映画感想24:サラマンダー
●サラマンダー (REIGN OF FIRE)
監督:ロブ・ボウマン
主演:クリスチャン・ベイル、マシュー・マコノヒー
イザベラ・スコルプコ
2002年 アメリカ
名前負けしている気がする。邦題が。
「サラマンダー」といえば古来からのいろんな書物に出てくる由緒ある名前。なんてたって「四大精霊」の名前だし。「風神ハスター」や「火神クトゥグア」(クトゥルー邪神体系ね)よりも有名だよ。そんな有名神様の名を冠した映画となれば、それなりのものを期待してしまう。
でも映画の中では「サラマンダー」という言葉は…出てこないぞ?(^^;) パッケージにはパニック映画っぽい宣伝が書かれており、TSUTAYAの棚でも「パニック映画」のところにあった。でも……ちょっと違うんじゃないかな?(^^;)
設定では確かに6500万年前に恐竜を絶滅させた火を噴く竜が復活し、人類を恐怖に陥れることになっている。でもその描写は開始わずか数分でナレーションが説明して終わり。物語はそういった恐怖が去ったあとの、残された人間たちの戦いを描いている。(一応竜退治のお話ではある) 設定的にはとっても好きな感じなのだけど…。
製作スタッフが頑張ったことは伝わってくるけど、うーむ。
いまひとつな感は否めない。いろいろな面で中途半端な気が……(^^;)
よし。これはマイルストーンだ。頑張ったのはわかるけどイマイチ。そういうカテゴリーの基準としよう。
実はひそかに「映画勝手にランキング」というページを作っていたりする。今後の評価におけるマイルストーンとしよう。
昨日のお休みの日。夕方観ました。一緒にもう一本借りてきたんだけど、そっちはもっと観るに耐えないもので(最初の数分で観るのをやめた)、久々に大ハズレな日でした。
(視聴形態:自宅でDVD)
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