新年度が始まった…ステイショナリー(2009)他
社会とは不思議なもので昨日とたった一日だけ違うというだけで、別物になってしまう。
数年前に当社の本社機能が都心から現在地に移ってしまったので、新入社員らしき者たちを見かけることは少なくなった。それでも一応当社にも60名以上の新入社員が入った模様である。
しかし僕にはそういった者たちを気にかけている余裕が無かった。
新年度になって、体制が変わった。プロジェクトとしては、去る人もあり来る人もある。こういうときは、特に新規参入メンバーに対するフォローをぐずぐずしていてはダメである。午後、今年度からのメンバーがそろって、今年度の業務の大まかな説明会が開かれた。
先日リリースして、今まさに行われている途上にある、先行店所での運用開始対応、そしてその後の性能評価、導入店所拡大対応などという仕事はある。だけれど、それだけではない。二次分開発が控えていたのである。基本検討、基本設計といったいわゆる超上流工程からスタートとなる。それらを拡大対応と平行して実施して行かなければならないようだ。新しく加わったメンバーは、僕から見て後輩ばかり。それも2年目、3年目が中心だ。うわー、おそらく基本設計なんてやったことない人ばかり。上流工程はただでさえ明確な作業タスクに分解することが困難なのに、若手がメインで大丈夫なんだろうか…。
僕はこれまで構成管理関連を中心に、特定のサブチームには属さず、プロジェクト内を横断的に活動する人間だった。ある意味特殊な位置づけだった。しかし、今年度の体制を考えた場合、昨年度と同じような役割はダメみたい。
今度は3つくらいのサブチーム構成になりそうなんだけれど、そのうちの一つは僕がリーダーやるのかな…? 年次とかいろいろ見渡すとそんな気配がある。
サラリーマンの掟として、そういうのは断れないんだけれど、不安だなー。僕は指揮官には向かないんだけれどな。一度失敗もしているし…。不安だー。
…。
ところで今日になって気が付いた忘れ物。
システム手帳のパーツを更新するのを忘れていた。
一昨年、昨年と、同じようなことを書いたけれど、今年は4月に入ってから買った。あいかわらず、ちょっと高いお値段だったけれど、とりあえず…。
…。
外では春雷が鳴っている。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
指揮官よりも、マトリックス組織の遊撃手ですか。
ただ、昨日も書いたように、サラリーマンとして、今が最も大変な時期かと思います。心も体も潰さない範囲で踏ん張って下さい。
無理と思ったら、一時的な逃避もありかと思います。
そのために、代理の出来る若手を抜擢して教育しておいた方がいいかもですね。
投稿: あんどう | 2009年4月 1日 (水) 23時48分
おはようございます。
立場が人を作るという場合もありますが、向き不向きという見方もあります。
サラリーマンの掟もありますが、よく考えて対応していきたいものです。潰れて困るのは会社ではなく自分自身ですから。
投稿: bjg | 2009年4月 2日 (木) 07時20分
プロジェクトリーダーって、純粋な開発職とは異なった能力が要求されるから、ITとしての適性とはまったく異なった適性があるはずなんですよね。
でも、なぜか、会社は、ある程度の年次が経つと、リーダーにしたがるんですよね。
人生1プログラマー、でもいいじゃないか、とか思うんだけれど、なかなかそう赦してもらえない。
適正な副官を見つけることが必要だと思います。自分をサポートして、場合によってはマネージメントしてくれるような副官がいるとずいぶんと安心なのですけれど。
投稿: くりにゃー | 2009年4月 8日 (水) 21時15分