかになる。「片付け」とはかなり精神力を必要とする作業であると感じた。

 夕方には歯科医院に行った。歯科医院に行くといつも感じることは、歯科医をはじめ、インターンで来ていると思われる研修医、歯科技工士、歯科衛生士と思われる女性、皆…働いている。それぞれの専門を活かし、「プロ」として働いている。そんな気がする。ひるがえって僕はというと…。気持ちが沈む。

 今日の日中はこんな感じで消費された。最近、特に一日が早く感じる。「もう1日を過ごしてしまった」

 この前にも書いたが、僕は日を追うごとに何かを失っている気がする。月末・月初が近づくと、不安が増してくる。来週にはまた会社に出向いて産業医と会わねばならない。

 未来のことを考えると、また不安になる。僕は家で過ごしていると、父の存在というものがいかに大きかったかがわかる。未来を考えると不安になる。しかし乗り越えなければならないことだ。僕は、もっと強くならなければならない…。

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コメント

 おはようございます、憂です。 
 片付け、お疲れ様です、大変だったでしょうね。
 でも、(これ間違ってたらごめんなさい)ここ数日のあゆざかさんの記事読んでて、下り坂から上り坂に入り始めたんだなって、感じました。
 なんにせよ、片付けとか、整理って、すごく頭使いますよね。体力的以上に精神的に疲れます。それをやってみようと思えるって、それだけですごいですよ!!憂なんて、具合悪いときは、片付けなきゃって想像しただけで、ぐったりです。(いばって言う事じゃないですけど)
 今、憂は上り坂、だから、こんな強気発言できるのかもしれない。調子にのりすぎだぞって、気に障ったら、すみません。
 この病気、波を何度も繰り返してちょっとずつよくなっていくもの。沈むときは沈んでていいんですよ、きっと。
 では、また。

投稿: 宇都宮憂 | 2006年8月24日 (木) 06時55分

 憂さんこんにちは。
 確かに僕は、少なくとも文章を書くと妙にハイになってます。症状もおおむね落ち着いてはいます。その意味ではのぼりに入ったのかな? とも思いますが、不安を消すために現実逃避しているだけかもしれないです…。
 まあ、以前は何もする気がなかったのが、DVD観たり、ブログ書いたりしているので、そのあたりは進歩していると思います。
 またのお越しをお待ちしています。ではまた。

投稿: あゆざかけい | 2006年8月24日 (木) 16時45分

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