今日僕が出社した意味は…。
今週は昨日までの3日間でものすごく消耗した感がある。今日はかなり出社したくない気分だったけれど、ちょっと遅めの出社となった。
現在プロジェクトは、今度の土日に予定されているプロダクション(本番)環境での疎通確認(クライアント/各WebAPサーバ/DBサーバを通してみる)に向けて、確認作業が必要だった。構成管理担当の僕としては、本番環境に持ってゆくものが正しいのかが最大の問題だった。各チームの若手をライブラリアンに任命しているけれど、彼らに、いかに構成管理を意識させられるかが、最大の悩みどころである。
昨日、僕が居なかった夕方にあるチームがビルドを実施した。しかし本日、僕がリポジトリを確認したら、バージョン番号が逆戻りしている。Subversionにおけるtagsに作るディレクトリ名をバージョン番号としているのだが、その命名規則が守られていなかった。そこで今日、再度ライブラリアンを集めて認識あわせをした。
若手メンバーは、僕が気にしている部分が、どれほど重要な問題かを、なかなか理解してくれない。少なくともそう感じられてしまう。我慢して、何度も同じことを言い続けるしかない。本番で障害が出たとき、その原因が構成管理ミスだった場合ほど、惨めなことはない。
バグを出すよりも叱られる部分だ。そういうことって、やっぱり一度トラブルが起きて、自分が徹夜したり休日出勤をする羽目にならないとわからないんだろうか…。
構成管理ミスほど、一度犯した後、非生産的なチェックで徹夜したりと、本当に大変な事態につながるというのに…。
ある意味、今日僕が出社した意味はあったようだ。前述したバージョン番号の採番ミスにより、総合テスト環境に適用されたJavaライブラリ(Jarファイル)が古いことが判明した。これが土日になってから判明することを考えれば、今日判明してよかった。みんなは僕のような心配をしていない。これこそが不安材料だ。辛抱して人材育成をして行かないといけないんだろう。けっこう伝わっていない事実にガックリきてしまうこともあるけれど…。
(僕だってJ2EE環境は初めてだと言うのに、Javaの実装を経験し結合テストまで実施している若手ではなく、僕なんかがバージョン違いに気が付くということが…本当に育成って難しいなぁ、とつくづく思う…)
…。
今月末に、プロジェクト大で合宿をすることに決まった。これから5月の運用開始に向けて、構成管理などの課題を検討するらしい。
それに向けた資料なども用意しないといけないようだ。来週には納品作業もあるし、気が抜けないな…。
…。
今週は昨日までの3日間、精神的に非常に切迫してしまっていました。今日になってようやく平静を取り戻した感じです。
皆様におかれては、暖かなコメントをいただき、ありがとうございました。
m(_ _)m
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コメント
おはようございます
人材育成って難しいですね
修正の布石を打っておいて、あえて若手が失敗、自力回復させる、そんな風に自分で痛い目に会わないと危機感を持てないのでしょうか?
投稿: でつ | 2009年2月 6日 (金) 06時35分
お疲れ様です。
そんなに色々任されて大丈夫かと思いますが、
自分の居る意味とか居場所がはっきりしているから、
何とかやって行けてるんでしょうね。
あえて失敗させる必要は無いですよ。
自然と失敗しますから(^^ゞ
投稿: しん | 2009年2月 7日 (土) 03時23分
なんか、JAVA環境って、ビルドがレガシーな言語よりも容易にできる気がします。その分、どんどんとビルドナンバーが上がっていって、モジュールの整合性を取るのが難しいんだろうなぁ、という気がします。
何かうまいビルドツールがあればいいのでしょうけれども。まだ発展途中なのでしょうね。
投稿: くりにゃー | 2009年2月 7日 (土) 13時24分