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2008年6月20日 (金)

辛くない範囲で自己啓発。

 いまでは気力が無くてとてもできないけれど、ロールプレイングゲームなどを過去にやったことがある。アレは元来は電子ゲーム形式ではなく、オフラインで実際に人が集まり、ダイスをコロコロやって遊ぶというのが正しいスタイルであるらしい…。まあとにかくRPGだ。たいていキャラクターは何らかの職業を持っている。盗賊とか勇者とかが職業かというと確かに疑問だが…。まあキャラクターが持っている属性ということだろう。活動することによって、レベルが上がって行く。その属性の個性も際立ってくる。
 現実の世界はゲームほど単純ではないけれど、まあ属性を持っているという点では同じだろう。何かを申し込むときに書かされる書類には職業という欄があって、たいていはなぜか「会社員」だとか「公務員」だとか、そんな選択肢だ。「会社員」だなんて幅が広すぎだろうとも思う。実際にはどんな業界でどのようなポジションで働いているかによって、その人の持っている属性がかなり違ってくる。
 自分が持っているその属性に対して、好きか嫌いかとか誇れるかとか、そんなことをちゃんと考えている人は、実際にはあまり居ないだろう。もしも考えたとしたら、結果はかなりネガティブなものになるだろう。実際には辛いことの方が多いから。
 現に僕は長い間、自分の仕事について、辛いだけで嫌いだと思っていた。その思いはいまでもそんなに変わらないけれど、それでも、好悪はさておき、いま自分が持っている属性で、そこそこのレベルに上がってしまっているという事実がある。良くも悪くも…。最近はそれを自覚する機会が多くなっている。
 技術のプロの人に、業務アプリ畑の人の割には技術を知っていると褒められたときは、けっこううれしかった。うれしかったこと自体にも驚いた。

 ここでまるっきり違う方向に転換したならば、またレベル1からやり直し。それはそれでキツい。いまの僕にはそんなエネルギーはない。

 だったら、嫌だという前に、自分が持っている属性を伸ばす方向に行って、辛いこともあるだろうけれども、それなりに力もつけるようにしようかな…。
 そういう思いの表れでもある気がしている。最近、Linux などの話題を書いたりしていることも。自己啓発なんだと思う。いつまでこういう姿勢で居られるかはわからないけれど。

 それに第一、体力勝負ではダメになっていることを痛感するから。今日だって午前中はまったく集中できずに居た。単に仕事の生産性で言ったらダメダメだ。だから付加価値をもっとつけないとなぁ…。そんな思いもある。

 前向きなんだか後ろ向き何だかわからない。
 とにかく、辛くない範囲で自己啓発。
 そんな気分。

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