映画感想36:フラガール
●フラガール
(Hula Girl)
監督:李相日、脚本:羽原大介
音楽:ジェイク・シマブクロ
演技・振付指導:カレイナニ早川
主演:松雪泰子、蒼井優、豊川悦司、
富司純子、岸部一徳、山崎静代
池津祥子、徳永えり
2006年 日本
とてもすばらしい映画だと思います。
決して「泣き映画」ではないのですが、僕にはかなり「泣きポイント」がありました。泣けました。
舞台は昭和40年(1965年)。福島県いわき地方。エネルギー産業の主役が石炭から石油に変わりつつある中、炭鉱の町は衰退の危機にありました。そこで「常盤ハワイアンセンター」を作って町興しをしようということに。
実話を元に製作されたそうですけれど。もうそれはさておいても、映画としての完成度はすばらしいです。笑いあり涙あり。エンタテイメントとしての映画という意味では、王道を貫いた傑作だと思います。
良い映画として人に勧めるのであれば、最も適した作品のひとつだと思います。観て損はないです。
先に紹介した「夜のピクニック」や今回の「フラガール」 いずれも地域の人々が作品製作にかかわり、みんなで作品を支えているという雰囲気を感じます。こういう映画が多く生まれるなら、邦画は決して洋画に負けないでしょう。
今回はレンタルで観たのですが、製作の舞台裏映像が付いたスペシャルエディッションも買って観たくなりました。
(視聴形態:自宅でDVD)
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コメント
フラガール良かったですか!僕も借りよっと!
自分は大学の頃いわき市に住んでましたからね。
警備のバイトで常磐ハワイアンズにもいった事もあります。
投稿: はじめ | 2007年5月 5日 (土) 18時26分
>はじめさん
そうですか。いわきに住んでいたことがありますか。でしたら、必見だと思います。何でも「フラガール」については、地元では大盛況だったそうですから。
「硫黄島からの手紙」も今度観てみますよ。
投稿: あゆざかけい | 2007年5月 6日 (日) 15時26分