書店めぐり雑感:マルグリートの輪舞曲の感想。
●マルグリートの輪舞曲
作者:茅田砂胡 出版社:中央公論新社
新書 C*NOVELS
「クラッシュ・ブレイズ」シリーズも11巻目です。個人的には今回のような中編が複数ある方が好きですね。
前々からも言っていますが、このシリーズは同じ出版社から出ている「デルフィニア戦記」(全18巻)および「スカーレット・ウィザード」(全5巻+外伝)を最低でも読んでいないとおもしろさがわからないのですが、それでも店頭に山積みされているということは、かなり売れているのでしょうか。
まあ、僕個人としては、このシリーズがこもまま続いてくれて大いにけっこうなのですが、辛口の人も相当いるようです。
僕としては、今回は内容的にはおもしろかったのですが、表紙の絵がいろんな意味で怖かったですね。ここに描かれたお三方のうち、まあジンジャーとジャスミンの両翼は吉としましょう。でも真ん中のリィはどうなんでしょう? と思いました。うまいうまくないの世界ではなく、リィの女性の姿は、すなわち「ディフィニア王国の王妃グリンダ」ですからね。沖麻実也さんのイラストイメージが強すぎるんですよね。鈴木理華さんの絵も好きですが、どうしてもイメージが異なるんですよね。
クラブレの新刊が出る度に「デル戦」を読み返してしまいます。
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