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2006年9月17日 (日)

映画感想14:魔女の宅急便

再見ですが。

●魔女の宅急便
 脚本・監督:宮崎駿
 原作:角野栄子
 主演(声):高山みなみ、佐久間レイ、山口勝平
 1989年 日本
 (アニメーション作品)

 思えば、僕がユーミン(荒井由実・松任谷由実さん)の「ルージュの伝言」「やさしさに包まれたなら」がとても好きになったきっかけはこの映画でした。いつ観たのだったかな…。まあ間違いなく学生時代だけど。
 魔女の家で育ったキキは昔からの魔女のしきたりに従い、13歳で修行の旅に出る…。キキの気持ちと共に画面を彩る風景が美しいこと! そして音楽! 名作と呼ばれる映画には、やはり音楽が欠かせません。キキがほうきで空を飛ぶ。美しい街並、青い海を下に見ながら…。雰囲気のある音楽がその場面を引き立たせます。
 やはり僕が昔に感じたものは間違ってなかったようです。ラストシーンからエンドロールに至っては、もう涙ぼろぼろ(笑) やっぱり大好きです。この映画。

 観たのは今日の午後。先日「心に残る長編アニメ一覧」を作ったときに、すっかり忘れている自分に驚き、そして昔の自分を信じて、DVD買っちゃいました。でもその価値はありました。
 なお、僕にコメントなどでいろいろご教示いただいているmalineさん、そしてきっかけをくれた銀ちゃんさんに、この場を借りて御礼申し上げます。

(視聴形態:自宅でDVD)

参考:あゆざかけい映画勝手にランキング

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コメント

こんばんわ。
・「心に残るアニメ映画」について。
「アニメ映画」は、小学時代に、たまによく「東映映画マンガ祭り」で、行きました。
あえて、あげるなら・・・、「キン肉マン」かな。(^_^;)
他は、「六神合体ゴットマーズ」や「パタリロ・スターダスト計画」(これらは、単独アニメです。)ぐらいですね。
(とは言っても、これら、あゆざきけいさん、知らないでしょうね~。)
まぁ、こんな所です。

投稿: H・K | 2006年9月17日 (日) 19時38分

あゆざかさん、こんにちは。

出ましたね「魔女の宅急便」、私の一押しでもあります。

怠け者の自分にとって「教訓を得る」内容でもあり、
クライマックスへ向けての一連の流れ、
特におじさんに借りたモップにまたがった際の
一瞬の静けさ、あの緊迫感は何回見ても鳥肌が立ちます。

そしてエンドロールでの「やさしさに包まれたなら」
やっぱりこれが一押しです。

投稿: mpapa | 2006年9月18日 (月) 10時11分

>H・Kさん いらっしゃいませ
 ありましたね~。東映まんが祭り。僕の記憶が正しければ、「ドラえもん」などの藤子系と、少年ジャンプ系をやってましたね。「キン肉マン」は流行ましたね。あれで某牛丼チェーンはかなり有名になりましたね(笑)「ゴッドマーズ」「パタリロ」も知ってますよ。僕としてはアニメよりも原作の方が好きでしたが。「ゴッドマーズ」は「バビル2世」などで有名な横山光輝のSF漫画が原作で、原作のほうはそうとうシリアスな展開だったと記憶しています。当時はロボットアニメは必ず「合体もの」にして、おもちゃの販売とセットになっていましたからね…。「パタリロ」は今でも原作は描かれているんじゃなかったかな? ちょっと記憶があいまいですが、少女マンガとは思えないギャグでしたね。バンコランなどのキャラの名前は今でも記憶していますよ。

>mpapaさん いらっしゃいませ
 そうですよね。僕もあのモップを借りてからラストまでの展開が大好きです。
 この映画は、やはり主人公キキの成長が見ものですね。独り立ちするということ。働くということ。そして人と人とのつながり…。宮崎駿さんの映画には、一貫してそういう部分を視聴者に問いかけるような作品が多いですね。「落ちこむこともあるけれど、私は元気です」これは作品のキャッチコピーですが、映画の本当のラストでも似た言葉が使われて、なんともいえない後味があります。

 コメントありがとうございました。またお越しください。

投稿: あゆざかけい | 2006年9月18日 (月) 11時06分

この映画はいいですよね。キキの成長物語であるのだけど、ストーリーがほんとに可愛くて、健気で、もう抱きしめたいくらい。
くりにゃーは猫族なので、ジジに感情移入してしまうのだけど。キキが成長してしまって、ジジとしゃべれなくなってしまったのは、かなり悲しかったかなー。でも、ジジも家庭持ったから、良しとするかぁ。
ちなみにスポンサーはクロネコヤマトなんですよね。(ってか、クロネコヤマトのなんかの記念映画じゃなかったっけ?)

投稿: くりにゃー | 2006年9月28日 (木) 16時30分

くりにゃーさん いらっしゃいませ
この作品は観れば観るほど味わいがありますよね。
この作品、ファンタジーのようでいて、とても現実的と思うところは、キキが「自分にできること」で自立しようとしているところです。その意味では、「やりたいこと」「なってみたいもの」を未来に描く「耳をすませば」の月島雫とは対照的です。僕はどちらも大好きですが、特にこの作品が人気があるのはこういう部分もあると思っています。
またお越しください。

投稿: あゆざかけい | 2006年9月28日 (木) 16時44分

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