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2007年3月 4日 (日)

連続アニメ感想1:ストラトス・フォー Project BLUE 地球SOS

 一ヶ月くらい前から「つまみ食い」をはじめた連続アニメ作品。TVシリーズ、OVAなど、一本勝負の長編(劇場用など)に属さない作り方をされたものを対象としています。やはり、長編ものとは違いますね。いろんな遊びが出来るのが長所でしょうけれど、一般に低コストで製作されますから、質が今ひとつ、というのが僕の昔からの印象。それでも、アニメの世界ではこっちの方が裾野が広く、いわば主戦場です。
 かつて子供の頃に観た「銀河漂流バイファム」もこのカテゴリーですし、OVAには「トップをねらえ!」や「天地無用!魎皇鬼」(ただし第一期のみ!)などの名作もあります。「宇宙海賊ミトの大冒険」は後からDVDで買ったクチですが、これも個人的には20世紀の傑作です。
 (いつか表にまとめようかな)

 ……話が脱線してしまいました。
 最近観ていたのは下記の2作。

●ストラトス・フォー
 (連続TV+OVA)
 監督:もりたけし
 原作:スタジオ・ファンタジア
 2003年 日本

●Project BLUE 地球SOS
 (OVA)
 監督:岡村天斎 原作:小松崎茂
 2006年 日本

 2作品ともに、まだ最後まで観ていないです。

 「ストラトス・フォー」
 これは、個人的にはかなり面白いです。近未来、太陽系が、すい星やいん石が集中する宇宙を通過することに伴い、これらの小天体の地球への衝突による被害を防ぐべく設立された「コメット・ブラスター」や「メテオ・スイーパー」の活躍というより日常を描いています。本来主役となるべき最前線の「コメット・ブラスター」(衛星軌道ステーションから発進しすい星を破砕する部隊)ではなく、予備軍の「メテオ・スイーパー」(地上から発進し大気圏に突入してくるいん石やすい星の破片を破砕する部隊)が主役。キャラクターが美少女キャラなのはアレですが、なかなか地味に良い作品。第7話なんて、「ロケットエンジンの燃焼試験」で1話使っています。渋い!
 でも、OVAシリーズの「ストラトス・フォー・アドヴァンス」は未見。(OVAシリーズだと1話25分弱で1本なんだもの。単価が高いよ)

 「Project BLUE 地球SOS」
 1話50分弱(通常の倍、一般のドラマと同じ長さ)という構成のOVA。かつては「フィギュア17」などが同一のつくりでした。
 現在第4話まで観ました。普通に面白いし、普通の人なら、おそらく前述の作品(スト4)と比べれば10人中9人はこっちが良いと言うでしょう。確かに良く出来ている。
 駄菓子菓子! どうしても強い既視感があるのです。これはアメリカの有名SF映画「インデペンデンス・デイ」や、10年くらい前にラジオドラマからアニメにもなった「電脳戦隊ヴィギィズ・エンジェル」(こ…これはマイナーかな?)などと、設定がとてもかぶっています。
 レンタルでは(たぶん)最終話の6話が新作で出たばかりです。もうちょっとしたら5話と6話をまとめて観ようかな。

 やはり連続モノは、観続けるのにも体力が要りますね。(^^;)

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