カテゴリー「情報処理・IT資格」の21件の記事

情報処理技術者試験・その他IT資格試験にまつわる記事。もしくはシステムエンジニアとしての勉強に関する記事。IT書籍の感想など。

2009年10月18日 (日)

とりあえず受けてきました…自分の力不足を痛感。

 情報処理技術者試験。秋季試験日です。今回は高度区分の「システムアーキテクト試験」を受けました。制度変更前の「アプリケーションエンジニア試験」とほぼ同じ試験です。職種的に言うならば、僕が最も目指すべき試験の一つです。

 正直、心身ともに疲労していた状況で、前日もまともに何もできなかったのですが、受験するという場数を踏むことにも意味があると考えるので、受けてきました。本当ならば最後の午後2試験まで受けたかったのですが、今日の調子では午後1までが限界でした。

 午前1「高度区分共通問題」では、準備不足を痛感しました。手応えはあまり良くなかったです。しかし、午後2試験は、何の準備もしていないにも関わらず、かなりの手応えでした。やはりこの試験が、自分の職種に適合している試験だと感じるのはこういうところです。

 しかし、午後1の記述問題になると、もう頭が回転しません。頭痛もけっこう激しいものとなり、途中退室してきました。

 感触的には前回、前々回と受けた「プロジェクトマネージャ試験」と難易度はあまり変わらず…もしかするとより専門的で難しいかもしれませんでした。

 やはり一日かけて行う試験は、準備をしっかりして力を最後まで取っておくことが肝要なようです。…というか、いまの僕には一日試験はかなりきついです。

 …。

 高度区分合格はまだまだ遠いのかな…。力不足を実感しました。

 …それにしても、応募はしたものの受験しないという人が何と多いことか。(まあ僕もかつてはそういうことを続けていましたが) 今日は40~50名分の座席がある教室だったのですが、実際に席についていた人は20名も居ませんでした。

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2009年9月26日 (土)

Re: UMTP-L2 受験してきました。

 認定証がもう届きました(早!)。まあ紙っぺらだけなんですが…。こういう試験モノは、この紙っぺらを得たいがために勉強するんですね。なんだか複雑な気分です。
 認定者番号は2400台…つまり認定者数はまだそのくらいしか居ないということです。予想していた数字よりもかなり低いので驚きました。先の記事で「現在の日本においては、L1認定者が1万数千名、L2認定者が数千名、L3が数百人くらいだと聞いたことがあります」と書きましたが、正しくはこれは認定者数ではなく受験者数みたいです(参考ページ:竹政氏のL3試験の記事)。UMTPも公式に先月にのべ受験者数が2万人を突破したと発表しました。
 現在のシステム開発の現場においてはUMLは必須知識です。また、翔泳社とインプレスより受験参考書(L1L2)も発刊され、全国の書店で手にすることが出来ます。それを考えるとえらく少ない数字です。別の見方をするならば、現場においては多くの人がUMLの全体像や本質を知らないまま断片的に使用しているということでしょう。僕も人のことは言えませんが…。UMTPには普及活動を頑張っていただきたいものです。L3試験は敷居が高いかな…。悩むところです。

 いまは来月の情報処理試験を考えるべきなのですが…ちょっと現実逃避気味です…。

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2009年9月22日 (火)

UMTP-L2 受験してきました。

 正確には「UMTP」という団体が実施している「UMLモデリング技能認定試験L2」 (UML Modeling Certified Test Level 2) というものです。僕がL1を受けたのは5年も前の2004年で、その頃は確か、まだL2自体が計画中で実施されていなかったと記憶しています。現在はL3までが実施されています(L4が未実施。モデリングという正解が無い行為の認定をどうするかが決まっていないみたいです)。現在の日本においては、L1認定者が1万数千名、L2認定者が数千名、L3が数百人くらいだと聞いたことがあります。

 とりあえず72点というスコアで、何とか合格したみたいです(あらかじめ定められている基準点は65点です)。後日認定書が送付されてきて正式なものとなりますが…。
 自分としてはかなり難しいものでした。得点だけわかっても、どのあたりが合っていてどのあたりが間違っていたのかわかりません。この試験の特徴としては、一つの設問の中で10個の解答が存在した場合、1個でも間違えているとその設問全体の得点が失われるので、全体的にほとんど合っていたとしても設問の単位の関係で低い点数になり得るというものがあります。また選択問題でもほとんどが複数選択問題となっています。

 翔泳社の緑本とインプレスの黒本。果たしてどちらが有効なのかは、なかなか言い切れません。同じような問題は出ると思っていたのですが、ありませんでした。見事に無かったです。そういう意味では上手く出来ているとも言えます。僕は黒本を中心に練習しましたが…。問題集をやりこんでおくのは必要だと思いました。同じような問題は出ませんが、やっぱり問題を数多くこなすことで対応力がつきます。多分問題をやりこまないと時間が足らなくなります。僕の場合でも時間はまったく余りませんでした。85分フルに消費しました。

 L3は…問題集すら出ていない試験ですが、どうすべきか考えます。L1よりもL2の方が実務的な試験だと感じました。その意味ではもっと受ける人が増えても良いのにと思います。

 車の普通免許すら持っていない僕なので、こういう部分で少しでもハングリーな精神を持って行きたいです。…でも、10月の情報処理試験(高度試験)はいまのところ合格できる見通しは無いです…。

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2009年9月21日 (月)

模擬試験の結果ではギリギリ。

 午前は家で問題集。午後は図書館に行って翔泳社の緑本インプレスの黒本のそれぞれ巻末にある模擬試験を解いてみた。双方とも正答率は全体の三分の二程度。ギリギリだ。問題集でこれだと危ないかな?

 やはりクラス図の多重度を選択する部分がダメダメ。本当にそこが弱点だな…。受けるからには合格したいけれど、どうなることやら…。

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2009年9月20日 (日)

今日の日記:インプレスの黒本でお勉強。

 とりあえず明後日に受験することにしたUMTPのL2試験。この試験はけっこう侮れない。受験対策本としては翔泳社の緑本とインプレスの黒本があるけれど、本番対策には黒本が良いという印象。とにかく脳をUML脳にして臨む必要がある。これまでも寝る前に黒本は眺めていた。それが功を奏すると良いのだが…。

 風邪っぽくなってきたので夕方は横になって、夕食の後には風邪薬を飲んだ。

 狭い家の中で集中するにはiPodは役に立つ。問題を解くことがゲームのように思えると良い。それを目指したい。それとハングリー精神とを上手く融合させて行かないと…。

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2009年9月19日 (土)

連休の予定…とりあえず受験予約…わたわた。

 気がつけば今月で上期が終わる。いかんいかん。一応上期の目標として挙げていた「UMTP-L2試験」について、受験予定だけでもしておかないと…。そう思って、夕食後からWebでピアソンVUEのテストセンターを検索し、連休中に受験可能で且つ当日現金支払い可能なセンターに予約しようとしたが…。Webで予約するときはクレジット払いしかダメみたい。以前受験したときどうしたんだっけ? もう5年も前なので覚えていない。一応当時の受験履歴はピアソンVUEシステム上は残っていたけれど。
 仕方なく電話で予約しようとした。一応21時までなら受付可能と書いてあったので。でも留守電。来週月曜日にならないと人が居ないのかと思い、今日のところは予約の件はやめようと思っていたところに、電話がかかってきた。先ほど電話した試験センターからだった。向こうから電話が来るとは思わなかったのでびっくりした(ナンバーディスプレイで確認したのだろう)。

 電話だとわたわたしたのだけれど、とりあえず22日に予約した。もう連休中に片付けたい気分。
 …というわけで、明日/明後日は付け焼刃の試験勉強の予定。

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2009年6月14日 (日)

引き続きお勉強をゆるゆると…明日以降も雨か…。

 昨日今日はe-ラーニングを実施しつつ、UMLのバージョン違いについて自分なりに整理した。なんだか2009年の今でも、ラーニング教材の中で使われているUML図は「UML1.x」である。本当は早く「UML2.x」に慣れたいんだけれどな。なかなか浸透して行かないのかな…?
 まあでも、僕がもう5年近くも前にUMTPのUMLモデリング技術認定試験のL1を受けたときは「UML1.x」だったので、そこから復習しないと頭がついてこない。その意味では良かったのかな…。
 早めにL2試験を受けたいものだ。その準備をしなくては。

 …。

 先にも書いたように、明日は週初めからいろいろと忙しい予定である。明日の客先との調整会には、金曜日に僕がかなりやっつけで作ったMS-Projectのマスタースケジュールを出すのだろうか。かなり無理やり7月末に基本検討を終わらせるように作った。こういった上流工程は下手に急ぎたくないんだけれどな。

 明日は忙しいだけでなく、客先での会議からそのまま飲み会という流れ。いろいろご迷惑をおかけした方々を前にして、上手く振舞えるか不安である。

 …。

 いま外は雨が降っている。明日以降も雨か…。

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2009年6月 7日 (日)

今日の日記:晴天なるも外出せず…情報処理試験についての思う…。

 昨日までの疲れが出たのか、今日は身体が重くてダメな日だった。久しぶりに晴れたというのに外出しなかった。勉強的なこともあまり進まず。もう6月なんだな。

 …。

 情報処理技術者試験の新制度が運用開始され、今年の4月には「ITパスポート試験」が初めて実施された。先日、合格発表があり、とても幅広い年齢層の方々が受験され、全体の合格率も高めだったことが明らかになった。

 うちの職場でもこの試験についての話題が出た。部長からこういう試験にもっとチャレンジしなさいというお話があったようだ。副マネージャークラスのベテラン社員が、ご指名で今度の試験に受けることになったらしい。彼らは今のITSS(ITスキル標準)で言うならレベル4以上の者である。(社内的にはそう認定されている)

 僕はグループ会議でその話を聞いた時に、質問をした。「ITパスポート試験はこれまでの初級アドミニストレータ試験よりもレベルを下げ、ITSSレベル1を想定した試験だ。だからうちの職場の社員が目指すことを考えるなら、若手なら基本情報技術者(ITSSレベル2)、中堅以上なら応用情報技術者(ITSSレベル3)、もしくはそれ以上を目指すべきでは? まして既に相当高いレベルの者が受ける試験?」

 また、僕は内心ではこうも思っていた。単なるレベルの問題だけではない。たとえば基本情報技術者試験などは、実装工程を担当する者には目標となるが、上流工程設計を行っている者の目標にはなり得ない。今の業務内容との関連も考えて試験の評価をしないといけない。

 マネージャーからはこう諭された。「それもわかるけれど、そういうことを言い始めると敷居が高くなってしまう。ここで重要なことは、こういった試験にチャレンジする雰囲気を作ること。そこでまずは先輩社員がお手本を示すことになっただけだよ」

 情報処理技術者試験の制度の変遷には、けっこう複雑な思いがあったりする。僕が今で言う基本情報技術者試験に相当する第二種情報処理技術者試験に受けたのは18年も前で、その上の第一種情報処理技術者試験を受けたのも14年も前。その後、制度変更があり、アドミニストレータ試験が新設された。当初、この試験は「ユーザ側」の立場にある者を想定した試験だとされていた。だから、僕も受けようという思いになれなかった。しかし、アドミニストレータ試験が初級と上級に分かれるなど制度の変更が続く中、社会的にはこのアドミニストレータ試験がどんどん有名になり、それに対する評価も上がっていった。僕はいつしか、完全にこの試験に対するモチベーションを失って、受けることすらしなくなっていた。…まあ今思えば、僕が受けたときとはかなり試験内容も進化しているので、もう昔取った試験なんて気にせずに行ければ良かったんだろうけれど…。

 近年になって、高度情報処理技術者試験を受けようと改めて思い立ち、受けている状況だけれど、高度試験はやはりそれなりの準備をしていないと太刀打ちできない。まあ今度の秋試験も高度区分を狙うつもりなんだけれど…。ちょっと複雑な思い。

 しかし僕は「ITパスポート試験」という試験自体はとても良い試験だと思う。一番エントリーレベルだからと舐めてはいけない。昨日の記事には書かなかったけれど、書店で「ITパスポート試験」の参考書をぱらぱらと見てみると、その範囲の広さに驚いた。そして思わずその本も買ってしまった。少なくともこの試験に出るような知識は、いつでも頭から出せるようにしていかないといけないと思う。…この試験、システム構築を専門にしている業界の人でも、広く勉強をしてこなかった人なら簡単に落ちると思う。その意味では侮れないと思った。

 その意味では、「ITパスポート試験」に限って言うならば、今の自分の業務レベル云々に関係なく受験できる試験なのかもしれない。ちょっと認識を改めた。

 …。

 今日の記事はちょっと自分でも良くわからない記事になってしまった…。

 明日は朝イチから客先と打ち合わせ。直行の予定。

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2009年5月30日 (土)

やはり渡辺幸三さんの書籍が良いと思う。

 この週末は通院の予定は無い。いや、歯科医はあった。そのほかに月曜日にある人間ドックの準備や、床屋さんで散髪したり、…あ、クリーニングはどうしようかな。
 当社では6月1日から節電andクールビズ(夏の軽装)が始まる。正直、ここ最近のムシムシした天候には参っていた。ネクタイと上着がなくなるだけでもかなり違う。ネクタイはずっと要らないのではないかと思うけれど、これで居てけっこう人と接する仕事なので、仕方がないか。

 人間ドックの準備の中で最も困るのが検便。2回も採らないといけない。ただでさえ常時便秘気味なのに、意識すると本当に出ない。昨晩、漢方のダイオウ末を服用して、今日の夕方にようやく1回目採取。

 …。

 ところで、昨日に実施された顧客との打ち合わせ(親会社の業務部門、システム企画部門、当社でやった)において、僕が想定していた以上に、今プロジェクトの当初目的にとらわれない検討が求められた。僕がいま考えている現行システム調査のメニューを伝えると、現段階では優先度を低く見積もっていた概念データモデル図が重要視された。

 DB設計のための脳も、ここ数年使っていない。…というか、大規模で且つ既存システムありきのプロジェクトが多い企業特性のため、そもそもDB設計をちゃんとやる機会が多くない。僕は7~8年前に一通り経験したけれど、恵まれている方だろう。

 そんなわけで、データベース設計の良書を読みたいと思った。ちょっと足を伸ばして(といっても電車一駅だけれど)大き目の本屋さんに行き、いろいろと見比べる。DB関係の本は多いけれど、業務システム開発における概念データモデリングのヒントになるような本はほとんど無い。これが現状だ。この業界もまだまだ黎明期を脱していないと感じる。

 やっぱり、独自のモデリング記法(ちょっと改良したER図)を用いてはいるけれど、渡辺幸三さんの本は群を抜いて良い。以前も取り上げた「業務システムのための上流工程入門」の著者である。(今この本は後輩社員に渡して読んでもらっている)
 いろいろ見比べて「業務別データベース設計のためのデータモデリング入門」(渡辺幸三著)「実践的データモデリング入門」(真野正著)を選ぶ。本当は一冊だけ買うつもりだったけれど、正直一冊で決定的だと思える本はなかった。この本はいずれも出版よりかなり年数が経っている。この業界で5年も経てば昔だ。それでも未だに売れている。それだけ良書というべきか、あるいは他にないだけか。
 まあ本を買っただけではダメなので、ちゃんと読みたい。情報処理技術者試験の対策が遅れているけれど、業務優先だ。これを機会に概念データモデリングのための知識を自分のものにしないと。

 …。

 今日は、あとは夕方に、先週に引き続いて歯科医に行った。歯並びがものすごく悪いので、定期的に診てもらわないといけない。歯は普通に磨いているのだけれど、どうしても汚れが残る。親知らずはまだ決心がつかない。…というか、いまのところ健康な歯を抜く気にはなれない。

 …。

 明日も雨のようだ。床屋へは行かないと行けないけれど。基本的には雨読の予定。

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2009年5月10日 (日)

昨日と今日の日記:お勉強…意欲はあるのだが…。

 昨日、今日と、5月初旬とは思えぬ天候。昨日は精神科クリニックの通院日であった。この陽気であるため、早めに行き、外に並ぶ事ができた。いつもはいったん午前に診察券を出して、午後に診察を受けるのだが、今回は午前中に診察できた。もっともそれでも合計では2時間程度の待ち時間だったけれど…。

 ゴールデンウィークと同様、基本は読書に時間を充てたい。クリニックでも読書。待合室はいつもうるさくて集中できないと思い、iPod持参。しかし、眠ってしまう。

 今日も午前中は動けず。あまり予定通りに読書はできなかった。

 先日から読んでいる本と並行してUMLモデリング関連の書籍も読み始めた。5年近くも前の2004年に、UMTPによるUMPモデリング技能認定試験レベル1(L1)を受けて合格していたのだけれど、そのときの内容はUMP1.4である。(そしてその当時はまだL2試験が開催されていなかった)
 現在ではOMG規格がUML2.1まで進んでおり、この認定試験もUML2.0に準拠することになっている。
 改めてUML2.0の内容を見てみると、UML1.4から、けっこう変わっているなぁ。基礎の基礎からやり直さないとダメかな?

 読み始めたのは「UMLモデリング入門 本質をとらえるシステム思考とモデリング心理学」(児玉公信著)であるが、感触は微妙。ネットでの評判では絶賛されていたんだけれど、どうだろう? まあまだ読み始めたばかりなのでなんとも言えない。数年前に買ったは良いが読んでいなかった「UML活用の極意-SE/アーキテクトの必須スキル(日経BPムック)」というムックもある。これはすでに絶版のようだ。持っているのでこれも読もうかな。

 一応今年度の目標としては、UMPモデリング技能認定試験レベル2(L2)くらいは最低でも合格したい。できればレベル3も受けたい。一時UMLからは離れていたけれど、ちょうど今年度、上流工程をやるし。せっかくならちゃんとやらないと。

 今年度はとにかくお勉強。自分の付加価値を上げて行かないと生き残れない。そういう危機感を持って行きたい。なかなか思い通りには行っていないけれども…。

 …。

 先週は運用開始対応でドタバタだった。明日からは少しは平常でいけるかな。それはそれでやることがたくさんあって頭が痛い。

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