書店めぐり雑感:C*N25 C-NOVELS 創刊25周年記念アンソロジー
昨日のこと。帰りがけに書店に立ち寄ったら、新書のコーナーに異様な物体を発見しました。本です。新書です。しかし厚さが普通じゃないです。優に普通のノベルズ新書三冊分はあると思われます。5センチはあります。うわー持ちにくいし読みにくそう。…と思ったけれど。ちらりとページをめくってみたら、その場で購入が決定。その本を持つと他の本を持つ余裕がないです。そういった意味では書店に迷惑な本かもしれません。
いやー。
何といっても表紙をめくった瞬間に飛び込んでくるカラー絵口が、もう最高ですね。見開きで右が鈴木理華さん、左が沖麻実也さん。それぞれ、茅田砂胡さん原作の挿絵を描いている方です。
鈴木理華さんが描いた魔法使いの扮装をしたダイアナ、とその後ろには着ぐるみのリィとそのお世話をするシェラくんがいます。
そして、そして!
何といっても沖麻実也さんの描きおろしのデルフィニア戦記バージョンの、ウォル、リィ、シェラの揃い踏み。もうその絵を眺めたいという理由だけで買いました。税込み1680円です。
かなり分厚い本ではありますけれど、茅田さんが占める割合は高めです。まあ出している冊数が多いですからね。巻末にデルフィニア戦記外伝「がんばれ、ブライスくん!」もあるし、巻中には鈴木理華さんの描きおろし「クラッシュ・ブレイズ・コメディバージョン」(コミックス)もあります。まあこれらは原作を知らないとまったく面白さがわからないところが痛いですけれど。
僕としては巻頭の口絵でやられました。
(中央公論新社:C★NOVELS 編集部刊)
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