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2006年8月13日 (日)

明日は月曜日(3)

 休職している僕は、それでもやはり月曜日が迫ると憂鬱になる。逆に土日は何となく気楽だ。職場の皆が働いていることを思い浮かべてしまうからか? 自分は働きたいのか? ……よくわからない。
 少なくとも「働きたい」とは思えていないのは確かだった。僕は月曜日が来ることを明らかに「恐れている」からである。

 僕が開発したり保守したりしていた基幹系業務システムは、一部を除いては平日と休日とで夜間バッチ処理などの扱いが異なる。基本的に夜間(業後)バッチ処理は平日のみ稼動という運用設計になっている。そのため、休日に「バッチ処理が落ちた(異常終了した)」という連絡が入ることはほぼない。これは、24時間365日稼動前提のシステムが多くなっている昨今にあっては、まだ人間的な運用と言える。
 それでも、ひとたびトラブルが発生すると、土日返上で対応することなどザラである。もしかすると、僕がこうしている間にもトラブルが発生し、同僚が対応しているかもしれない。そんな仕事である。
 それでも、いわゆるエンドユーザの大半は、土日は休んでいる。だから突発的な問い合わせなどもない。また、金曜日の夜に発生したトラブルなどの事後報告も月曜日となる。
 この休みに入ってからいままで、僕のところに緊急連絡は入ったことはない。職場でも気を遣ってくれているのだろう。第三者的に見れば普通の職場であれば当然の措置である。しかし、なかなか罪業感が拭えない。

 過去の日記を見ると、いかにも無理をしている。「なんなんだコイツは?」
 僕はこの13年の間に何かを失った。言葉にすると「自分らしさ」といった感じかもしれない。それは僕の中で無理やり「自分らしさ=社会不適合=甘え」という構図を形成し、押し殺していたものだ。

 僕は幸運にもまだ会社に籍を置いている。
 自分らしさを取り戻せ!
 この課題を克服できるか否かが、現職に留まるかどうかの分かれ目だ。
 そんな気がしている。

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コメント

こんにちは。根岸のねこです。
はじめまして。コメントありがとうございます。
私はもう5年以上にわたって、うつ病と戦っていますというか、苦しんでいます。
現在は2回目の復職から約9ヶ月経っています。
同じコンピューターのSEでしたが、今は社内部門事務取り纏めの仕事をしながら、仕事の勘を取り戻しているところです。

あゆざかさんは、休職から3ヶ月くらいということで、いまは罪悪感が強く出ている状態だと思います。
この病気は焦りが一番禁物です。
休養をとるのが今のあゆざかさんの仕事ですから、働いてるときできなかった楽しいことをゆっくり疲れない範囲でしてください。なかなか難しいですが、それが回復への一番の近道です。
いまは重要な判断を避けてください。主治医がいいというまでは。そして疲れをとってください。難しいですが、いまの仕事への適応力とかを考えるのは今は厳禁です。

あゆざかさんのコメントから記事を書きました。トラックバックさせてください。ではまた。

投稿: 根岸のねこ | 2006年8月14日 (月) 14時12分

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