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2008年4月 2日 (水)

バージョン管理を Subversion でやろうとしているけれど…。

 Subversion ってバージョン管理ツールとしてはかなりディファクトスタンダードになっているみたいだけれど、ファイルの属性のひとつとして更新日時(いわゆるタイムスタンプ)を保持しない仕様だと、業務システムの中で使うのは、つらいのではないかな?
 考えれば考えるほど、その思いは強くなり、このツールを使用するメリットに疑問符が浮かぶ。

 こんなことを言うと、馬鹿だなとか、古いなとか言われそうだけれど。でも、それでも、考えてもみよ。プロダクション環境に配布されているファイルがデバッグ環境のものと同一のものであるということを確認する手段としてのタイムスタンプは、今でも重要なんじゃないの? ああもちろん、タイムスタンプだけで確認ができるなんてことはないよ?

 なんというか、「デバッグ環境」とか「プロダクション環境」とか、そういう言葉を使う現場を、そもそも想定していないんじゃないのかな。

 次期メジャーバージョンでは、タイムスタンプ対応ありとの情報もあるけれど。(1.5xで) 今の最新は 1.4x だし、うちの構成管理サーバにインストールしているのは 1.3.1 だし。

 ちょっと日本の基幹系業務システムの開発に適合させるには、生では使いにくいのではないかな? というのが今の本音。ああでも、これを活用することはトップダウンでの指示だからなぁ。

 悩み中。
 何らかの答えが出たら、また書くかもしれない。

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コメント

ファイルの管理属性にリビジョンナンバーを持っているわけではないのですか?
ソースの管理としてリビジョンで管理していけば、構成要素が統一されているかどうかがわかると思うのですが。
足りないかな。
チェックアウトしてチェックインする時に必ず自動的にリビジョンが上がる仕組みなら、ソースの世代管理は可能だと思うのですけれど。
チェックアウトして、メークしてデバッグしたあとは、デバッグ=ソース修正な訳ですから、必ずチェックインするはずだと思うし。そうでもないのかな。そうでないとしたら、デバッグ環境に有用ソースがある、という、ソース管理としては変な状態になってしまう気がするのですが。

投稿: くりにゃー | 2008年4月 6日 (日) 03時53分

UNIXライクな環境で、バージョン管理ソフトが何にも無い状態で、ファイルの新旧を判定するのにヒントとなるのは、ファイル日付。

私も、欲しいと思います。

Subversion 製作者が、実装を取り込む気になるのは、いつだろう・・。

投稿: 通りすがり。 | 2011年3月21日 (月) 17時43分

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