書店めぐり雑感:図書委員会の思い出…。
購入したのはけっこう前だけれど、
以下のコミックスがある。
●共鳴せよ!私立轟高校図書委員会
作者:D・キッサン
出版社:一迅社 ZERO-SUMコミックス
1巻~2巻(続巻)
「コーセルテルの竜術師物語」(石動あゆま著)などで個人的に好きなZERO-SUM誌に連載されている4コマである。ゆるゆる文化会系4コマ。
購入して読んでみた当初はあまりインパクトを感じなかったけれど、じわじわと笑えるということに、最近になって気がついた。
図書委員会とは、普通の人もいるけれど、一定の割合でコアなオタクが必ず存在するのである。(断言)
かくいう僕も、実は高校時代に図書委員会に入っていた。図書委員長までやった。(上記コミックスに出てくる委員長とは大分違うと思うけれど)
・中学時代 2年~3年:陸上部
・高校時代 1年:陸上部
・高校時代 2年~3年:図書委員会
かなり突飛な変遷を辿ったと自分でも思う。
図書委員会は委員会なのだけれど、かなり部活動に近いノリがあるものなのである。
この委員会の役目は、一言で言うと「図書館の運営維持」 司書の先生のサポートをするのだ。ところがやっていることは、図書館からの新聞を発行したり、自分たちが読みたい(というか広めたい)本を仕入れたり、図書館の閉館の時に流すBGMにひそかな自己主張をしてみたり…。文化祭で出し物もする。
司書室は図書委員の溜まり場となり、一種独特の雰囲気を醸し出す。何故か漫画研究部のメンバーがかなり居る。
そういう個人的な経験もあいまって、この作品に、まさに共鳴する部分がある。(まあもちろん、僕の経験とかなり異なる部分もあるけれど)
上で「図書委員会に入っていた」という表現は厳密には違う。図書委員はクラスで1名という委員会なのだから。しかしながら、大体メンバーが固定化される。不思議な委員会なのである。
…。
今日の外出は夕方に歯医者に行くだけだった。帰りに書店をぶらついた。
コンピュータ関係、パソコンではなく情報システム開発関係の本には、いつも目が行く。衝動買いしたくなるのを抑える。好きで読みたいという動機ではないから、買っても読まない場合が多いのだ。
システム関係の本は取らずに過ごしたけれど、日本語関係のエリアで発見した「間違えると恥ずかしい日本語500」という本を衝動買いしてしまった。その後、以前にもブログで紹介した「中学生からの作文技術」(本多勝一著)を読み返したくなったけれど、探しても無い。まだまだ僕の住まう部屋は治療が必要であるようだ。ああまだまだ死んでいる部屋だなぁ。
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コメント
おはようございます
小学校の図書室の運営は主に保護者のボランティアです。貸し出し・返却は5年生のボランティアも参加しますが、今は個人バーコードがあってPC管理なんです。
ボランティアは本の補修や整理、新着図書の案内なんかしていたかな。(といってもここ2年ほどはしていませんが)
中学でも似たボランティアがあるそうです。
検索もPC,カードで探す時代はとっくの昔になってしまったようです。
投稿: でつ | 2007年12月 2日 (日) 06時12分
私が納品したシステムも、図書カードのデータベース化と貸し出し管理ソフトでしたね。ISBNコードや雑誌コードから、MARCデータベースをダウンロードしてきて、書誌が表示される代物でした。
さすがに家庭に導入するものではないですけれど、図書館ではよく使われるソフトみたいです。
投稿: くりにゃー | 2007年12月 2日 (日) 10時48分
俺も,図書委員だった.仲の良い奴が図書員だったり,図書館に来るメンバーはみんなそういう感じだったので,俺も仲間に入れろと強引に当時の図書委員に代わってもらった.
面白かったわ.図書委員会は面白い奴が多いのだけれど,言うは達者で実行が伴わない奴らだったはず.
俺が行って,何かをしたんだ.
好きな本を朗読して盲学校に寄付するとか.俺は谷山浩子ちゃんの童話を朗読してカセットテープがどこかに送られただろう.
投稿: HAWK2700 | 2007年12月 2日 (日) 12時36分
私も中学の3年間と高校の1年間は図書委員でした。カードを作るのはもちろんですが、新品の本を長持ちするように開いたり、透明のビニールカバーをつける作業もやってましたよ~(^^) 楽しかったです。
投稿: かな | 2007年12月 2日 (日) 20時46分
わたしも中学・高校と図書委員をしていました。中学では暖房機の加湿器にしょ○べんいれるやつとかはちゃめちゃでした。でもいろいろな人がいて面白かった。もうそういう経験ができないんだとしみじみ読ませていただきました。
投稿: たかでん | 2007年12月 2日 (日) 21時18分
お返事です。
>でつ さん
それは驚きです。
小学校(中学も)の図書館の運営に保護者ボランティアですか。僕らの頃にはなかったと記憶しています。昨今の親御さんは大変ですね。いや、本当に。
そうですね。今はもうシステム化されているんですね。僕らの頃はカードでした。
>くりにゃーさん
なるほど。いまや司書室には図書館のシステムの端末があったりするんでしょうね。それでも図書委員は昔も今も変わらない気がします。
>HAWK2700さん
そうですね。面白いというかクセのあるというか、そういう人が何故か集まりますね。図書委員会。盲学校で朗読ですか。そういえば、いろいろ他の学校に取材とか行ったなぁ。いろいろ活動していましたね。
>かなさん
そうそう。本に透明のカバーをつけるんですよね。あれがけっこう難しくて…。持ち出し禁止の本には禁帯出のシールを貼ったりしましたね。
>たかでんさん
うわー。加湿器に…ですか。それは過激ですね。
でも確かにいま思うとそれなりに楽しかったですね。
あの頃には戻れません。切ないですね。
皆様コメントありがとうございました。
投稿: あゆざかけい | 2007年12月 2日 (日) 22時11分