情報処理技術者試験の日…受けてきた。
今日は半年に一度の情報処理技術者試験の日だ。半年に一度といっても高度試験のほとんどは一年に一度である。
この平成21年(2009年)より、制度が刷新されている。僕が今日受験したPM(プロジェクトマネージャ試験)に限って言うならば、試験実施時期が秋から春に変更になり、想定される人材のITSSレベルが5から4に変更されている。
僕は昨年の秋にひとまず受験し、今回半年ぶりに受験した。本来の僕なりの構想では昨年秋はとりあえずで受けて今回を主眼に置こうと思っていたわけだけれど…。結果的には前回以上に何も準備ができないまま受験を迎えてしまった。まあ僕が年度末の多忙を理由に準備を怠ったというだけ…。
とりあえず下記のすべての試験の問題を持ち帰ることはできた。それは最低限だと思っていたけれど、本当に最低限だった。午後2に至っては体調不良のため、早々に退室してきてしまった。
・午前1:マークシート選択方式(高度全区分共通)
30問中30問必須。50分。途中退室不可。
・午前2:マークシート選択方式(試験区分ごと)
25問中25問必須。40分。途中退室不可。
・午後1:記述式
4問中 2問選択。90分。
・午後2:論述式
3問中 1問選択。120分。
ITSSレベルが5から4に落とされたわけだけれど、僕が感じる限り、問題のレベル感に変化はない。
午前1が高度全区分共通となったことで、出題範囲が広がった。また時間も短くなっている。午前試験については少し難易度が増したと思う。
もっとも大きな変化は、午後1試験の問題数である。今までは4問中3問選択だった。単純計算で1問あたり30分で解かないといけなかった。それが2問選択になったことで、事実上1問あたりに消費できる時間が増えた。午後1試験はこれまでにも、もっとも時間的制約が強い試験だと言われてきた。そこが緩和された形だ。午後2試験はほぼ同じ。設問ごとの文字制限が厳密になったくらいで、問題そのものの難易度は変わっていないと思われる。(今日のテーマは3問とも難しかった気がする)
…ITSSレベルを下げたことで各企業における報奨金などが改訂されたけれど、総じて言うなら、そんなに難易度は変わっていないと思われる。まあ午後1の問題数が減ったことが大きいと言う人は居るとは思うけれど。(確かに大きい)
僕はろくに準備もせず挑んだわけだが、午前試験は手応え的には悪くなかった。しかし昼ごろから風邪のためか、試験のプレッシャーのためかわからないが、頭痛がひどくなってきた。
午後1を何とか回答した頃には、吐き気を伴う頭痛になってきた。結局、午後2は何も手を着けられず、試験開始から40分後の退室可能時間になったら、手を上げて退室してきた。帰途はかなり辛かった。
(午後2をほぼ白紙で回答してきたので、合格の可能性はゼロである)
…。
こういうのは、場数も地味に効いてくるものなので、準備不足ではあったが、受験した意味はあったと思う。
今度の秋試験は、僕の職種にはストレートに対応している「システムアーキテクト試験」(SA)を受験するつもり。そっちも試験の構成は同じなので、今回のことを何とか活かしたいと思う。
今日は頭痛がまだ治まらないので、もう寝よう。
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コメント
こんばんわ。
「試験、お疲れ様でした!!」
その一言を、言わせて頂きます。<(_ _)>
投稿: H.K | 2009年4月19日 (日) 21時50分
おつかれさまでした
投稿: でつ | 2009年4月19日 (日) 23時10分
おつかれさまでした。
頭痛が早く良くなりますように。
投稿: bjg | 2009年4月20日 (月) 04時07分
お疲れお疲れ.
試験って疲れるよな.
俺はITパスポートだからすぐだった.
でも,不合格だったろうな.
投稿: HAWK2700 | 2009年4月20日 (月) 07時59分
ふむー。
試験ってずいぶん変わっているのですね。
くりにゃーもまた、いろんな試験受けてみようかな。
試験受かったからと言って、就職になんかメリットあるかというとそんなことは全然無いのですけれどね。(ORACLEマスターやMCPやCCNA持ってたほうがずっとマシ。)
とりあえず、お疲れ様でした。
投稿: くりにゃー | 2009年4月20日 (月) 11時21分