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2007年12月 1日 (土)

不気味なアップデート。(Windows Genuine Advantage / Office Genuine Advantage)

 いま使用しているPC四号機は10年近くも前に買ったものである。購入した当時のプリインストールOSはMS-Windows98だった。それにMS-WindowsXP Professional(無印)を単体で購入してインストールした。また、HDD等が明らかに不足していたのでSCSIと古いUSB(ver.1.1)でゴテゴテ拡張した。いろいろあって現在はWindowsXPSP2環境になっている。ちなみにインターネット接続環境はいまだにナローバンドである(ウィルコムのPHS。最大64Kbps)。細い回線でSP2にアップデートするのはけっこう大変だった。

 Windowsには自動更新機能がある。これに関しては賛否が分かれているらしいけれど。
 昨晩も自動更新が動いた。何が入ってきたかというと、以下のプログラムのようであった。

●Windows Genuine Advantage (WGA)
  (正規 Windows 推奨プログラム)
●Office Genuine Advantage (OGA)
  (正規 Office 推奨プログラム)

 海賊版を抑止するためのものらしい。

 僕の環境は、まずOSに関しては胸を張って正規版と言える。単体で買ったものだし。
 しかしオフィスについては、微妙だ。もの自体は正規版と言えるけれど、ライセンスがはなはだ怪しい。実は会社のPCに入れているものをインストールしたからだ。今でこそ情報漏えいの問題もあり「自宅での業務は絶対禁止」というルールになっているけれど、数年前までは自宅で持ち帰り残業なんて、当たり前だった。会社の仕事にしか使用しないので、会社で購入したライセンスを自宅で使っている。
 まあ、いまであればオフィスを消してしまっても良いのだけれど。

 でも、そもそも今回の更新は、ちょっと不気味だ。
 そのプログラムは「個人のPCの中をチェックして情報をマイクロソフトに送って、その内容によっては、こちら側の動きにまで影響を与えかねない」動きをするように思えるからだ。
 個人を特定できる情報は集めないと言っているけれど。

 なんだか不気味だなぁ。不安だなぁ。

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コメント

私も最近ブログ始めました。よろしくお願いします。

投稿: ずーさん | 2007年12月 1日 (土) 14時35分

私も自動アップデートに関してはかなり疑問です。Microsotfは一応信用するとしても、PCメーカーやプロバイダの遠隔操作は全然信用してません。

ナローバンドは速度が乗らないから大変かも知れないけど、PCをウィルス感染させたい(^^;(試してるそうです)知人の話だと、ナローバンドで5年程使ってるけどウィルス感染しないんだよね~って(笑)。安心して使っていいんじゃないでしょうかね~?(^^)

投稿: かな | 2007年12月 1日 (土) 17時12分

追記です。その知人の話だと、ナローバンドでは入り込めないような重いウィルスが多いんじゃないかと(^^; 何やってるんだか(苦笑)

投稿: かな | 2007年12月 1日 (土) 17時14分

お返事です。

>ずーさんさま
 どうもこんにちは。
 こちらこそよろしくお願いいたします。

>かなさん
 ウィルスに感染させたいとおっしゃっている知人の方は、かなり危険な状態にあるのでは、と思います。近年のウィルスもしくはその類のソフトは、それなりに高度なものになっているはずですから。
 ナローバンドでも、たとえばブロードバンドでは1分のところが1時間になったりするだけで、時間をかければ重いものも落ちてきてしまうのですよね。(--;)
 確かに、ブロードバンドでも何十分もするデータ量であれば、ナロー環境では何時間~何十時間もかかりますから、確かに落とせないですけれど…。
 いろいろなお話をありがとうございます。(^^)

投稿: あゆざかけい | 2007年12月 1日 (土) 20時41分

Genuine かどうかを判定するデータベースがMS側にはあるようです。
プロダクトキーやシリアルナンバーをMicrosofot Updateの時に、MS側に送ることで、その「ブラックリスト」に乗っているキーの場合、更新データを送らない(updateできない)ようにする仕組みが備わっているようです。

うちにも、出所不明なWindpowsXPがありますが、それは一体何枚のコピーがされたものなのかわからない代物ですが、これでインストールすると、Microsoft Updateのときに「正規品をご使用下さい」旨のメッセージが出て、SPをあてることすらできません。

会社向けライセンス(Selectとか)のライセンスパッケージの場合は、ひとつのシリアルキーで複数のPCにインストール可能ですが、これを不正に社外に流出させて販売するダウンロード販売サイトなどのものがひっかかることが多いらしいです。

MSとしては、正当な行為と判断します。不正に儲けようとしている人たちと、それを利用する人たちが、正規に金を払っている私たちと同等のサービスが受けられるのでは、正規に金を払うことが馬鹿らしくなりますから。

投稿: くりにゃー | 2007年12月 2日 (日) 10時44分

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