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2006年8月19日 (土)

胡乱な心

 胡乱とは「うろん」と読む。使い方としては正しくないかもしれないが、ふと心に浮かんできた。いまの自分を示す言葉としては、いいと思った。

 今日の僕は、胡乱な状態にあった。怪しい状態だった。本当か嘘かわからない…。

 2週間ぶりの精神科クリニックへの通院。午前中はこれで潰れた。昼食を摂るが、昨日、歯科医院で治療された部分が痛くなった。「痛くもなんともなかったところを虫歯治療されて痛いとは…」苛立ちが僕の心を支配した。

 歯科医院に電話して、急遽午後2時から診療。昨日「フタ」をされた部分に再度「フタ」をされた。今日の分の診察料はなかった…。なんだなんだ…?

 帰宅して父とTVで甲子園野球を観る。応援していた早実が決勝に残った。

 その後、再び心はふわふわと乱高下。仕事や会社のことがふと思い浮かぶと、罪業の意識、自分自身について、などさまざまなことが去来する…。

 無理やり自分の心を制する。「今日は深く考えるのはよせ!」

 僕は眠ることにした。夕食の時間まで眠ると、いくらかは落ち着いた気分になった。

 屋外からドドンという音が聞こえ出した。今日は近くの公園で花火らしい。盆踊りもやっているそうだ。露店も並んでいるらしい。……やり場のない寂しさが、何故か心にやってきた……。

 音はやがて、何もなかったように消えた。

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コメント

罪業は僕もあります。それは家族に対してです。
考えるなと考える自分がいて僕は夕方あまり眠れなくなる。
落ち着けてよかったですね。

投稿: はじめ | 2006年8月20日 (日) 15時04分

こんにちは。根岸のねこです。
この病気は罪悪感が強く出るものです。私自身もそうでした。
しかし治療のためにはなんのプラスにもなりません。
なくせといっても難しいのですが、罪悪ではないことは理解してください。

もしこれが、肝臓病とか腎臓病とかがんだったら、多分、いま抱いているほどの罪悪感は無かったと思います。
むしろスキーで足を折った人の方が、社会の倫理でいけば問題なのに、そういう人が罪悪感でいっぱいになったという話は少ないです。

この病気は見た目に元気そうに見えるので、理解してもらうのが難しいし、自分が悪いと思い込みがちですが、脳の中のホルモンの失調が一番おおきな原因なので、内科の病気と何も変わらないのです。むしろ仕事に真面目な人ほど起こり易いので、職業病ともいえます。

今はこの病気の人も増えて、企業の理解もどんどん進んでいます。だから病気を治すことは大事ですが、自分が悪いのではないことを理解してください。同じ病気の人同士の理解がないと、健常な人にはもっと理解してもらえませんから。

投稿: 根岸のねこ | 2006年8月20日 (日) 18時09分

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