映画感想13:となりのトトロ
再見ですが。
●となりのトトロ
原作・脚本・監督:宮崎駿
主演(声):日高のり子、坂本千夏、糸井重里
1988年 日本
(アニメーション作品)
高校生時代に劇場で観て以来です。じっくり観たのは…。はじまりに井上あずみさんが唄う「さんぽ」 いい歌だなぁ。「ジブリがいっぱいCOLLECTION」のテーマになるのも頷けます。しかしいまさらながら…そうか、糸井重里さんがお父さん役だったのね。いい味出てますよ。ぴったりだ。そして日高のり子さん。いやあこれもはまり役。そしてその名前を見てちょっと懐かしくなりました。
僕はサツキがずっと胸にためていたものを吐き出すように、おばあさんの胸にすがって泣くときに、もうもらい泣きというか、なんとも言えませんでしたよ。切なくて。メイがお母さんを想う一心で走り出すところも…。僕には子供が居ないから、親としての気持ちはわからないけれど。そして僕が子供の頃の家庭は決して理想的な家庭でもなかったけれど。それでもやはり家族愛ものに弱い僕です。
僕は都会育ちなので、日本の田舎の風景には憧れのようなものも感じます。僕はだからトトロのお腹で寝たこともないし、ネコバスのふかふかの席にも座ったことはないけれど。それでも子供にしか見えない何かがあることは、わかる気がします。
観たのは昨日の夜。先日「心に残る長編アニメ一覧」を作ったときに、すっかり忘れている自分に驚き、そして昔の自分を信じて、DVD買っちゃいました。でもその価値はありました。いい映画でした。
やはり感想などを書き留めておくことは大事ですね。前にも書いたけれど、備忘録でも残しておくことはとても大事です。高校生の頃は紙のノートに日記めいたものを書き散らしていたのですが、それも引越しの際にダンボールにしまいこんだまま…。いつか開けるときがくるのかな。
(視聴形態:自宅でDVD)
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