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2008年7月12日 (土)

映画感想43:グラディエーター

●グラディエーター (GLADIATOR)
 監督:リドリー・スコット
 原案、脚本:デイヴィッド・フランゾーニ
 主演:ラッセル・クロウ、
    ホアキン・フェニックス
    コニー・ニールセン
    オリヴァー・リード
 2000年 アメリカ
 2008年 アメリカ(リミテッド版)

 かなり既視感がある作品。けっこう似たような(中世ヨーロッパのコロシアムを舞台にした)作品はある気がする。
 それでも、出来栄えはかなり良い。ラッセル・クロウ演じる主人公マキシマスはカッコイイ。

 僕が観たのは劇場公開版よりも尺が長いリミテッドバージョン。171分もある。長い…。でも、おもしろい。飽きずに観られる。
 監督が「ブレードランナー」と同じリドリー・スコットということで、観てみたわけだけれど、感触としては、まあまあ。BRとは違い、エンタテイメント性は充分にある。正直、斬新さには欠ける。欠けるが、それも悪いことではない。映像にはなかりお金をかけたと思われる。剣などによる殺陣劇は見ものだ。

 何というんだろう。欠点がない。そういった意味では見事な作品。配役や俳優の演技もとても良い。この世界観ならば、話を膨らませて連続ドラマ化もできる気がする。特に剣闘士(グラディエーター)を主人公にしたような作品ならば。

 普通に人に勧められる作品だと思う。人はかなり死ぬし描写もけっこうリアルだけれど、不思議とグロくはない。このあたりは視覚効果を使っているのかな?

(視聴形態:自宅でDVD)

参考:あゆざかけい映画勝手にランキング

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