思い出の歌やコミックス…世界は淡くつながっている…
奥にしまいこんで大切にされていたCDパッケージたちがありました。厳重に保管してあったため、15年以上も前に買ったものなのに新品同様です。学生時代(主に専門学校生時代)によく聴いていた、谷山浩子さん、遊佐未森さんのアルバムです。このお二方の歌は、文学作品のようで好きでした。
遊佐未森さんを知ったきっかけは、当時、谷山浩子さんと似たようなカテゴリーで語られていたためでした。
谷山浩子さんを知ったきっかけは、若くして亡くなられた漫画家、みず谷なおきさんの人気作「人類ネコ科」でした。この作品のヒロインの名前「谷山舞奈」の由来が、「みず谷なおきさんが大ファンであった谷山浩子さんがとてもマイナーだったことから」ということが、「人類ネコ科」の単行本に書いてあったのです。
みず谷なおきさんは、寡作ではありましたが、とても好感の持てる作風をお持ちであり、好きでした。日本の漫画界にとって、惜しい人を亡くしたと思います。
高校時代から名ばかりの浪人時代、専門学校時代にわたっていろいろなコミックスやコミック誌を集めていましたが、当時、学研「ノーラ」(長谷川裕一さんのSF傑作「マップス」などを生み出した誌です)、新書館「ウィングス」(いまほど女性向けではなかったです)などの月刊誌を特に気に入っていました。ノーラのアンケートに僕はいつも「みず谷なおきさんを連載陣に加えてください」と書いたものでした。
遊佐未森さんの特に初期のアルバムはとてもお気に入りでした。
現時点で僕内部における映画ランキングで第一位である「耳をすませば」(1995年:スタジオジブリ・近藤善文監督)の音楽を手がけた野見祐二さんは、1993年頃、遊佐未森さんのアルバムをプロデュースされたらしいです。
なんとなく、世界は淡くつながっていると思うのは気のせいでしょうか…。
遊佐未森さんのアルバム「空耳の丘」を聴きながら…。
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コメント
ひえぇー.谷山浩子の文字を見つける事が出来るとは驚きだ.
俺はCDは本当に少なくて.レコードだと多くある.コンサートも行った事がある.お客さんが少なくて.
高校生の俺はラジオをよく聞いたんだ.いやぁ懐かしいですぅ.
投稿: HAWK2700 | 2007年5月27日 (日) 13時41分
>HAWK2700さん
驚きですか?(^^;)
やはりマイナーなのかな?
谷山浩子さんって…。(^^;)
僕の脳内では、この方の作る曲や歌は「天才」を感じさせるのです。
投稿: あゆざかけい | 2007年5月27日 (日) 15時11分