目的は昨日の記事にあるように、音楽を聴く環境を欲するようになったので、その環境を整えるためです。思い立ったが吉日というわけではありませんが、あまりこの件で長く引っ張るつもりはありませんでした。
目的があって期限もあって予算もあるということは、これも一種の「プロジェクト」です。
以下に今日のプロジェクトの計画と実績を記します。
<計画>
●目的:そこそこの音楽鑑賞ができる環境を整える
●期限:2006年12月30日
●予算:ハードウェアは1万円前後
ソフトウェアは1万円未満程度
●要員:1名
●実施箇所:秋葉原
●内容:CDラジカセ1台、ヘッドフォン1式、スタジオジブリ「耳をすませば」関連CDソフト、「魔女の宅急便」関連CDソフト
●付随的内容:「11人いる!」のDVDが見つかればそれも含める
<実績>
●目的:達成
●期限:達成
●費用:
ハードウェア:CDラジカセ1台+ヘッドフォンで約1万2千円弱
ソフトウェア:CDソフト3枚で約7千円弱
内訳
・TKCA-72746 耳をすませば サウンドトラック
・TKCA-72745 耳をすませば イメージアルバム
・TKCA-72758 カントリー・ロード 本名陽子
その他:昼食代680円、交通費260円
●実施箇所:秋葉原
●内容:詳細は後述
秋葉原には実を言うと30分もしないで行けるのですが、今の僕にとっては遠出と言えましょう。会社以外で徒歩圏を脱出したのは数ヶ月ぶりであり、現に秋葉には少なくとも2年は行っていませんでした。
一応東京人であり、そんなに遠くもないので、秋葉原についてはそれなりに熟知している気でいましたけれど(一応裏も表も)、あまりの様変わりに驚きました。つくばエキスプレスの開通によって駅は広くなっているし、Yodobashi-Akibaなるヨドバシカメラの巨大な店があったり、駅前にはメイドさんのコスプレをした方々が居るし……ちょっと別世界?
午前中はヨドバシ様子見、石丸でソフト買い
とりあえずどんなもんかとヨドバシ秋葉を様子見。ゲームと玩具のエリア以外はそんなに混んでいなかったのは午前中だったからだと、後からわかりました。確かに広かったですね。でもそんなに驚愕するほどではなかったです。秋葉に店を出すのならこれくらいじゃないと勝負できないでしょう。確かに日本最大級ではあります。
ゲーム売り場が並んでいましたね。人が。今の僕には別世界なのでスルーしてTVとかポータブルオーディオのところへ。大画面TV。うーむ、確かに欲しくなるよなぁ。その気持ちが最近ようやくわかってきました。
ラジカセ売り場を発見。大体の品揃えや値段を確認し、その後はソフト売り場へ。うーむ。ここは「普通」でした。このソフト売り場は秋葉にしては「普通」過ぎる。後になってこのヨドバシの上層階に巨大なソフト屋があることがわかるのですが、このときは気付かず、昔からご用達の石丸電気に。
石丸電気のソフト売り場は昔から個人的ご用達だったのです。売り場が本店のほか3号店など複数に点在しているのが難ですが、言えば全店を探してくれるシステムになっています。ここは「普通」ではないのです。明らかにアニメ関係の品揃えを重視していて、通販以外で店頭で探す場合、ここに置いてなかったら他のどこにもないだろうと思えるほどです。僕は観たことも行ったこともないですが、よく声優さんのサイン会などのイベントも行われるようです。(特に3号店かな) もっとも、そういう方向性だけなら、秋葉にはもっと濃い店がたくさんありますけれど…。
とりあえず石丸本店に行きました。ここは石丸の中では内容的には比較的「普通」ですが、とても探しやすく、最初にチェックするにはいいところです。
ジブリ関係のCDやDVDがコーナーとしてありました。普通にほぼ全種類そろっているのが秋葉ならではです。「耳をすませば」関連のCDについては何はともあれ大人買いすることにしました。「魔女の宅急便」については、サントラ集というものとイメージアルバム、その他いろいろありました。2枚組みのドラマ編などもありました。これはちょっと内容を調べてからにしたほうが良さそうでした。僕は純粋に映画音楽として「魔女の宅急便」の音楽が聴きたかったのです。あの、キキが街の上空をゆっくり昇って行くときに流れる音楽です。(ああ曲題が知りたい)
「11人いる!」は石丸本店には無かったです。他の店も探せばあるかもしれませんでしたが、まだ買い物はあるので、それも次の機会としました。
秋葉では昼食に贅沢はいえない、かな?
アキハバラデパート(駅ビル)の1階は昔から食事がありましたが、どうも落ち着きません。(なんか今年いっぱいで閉店と書いてあったな) Yodobashi-Akibaの上層階にはレストラン街があるようなので、そっちに行きました。昼時でしたけれど、たくさん人が居ました。ヨドバシのビルをエスカレーターで昇ると人がうじゃうじゃ居ました。さっきは午前中だったから人が少なく見えたのだとわかりました。
レストランもどこも混んでいて、とても落ち着けそうにありません。僕は割り切ってラーメン屋に入りました。カウンターの方がかえってゆっくりできるだろうと思ったのです。でも案内された席が落ち着ける席ではありませんでした。僕の右では店員がいろいろしゃべりながら作業をしているし、左では中国人の方と思しき男女がもう食べ終わったのに長々としゃべっていました。
インピーダンスって何?
昼食を終えた僕はそのままヨドバシの階下に向かいました。ハード関係はここで買おうと思いました。先にヘッドフォンを見に行きました。一番大きいものは最後にするのが良いのです。(本当か?)
ヘッドフォン売り場にはこんな注意書きがありました。
「大出力の専用アンプなどにはインピーダンス100以上を、ポータブルオーディオなどは32前後を選ぶと良い」
へぇー。そうなのか。ところでインピーダンスって何? 何となくその値が大きいものほど高い気がする。
それはよくわかりませんでしたが、要するにラジカセ程度のために高いヘッドフォンは必要ないということはなんとなくわかりました。それでもけっこう迷って(迷うべきところはそんなに無いはずなのに)以下の製品を選びました。
●日本ビクター(Victor JVC) HP-RX300
インピーダンス32
出力音圧レベル100dB/1mW
ハイポジションテープ非対応だなんて!
ようやくラジカセ本体です。自分の部屋に置く場合を考えると、リモコンはかなり重要であることに気が付きました。そしてSDメモリやHDDなどに対応した機種もありましたが、そういう高級機にはもはやカセットなどはついていないこともわかりました。カセットといえば、いま売り出されているほとんどのラジカセ(高級機も含む)で、ハイポジションやメタルテープに対応していない事実を知りました。
僕がかつて使っていたCDラジカセはわりと大きいタイプで、ハイポジションテープの録音再生、メタルテープの再生に対応していました。買ったのが1990年ですからね。CDをカセットに録音編集するのが流行って久しい時期です(そしてやたらと重低音が強調された時期です)。媒体であるカセットテープもいろんな種類があって、そんなに細かい違いが普通の人間にわかるわけないだろうと思いつつも、周波数特性なんかを見て、高音が伸びるハイポジションテープなどといって買ったものです。そんなハイポジに、このような未来が用意されているとは…。わからんものです。未来は。
……えーと。そういうわけで、いろいろありましたが、下記の機種を買いました。昨日ネットで調べたところではSONYのCFD-E100TVというやつが同じ価格帯で売れているようでしたが、現物を見ると、どうもCD格納のギミックが特殊。壊れやすそうなイメージを抱いてしまいました。パナソニックも良いものがありましたが、メーカーの好みなどもあり、東芝となりました。
●東芝(TOSHIBA) TY-CDK3
家に帰ったのは午後も後半でした。家に帰ってからもセッティング(といってもラジカセなんでたいしたことはないのですが)などでもいろいろあって、自分のこととはいえ、とても疲れました。そういう意味では今日でよかったのかもしれません。
ちょっと尻すぼみな今日の記事でした。
p.s. 「耳をすませば」のサントラの中には、もしかすると、あの方の音も入っているのかな? いずれにしても良い音楽です。
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