MS-WindowsXP高速化…した気分。
かつて大昔、NEC,PC-9801シリーズがPCだった頃は、いろいろ環境をカスタマイズしたりしたけれど、今はそういうの面倒。基本的に何もいじらない方がトラブルの際には却って良かったりする。
しかし、稼動10年目であるマイPC四号機くんは、とても遅い。もともとXPのような重厚なOSを載せるスペックではない。購入当時はプリインストールOSはWin98無印(非SE)だった。
CPU: Intel Pentium II (350MHz)
RAM: 128MB -> 増設して384MB PC100準拠
HDD: 内臓6GB -> 外付SCSI: +2GB,+80GB
数年前、コレに後から内臓HDDの6GBを2GB+4GBにパーティション分割。もともとのWin98環境を 2GB(C:)に残し、4GB(D:) にWinXPを入れた。
SP2対応などをした結果、4GB中、Windowsフォルダが占めるサイズが3GBにもなっている。もはや仮想記憶用ページファイルすら配置できない。
Windows標準のデフラグツール(ファイルやフォルダの断片化を最適化するツール)は同一ドライブに空きが15パーセント無いとダメらしい。300MBくらいは空いているのに実行できないの? ディスク全体のフラグメント(断片化)解消だなんて、そんな大仰なことはいらないんだけれど。
…というわけで、下記のことを実施。
多少は改善された気がする。
1.レジストリバックアップ
使用ツール:ERUNT
英語版ソフトだけれど、大丈夫。簡単。
2.レジストリの無効情報の削除
使用ツール:EasyCleaner + CCleaner
3.レジストリの最適化
使用ツール:NTRGOPT(ERUNTに付随してくる)
でも期待したよりは削減効果はなかった。
4.無駄なスタートアッププログラム/サービスの停止
使用ツール:SS Guardian
ネットワーク関連のサービスは無駄な上にセキュリティ
上の問題がある。
これは案外、地味に効いて来ると思われる。
5.D:ドライブ(OS格納ドライブ)のデフラグ
先に書いたとおりの理由から標準のデフラグは使え
ない。代わりにコマンドライン版の contig を使う。
(contig はマイクロソフトのサイトから落とせる)
このツールの良いところは指定したファイルだけ断片
化を解消してくれて、断片化されていないファイルは
いじらないこと。それとコマンドラインで実行できる
ということ。デフラグとかチェックディスクとかは、
GUIである必要性もないし。
下記が実行時のイメージ。
実施前は、標準デフラグによる「分析」の結果は、
「最適化してください」だった。
contig -s D:\*.dll ←DLLファイルのみ個別に最適化
Summary:
Number of files processed : 6123
Number of files defragmented: 88
Average fragmentation before: 1.14078 frags/file
Average fragmentation after : 1.01731 frags/file
contig -s D:\*.exe ←EXEファイルのみ個別に最適化
Summary:
Number of files processed : 1796
Number of files defragmented: 32
Average fragmentation before: 1.0941 frags/file
Average fragmentation after : 1.02394 frags/file
この後に、標準デフラグによる「分析」を行うと、
「最適化の必要はありません」だった。
実行時間も短かった。(数分)
やはり直接的な効果はデフラグが一番高いと思う。
ああ、五号機も後日同じことを行って整理しないと。
(--;)
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