今日の特報首都圏を観て:それはたまたま強者で居られたというだけだ…はびこる格差。
たまたま観ていたTV番組には考えさせられた。
他人事ではないと思えた。
毎週金曜日、月~木曜の「クローズアップ現代」に代わって、「特報首都圏」が放映されている。今日のテーマは「定年後 再雇用の壁」だった。
いつの間にか年金の支給開始年齢が65歳に引き上げられ、それを補完するために65歳までの再雇用の制度ができたわけだけれど、実際にはすべての希望者が再雇用されるわけではない、という現実。
三十年近くにも亘って会社に勤め上げた人たちに対するあまりにも厳しい現実。こういう現実を見せられると、本当になんだろうこの社会は? と思う。先進国だなどと言って良いのか、とも思う。
競争原理? 自己責任? それは常に強者で居られた幸運の星の人だから言えることだろう。そう、そういう人は強者で居られただけに過ぎない。紙一重なんだろうと思う。
僕なんかも、一度病気で長期に休んでいる事実は消えないので、そういう基準で見られれば、真っ先に落とされる対象だろう。
こんなことを言っている僕でさえ、誰かにとっては強者に見えるのだ…。やりきれない。
昨今の後期高齢者医療保険の問題といい、なんだろうなこの社会は?
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コメント
こんばんは
そもそも、65歳定年にすると雇用が継続するけれど、60歳で一度定年を迎え、再雇用という形をとるだけでも会社にとっては人件費も削減できるんですよね。
あまり悲観せず、私たちの世代の頃には人口は減少し、労働力としては雇用先はまだあるんじゃないかな?わからないけど。。。コンビニなどの深夜バイトは今、中国人留学生が重宝されているとか。
投稿: でつ | 2008年4月18日 (金) 21時49分
私達が老人になった頃、どんな社会になっているのでしょう?ニュースを観ていても、不安になりますよね。
投稿: hiroko | 2008年4月19日 (土) 11時38分
お返事です。
>でつ さん
どもども。
うーん。昨日のTVでは、60歳になって肉体労働やらされている現実があるみたい。しかも安い時給で。コンビニ店員も実際にはとても大変らしいですね。
>hirokoさん
本当にそうですよね。
くらいニュースばかり続きますし。
明るい未来が欲しいです。
皆様どうもです。
投稿: あゆざかけい | 2008年4月19日 (土) 20時14分