« 活動記録 産業医面談でした。 | トップページ | 図工の時間 »

2007年2月11日 (日)

映画感想32:トップをねらえ!・トップをねらえ2! 合体劇場版

合体劇場版ということで感想も合体です。

●トップをねらえ!GunBuster
監督:庵野秀明(OVA)
絵コンテ・設定:樋口真嗣、庵野秀明
原作・脚本:岡田斗司夫
キャラクター原案:美樹本晴彦
作画監督:窪岡俊之、もりやまゆうじ、貞本義行
音楽:田中公平
主演(声):日高のり子、佐久間レイ、
      川村万梨阿、若本規夫
2006年 日本
(アニメーション作品)
1988年製作のOVAを再編集
(新作カットはなし)

 アニメファン以外にはほとんど知られていないでしょうけれど、アニメファンを自称する者なら、特にSFアニメファンならば、知らない人はいないと言っても過言ではない、連作OVA(オリジナルビデオアニメーション)の傑作にして名作。それが「トップをねらえ! GunBuster」です。
 もしも自分はSFアニメファンなのに知らないという人は、一度は観ておくべき作品と言えるでしょう。(はじめて観るなら劇場版も悪くないですがOVA版を強くお勧めします)
 製作したガイナックスは、この作品の後、NHK連続アニメ「ふしぎの海のナディア」や、一大ブームにもなった「新世紀エヴァンゲリオン」を手がけています。「トップをねらえ!」には、それらの作品の原点というのが一般の見方ですが、僕はむしろ、この作品で完成させたものを後発の作品に転用した、というのが正しいのではないかと思っています。
 エンドロールを観るとわかりますが、ものすごいスタッフですよ。いまから思いますと。昨今は原画はともかくとして動画はかなり中国などに委託している実情があるようですが、日本人にしか作れない高度なアニメ作品もあるのですね。

 僕も知りませんでしたが、「トップをねらえ2!」の完結と共に、2006年10月に「トップをねらえ!&トップをねらえ2! 合体劇場版」という形で公開されたようです。TSUTAYAで新作Vとして出ていたので、懐かしさもあり手にとってみました。

 オリジナルは1988年製作のOVAです。1巻に2話ずつ入っていて全3巻でした。高校生だった当時、レンタルビデオで観て、強い衝撃を覚えた記憶があります。どのくらいの衝撃だったかというと、思わず代々木にある某アニメーション学院の願書を取り寄せたくらいです(本当)。

 劇場版は90分弱の尺であり、新作カットも無く、もともと中身が濃かったオリジナルから、かなりのシーンが削られてしまっていますが、それでもエッセンスとしては見事なものです。これが今から18年も前に製作された、しかもビデオアニメだというのですから、すごいです。

(参考)
OVA(オリジナルビデオアニメーション)版
各話タイトル(1988年製作)
第1話「ショック! 私とお姉様がパイロット!?」
第2話「不敵! 天才少女の挑戦!!」
第3話「初めてのときめき☆初めての出撃」
第4話「発進!! 未完の最終兵器!」
第5話「お願い!! 愛に時間を!」
最終話「果てし無き、流れのはてに…」

 これは本当にOVAだからこそ、いろんなことができた作品だと思います。各話ごとに切り口を変えていました。第1話などは、正直、僕はそんなに高評価ではないのですが、それを補って余りある5話、最終話の展開でした。アニメの最大の強みである色を殺して白黒映像にした最終話なんか、鳥肌モノでしたね。
 秒読みシーケンスとか、「相対速度、ほぼ光速!」とか、「赤色巨星の重力を利用した反重力ターン」とか(このへんは劇場版ではカットされています)、ウラシマ効果とか、いろいろSF的な刺激がたくさんある作品。
 ラストは感動モノです。

 劇場版はやや完成度に難ありですね。
 ただ、キャラクターボイス(CV)が全て再録音らしいです。日高のり子さんの、あの名演技と絶叫。18年経っても健在です。すごいです。

●トップをねらえ2!DieBuster
原案・監督:鶴巻和哉
監修:庵野秀明
脚本:榎戸洋司
キャラクターデザイン:貞本義行
音楽:田中公平
主演(声):福井裕佳梨、坂本真綾
2006年 日本
(アニメーション作品)
2003年製作のOVAを再編集

 こちらはOVAの方は知らずに劇場版が初見でした。
 実を言うと「トップをねらえ!」は、その衝撃的な内容もあり、メディア界の人々の心を刺激し、「ネクストジェネレーション」という企画も立ち上がったのですが、バブル崩壊とも重なり、なかなか進展せずに終わったかに見えました。
 しかし、ガイナックスは20周年記念として「トップ」の続編を企画したのでした。

 ストーリー的には、OVA本編や、ネクストジェネレーションを知っていた方がよりわかる内容みたいです。(僕にはちょっとわかりにくかったかな) それでも、「トップ2」も、また前作とは違った面白さがあって、良かったです。やはり和製のSFアニメは良いなぁ、と思いました。

 ……。

 まったく本作とは関係ありませんが、終わりがとても感動的で印象的なOVAとしては、「神秘の世界エルハザード」の第一期シリーズがあります。
 僕は、こういう「時空を超えた」設定には弱いです。

 それにしても、「トップをねらえ!」は、主役のバスターマシンも勿論よいのですが、何といっても「エクセリヲン」に代表される宇宙戦艦の美しさには、しびれるものがあります。
(試聴形態:自宅でDVD)

参考:あゆざかけい映画勝手にランキング

参考リンク:トップ合体劇場版
http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20061003/top.htm
http://www.top2.jp/movie.html

|

« 活動記録 産業医面談でした。 | トップページ | 図工の時間 »

コメント

劇場版は見てないです。
今年の正月は、年越しで、スカパー!のAT-Xで、「トップをねらえ!」「トップをねらえ!2」のOVA版ぶっ通し放送、というとんでもない企画がありました。
しっかりと、6時間録画いたしましたが、まだ見ておりません。

初版トップのほうは、VHSで借りて(CMが中にはいるのよー。アイキャッチは、本当にCMを入れるためのアイキャッチだったりする。パタタという文房具のCM)、LD-BOXも買って、さらにDVD-BOXも買う、という、優等生的なトップファンだったりします。
トップは、作りながら次の構想を練る、という手法で作られていった作品で、初期企画としては太陽系絶対防衛戦がライトの予定でした。人気が良かったので、Part6も作られたのですね。(あれは賛否ふりましたよねー。)

ちなみに、トップの企画自体が、「オネアミスの翼」でバンダイに大赤字出させてしまったガイナックス(というより岡田さん)が、バンダイに絶対売れる物を作る、と宣言して(させられて)始めた企画です。だから、エースをねらえのパクリだったりする。

ナディアは、ガイナックスでは「トップ4」と呼ばれていたらしいです。単語がもろに影響受けてますし、スタッフも重なっていますから。(あれも、NHKを信用していない彼らなりの抵抗のあとがある、すさまじい作品なんだけどね。)

トップは、ガイナにとっては記念碑ですから。

投稿: くりにゃー | 2007年2月11日 (日) 23時22分

激安、安心、安全にお届けします、安心して買って下さいパネライコピー時計高品質のブランドコピーを超激安な価格で販売しています。
人気商品コピー ブランド通販専門店。
全国送料無料!
当社は2019逸品が満載している好評度業界No.1ブランド コピー激安通販店です
店長お薦めは以下の商品:
パネライコピー時計,パネライブランドコピー,パネライN級品
IWCブランドコピー,IWC N級品,IWC時計コピー, IWC ポルトギーゼ
スーパーコピー https://www.yutooz.com/protype/list-207.html

投稿: スーパーコピー | 2020年6月 3日 (水) 15時47分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 映画感想32:トップをねらえ!・トップをねらえ2! 合体劇場版:

« 活動記録 産業医面談でした。 | トップページ | 図工の時間 »