少数意見が封殺される怖い時代
あまりここで政治的なことは言いたくはないのですけれど、ちょっとだけ言わせていただきます。いやいや今回の国会ときたら本当にひどいと思いますからね。
多数決がすなわち民主主義だなんて、もしもそう思う人が多数に上るのであれば、それだけ日本の民度は低いと言わざるを得ません。多数決ありきではないのです。最終手段が多数決であるということであって、可能な限り「全員一致」を目指すのが民主主義であると僕は思います。
確かに前回の総選挙では、郵政解散に伴う「劇場」が繰り広げられ、与党が圧勝しました。結果して、与党は数で圧倒できるようになりました。それを許した国民が悪いとか、いろいろと言い方はありますけれど。でもですね。選挙で圧勝したからと言って、何をやっても許されるということではないのでは?
さて、夏休みにずれ込んだ参議院選挙。
日本国民の民度が試されますね。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
こんばんわ。
先程、コメント有難う。
いよいよ、今月の29日、「参議院選挙」ですね。
自分は、一応行く予定です。
あゆざかけいさんは、どうですか?。
投稿: H・K | 2007年7月 1日 (日) 20時14分
あゆざかけいさん、初めてコメント書かせてもらいます。
「少数意見が封殺される怖い時代」全く同感です。
でも残念な事に民主主義の国において、政治家と国民は同じレベルなのですよ。
私達が選挙で選んだ人達なのですから。
今度の選挙は、私達国民のことを真剣に考えてくれそうな候補者を選びたいですね。
自分の未来を守るために、是非政治に関心を持って下さい。
投稿: 優しい光 | 2007年7月 1日 (日) 22時22分
こんばんは
小学生の学級会の見学をしてほしいですね、国会議員のセンセイ方(笑)
反対しているほうももっと頭よくなってほしいわ。。。
投稿: でつ | 2007年7月 1日 (日) 23時46分
大多数の意見で国の方向性を決めていく。
それが政治ですね。
意見のぶつかり合いがあって、それが修正不能なぶつかり合いであった場合、より満足する人間の多い方を選ぶ。
少数意見は参考にされるが、必ずしも反映されるわけではない。
ここらへんが基本的な考え方だと思います。
(たとえ、スイスのように、直接政治が導入されたとしても納得できない人は必ず出るので、その人の意見は参考にされたとしてもその人が納得するまで説得する、ということはされないと思います。たとえば、町内会のゴミステーションの場所決めとかですね。)
ただ、今回のケースでは、最初っから「調停」「調整」「話し合い」する気が全然なかったまま、強行採決ですから、数の暴力ですね。
しかし、そういうことをする人たちを選んでしまったのですから、結局は、選挙民の責任でしょう。民度が低い、と言ってはそれまでですが、しっぺ返しをしない選挙民が少なすぎるのは、いったいどういうことなんでしょう。
自民党に対して、適切な反論・反対意見・反対議案を提出できる政党がいない、というのは、情けない限りです。
(もしかして、優秀な政治屋は、みんな自民党に吸い上げられたのかな。残りカスが民主党とか社民党とか、そういうことなのかな。そうだとしたら、ちょっと解決しない問題なのかも。)
投稿: くりにゃー | 2007年7月 2日 (月) 06時34分
憂もいつも思います。なんで【羽交い絞め】【口ふさぎ】なの・・・って。
議会って、「こうしたらいいと思う」ってことをそれぞれ出し合って、意見の合わないところはどうしたら折り合いが付くのかなってお互いに探っていく場だと思っていました。
あぁ、国のお偉いさんがこれじゃぁ、【未来に希望が持てない人が増える】→【日本の国そのものがうつ病になってく】・・・そんな気がしちゃいます。
暗いコメントですいません(汗)。
投稿: 宇都宮憂 | 2007年7月 2日 (月) 11時05分
お返事です。
>H・Kさん
体調が悪いなどの理由がなければ投票には行きます。せっかくの権利ですから。
>優しい光さん
いらっしゃいませ。
世の中を変えるのはやはり政治なのだと思います。投票率が5割そこそこという状態をどうにかしないといけませんね。
>でつ さん
学校のHRの方が、よっぽど民主的な気もしますね。
野党も「罷免決議案」ばかりではなく建設的な意見を言って欲しいですね。
>くりにゃーさん
本当の野党というか、対抗できる人たちが何故か少ないですね。タカ派ばかりになって怖いですね。
>憂さん
本当にそういう負のスパイラルになりそうで怖いというか、すでになっているような気がしますね。
投稿: あゆざかけい | 2007年7月 4日 (水) 21時47分