脱力する。

　悪い予想は当たった。もう前々から手動ビルド環境を整えようとして居るとか、そういう情報を報告してきたのにも関わらず、「定期ビルドは採用しない」と明言したら、マネージャーが騒ぎ出した。
　まあ良い方向に捉えるなら「いま認識のギャップが表面化した。いまで良かった」とも言える。けれど…。脱力は否めない…。誰が悪いとか、そういう問題ではなく。失敗プロジェクトの典型に見えてしまう。

　CI(継続的インテグレーション)は、そもそも大規模なウォーターフォール型開発には向かないと思う。そういう所感は述べさせてもらった。本来ならもっと早期に「試し」をやってみて評価したいところだけれど、そんな余裕が何処にあったというのか。もっと開発支援と構成管理に関心を持ち、助力があったなら…。そういうタラレバは嫌われる。

　言い方は悪いけれど、先に産業医面談で言われたことを思い出した。僕がいま回らなくなるとプロジェクト自体が破綻しかねないと言う僕に対して「じゃあ破綻させてみますか」と。

　まあギリギリのところで、頑張りすぎない程度に頑張りますか…。言いたいことはいろいろあるけれど…。