入門Subversion ファーストインプレッション(一次感想)
●入門Subversion Windows/Linux対応
著:上平哲 出版社:秀和システム
昨日さらっと読んで、今日の午後から実際にこの本の内容に沿ってやってみた。Subversion (1-4-5 版) も落としてきたけれど、スタンドアロンで使うだけならば、TortoiseSVN (1-4-7 版) だけでできる。その意味では、TortoiseSVNは単なるSubversionのクライアントではなく、SVNそのものの機能も持っていることになる。
そのあたりの情報が今ひとつ少ない気がする。この手のソフトウェアは、使う人はまず一般人ではないから、良いのかな? でも、なんとなく「空気を読め」というのは悪しき習慣だなぁ。
この書物は、そういう意味では貴重な本かもしれない。ネット上には「バージョン管理システムとは」とか「Subversionとは」とか「TortoiseSVNとは」とか、決して多くはないけれど、探せば文書はある。しかし、それを読む際にも前提というものがある。この本では、そういう「さわり」を体験できる。本当にこの本に書いてある通りにやれば、体験できる。
日本語の文書としては、かなり癖があるというか、うるさい人には突っ込み所が多いと思われる文章ではある。(例:全編を通じて「話し」という表現になっていたり。厳密には「話」が正しいはず)
でも、Subversion(TortoiseSVN)では何ができて何ができないのかという部分は、わかるように書いてある。
しかし、日本の基幹系業務システムの世界で、どう適用できるかなぁ。難しいところ。リポジトリに格納(コミット)する際に、ファイルのタイムスタンプが変わるのも、どうなんだろうか、と思う。もしかして、そんなの当たり前? いろいろ勉強しないといけないなぁ。
エクスプローラの「名前の変更」「削除」などのメニューと、TortoiseSVNの「名前の変更」「削除」などのメニューとの、機能的な違いがまだよくわからない。実験してみればよいのかな?
明日以降、続きをやる予定。
Windows環境で触ってみたいけれど、今ひとつ基本的な部分、もしくは感触がわかっていない、という人には適合している本だと思われる。
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