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2007年1月21日 (日)

書店めぐり雑感:月刊アフタヌーン

 「おおきく振りかぶって」(著:ひぐちアサ)がアニメ化されるそうですね。いまではなんでもすぐにメディア展開されてしまいます。ファンとしては人気が出るのはうれしいですが、追随していけないので、寂しさもあります。
 「ああっ女神さまっ」(著:藤島康介)は同誌の看板作品としてもう17年以上続いています。くりにゃーさんはこの作品がとてもお好きだと伺いました。確かに好い作品です。これは自慢にもなりませんが、僕はこの作品の第一話が掲載された、今のように電話帳並みの厚さではない、黎明期のアフタヌーン誌を長年持っていました。(いまではもうないですけれど)
 月刊のコミック誌には、週刊にはない愛着があります。週刊だと、本当に雑誌という感じで、よく電車内の棚に放置されています。昔は、アフタヌーンはもとより、今は亡き学研「ノーラ」や、新書館「ウィングス」なども購読していました。ああ、あと白泉社「花とゆめ」も。(これは月刊じゃないですが)
 個人的には「ヨコハマ買い出し紀行」(著:芦奈野ひとし)が終わってしまったのが、とっても悲しいですね。どうにも最近、僕の心を強くひきつける作品が少ないです。これは僕自身が歳をとったせいでしょうか。
 かなり方向性がアレな場合もありますが、植芝理一さんの作品は好きです。だから「夢使い」が中途半端に終わったときはとても残念でした。(でも数年後にアニメ化されましたが)

 とにかく、最近のメディア展開にはなかなかついていけません。(泣)

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コメント

アフタヌーンは、プロジンとは言えないような作品ラインナップが素敵ですね。ガロほどとんがってはいないものの、ほとんど同人誌のような、一般受けしなさそうな作品ばかり、というのがなんとも言えません。
一時期、1000ページを超えていた時期は、持てなかったなぁ。重すぎ。電話帳じゃないっての。
あの編者部は、このまま独自の道を進んで欲しいです。

投稿: くりにゃー | 2007年1月22日 (月) 07時00分

弟が高校生時代から結婚まえまで、少女マンガに夢中でした。
クラスの学友の影響のようです。それでもその高校は市内一のトップクラス校だったのですから、弟の「勉強と遊びを使い分ける頭脳」が羨ましかったです。大学も京大へ一発入学!わたしなんか親に「女だから・・・」と甘やかされて、高校から短大へはエスカレーター。
弟は「花とゆめ」以外にも、いろいろと買って読んでいました。
それに鉄道模型ですから・・・・肩こりしなかったのかな?
少女マンガの単行本もいっぱい買って読んでいましたよ。
いまは、製薬会社の管理職で残業がひどくて、かわいそうですが。
お嫁さんには、少女マンガの愛読者だったことはナイショ!

投稿: hiroko | 2007年1月23日 (火) 23時20分

お返事です。

>くりにゃーさん
 アフタはそれでも日本では最大手の講談社ですからね。なかなか編集部の方針も一定ではない気が、個人的にはしています。「ヨコハマ買い出し紀行」や「神戸在住」の存在を許容できる誌であった点は良いと思いますね。けっこう生き残りのための競争があると思います。月刊誌って浮き沈み激しいですから。

>hirokoさん
 少女漫画は、下手な文学よりも知的で芸術的ですよね。弟さんはお嫁さんに内緒ですか。僕だったら内緒にはできないなぁ。白泉社は個人的に好感を持っている出版社です。「花とゆめ」昔から男でも読める少女漫画誌でした。

コメントありがとうございました。

投稿: あゆざかけい | 2007年1月24日 (水) 21時25分

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