« 映画感想40:トゥモロー・ワールド | トップページ | 2008箱根駅伝。 »

2008年1月 2日 (水)

今日の日記:あまり元気は出ないけれど…。

 僕の住んでいるところは、東東京のちょうど住宅地と商業地が混じっている領域で、少し都心方向に行くと、すっかり都会の色が濃くなり、逆の方向に行くと、都心から近いベッドタウンの色が濃くなる。
 複数の商業施設に歩いて数分で行けるので、便利ではあるけれど、ちょっと出るとそこには「人ごみ」がある。

 午前中はあまり活動できず、お昼くらいから、先日TSUTAYAで借りたDVDのうちの1本を観る。たまたま両親が出かけたのでリビングにある大きめのTVで観ることにした。観想は前述の通りで、あまり冴えない。

 …。

 ところで、ここのところ元気がない。
 (もともと元気な方ではないけれど)
 なかなか頭から振り払えない言葉がある。たぶんそれが遠因にある。
 言葉というほどの明確なものでもないか。とにかく、それは昨年の仕事納めの会で、ふと耳にした言葉だった。明確に僕に向けられたわけでもないし、特段誰かを責め立てるものでもない。それでも、気になってしまう。

 僕がたまに記事にしている、心配している3年目になる後輩社員とは同期にあたる後輩社員がいる。彼は今では保守チームに溶け込み、後輩もできて、周りからも重宝がられて、活躍しているようだ。
 昨年途中に他の部門から異動してきた人と職場の文化というか仕事のやり方が違うという話になって、「こっちでは契約関係から実業務まですべて担当者が一連で行う」という話になった。その流れで、3年目の彼がふと言っていた。「僕が新人だった3年前はきつかった。普通1年目に納品とか受発注とかやらせないでしょ」
 内容的には異論があったけれど、3年前、つまり僕がリーダーを拝命していたときの状況は、確かに、いろんな意味で過酷だったことは事実なので、黙って聞いていた。

 彼の僕への心中はわからないし、安易に洞察するべきではないと思う。けれど、若手なら誰しも一度は思う、諸先輩に対する非難が見え隠れしているのはわかった。
 誰しも思うものなんだ。僕も思ったし。
 多分、今の彼はそういう状態なんだろうと思った。
 また、深読みすると、彼にとっての同期の社員が、あまり安定していない状況にあることも、そういう発言をさせているのかもしれない。

 彼と再び一緒に仕事をすることがあるかどうかは不明だが、そうなったときに、彼の思いを受け止められるか。それはわからない。
 受け止められなければ、失望を生むだろう。

 …そういうことを考えてしまうと、
  なかなか元気も出ない。

 時間は戻らない。
 僕は今後の行動で失った信用を取り戻すことしかできない。時間はかかるだろうけれど、耐えながら、地道にやって行くしかないだろう。

|

« 映画感想40:トゥモロー・ワールド | トップページ | 2008箱根駅伝。 »

コメント

ちょっと敏感になりすぎてるかなー。
それがあゆざかさんの会社のしきたりならば、その言葉はあゆざかさんに向けられたものではなくて会社に向けられたものだと理解するべきだと思うし。
確かに新人に納品までさせるのは過酷かも知れないけれど、サポートに先輩がついているのも事実だろうし、修行としての納品業務ならば、それは受けなければいけないのが御社の流儀なんだろうと思う。
別段、あゆざかさんが仕事を丸投げして押しつけたというわけではないのだから、あまり気に病む必要はないと思うんだけど。
今では戦力になっているのでしょ?その修行の成果なんだと思うし。必要なことだったんだと思います。
あまり深刻に考えすぎない方がいいと思います。
そして、あまり完璧な先輩であろうと思わない方が、この病気にとってはいいことのように思います。あゆざかさんが完璧主義者でないことを祈ります。

投稿: くりにゃー | 2008年1月 2日 (水) 21時45分

こんばんは

あの1年が今の自分を作ってくれた、新人のときの踏ん張りが今の礎となっている、そんな自負なことばに読めるのですが、雰囲気はもっと違ったのかな?

ご自身についてもちょうど年代的に微妙なんでしょうね。(主人も立場的に微妙だって言ってました)
自分のことだけで埋め尽くしましょう

投稿: でつ | 2008年1月 2日 (水) 22時28分

言葉って難しいですね。

僕も失った数年は戻ってこないと感じるときがあります。しかし、逆にそれがあるから得られているものも多いと感じています。

一言一言に揺れ動いてしまう、そのセンシティブも大切だけど、時には、フィルターで不感帯を効かせたい、そんなことを感じた時期もありました。


投稿: bjg | 2008年1月 3日 (木) 02時17分

お返事です。

>くりにゃーさん
 お気遣いありがとうございます。理性ではわかっているのですけれど、なかなか難しいです。
 いま戦力になっているのは、つらい思いをした時期があったから。そう気付くのはもっと先でしょう。それが歯がゆいです。

>でつ さん
 もう僕らの年代だと、後輩もいっぱいいますからね。若手からの突き上げほどこたえるんですよね。
 おっしゃるとおり、まずは自分ですよね。

>bjgさん
 そうですね。失ったものもあれば、代わりに得たものもある。そう考えて、前向きに考えようと思います。
 心のフィルターも、まだまだ弱いですけれど、徐々に強くして行かないといけませんね。

皆様コメントありがとうございました。

投稿: あゆざかけい | 2008年1月 3日 (木) 16時29分

この記事へのコメントは終了しました。

« 映画感想40:トゥモロー・ワールド | トップページ | 2008箱根駅伝。 »