メンタルヘルスに関する理解なんて、そんなものだ。
夕方の疲れ具合とか、いろいろなことを第三者的に振り返ると、なかなか外見からは判断できないけれど、調子はまだまだよくはないんだと思う。打ち合わせが多かったり忙しかったりした日の帰り道は、けっこう不安定な状態に陥る。独り言を言ってみたり、傍から観れば怪しい人物かもしれない。
本当はメンタル系に限った話ではないのだけれど…。
心身の状態が悪いことは外見からはまったくといって良いほど、わからない。
やっぱり自覚は必要なんだと思う。
それを踏まえたうえで、行動をしないといけないのだろう。「言うは易し行なうは難し」だけれども。
僕が出ていた打ち合わせではないけれど、たまたま聴こえた打ち合わせの中で、とあるマネージャーが「それは(言っていることが)精神分裂症だよ」などと言っていた。
心の中で、「そういう言葉を使ってはいけませんよ。大体、意味が違っていますよ」と突っ込んでみる。
そういう誤った使い方が横行するから、その病名は統合失調症という名に改められたのだろう。
メンタルヘルスに関する理解なんて、そんなものだ。
人を指導して権限まで背負っている役職の人の認識でさえ、そんなものだ。
基本的には無理解である。
そういう見方をしないといけないんだろう。
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コメント
こんばんは
>メンタルヘルスに関する理解なんて、そんなものだ。
人を指導して権限まで背負っている役職の人の認識でさえ、そんなものだ。
・・・・今、専業主婦をしており、こころの病気である私にはビックリの事実です。あゆざかさんのほうが、メンタル面に関してご理解なさっておられますね。私には理解してくれる主人がおりますので、あんまり刺激的な言葉を聞くことはないのですが。ストレス社会には、たまりませんね。どうか、ご自愛ください。
投稿: hiroko | 2008年1月30日 (水) 23時35分
うちの会社は、役職者向けにメンタルヘルスの講習会を開きましたが、病気って成って見ないと、ホントの所は分りませんからね。講習会に出た上司は、何でも良いから相談に来てくださいって言ってたけど、ん~(-_-ゞ
投稿: しん | 2008年1月31日 (木) 01時06分
おはようございます。
確かに会社でもメンタルヘルスの講習などはしているみたいですね。でも、聞きかじりの知識ではどうしていいかわからないというのが本音のようですね。「温かい無関心はありがたい」とはお話したことがあります。
主婦の世界の方が怖いかな。。。
一歩離れたら何を言われているんだか。
投稿: でつ | 2008年1月31日 (木) 06時21分
…そんなものですね。昨年末、心理カウンセラーの基礎講座に行ってみましたが、カウンセラーを目指す人たちでさえ、メンタルヘルスに関する知識などまるでなく、先生もご自身が患ったことがないせいか、よく理解されていないご様子でした。もちろん、そんな講座は継続しようと思いませんでしたが…。
日本も海外のように、心療内科や精神科をもっと身近に活用できるような風潮になっていくと、私達も生活しやすくなるのかも知れませんね。それには今患ってる私達が少しずつでも動くしかないような気もしていますが…。
投稿: かな | 2008年1月31日 (木) 08時07分
こんばんは。(^^)
統合失調症に関しては、統合失調症の治療中の友達ができるまで、私も誤解していた部分があるので、人の事は言えません。でも、ろくに知りもしないことを、そうやって軽々しく口にしてはいけないことくらい、子供でも分かること。マネージャーさんの発言、頭にきますね。
投稿: まりも | 2008年1月31日 (木) 18時32分
おー.そんなものだ.現実はそんなもんだ.
でも,あきらめるわけにも行かないんでなー.
こちらは簡単に落ちるわけにも行かないからな.
現実は受けとめて.しっかりなー.
俺な.喘息なんだけれど,有名なんだけれど,やっぱり苦しさはなってみないと分からないものでな.うつと比べると喘息の方が苦しいぞ.俺はそうだ.
ただ,どちらの病気も,死んでも良いかなとは思うのは一緒だ.
投稿: HAWK2700 | 2008年1月31日 (木) 21時19分