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2006年10月17日 (火)

衝撃の価格差 日本製と中国製

 僕はわりとOAクリーナ(ウェットティッシュ型)を使う。自分ではなく周りを拭くために。雑巾代わりと言っていい。ズボラではあるが。これまで使っていたやつが底をついたので、今日の夕飯を買うついでに近所にあるディスカウントストアに行った。(僕の記事を読むと何でも近所にあるような印象を与えるかもしれない。それは事実である。少なくとも僕にとって必要と思われる店は全て徒歩圏内に存在する)

 その店の2階、PCサプライのコーナーに行く。OA用品のサプライで有名な某メーカーのやつが150枚入りで税込み約1500円。高い。高いが、欲しい。仕方が無い。買おう。ということで購入。

 それからその店の1階に下りる。出口近くでさっき買ったものと形や大きさがほとんど同じウェットティッシュが150円で売られているのを発見した。こちらはOA用ではなく、いわゆるウェットティッシュなのだが、このあまりの価格差に驚愕した。先ほど買ったものと形はそっくりだ。枚数を確認する。150枚でこれも同じ。アルコールなどの殺菌成分が入っている点も同じであった。複雑な思いを持ちながらも試しにこっちも購入。

 家に帰ってよくよく確認すると、1500円の方は「MADE IN JAPAN」 150円の方は「MADE IN CHINA」 であった…。確かに、OA用か否かで品質も異なるのだろう。しかし、10倍の価格差は無視できない。

 とりあえず150円で買った方を先に開封した。液晶画面などのデリケートな部分以外なら、150円のやつでほとんど問題ない。それに先にも言ったが、ちょっとした雑巾代わりなのだ。本なども拭いたりする。

 この価格差には参った。もうちょっとものを買うときは考えないといけないな。……しかし、日本の製造業にとって中国製が脅威なのは、なんとなく実感した。この価格差なら、品質は少々落ちても安い方を買うよ……。

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コメント

自分は前の会社で品質管理やっていました。
たまに中国製品の検査を行うわけですが、あゆざかさんの言うとおり
品質はやや落ちますが、価格は安くなってました。
やはりなんといっても人件費では勝てません。
いくらコス切りをしようにも、価格的には勝てないわけで、
じゃあ何で勝負するかって言うと、ある分野に特化した製品となります。
例えばOA機器用とか日用品とか見た目は同じように見えるかもしれませんが、OA用は長繊維不織布の仕様(毛羽たちがない)逆に中国産は
日用品ですが、短繊維(毛羽立つ)とか価格はもちろん仕様によって違ってきます。

なんてちょっと知ったかぶったいいか足してしまいましたが。。。

私が辞めた会社も中国で生産する予定らしいのですが、、、
なかなかうまくいってないらしいです。

もし辞めてなかったら多分中国にいかされたんだろうなぁ・・・

投稿: はじめ | 2006年10月17日 (火) 19時23分

はじめさん いらっしゃいませ
 僕が知る範囲で言うとソフトウェア開発なども安い人件費が魅力の中国やインドにその下流工程(プログラム実装工程)を委託する企業が増えています。(オフショア開発と言われます)
 あまり成功したという話は聞きません。これはソフトウェアという見えないものを作るためには顧客との充分なコミュニケーションが不可欠なのですが、言葉や文化の違いがあり、なかなか日本では当然のことができていないなど、サービスや品質に問題が生じているためです。
 でも、いわゆる製造ラインが機械的に組めるような商品なら、中国やインドなどの安い人件費は、経営層には魅力なのでしょう。
 できるだけ安い商品を(もちろん品質も基準を満たすのが前提です)作る努力は必要ですし、消費者としても歓迎なのですが、何故日本人だけだと人件費が高騰してしまうのか…。そりゃーある程度は仕方がないけれど、やっぱり、言いたくはないですが、例えばいまの団塊世代の人たちのように、年功で押しなべて高給を得ている人が多く居ることも原因なのかな…と思います。年功もしくは終身雇用が必要だと思っている僕としても、自己矛盾する考えですが…。
 ものづくりをしなくなった日本は本当にダメな国になりますね。はじめさんが仰るように、日本でだからこそできる商品などを、もっと大切にしないといけないのでしょうね。

投稿: あゆざかけい | 2006年10月18日 (水) 17時34分

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