映画感想47:復活の日 (VIRUS)
●復活の日 (VIRUS)
監督:深作欣二 製作:角川春樹
脚本:高田宏治、深作欣二、
グレゴリー・ナップ
原作:小松左京
音楽:テオ・マセロ、羽田健太郎
主演:草刈正雄、多岐川裕美、渡瀬恒彦
森田健作、夏木勲、緒形拳
千葉真一
チャック・コナーズ、ジョージ・ケネディ、
グレン・フォード
1980年 日本
こういう映画は大好きですね。
面白かったです。
名前はずっと前から知っていたのですが、観る機会がありませんでした。
30年以上も前の作品ですけれど、いま観ても充分に引きつけられる作品だと思います。原作は読んだこと無いです。原作を知っていればまた別の楽しみもあったことでしょう。
しかし、31年前です。
その当時、僕は9歳です。このような年代に、このような内容の映画が日本で製作されていたことが、すごいです。
おそらくはその後の日本の様々な映像作品や小説作品に影響を与えたのであろうと予想できます。
現在観てみると、人によってはB級映画であると言われそうな奇天烈な部分もありますが、そうだとしても大作であることには違いありません。
多くの外国人俳優が登場します。彼らの演技とキャラクターが、またとてもすばらしいです。
簡単に内容を言ってしまうと、人類滅亡を描いた作品です。より正確には人類のみならず数多の地球上の生命体を道連れにして滅亡します。
映画としての上映時間は160分近くにも及ぶのですが、まったく飽きさせることなく、むしろとても高速にストーリーが進みます。あっけなく数千万人が死にます。
とても面白い作品なのですが、やはりいま観ると特撮部分に古さを感じざるを得ません。誰かがいまの映像技術で作り直してくれると面白いのに…とも思います。
映画のタイトルの英題が『VIRUS』ってどうなんでしょう、と個人的には思いました。
(視聴形態:自宅でDVD)
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