行ってきました…デジタル一眼レフカメラ入門講座。

　今年度初めての休暇で、行ってきました。Nikonの「デジタル一眼レフカメラ入門講座」持ってゆくものは自分の一眼レフカメラとレンズ、筆記用具です。
　昨日昼休みに電話で問い合わせて「どんな内容でしょうか？レンズに何か制約はありますか？」と訊いたところ、「座学ですので何でも問題ありません」とのことだったので、先の日曜日から装着している望遠レンズ（AF-S DX VR Zoom-Nikkor ED 55-200mm F4-5.6G（IF））のままで持ってゆくことにしました。こっちの方が様々な面で常用しそうですし…。
　基本は13：00～16：00の３時間なのですが、実際には１時間近く時間が長引き、17時近くまで行われました。こちらとしては時間でスパッと切られてしまうよりは、ありがたかったです。

　場所は先の日曜日に下見済みの田町駅芝浦側出口から歩いて数分の高層ビルの３４階です。日曜日のようにカメラをぶら下げて行くことは避けました。平日のビジネス街のオフィスビルに、一眼ぶら下げて歩くのはちょっと勇気が要ると思ったので…。その予想は的中しました。普通の高層オフィスビルのエレベータに乗ると、ビジネスマンに混じってカメラバッグを提げた僕が居ます。カメラむき出しじゃなくて良かったです。

　受講者の平均年齢は予想していたよりも高かったです。おそらく最高齢の方は７０歳代でしたし、他の皆さんの多くが熟年世代のようでした。定員が２０名で２名くらい欠席されたようだったのですが、多分ほとんどの方は僕よりも年上。そして皆、僕よりもグレードが高い機種を持ってきていました。さすがにニコンカレッジなので皆ニコンですが、前述の最高齢の方が最も上位機種でD300。一番多かったのは中級機種D90。次に多かったのは最新エントリ機種D5000。この２機種で半数以上だったと思います。中にはかなり昔のD70の方も居ました。D3000は僕だけでした。多分僕が金額的には一番安い機種です。まあこの中では若いから良いか。

　内容的には巷に多く出回っている一眼レフカメラの入門書に出てくるような内容でしたが、やっぱり本で読むのと実際にプロの講師の方から説明を受けるのとでは違います。
　カメラの基本は人間の目と同じなのだそうです。明るい場所では「絞り」がきつくなり（瞳孔が閉じる）、ピントが深く（被写界深度が深く）なります。暗い場所では「絞り」が開放され（瞳孔が開く）、ピントが浅く（被写界深度が浅く）なります。暗い場所で本を読むと何故眼が疲れるかというと、ピントが浅く、常に細かいピント合わせを眼が行うからだそうです。なるほど。
　講師の先生の持論なのかもしれませんが、昔のフィルムカメラと違い、近年のデジカメでは「ISO感度」を自由に変えることができるので、それを最大限有効活用すべきだとのことでした。なので、基本的な撮影モードはＡ。「絞り優先」で撮影するのが良いとのこと。「絞り」で被写界深度が変わってくるためだそうです。さらには、ＡＦ（オートフォーカス）も、可能な限りシングル（中央一点）の設定で撮影する方が速くて良いそうです。こうした話を聴けたのが最大の収穫だったと思っています。

講師の先生が説明に用いたカメラはＤ６０でした。

今まではオートでしたが今後はＡ（絞り優先）で撮影しようかな。

　なお、平日の夕方の帰宅ラッシュアワーに近かったため、撮影はせずに足早に帰宅となりました。

　受講料3,000円でこの内容であればお値打ちなのではないでしょうか。短い時間とはいえプロの方のお話しが聴けたのはよかったです。入門向けということもあり、決して上から目線ではなく、良心的な対応でした。Nikonを選んでよかったと思える機会でした。

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