カテゴリー「アニメ・コミック」の101件の記事

2009年10月24日 (土)

auのケータイとか…思いがけず買ってしまったコミックスとか…。

 au(KDDI)ケータイの秋冬モデルが発表されていましたね。今日に至るまで知らなかった…。ネットで情報を見る限りにおいては、T003,S002 この2機種かな…。いま僕が使っているW31Tから移行することを考えると…。まあでも、多分ぐずぐずしてなかなか買わないか、衝動的に買ってしまうかのどちらかだろうな。

 …。

 ところで…。最近、ふとしたことからその存在を知り、思いがけず買い揃えてしまったコミックスがあったりします。「咲-saki-」です。異色の麻雀コミックです。専門学校時代は友人宅で麻雀やったなぁ…。社会人になってからも景気が良い頃(会社が合併される前)は、部で旅行とか行って、先輩社員たちからいいカモにされたっけ…。忘れかけている麻雀のルールを確認しようと、麻雀の本まで買ってしまった…。

 明日は内科受診予定。早く起きないと…。

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2009年9月26日 (土)

映画感想番外:銀河鉄道999

 以前にも書いたけれど、最近は「Sayonara」(メアリー・マグレガー)「星空のエンジェル・クイーン」(デラ・セダカ) 等の松本零士原作作品のアニソンをよく聴く。今日もクリニックの待合室でiPodを首から提げて、それで聴きがてら、ケータイで劇場版銀河鉄道999の感想などを検索する。圧倒的に多いものとしては、やはり鉄郎とメーテルが美しいBGM「終曲-別離そして新たなる出発」の中で別れるシーンが感動的だという感想。僕もそういう感想を読むと「そうだよなぁ」と感じ入り、それだけで涙ぐみそうになる。(実際に涙が出てきた)

 やはりあのラストシーンはすばらしい。
 その美しき音楽と、声優である野沢さんと池田さんが泣きながら演じていたという二人のラストシーン。そして、夕暮れの中去り行く蒸気機関車C62の姿をした銀河超特急999号…。映像は敢えてぼかしが入っており感情を高まらせる。そこに城達也さんのナレーションが被さって行く。

「いま 万感の思いをこめて汽笛が鳴る
 いま 万感の思いをこめて汽車が行く
 ひとつの旅は終わり
 また あたらしい旅立ちがはじまる
 さらばメーテル さらば銀河鉄道999
 さらば 少年の日よ… 」

 鉄郎の後姿と夕日。
 光の線となった999号が軌跡を描きながら、
 やがて消え行く。
 BGM「終曲-別離そして新たなる出発」が、
 静かだけれど力を込めて終わる。
 999号の汽笛が、そこに響く…。
 一陣の風が吹く…。

 ここでゴダイゴの「Galaxy Express 999」が流れ出してエンドロール。

 すごい。とてもとても長いエピローグのはずなのに、ずっと気持ちを高ぶらせながら、これでもかと観る者の叙情的な部分を揺さぶる。

 …。

 クリニックから帰って来て、思わずDVDを引っ張り出して観て、ボロボロ泣きました。

●銀河鉄道999 (The Galaxy Express 999)
 監督:りんたろう 製作総指揮:今田智憲
 脚本 石森史郎 音楽:青木望
 原作・企画・構成:松本零士
 出演(声):野沢雅子、池田昌子
       肝付兼太、田島令子
       井上真樹夫、他
 1979年 日本
 (アニメーション作品)

 30年も前の作品なんだなぁ。でも惑星メーテルの崩壊シーン等、再現不可能ではないかとも思える奇跡的な品質のアニメーションでもある。そういう意味では、この5年後に公開される「超時空要塞マクロス」劇場版をも、部分的になら凌駕するかもしれないレベル。本当にすごい作品。

参考:あゆざかけい映画勝手にランキング

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2009年9月 5日 (土)

コーセルテルの竜術士物語8巻が出ましたね。

コーセルテルの竜術士物語」(石動あゆまさん著、一迅社ゼロサムコミックス)第8巻が出ていました。ここのところの多忙で第7巻が出たときに見逃してしまいましたが、7巻8巻と買い揃えました。(買ったのは今日ではありませんが)
 この作品は、この現代にあって奇跡的とも言えるほのぼのファンタジーの良作です。コーセルテルという閉じた世界の中での日常が描かれている作品ですが、登場人物も多く、しっかりと読ませてくれるコミックスだと思います。

 何とこの8巻で「幼竜編」はひとまず完結して、今度の月刊誌「ZERO-SUM」11月号から「コーセルテルの竜術士~子竜物語~」がスタートするみたいです。「幼竜編」は、旧クリムゾンコミックス(集英社:絶版)の「コーセルテルの竜術士」全4巻を含めると、12巻にもなります。すごいですね。月刊誌でこれだけの長きに亘り描かれ続けて、物語は広がりこそすれ色あせず、本当に良い作品だと思います。

 昨年に僕は「この作品はいつまでも続いて欲しいな。できることならマシェルの育てる子竜たちが、補佐竜くらいになる日までは…。」なんて書きましたけれど、今度から始まる子竜物語では7人の子竜たちはマシェルの正式な補佐竜です。こうなったらもっともっと続けて欲しいです。月刊誌を追いかけるのは厳しいですが、単行本は今後も買いたいと思います。

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2009年8月22日 (土)

メーテルってこんなに美人だったんだ…。

 お盆明けの最初の土曜日。通院しても良かったのだけれど、多分混んでいるだろうと思いやめた。結果して外出しない一日となった。

 先週購入したDVDをちょっとずつ観ている。1979年(昭和54年)公開の「銀河鉄道999」は、改めて今観ると、ものすごい名作映画であることがわかる。30年前にしてこの作画クオリティは本当に神がかり的で、多分今のアニメーターさんたちには再現不可能ではないかな。見事なまでの脚本と構成。そして音楽、そして何よりも名優たち。この場合キャラクターと合いまった名演技と言っても良いだろう。アニメだし。

 当時はそんなに思わなかったのに、今観ると思う。メーテルってこんなに美人だったんだ…。もう本当に美女。池田昌子さんの演技と声ともあいまって、神秘的でただただ見惚れてしまう女性だ。ラストシーンは本当に名場面で、何度観ても泣けてしまう。今は故人となられた城達也さんのナレーションと背景と音楽がベストマッチ。本当に名画です。

 …。

 体調についてご心配いただきありがとうございます。休養をとっているので何とか大丈夫だと思います。

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2009年8月15日 (土)

映画感想45:1000年女王

※再見ですが…。
●1000年女王 (QUEEN MILLENNIA)
監督:明比正行 製作総指揮:今田智憲
原作・企画・構成:松本零士
脚本:藤川桂介 音楽:喜多郎
出演(声):潘恵子、戸田恵子、永井一郎
      麻上洋子、野沢那智、武藤礼子
1982年 日本
(アニメーション作品)

 TV版にて「銀河鉄道999」の後番組として「新竹取物語1000年女王」が放映されていた時期に公開された劇場版。999と同様に、劇場版はキャラクターデザインや設定等を変えた完全新作。こちらの方は原作に近づけた感じでしょうか。

 いやー。やはりCGを使っていないセルアニメーション…特にこの1980年代初頭くらいの日本のアニメーター達によって作られたアニメーション映画は良いです。確かに古さは感じさせるのですが、今更ながらに「当時のアニメ職人さんたちってすごいな」と感動させられます。
 関東平野全体が宇宙船となって飛び立つシーン等、当時としては斬新なカットが随所に見られ、その頃のアニメ職人さんたちの技術が結集された作品となっています。今であればCGでやってしまうであろう、複雑な海の描写なども当時は全部手描きです。すごいです。

 もう28年も昔のことなのでほとんど覚えていなかったのですが、改めて見ると当時のアニメ作品の持つなんとも言えない味わい、そして松本零士ワールドは、やっぱり良いなと思いました。

 正直、ストーリー展開やSF的部分については突っ込みどころ満載なのですが…。それでも、破天荒な感じでまとまっている作品とも言えるでしょう。とにかく松本零士の描く女性キャラがたくさん見られて良かったです。そして何よりも、声優陣の演技の見事さが光ります。
 主人公の雪野弥生役の潘恵子さんを賞賛する声がありますが、僕的にはラーメタル人の指導者ラーレラ役の武藤礼子さんの演技がものすごく良かったです(今では故人なのが残念です)。あと、1000年盗賊の首領セレンや、永久管理人さんも良かったです。(松本零士作品にはこういう永久的な仕事をしている人が多いですね)

 また、喜多郎の奏でる音楽が見事に作品にマッチしています。雨森始少年が、1000年女王(雪野弥生)を見送るシーン。その言葉は、感動します。そして主題歌が流れ始めます。「星空のエンジェルクイーン」(デラ・セダカ)は、隠れた名曲でもあります。

 …。

(視聴形態:自宅でDVD)

1000年女王DVD

参考:あゆざかけい映画勝手にランキング

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2009年8月14日 (金)

珍しく早く帰宅して…この土日は自宅待機のつもりで…。

 ここ最近は深夜帰宅が多かったけれど、今日は珍しくかなり早く帰宅した。客先での打ち合わせの後、17時くらいに帰途についたのだ。
 打ち合わせ自体はかなり痛いところを突っ込まれたり反省点が多く厳しいものだったけれど、とりあえずは来週ということに…。

 一方で来週明けからは、5月に先行的に運用開始した一次分開発の、全店運用開始というイベントがある。明日、明後日と、出勤するメンバーも多い。

 …。

 さて、今日は客先から珍しくも早めに帰途についたので、ふと思うところがあって、寄り道をした。秋葉原に立ち寄った。おそらくこの日記の記録からすると、昨年12月中旬に行って以来である。

 すると、まだ17時過ぎという、普通ならばまだ人が働いているはずの時間にも関わらず、ものすごい人混みだった。本当にものすごい。うじゃうじゃだった。

 …。

 世間ではお盆という時節なのだな。あまり縁が無いので気がつかなかった。

 …。

 秋葉に立ち寄った理由は、以前にもこことかここで言っていたように、松本零士さん原作の劇場版アニメ作品のいくつかを買いたいなー、と思っていたから。
 近所のCD屋さんには置いてないけれど、秋葉ならあるかもしれない。個人的に御用達の石丸電気本店に行く。すると見事に置いてあった。

「銀河鉄道999 (劇場版) [DVD]」
「さよなら銀河鉄道999 -アンドロメダ終着駅- (劇場版) [DVD]」
「劇場版 1000年女王 [DVD]」

 この土日は一応自宅待機のつもりで、休むか勉強するか、もしくは上記のDVDでも観るか…。
 そして来週に備えよう…。

 …。

 コメントいただいた皆さま、いつもありがとうございます。
m(_ _)m

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2009年8月 1日 (土)

今日の日記と最近の興味…。

 なかなかカラッとした夏空は訪れてくれない。湿度と気温だけはまあまあ高く、不快指数は常に高めだ。

 今日は二週間に一度の精神科クリニック通院日。今日は午前の段階で午後診察と決めた。二度行かねばならないが、トータルでの待ち時間は短い。7月はかなり忙しく、実際には40時間くらいの残業(勤務表にはつけていないけれど)になったことを話した。今後も続くのかと聞かれると、否定はできなかった。「まあ努力してみます」と言うのみ。主治医の質問はいつも同じだ。「食欲と睡眠は大丈夫ですか」…睡眠については、会社からの帰宅時間が遅くなると必然的に短くなる。睡眠剤を飲む時間帯が遅くなればなるほど、朝の出勤時のフラツキ感や眠気が大きくなる。

 ちょうど二週間後はクリニックが夏季休業なので、四週間分の薬を処方してもらった。薬代も二倍になるのかと思ったがそういうわけではないらしい。

 …。

 今期の目標の一つに挙げてあるUMTPのUMLモデリング技能検定試験のL2(レベル2)の問題集(黒本)をようやく開いた。とりあえず今の状態でどこまで解けるか試してみた。……うーむ、これは厳しい…。でも8月中には一回受験したい。どうなることやら…。(しかしこの試験、いつの間にかレベル1認定のための条件がT2試験だけでよくなっている…昔、T1/T2の2回受けた人間としては複雑だな…)

 …。

 話はまったく変わって、最近の興味を…。

 以前にも記したことがあると思うけれど。今年は2009年ということで、故石ノ森章太郎さん原作の「サイボーグ009」の年であるらしい。009シリーズといえば、僕は3年前に部屋の大掃除をした際に、それまで持っていたコミック文庫をすべて売り払ってしまった。最近、コンビニで「コンプリートコレクション」といったものが販売され始めた。この7月末に発売された第4集には、「地下帝国ヨミ編」が含まれていた。これが描かれたのは1966年となっている。僕が生まれる前だ。それを考えると信じられないくらい現代的な作品だ。石ノ森章太郎さんの作品という意味では、最近TVドラマで「おみやさん」(渡瀬恒彦さん主演)が放映されている。それもイイ味だ。

 もう一つ、同じくコンビニコミックとして発売されたシリーズがある。松本零士さんの「銀河鉄道999」である。これも深夜帰宅の際に偶然見つけて衝動買いしてしまった。

 …。

 明日は先週行き忘れた内科に行こうとも思っていたけれど、たまにしか来ない担当の女医さんが居ないようなので、それは来週にして…。明日は休養and勉強かな…。

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2009年5月16日 (土)

今日は島村ジョーの誕生日!…他。

 今年は2009年ということで「千年に一度の『サイボーグ009』の年」なのだそうである。言わずとも知れた故石ノ森章太郎さんの名作である。えーと、僕の記憶が正しければ3度、TVアニメーション化された。僕が子供の頃に観たのは2回目の版である。主人公である島村ジョーの声は井上和彦さんである。やっぱりどうしても、この2回目のアニメと、その時期に映画化された「超銀河伝説」は思い出深い。2回目TVアニメのオープニングテーマソングは、屈指の名曲として名高い「誰がために」である。井上和彦さんのあの声で「フランソワーズ」などとささやかれたなら、男でもゾクゾクする。

 調べてみると、記念してDVDが出るみたい。あー、これは買いたいな。

「サイボーグ009 1979」DVD-COLLECTION
 (全2巻)

関連他サイト記事:
http://www.saiani.net/article/119492679.html

 原作本、3年前までは持っていたんだけれど、以前に行った部屋の整理で処分してしまった。また読んでみたものだ。

 …。

 千年というキーワードだと思い出す作品がもう一つある。それは松本零士さん原作の「新竹取物語1000年女王」である。TVシリーズは正直、記憶が無いのだが、劇場映画は覚えている。特にエンディングテーマソングを。「星空のエンジェルクイーン」という歌で、すべて英語の歌詞なのだけれど、これがまた名曲なのである。今調べると「シルクロード」などで知られる喜多郎が作曲している。

 レンタル屋さんでも1000年女王は見かけない。劇場版はもう一度観たいな。

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2009年4月12日 (日)

歌:『誰がために』は名曲だな…。

 1979年-1980年にかけて、「サイボーグ009」(原作:石ノ森章太郎さん)の第2回目のTVアニメ作品が放映された。そのときのオープニング・テーマ・ソングが『誰がために』(歌:成田賢、こおろぎ'73)である。

 この曲は是非ともちゃんと聴きたいとずっと思っていた。昨今では著作権問題を無視すれば動画サイトなどで視聴することも可能になったけれど、ちゃんと合法的にオリジナル音源を手に入れることを考えた場合、存外、この曲は出回っていなかった。
 この時代のアニメソングとしては間違いなく傑作であり名曲と言って良い。アニソンではなく普通のJ-POPとして良い曲は星の数ほどもあるけれど、主題歌としての名曲はそれほど多くは無い。
 この歌は、原作者である石ノ森章太郎さんが作詞し、イデオンやドラクエなどで有名となったすぎやまこういちさんが作曲し、同じく著名な作曲家である平尾昌晃さんが編曲をしている。

 昨日CDショップで見かけて衝動買いしてしまったのが、下記のCDである。

http://columbia.jp/minnaanime/
http://columbia.jp/prod-info/COCX-35463/

 すでに持っている曲も多かったが、『誰がために』が入っていることが買う決め手となった。

 改めてステレオで聴いてみると、当時は気付かなかった音が入っている。そして何より、名曲だ。

 この歌を賞賛する声はインターネットにたくさんあるようなので、興味があれば探して見ても良いだろう。

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2009年1月24日 (土)

いつか行ってみたい場所。

 2006年8月26日、朝日新聞の土曜版「be」に、京王線聖蹟桜ヶ丘駅周辺と、1995年7月に公開されたアニメーション映画「耳をすませば」とを紹介する記事が載った。

 紙も取っておいてないし、当時公開されたURLから消えてしまったので残念に思っていたのだけれど、違うURLで残されていた。

月島雫と天沢聖司
東京・多摩-愛の旅人-トラベル

 この記事は何度読んでも泣けてくる。

 僕も同じ東京都民であるし、行こうと思えば、都営新宿線に乗れば簡単に行ける(都営新宿線と京王線は直通なので)。でも、なぜだか、いまだに行けていない。なぜかな…。

 「耳をすませば」の公開から13年以上が経過しても、なお熱心なファンの方がたくさん居て、有志の皆さんにより、「せいせきハートフルコンサート」というイベントが開催されている。今度の1月31日で第4回になるのだそうな。

 いつか行きたいものだ。

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2008年12月27日 (土)

書店めぐり雑感:マリア様がみてる「ハロー グッバイ」感想。

 「ハローグッバイ」というタイトルから瞬時に過去のアイドル歌手、柏原芳恵さんの歌を連想してしまったのは、僕だけじゃないはず……だよね?(念のために余計な弁解をすると、柏原さんファンの中心層から見て僕は10歳くらいは若いはずだ)

 マリア様がみてるシリーズ最新巻(34巻目?)であるこの巻にて、「マリア様がみてる」(今野緒雪さん著:集英社コバルト文庫)はひとまずの区切りになった。今野さんお疲れさまです。

 この巻に近づくまでの「薔薇の花かんむり」「キラキラまわる」「マーガレットにリボン」そして「卒業前小景」における流れから、この「ハローグッバイ」に至る、なんというか今野さんの筆力の冴えというか、それがもう、見事という他はない。
 今回は卒業式というイベントに加えて新旧の山百合会幹部メンバーが総出となったわけだけれど、このまとめ方は神業ではないだろうか。

 作中においては現三年生たちの卒業の日を迎えている。たぶんどんな物語も広い意味ではそうなのだろうけれど…みんなの成長物語なんだ。改めて思った。福沢祐巳、小笠原祥子という一組の姉妹(スール)のみならず、本当にみんなの…。

 でもそれでいて、成長具合とは関係なく、同級生という絆で結ばれた親友・友人たちもいる。これまでの話の展開上、現一年生の二条乃梨子、松平瞳子、そして細川可南子の話題が目立っていた気もするけれど、やっぱり現二年生、福沢祐巳、島津由乃、藤堂志摩子のトリオの連携プレーがとっても良い。今回でも魅せてくれた。作中における次の新学期からは、この三人が「薔薇さま」として山百合会を牽引して行くことになる。きっと歴史に残るほどのすばらしい薔薇さまとなるだろう。

 作者があとがきで語っているように、あくまでも「祐巳・祥子編」が終幕したのであって、マリみて自体が終わってしまったわけではないようだ。
 とはいえ、じゃあ今度は「瞳子・祐巳編」というわけにはいかないんだろうな…。ごく個人的には、まさにそれが読みたいと渇望してきたわけだけれど。
 視点が変わっても良いので、それでも現二年生たちが立派に薔薇さまとして活躍している様子は拝んでみたいもの。そして祐巳・瞳子はもちろん、由乃ンと菜々も。乃梨子の妹は誰なんだろうとか…。ああでも、「レイニー」路線はもう勘弁ね。
 ウルトラCで「逆行」してくれても良いのだが。(姉弟作である「お釈迦様もみてる」はある意味逆行物だよね)

 ちなみに由乃ンがどのタイミングで菜々にロザリオを渡すのか、前作「卒業前小景」の段階から予想していた。予想通りでも感動するよね。
 聖さまが乃梨子をノリリンと呼び、江利子さまが菜々をナナッチと呼んだからには、瞳子は当然ドリルと来るかと思ったのは、きっと僕だけじゃない…よね?

 あー! 桂さんの苗字は結局、謎のまま!?

関連過去記事:
書店めぐり雑感:マリア様がみてるもいよいよ大詰め?
書店めぐり雑感:マリア様がみてる フレーム オブ マインド
…等。(サイト内検索で探せば他にもあります)

関連他サイト記事:
http://akiba.kakaku.com/hobby/0812/26/180000.php

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2008年10月 4日 (土)

書店めぐり雑感:マリア様がみてるもいよいよ大詰め?

 集英社コバルト文庫の読者歴はかれこれ25年になろうかという僕です。前にも言いましたが昔のコバルトはSFなどもあって、近年のように少女小説オンリーって雰囲気は薄かったんですけれど。

 そんな訳で「マリみて」こと「マリア様がみてる」シリーズ(今野緒雪さん著)の最新刊が、10月1日に出ていました。タイトルは「卒業前小景」です。8月に姉妹シリーズとなる「お釈迦様もみてる」が発刊したので、もっと先になるかと思っていたら10月に出ましたね。もっとも、僕も個人的にいっぱいいっぱいで、気がつくと「もう10月か」という感じだったわけですけれど…。

 この作品は、一見すると現代の学園モノですけれど、実を言うと一種独特の「マリみて時空」を形成している、一種のファンタジーとも言えます。そして小さな小さな日常的な物語の連続であり、決して血沸き肉踊る展開なんてありゃしない。そもそも読者もそんなものは望んでいない。不思議な作品です。

 個人的には祥祐よりも祐瞳(どちらも紅薔薇家ですが)の組み合わせの話が読みたいとずっと思って来たのですが、やはり聖典(原作のことです)ではあくまでも祥祐がメインなんですかね。そうすると、祥子さまがもうすぐ卒業ですから、これまで30巻を超えるシリーズが出てきましたが、いよいよ区切りなんでしょうか。

 今度の新刊はとても良かったです。先輩やお姉さまたちが卒業する前日の小景を、様々な人物の視点で描いています。こういう描写は本当に上手いですね。今野さん。
 最後の最後でやられました。泣かされましたよ。
 本当に小景を描いてあるだけですのに…。

 それにしても僕はやはり一年椿組の親友同士も好きです。今回も乃梨子が瞳子を気遣ったりして、「お姉さまの効用について語りにきた」だなんて台詞は最高ですね。今回はこの二人が完全に親友としての絆を持っていると感じられたのも良かったです。ああでもでも、今回は志摩子さんの言葉も良かったです。

 次は卒業の日の話でしょうか。でも、まだ回収できていない伏線があると思います。例えば「あなたを探しに」の時の志摩子さんと蔦子さんの謎の行動とか。

 まあ気長に待ちましょう。生温かく…。

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2008年9月20日 (土)

DBと言えば…。

 職業柄データベースと答えてしまいそうだけれど、今回はそうではない。鳥山明さん作のドラゴンボールだ。
 これとかこれの記事にて書いたように、20年も前のコミックスを読んでみたくなった今日この頃。書店に行くと未だに新刊が売られているからすごい。僕はかつて少年ジャンプ系だと「シティハンター」とか「幽白」とかは全巻持っていた時期があった。しかしそれらは既に絶版だ。
 通常の単行本の3倍近い価格で「完全版」が販売されている。昔のカラーページなどをそのまま再現したものだ。先日、我慢できずに買ってしまった。いま手元には1巻〜9巻まである。全部で30巻以上にもなるから、全部買うと大変なことになるのだけれど、どうしようかな?
 完全版9巻のラストで第22回天下一武道会が終わり、直後クリリンが死んでしまうのだ。(1回め)
 ああいよいよあの大魔王が出てくるのかな。この先どうしようかな。買っちゃおうかな。

 改めてこの作品を読み直すと、最初の頃が本当におもしろかったなぁ、と思う。初めのころは人が死なないんだ。悟空は無邪気で軽い。ブルマ、亀仙人などからも「性格が軽い」と言われる。ああそんな悟空が好き。

 僕も後半のストーリーは知らない。具体的に言うと人造人間編以降くらいからは。なんだかウィキ百科事典を見ると色々書いてあるので思わず読んでしまうけれど。

 この天下一武道会みたいな展開は、その後、少年コミックスには何度も使われるパターンになった。元祖は何だろうな。ドラゴンボールかな。

 悟空さ以外に好きなキャラは、何といってもクリリン。クリリンってば本当にいい奴だ。あと、猫好きな僕としてはカリンさま。

 完全版の9巻ラストって、ものすごいポイントだと思う。世の中には、ここでクリリンが死んだりせず、このままの世界でどちらかというとコメディタッチの展開が続いてほしかったと言う人もいるんじゃないかな。

 僕の部屋は未だに仮死状態なので、新たに数十巻もの本を増やすわけにはいかないのだけれど…。どうしようかな…。

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2008年9月 6日 (土)

今日の日記:PM試験とアドベンチャー。

 プロジェクトマネージャ試験の教本から、とにかく手書きで早く文章を執筆できるようにならないといけないことがわかった。そして、当初は会社の備品である大学ノートを使おうとしていたけれど、論文の練習にはちゃんとした原稿用紙でないとダメだということもわかった。…ので、今日の午前、精神科クリニックに午後予約をしに行った帰りに、原稿用紙を買った。そして、とりあえず書く練習ということで、教本にあるサンプル解答を書き写すということをやり始めた。これが30分でダウン。30分でどれだけ書き写せたかというと、700字くらい。本番の試験(午後2試験)では、120分で2400字以上書かないといけない。なんということか、単純な「書き写し」と同程度以上の速さで書かないと合格できない。
 結局もう30分やってみたけれど、1回答分を書くことさえできなかった。先は長そうだ。
 でも、書き写しは疲れるけれど、だんだんと手書きの感覚が蘇ってくるのは感じた。なれればもっと速度は上がるだろう。

 思い返せば、僕は学生時代に、国語の教科書に出てきた名作「山月記」(中島敦著)をノートに書き写すという行為を2回くらいやった。僕の中ではあの作品の文章はとても美しいものに思えた。書き写しという行為は筆力の向上につながったと思う。最近の学生諸氏はいわゆる「コピペ」でレポートなどを作り、それが問題になっていると聞く。コピペには筆力を向上させるなど、自分の力になる効果は無い。それは断言できる。嘆かわしい時代だ。

 …。

 通院後に、ふと以前にも記した「歌:30歳代のためのアニメソングだって。」が妙に聴きたくなった。特に「魔訶不思議アドベンチャー!」が聴きたくなった。これは「摩訶不思議」ではなく「魔訶不思議」なのだった。(魔の字)訂正してみた。
 聴けば聴くほど、何といっても歌詞が傑作だ。

 この世はでっかい宝島
 そうさ いまこそアドベンチャー!

 このフレーズは最高だ。

 実際の僕と言えば、遠くに出かける気力も体力もない。とてもアドベンチャーではないけれど。携帯やPCを買い換えたり部屋の模様替えをしたいと思いながらも、それすらできずに居るけれど。

 ドラゴンボールが読みたくなった今日この頃。

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2008年8月 9日 (土)

歌:30歳代のためのアニメソングだって。

 今日の通院の帰りにTSUTAYAショップに寄って、下記のCDを買った。個別には重複して持っている曲もあるのだけれど、何だか良さげな曲が1CDに入っていると買いたくなる。値段も2100円とほどほど。
 一部コメント入りで取り上げよう。

●for 30's generation アニメ
  -みんなアニメが好きだった-

◎作品タイトルOP/ED「楽曲名」(アーティスト)

01.ルパン三世 OP 「ルパン三世のテーマ'78」
 (ユー&ザ・エクスプローション・バンド)

 これはルパン三世の最初の劇場版にも使われたバージョン。大野雄二さんの名曲。

02.北斗の拳 OP 「愛をとりもどせ!!」
 (クリスタルキング)

 ちゃんと聴くとものすごい。You は Shock の部分のエコーなんかがすごい。

03.うる星やつら OP 「ラムのラブソング」
 (松谷祐子)

 80年代アニメの金字塔の一つ。そのシリーズ最初のOPソング。実を言うと昔はあまりこの作品が好きではなく、だから毎週水曜日にも観ていなかったのだけれど、いま聴くと名曲だなぁ。

04.タッチ OP 「タッチ」(岩崎良美)

 前にもあだち充さんの話で書いたけれど、僕は「みゆき」派なので、特にアニメの「タッチ」は観ていなかったけれど、これも高校野球の応援曲の定番の一つになっている。これもいま聴くと名曲。

05.みゆき ED 「想い出がいっぱい」(H2O)

 僕は原作が好きだっただけに、当時のアニメのキャスティングには納得できなかった。しかし、TVアニメ番組のエンディングという目で見ると、まれに見る名作エンディングカットだったと思う。この曲とともに、窓の中に、鹿島みゆきや若松みゆきの姿が見えたんだよね。

06.キューティハニー OP 「キューティーハニー」
 (前川陽子)

 「魔女っ子メグちゃん」の主題歌と共に燦然とアニソン史に輝く前川陽子さんの名曲。近年、様々な人が歌っているけれど、本家にはかなわないでしょう。

07.ドラゴンボール OP
 「魔訶不思議アドベンチャー!」
  (高橋洋樹、アッポサウンドプロジェクト)

 DBシリーズの主題歌の中でも、これが一番好きだなぁ。本当にアドベンチャー!って感じの曲。歌詞は傑作と言ってよい。名曲だ。「摩訶不思議アドベンチャー!」ではないのでご注意を。(摩→魔)

08.未来警察ウラシマン OP
 「ミッドナイト・サブマリン」(HARRY、USE)

 歌手の声と歌い方が堀内孝雄さんと激似だ。
 え? べーやんじゃないの? べーやんでしょう?

09.スペースコブラ OP 「コブラ」(前野曜子)

 いま聴くと当時としてはかなりアダルティな曲。ハスキーボイスで聴かせてくれる。歌手の方が故人であることが残念。

10.宇宙海賊キャプテンハーロック
  OP 「キャプテンハーロック」(水木一郎)

 水木一郎さんの数ある歌唱曲の中でも、これが一番好きなんだ実は。同じくらい好きで感動できるEDソングも欲しかったところだ。

11.おじゃまんが山田くん OP
 「おじゃまんが山田くん」(こおろぎ'73)

 うーむ。これはノーコメント。

12.キャンディキャンディ OP
 「キャンディキャンディ」
  (堀江美都子、ザ・チャープス)

 名曲だし名作だし、堀江さんの歌声はとても好きだけれど、僕には今作のような激動の大河ドラマは観られません…。心に悪いというか。堀江さんの歌う「ボルテスV」も欲しかったところ。

13.夢戦士ウイングマン ED 「Wing Love」
 (山中のりまさ)

 これは今ひとつ記憶がないのだが。わざわざEDを拾ってくるということは、相当支持があったのだろう。

14.がんばれ元気 OP 「風になれ!」
 (堀欣也、こおろぎ'73、ザ・チャープス)

 ああ、これは良い曲だ。原作者の小山ゆうさんの作品の中では、僕は「スプリンター」が好きだ。曲とは関係無しだが…。

15.ゲームセンターあらし OP
 「ゲームセンターあらし」(水木一郎)

 これもノーコメント。

16.デビルマン OP 「デビルマンのうた」
 (十田敬三、ボーカルショップ)

 あまりにも有名なのでこれもノーコメント。

17.Dr.スランプアラレちゃん OP
 「ワイワイワールド」(水森亜土、こおろぎ'73)

 これも懐かしき「アラレちゃん」シリーズの最初の主題歌。これもシリーズ中ではこの曲が一番だなぁ。

18.キン肉マン OP 「炎のキン肉マン」
 (串田アキラ、こおろぎ'73、Shines)

 敢えてこっちを持ってくるところが、このCDの良いところかな?

19.マジンガーZ OP 「マジンガーZ」(水木一郎)

 あまりにも有名なのでこれもノーコメント。

20.キャプテン ED 「ありがとう」(99Harmony)

 この作品はOPソングも名曲だったのだ。できれば揃えて欲しかったところ。しかしこのEDはしみじみ良い曲だ。男声合唱も良いなぁ。

21.劇場版 あしたのジョー OP
 「あしたのジョー -美しき狼たち-」(おぼたかし)

 これ! これはなかなかCDには入ってこない隠れた名曲だ。あしたのジョーはTVシリーズよりも劇場版の方が良かった気がする(TV版の総集編だったけれど)。あしたのジョー2の方で、ホセメンドーサの台詞に字幕が入ったのはどっちだったかな。字幕の方が良かったな。

22.劇場版 銀河鉄道999 ED
 「銀河鉄道999(THE GALAXY EXPRESS 999)」
  (ゴダイゴ)

 万感の思いの後に流れる1979年の大ヒット曲。カラオケで歌っても、「THE GALAXY EXPRESS」の部分がうまく歌えないんだ。歌詞も良いのだ。

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2008年8月 7日 (木)

書店めぐり雑感:マクロス・クロニクル

 けっこう僕のブログはマクロス率が高い。左サイドバーにあるブログ内検索で「マクロス」と検索するとかなりヒットするはずだ。マクロスというカテゴリも作っちゃおうかな?

 そんな僕がマクロス・クロニクルなんて見たら、思わず買うよね。特に今日発売の02号の表紙は良い。SDF-1 MACROSS は良い。

 バインダーも買ってしまうか迷うところだ。

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2008年7月27日 (日)

書店めぐり雑感:マルグリートの輪舞曲の感想。

●マルグリートの輪舞曲
 作者:茅田砂胡 出版社:中央公論新社
 新書 C*NOVELS

 「クラッシュ・ブレイズ」シリーズも11巻目です。個人的には今回のような中編が複数ある方が好きですね。
 前々からも言っていますが、このシリーズは同じ出版社から出ている「デルフィニア戦記」(全18巻)および「スカーレット・ウィザード」(全5巻+外伝)を最低でも読んでいないとおもしろさがわからないのですが、それでも店頭に山積みされているということは、かなり売れているのでしょうか。
 まあ、僕個人としては、このシリーズがこもまま続いてくれて大いにけっこうなのですが、辛口の人も相当いるようです。
 僕としては、今回は内容的にはおもしろかったのですが、表紙の絵がいろんな意味で怖かったですね。ここに描かれたお三方のうち、まあジンジャーとジャスミンの両翼は吉としましょう。でも真ん中のリィはどうなんでしょう? と思いました。うまいうまくないの世界ではなく、リィの女性の姿は、すなわち「ディフィニア王国の王妃グリンダ」ですからね。沖麻実也さんのイラストイメージが強すぎるんですよね。鈴木理華さんの絵も好きですが、どうしてもイメージが異なるんですよね。
 クラブレの新刊が出る度に「デル戦」を読み返してしまいます。

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2008年7月 2日 (水)

書店めぐり雑感:緑林寮が…。

 「ここはグリーンウッド」(那須雪絵さん著) この白泉社の名作がドラマ化されるらしい。さっき書店によったらコミック文庫が出ていて、帯に「ドラマ化」と書いてあった。主役のすかちゃんはともかく、瞬とか忍とか光流とか、誰が演じるんでしょう? まったく想像できません。上のリンク先の記事も10年以上前に書いた。だからもう20年は前の作品だけれど。まあどのみち僕はTV観ないから、DVDが出た時点で考えよう。

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2008年6月15日 (日)

早坂先輩…じゃなかった吉田のぞみさんのような生活って…。

 午前中はずっと寝ていた。一度朝食は早めに摂ったけれど。平日の昼にほとんど食さなかった反動か、食欲はある。甘い物が欲しい。身体が要求しているんだろう。

 正確には今日ではなく一昨日だけれど、書店で「てけてけマイハート」7巻(竹本泉さん著)などを買った。早坂先輩…じゃなかった吉田のぞみさんってば、見た目はまったく変わらないのにもう32歳? …ってことはしげるくんも31歳なわけか。一応この作品ではサザエ時空は存在せず、作中時間はリアルタイムらしい。
 早坂先輩…じゃなかった吉田のぞみさんのような生活って憧れるわー。いやはやこの作品も長くなってきた。竹本さんどうかもっと描いてください。

 書きたいことは山ほどあれど、いろんな理由で書けずじまい。まあ明日からの平日もあるので、適当なところで…。うじゃうじゃ。

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2008年6月 7日 (土)

今日はつれづれに…。

 だらだら書くよ?

 なんだか久々にものすごく嫌な疲れ方をしている。昨日の22時頃に開発メーリングリストに送信したメールは良かったのだろうか? いつもこんな感じだなぁ僕は。
 システム開発における構成管理担当者(=ライブラリアン?)ってのは、地味だけれどとても重要な役割。そんなものを僕がやっていて良いのかと思うくらい。決してやりたくないわけではない。むしろやりたい。でもねぇ、今の僕のキャパシティは小さいのだよ。
 構成管理は単なる入出庫担当ではなく、むしろその内容の管理(どういったフォーマットの文書で統一するとか)や、最新バージョン管理を維持しながらいかにみんなの手間を最小限にして回すかといったルールを作ったり管理したりする。当然プロジェクト全体が対象だから、インフラチームだとかAPチームだとか、そういった垣根を跨いだ動きをすべき。そんなお仕事。こっちにもそれをこなしきる知恵とパワーがあれば良いのだけれど。僕一人では無理。マジで。
 多分、マネージャーたちは「お前一人ではないだろう」と言う。体制表では他にも居るから。でもね、決めただけではダメなんだよね。現実として動けないと意味がない。
 僕はもう4月からかなり切羽つまっている。そろそろ限界だな。

 …。

 高ストレス状態のせいか、今日は久しぶりに音楽を聴いた。聴いたというよりもかけた。この前発掘した25年前の「ナイン」音楽集もかけた。そして、何となく古いカセットテープのラックから掘り出したテープ。ラベルには「H.A.など」と書いてある。何じゃこりゃ? かけてみると分かった。「ハイスクール・オーラバスター」のイメージアルバムから編集したテープだ。もう15年近くも前のものじゃん。「H.A.など」って言うからには違うのも入っていた。これまた「低俗霊狩り」のイメージアルバム。
 オーラバと言えば、「ハイスクール オーラバスター」でググったら、何と僕の良作紹介ページが1ページめにくるじゃん。そんなのあり? 確かに僕自身も昨年の大量書籍処分の中に、断腸の思いでオーラバも入れたけれどさ。世間的にはここまでの扱いになってしまったの? 悲しいですね。
 一方で「低俗霊狩り」とは幻の良作月刊誌「コミックコミコミ」(白泉社)にかつて連載されていた奥瀬サキ(奥瀬早紀)さんのシリーズ。イメージアルバムなんてあったのだよ。それを持っている僕もかなりマイナーだと思う。この中に1曲だけとても良い歌が入っている。ああここまでの内容、分かる人なんていないのではないかしら。

 なんだか最近はずぶずぶはまれる作品との出会いってないなー。この前、NHK「クローズアップ現代」で、売上ランキングに振り回され、激変にある書店販売業界のことをやっていた。売上ランキングをみて本を選ぶ人が増えている? あんなの何で参考にするんだろう。ランキングといったって売上でしょ?  しかもその書店における。内容が関係しないじゃん。カテゴリーだって混ぜ混ぜだし…。あんなものを参考にしたことはない! …って断言できるかはわからないけれど、あんまり意味を感じない。
 だいたいにおいて、僕が好きになる作家や本って、上位にランクインしないのよ。もしくは人気があっても超寡作。森岡さん「星界の戦旗」の新刊出してよー。

 昨日、深夜にやけのやんぱち気分で立ち寄ったTSUTAYAで、いくつか興味深いDVDがあった気がするけれど、うーむ。踏み出せないなー。こっちも。

 …。

 もっとだらだら書こうと思ったけれど、気分も乗らないので取り合えず…。

 あーまたかりんとう食べたくなった。最近甘いものばかり摂ってマズいです。昨日、会社での夕飯は「ガルボミニ」と「あんぱん」だったし。「ガルボ」は何だか止まりませんよー。

 明日は内科通院。床屋にも行かないと。あさって出社できるかな。できるとは思うけれど。どうかな。

 まあそんな感じです。

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2008年6月 3日 (火)

今日の日記:取り合えず…。

 某コンピュータメーカーH社製のアプリケーションサーバ(J2EE仕様)の認定試験付きのコースを集中的に受けた。4コースあったけれど、試験が今時マークシート(紙)なので、即日には結果はわからない。まあそれが主目的ではないのだけれど、どうせなら合格したいよね。まあ合格ラインが7割だったら大丈夫だと思う。認定と言っても、テキストの内容を覚えていれば回答できるレベル。某DBベンダーさんの試験のように引っ掛け問題は多くなかったし。

 ああ明日からはまた業務に戻らないと。

 認定試験と言えば、僕は今年度上期の目標の一つに、LPIC(Linuxプロフェッショナル認定試験)をあげてしまったのだった。それも受けないと。そんな暇あるのか?
 僕のUnix系の知識はあくまでもふつうの開発ユーザレベルなので、敷居は高い。でもまずは普段使いから変えて行こう、っということで、ubuntu に移行したわけだけれど、普段使いしているだけではスキルは伸びないなぁ。まあコマンドライン操作にはまったく抵抗はないけれど。むしろそっちの方が好きなので。
 まあ考えよう。先は長いだろうし。

 今日の帰り、若手の皆さんは飲みに出たみたい。僕は胃腸の問題なども抱えているのでパス。ああでも明後日は飲み会だ。

 あと3日。取り合えず乗りきろう。

 …。

 …そうそう。
 先日からあだち充作品の話題を書いていたら、無性に読みたくなった。かと言ってさすがに昔の小学館ビックコミックの単行本はない(かつては持っていたけれどね)。でも数年前にコミック文庫版の「みゆき」は手に入れていたんだ。一昨年、昨年と、死んでいる部屋の再生のためにコミックス数百冊を思い切って解放をしてきたわけだけれど、さすがにこれは捨てていなかった。時々読みたくなるからね。ああでもナインは無いぞ。買っちゃおうかな?

 昨日あっさりと見つかった25年前のカセットテープは、まだ再生に耐えられたようだ。CDよりもはるかに音は劣るけれど。倉田まり子さんの「LOVE・イノセント」「真夏のランナー」は、今聴いても名曲でした。

 今日は何とも、とりとめがないです。

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2008年6月 2日 (月)

ナインの音楽集が…。

ナインの音楽集が…。
探したら出てきた。
聴いてみるか…。

1983年って書いてるよ!

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RE: 書店めぐり雑感:あだち充さんの代表作と言えば?

 忘れていたわけではないけれど、昨日の記事にもらったコメントを読んで、芋づる式に思い出した。「ナイン」ですね!
 よくよく思い出したら、僕があだち充さんの作品に割と傾倒したきっかけは、まさに「ナイン」だった気がする。
 記憶が正しければ、あれサンデーの増刊(月刊)連載ではなかったかしら?
 単行本としては全5巻。
 「タッチ」や「みゆき」といった作品につながる作品でもあり、ある意味傑作と言っても良いですよね。良い意味で王道と言うか。人に勧めることができるあだち作品の一つですね。(「みゆき」は、昨日書いたようにかなり人を選ぶ)
 もちろん何回も読みました。それにアニメも思い出した。倉田まり子さんが歌う「イノセント」「真夏のランナー」
 特に「真夏のランナー」なんか大好きな歌でしたね。1980年代に10代を過ごした世代には、この歌みたいのに弱いです。
 主人公とヒロインも良かったけれど、1年後輩で、主人公である新見に憧れる女の子が出てきたりした展開は、切なくてね。

 僕の脳にはまだ「真夏のランナー」が残っていますよ。昔アルバム買ったなぁ。もう一度聴いてみたい曲の一つですね。

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2008年6月 1日 (日)

書店めぐり雑感:あだち充さんの代表作と言えば?

 一昨日だったかな。たまに帰りに立ち寄る書店で、「みゆき」が新装刊で発売されているのを見つけた。とても懐かしく思った。この作品はいろんな意味で、僕には特別だ。
 世間的に見れば、あだちさんの代表作は「陽当たり良好」「タッチ」「H2」などだろうと思われる。「みゆき」は、かなり読者を選ぶと思う。

 まあ無粋な客観で言うなら、若松真人ってば平凡というよりほとんど取り柄がないみたいだし(けっこうやさしいんだけれどね)、鹿島みゆき好きな人に言わせれば、若松みゆきに対してはいろいろ言いたいことがあるみたい。竜一、中田先生、鹿島父はヘンタイっぽいし。
 それに第一、作品の軸が、かなり偏っている。他のあだち作品には、恋愛要素以外に、スポーツだとか、複数の軸がある。でも「みゆき」には、多分、この一点しかない。
 若松みゆきの兄への想い。
 実はこれが軸だと思う。もちろん、本人も気付かない若松真人の妹への想いも重要だけれど、やっぱり若松妹の想いだ。
 これをどう受け止めるかによって、この作品への好悪が出てくるのだと思う。

 僕はあだち作品の中では「みゆき」が一番なのです。
 設定上では、若松妹は昭和41年生まれなんだよね。多分ファンの中心層もそのくらいの人々だろうと思われる。

 TVアニメははっきり言って声優が大失敗だと思ったけれど、H2Oが歌うOP/EDのテーマソングは名曲。特にエンディングの「想い出がいっぱい」は、エンドロール画面とあわせて、ものすごく良かった。傑作エンディングの一つだね。

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2008年5月25日 (日)

コーセルテルの竜術士物語6巻が出ました。

「コーセルテルの竜術士物語」(石動あゆま著、一迅社ゼロサムコミックス)第6巻が出ましたね。旧クリムゾンコミックス(集英社:絶版)の「コーセルテルの竜術士」全4巻を含めると、10巻目です。いやあ、月刊誌で、しかもまったく質も落とさず、むしろ世界観は徐々に広がっているのはすごいです。

 ちょっとネタバレしてしまうと、光竜家の補佐竜が代わりますね。僕はマリエルとリリックの組み合わせは好きです。

 この作品はいつまでも続いて欲しいな。できることならマシェルの育てる子竜たちが、補佐竜くらいになる日までは…。

 ところで。この作品名で検索かけると僕のページがわりと高順位に来てしまうのだけれど…。そんなにマイナーかな? ほのぼのファンタジー系では超オススメ作なんですが…。

参考リンク:ウィキペディア百科事典へ

http://ja.wikipedia.org/wiki/コーセルテルの竜術士物語

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2008年3月28日 (金)

今日の日記:マクロス・ザ・コンプリート

超時空要塞マクロス
マクロス・ザ・コンプリート
25年も前の傑作アニメの音楽集。

 今日は昨日書いたように、午後半休を取ったので、帰りに秋葉原に寄り道した。目的は「マクロス・ザ・コンプリート」というCD盤(3枚組)。
(内容については文末参照)

 以前、25周年でセールされていたマクロス劇場版(超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか)のHDリマスター盤DVDを買ったり、TVシリーズをレンタルで観たりして、改めてマクロスの音楽はいいなぁ、と思い、このCDが欲しくなっていた。

 劇場版のサントラは、中学生くらいだった当時、LPレコードかカセットテープで販売されていて、カセットの方を持っていた記憶がある。かなり聴いたと思う。あと、ミンメイがラジオでDJやっている設定のドラマアルバムも持っていた。いずれもCDが普及する前の話。

 TV版サントラは持ってなく、すなわち聴いていなかったのだけれど、今聴いてもすごい。僕はマクロスで名前を知った羽田健太郎さんだけれど、独自の世界があると思う。

 TVアニメシリーズは、設定やストーリーでは、若干の迷走はあるものの、事実上のクライマックスである第27話「愛は流れる」までのものは斬新でひきつけるものがあった。音楽もまたしかりで、すばらしいものがあった。だからこそヒットしたわけだけれど、かえすがえすも作画が酷いところだけは、ただただ惜しい。これで作画がまともであったなら…。
 声優の中にはすでにご他界された方も居る(主人公:一条輝役の長谷さんなど)けれど、絵だけ描きなおしてくれないものかと本気で思ってしまう。
 まあ、その反動というか、そのときのスタッフの悔しさが劇場版で昇華されたわけだけれど…。

 …。

 秋葉原でCDやDVDを買うとき、僕はたいてい石丸電気の本店に行く。今日もまずそこに行ったのだけれど、売っていなかった。探し回るほどの意欲というか元気はなかったので、あきらめかけたが、ダメもとでもう一軒、石丸電気ソフト1に行く。すると、あった。さすがは秋葉原。こんな古いCDも売っている。

 午前中にはもちろんお仕事をしていて、それなりにいろいろあったけれど、とにかく明日、明後日は完全休養の予定。

 …。

 羽田健太郎さんの音楽を聴こう。
 これは3枚組で7千円以上するけれど、それでもとてもお買い得だと思う。きわめて良心的な内容となっている。

<以下、CD内容の詳細>

続きを読む "今日の日記:マクロス・ザ・コンプリート"

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2008年3月15日 (土)

今日の日記:10分程度の外出…マクロス「愛は流れる」

 ここのところ、休日は決まって午前中は寝ている。寝過ごしているわけではない。一度早く起きて朝食も摂って、再び眠る。通院日に限って、そうはならない。
 通院は先週だった。今日は行かなくても良い。まあ行っても良いのだが、時間と金と体力と精神力を消費することになる。

 先の日曜日に借りたマクロスTVシリーズのDVDを観なければならない。…ればならない…ってほどのことではないけれど。やっぱりお金払って借りているわけだし、それに名作として名高い第27話「愛は流れる」までは観ないと損な気がする。

 しかし、なかなか気分的に観たいと思えない。
 そこで、わずかではあるが外出してみようと思いたつ。

 まあ「ゴミ捨て」がてら近所のディスカウントスーパーにミネラルウォーターを買いに出るくらいだったけれど。
 わずか10分程度の外出。

 でも、功を奏したようで、ビデオを観る気分になった。

 それにしても作画が酷い。ストーリーや設定などは、かなりSFしているし、個人的には大好きなんだけれど、作画が劣悪だとアニメってとても観られない。アニメという映像は過剰なくらいに手を込んでいないとダメなんだ。EDのテロップで作画(原画・動画)が「スタープロ」という名前の回が特に酷い。(この辺のいきさつについては、ウィキペディアフリー百科事典のマクロスの項目を見れば書いてある)

 有名な第27話「愛は流れる」 昔、観たかなぁ?
 劇場版と比べると相当落ちるけれど(当たり前か)、部分的にはものすごく良く(本当に部分的なのが悲しいけれど)、当時としてはすごい映像だったのだろうとは思った。劇場版へのベースラインのいくつかが散見される。
 不謹慎なようだけれど、400万隻の巨大宇宙艦隊からの砲撃を受けて地球があっという間に壊滅する部分の描写はすごいと思った。(物語的には、ここで数十億人が一瞬にして滅殺(消滅)させられている)

 その次の28話からは、昔の昼ドラマのような展開になるんだけれど、明日、返しに行ったとき、残りを借りるかどうか。借りない気がする。

 ところで、アニメといえば、「宇宙戦艦ヤマト」のナレーションなどで有名だった広川太一郎さんが今月亡くなっていたそうだ。60歳代で人が死ぬのは悲しい。僕の父はもう70歳代も半ばにさしかかるので…。

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2008年3月 8日 (土)

今日の日記:ちょっとマクロスづいている。

10:00頃
 精神科クリニックに行く。今日は午前に診察券だけ出して、午後に診察することに決めていた。だから家族にも昼食を買って行くことにした。

10:20頃
 TSUTAYA(書店、DVDレンタル)を物色。
「超時空要塞マクロス」のTVシリーズのDVDがあったので借りることに。1,2巻(第1話~第8話)を借りた。店員さんが「クーポンありますか」との言葉に、とっさに「ありません」と言ってしまったけれど、よくよく考えたらケータイのメールに着ていた。しまった。最近TSUTAYA来てなかったからなぁ。半額クーポンをもっとちゃんと利用しないと。最近、こういう小さなポカが多い。

10:45頃
 auショップに立ち寄り。(今日の新聞のチラシにキャンペーンとあったので) うーむ。いま使っているケータイは2005年モデル(W31T)だから、そろそろ機種変更しても良いのだけれど、なかなかきっかけがない。そのまま去る。

11:00頃
 ローソンでおにぎりとスープを買って、いったん帰宅。
 借りたDVDを観始める。
 もう25年以上も前の、しかもTVシリーズなので、いまの最新アニメと比べるといろいろと劣るけれど、それでもB級テイストも含めて、面白い。第一、近年にご他界された羽田健太郎さんの音楽がとても良い。

14:00頃
 クリニックにて診察。
 最近疲れ気味ということと、飲み会などでは消耗が激しいことを伝えるも、薬などは変わらず。

15:00頃
 DVDの続きを観る。
 第3話における宇宙空間で主人公が乗っている飛行機の動きはものすごく強引。まあそんなB級なところも良い。でも一条輝の心の描写なんかもあるのも良い。エンディングテーマソングが流れる画面がとても懐かしい。「ランナー」の歌詞も下に出つつ、ミンメイのアルバムがめくられて行く。この歌も名曲だなぁ。

 …。

 あいかわらず学生時代のようなすごし方。

 明日は床屋に行かないと…。

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2008年3月 2日 (日)

僕はマクロス世代。

 先の金曜日、銀行にローンの相談をしに行った帰りに、秋葉原で衝動買いしたものは、下記のDVDソフト。

●超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか
 HDリマスター盤(通常版)
 (1984年劇場公開)
●超時空要塞マクロス Flash_Back_2012
 (1987年OVA:オリジナルビデオアニメーションとして
  発売)

 劇場用マクロスは、公開当時(中学1年)実際に観に行ったし、その後も何度か観ている。昨年にもDVDレンタルして観てしまった。好き嫌いはさておいても、当時のセルアニメーションのレベルでは間違いなく最高傑作のひとつと言える。改めて僕なんかが語らなくても、ウィキペディアフリー百科事典に、ものすごい量の情報がある。(文末参照)

 HDリマスターというので手を出したけれど、どの辺が良くなったのかは、あまりわからなかった。見比べないとわからないのかな? 僕の部屋にある小さなパソコンモニター(通常はいつもそれで観ている)では何なので、主に父が観ている居間のAQUOSくんに映して観た。

 しかし、税込みの定価だと7千円もするのに、字幕も付かないとは、ちょっと悲しい。(T_T) 本当に本編のみしか収録されていない。まあ衝動買いだから良いのだけれど。後悔はしていない。

 一方の「Flash_Back_2012」
 25周年記念として発売された昔のOVAだけれど…。
 これは良い。本当に良い。
 ミュージッククリップ的なつくりは、現在であれば普通にありうるけれど、昔としては稀有だっただろう。「愛は流れるpartII」がフルセットで録音されているのもコレだけだし。最後の「ランナー」の藤原誠さんと飯島真理さんのデュエットも貴重。これは高くは感じなかった。

 でも25周年記念ということで同時リリースされているTV版全36話の10枚組DVDメモリアルBOXの方は、高い。いくらなんでも高いなぁ。定価だと4万円? でも欲しい。悩みどころ。

 僕の中でSFアニメといえば、
 「トップをねらえ!GunBuster」
 そして、
 「超時空要塞マクロス」だなぁ。

(よく考えたらどちらもキャラデザが美樹本晴彦さんだ)

 世間的にはガンダムだけれども。
 ああ、イデオンとかエヴァとかはまた別口。

(ウィキペディアフリー百科事典)
ja.wikipedia.org/wiki/超時空要塞マクロス_Flash_Back_2012
ja.wikipedia.org/wiki/超時空要塞マクロス_愛・おぼえていますか
ja.wikipedia.org/wiki/超時空要塞マクロス
ja.wikipedia.org/wiki/メガロード-01
などなど、まだまだ記述がある。25年も前の作品だというのに、スゴイ情報量。

(関連過去記事)
歌:天使の絵の具、ランナー他 マクロス・ソングセレクション
Re: アンケート:乗ってみたい宇宙船は?
音楽:イデオンの中に羽田健太郎さんのピアノソロが…

(参考)
心に残る長編アニメ一覧

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2008年2月22日 (金)

今日の金曜ロードショー:耳をすませば

 TV放映やっていたのね。普段TV観ない人なので気が付かなかった。10時30分くらいから観始めたら、ちょうど雫が「試し」をやろうとしているところだった。

 DVD持っているけれど、TV放映で観るのも良い。なんというかライブ感みたいなものもある気がする。民放(日本テレビ系)なのでCMが入るのが残念だけれど。

「耳をすませば」は僕にとって特別だ。

 一昨年、僕も雫のように「試し」をやってみようと思ったのだった。それが復職のきっかけでもあった。

「ジブリ作品」とか「宮崎駿さん」とか、そういうキーワードで語られる場合が多いけれど、厳密には、最初で最後の「近藤喜文さん監督の作品」なのだ。

 13年前に製作された、間違いなくセルアニメの傑作にして名作。思いっきり主観が入っているけれど、これは譲れないなぁ。

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2008年2月11日 (月)

今日の日記:動けずの一日…カップめんでは何故かカリ城を思い出す。

 朝は一応普通に起きるけれど、朝食後、眠ってしまう。
 今日は両親は映画を観に行った。(「かあべえ」観たそうな) 僕は居間で「入門Subversion」という本を読むけれどなかなか集中できず。

 昼食はたまたまあった日清カップヌードル(BIG)
 カップめんを食べると、僕は何故か「ルパン三世 カリオストロの城」という名作アニメ映画を思い出す。20年以上も前の作品だ。

 公爵が晩餐をしている最中、銭形警部や次元たちは、それぞれカップめんをすすっていた。何故かそれが忘れられない。

 その後も眠ってしまう。結局外出もできず。

 ぐだぐだの一日でした。

 明日からは特別休暇3日間ですが、外出予定なし。
(眼科に行こうと思ったら予約制に変わっていた。すぐにはかかれないらしい)

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2008年1月28日 (月)

昔のアニソンを聴く。

 今日もぽつぽつケータイからの投稿です。

 少し残業になった帰り道。駅ビルのCDショップで、この前に買った「続続」の前巻にあたる「続テレビまんが主題歌のあゆみ」を買ってしまった。内容については検索で。(アマゾンの紹介記事にはけっこう間違いがあるのでご注意を)

 この時代の作品は再放送で観て知ったものが多い。実はとても好きだったのは「魔女っ子メグちゃん」だったりしたのを覚えている。内容はすっかり忘れたけれど。これって「キューティーハニー」の後番組? 両方ともに前川陽子さんの歌はいいですね。

 何気に感動的だったのが「ガンバの冒険」かな。

 昔のアニメについて調べると驚きの真相があったりする。「キャンディキャンディ」なんか、版権の問題などですごいことになっていたらしいし。

 このシリーズには入ってないけれど、「未来少年コナン」が聴きたくなったなぁ。

 …。

 とりとめもなく書いてみる。

 まだ今週もいろいろありそうなので早く寝ようかな…。

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2008年1月20日 (日)

歌:アニメソング版「R36」?

 ここのところ再び音楽を聴かなくなって来た。
 そして何故か昔のアニソンが聴きたくなった。
「R35」というCDが販売されているけれど。

 続々・テレビまんが主題歌のあゆみ

 というCDを衝動買いしてしまった。何故か「続々」を買った。個人的にはこのあたりの歌が最も古い記憶。昭和50年代前半(1977年あたり)の作品たち。僕と同年代であれば、けっこう懐かしいのではないかな。

 聴いてみるものだ。「何なのこの名曲っぷりは!?」と驚愕すべき歌も多い。「草原のマルコ」「ロックリバーへ」(歌:大杉久美子さん)とか「キャンディキャンディ」(歌:堀江美都子さん)とかとか。
 曲も歌詞も良いけれど…。
 何よりもこの人たち、歌上手すぎ。

 昔は男の子向けと女の子向けとが完全に分かれていて、歌手も分業。でも本当にこの時代のアニソン歌手はすばらしい。
 思えば僕は昔から女の子向けも好きだったなぁ。子供心に「恥ずかしい」という気持ちがあってあまり人前で観られなかったけれど、もっと観たかったなぁ。

「ボルテスV(ファイブ)」は「コンバトラーV(ブイ)」の後番組。しかしこの「ボルテスV」 資料を見るとびっくり。聖悠紀さんがキャラクター原案だって。主題歌も普段は女の子向けを歌っている堀江美都子さんが歌う。この曲は昔から好き。しかし、うーむ。聖悠紀さんの絵、堀江さんの歌、そしてこの歌詞! 10年後だったらBL系の同人誌のネタになっていたかも。BLとは何の略かは…わかる人だけわかってね。

 特筆すべきは「若草のシャルロット」(歌:かおりくみこさん) これはぞくぞくするほどの名曲。そして「ペリーヌ物語」(歌:大杉久美子さん) いやー。これは観たなぁ。再放送もいっぱいやっていたし。それだけの名作ということでしょう。

 水木一郎さんの歌の中では、松本零士さん原作の「キャプテンハーロック」が一番好き。この歌は、歌うと酔える。

 ラストの2曲は、またすばらしいのが並んでいる。
「はいからさんが通る」当時のアニソンとしてはものすごく「はいから」だったのではないだろうか。これも観たなぁ。
「銀河鉄道999」劇場版のゴダイゴの歌も良いけれど、ささきいさおさんが歌うTV版も名曲。

曲目リスト

ディスク:1
01. シンドバットのぼうけん
02. クムクムのうた
03. 鋼鉄ジーグのうた
04. とべ!グレンダイザー
05. アンデス少年ペペロの冒険
06. 「天才バカボン」タリラリランのコニャニャチワ
07. 草原の少女ローラ
08. とんちんかん一休さん
09. ほらハックルベリィ・フィン
10. 「母をたずねて三千里」草原のマルコ
11. 大空魔竜ガイキング
12. ダッシュ!マシンハヤブサ
13. 行くぞ!ゴーダム
14. コン・バトラーVのテーマ
15. ぼくはピコリーノ
16. たたかえ!ガ・キーン
17. キャンディキャンディ
18. がんばれドカベン
19. リトル・ルルとちっちゃい仲間
20. 「ポールのミラクル大作戦」ポールの冒険
21. わたしのビートン
22. 「あらいぐまラスカル」ロックリバーへ
23. マルス2015年
24. トライアタック!メカンダーロボ
25. 「惑星ロボ ダンガードA」すきだッダンガードA

ディスク:2
01. 氷河戦士ガイスラッガー
02. あしたへアタック
03. 超常スマッシュ!ギンガイザー
04. 「シートン動物記くまの子ジャッキー」
05. ボルテスVの歌
06. 超人戦隊バラタック
07. 「風船少女テンプルちゃん」ぼくらは旅の音楽隊
08. 「一発貫太くん」やるぞ一発!野球道
09. 「新巨人の星」行け行け飛雄馬
10. おれは鉄兵
11. グランプリの鷹
12. 激走!ルーベンカイザー
13. とびだせ!マシーン飛竜
14. 若草のシャルロット
15. 野球狂の詩
16. ペリーヌものがたり
17. キャプテンハーロック
18. 魔女っ子チックル
19. 立て!闘将ダイモス
20. 「一球さん」青春の歌が聞こえる
21. スタージンガーの歌
22. 「偉人物語」これでいいのか
23. はいからさんが通る
24. 銀河鉄道999

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2007年12月30日 (日)

死んでいる部屋を大掃除のその後:買取は197冊にとどまる…なぎさボーイ多恵子ガールは残った。

関連過去記事
まだ死んでいる部屋2
まだ死んでいる部屋3(備忘録)
まだ死んでいる部屋4(563冊たちとの別れ)
まだ死んでいる部屋7(更に118冊売却)
死んでいる部屋を大掃除。

なぎさボーイ多恵子ガール

 けっこうショック。
 文庫本は300冊以上、コミックスは数十冊、他に実用書関係で400冊前後で臨んだ訳だけれど、買い取ってくれたのはコミックスの全数と文庫本の約半数弱、実用書のほんの一部だった。
 合計で197冊、買取額は計 4,130円也。

 別にお金に困っての売却ではないので、金額にはこだわりはないけれど、どう見ても新刊として書店に並んでいてもおかしくない(帯まで付いている)状態の文庫も「商品にならない」と言われたのが悲しい。

 …。

 10時の約束だったけれど、結局来たのは11時少し前だった。この時期はいろいろ忙しいらしい。
 狭い玄関で悪いけれど、査定作業をしてもらった。僕はずっとそばで見ていた。振り分け方は、もう見た目重視。文庫などは紙が真っ白な状態に見えないとダメらしい。シリーズものでのそろい具合などは一切見ていないようだった。

 現に査定が終わった後、「やはりコミックスよりも文庫は厳しいんですか」と訊いたら、「しみがあったり焼けがあったりするものはダメですね。あとかなり古いものが多いので」とのこと。
「古い方が価値があるんじゃないんですか」と訊くと、「古本屋さんなどはそうでしょうね。うちの場合はそういうところは見ないですね」とのこと。
 心の中で「ブックオフさんだって古本屋さんでは?」と思ったけれど、黙っていた。

 神田神保町あたりの古本屋さんならば、また違う見方をするのかもない。

 …。

 結果的に、昨日の記事でリストにしたシリーズの大部分は売れなかった。昨日残留として挙げていたオーラバスターの最新刊(といっても数年も前だけれど)「永遠の娘」が、こちらのミスで売却の中に入ってしまっていた。そしてそれは売れた。

 捨てるしかないかと悲しく思っていたら、父が「うちのマンションのキッズルームに提供したら」と提案してくれた。父が自治会の関係で鍵を持っていたので、ひとまずそこに保管することに。捨てるのにくらべたら、そういう活用がされた方が何倍もうれしい。

 …。星へ行く船

 昨日の記事にでつさんからコメントをいただいたためというわけではないけれど、「なぎさボーイ」「多恵子ガール」(この2冊で1セットのような作品なので)は、残留にした(キッズルーム提供からも外した)。なんとなく縁を感じたから。

 新井素子さんの文庫は、今回の対象には入れていない。
 思い出の作品も多いし。
「星へ行く船」は持っているけれど、続編は持ってない。
持ってないということは読んでないと思う。…というか、それも忘れている。

 新井素子さんの初期作品とか、小林弘利さんの初期作品とか、今では古本屋でしか手に入らない本はまだまだある。引き取りたいという方がいたら、そういう人に差し上げたいなぁ。

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2007年12月29日 (土)

死んでいる部屋を大掃除。

 午前中から慣れないお掃除。
 自分の部屋の網戸を雑巾で拭いたら、もう真っ黒。
 こんなに汚れるものなんだと驚いた。

 明日の午前中にブックオフさんに出張買取に来てもらうので、その対象を抽出。月曜日に予約したときには100冊前後と言っていたけれど、400冊前後にまでなってしまった。これでも本棚はあまり変わったように見えないのが恐ろしい。

 今回は昨年には手を出さなかった文庫群に手を出した。

 主なものは下記のとおり。

●クラッシャージョウ シリーズ
 (朝日ソノラマ文庫:高千穂遙さん著)
  新装版ではなく昔のやつ。
●ダーティペア シリーズ
 (ハヤカワJA文庫:高千穂遙さん著)
●破妖の剣 シリーズ
 (集英社コバルト文庫:前田珠子さん著)
●敵は海賊 シリーズ
 (ハヤカワJA文庫:神林長平さん著)
●放課後シリーズ
 (集英社コバルト文庫:日向章一郎さん著)
●無責任艦長タイラー シリーズ
 (富士見ファンタジア文庫:吉岡平さん著)
  一番はじめのヤツです。
●スターライト★ シリーズ
 (集英社コバルト文庫:火浦功さん著)
●なぎさボーイ 多恵子ガール
 (集英社コバルト文庫:氷室冴子さん著)
●コバルトノベル大賞 数冊
 (集英社コバルト編集部)
  うわー。これを何故持っていたかを考えるとねぇ。
  学生時代は作家志望だったり??…(^^;)

 …などなど。

 山本文緒さんのコバルト時代の本とかもあったり。

 あと、故司馬遼太郎さん著の「燃えよ剣」など、
ライトノベル系以外も手放し。

 ちなみに、下記のものは、迷いに迷って今回は残留。

ハイスクールオーラーバスター シリーズ
 (集英社コバルト文庫:若木未生さん著)
  来年は残留できないかもしれない。

 そして、文庫のほかにも、コミックスも数十冊以上を手放す予定。特に講談社アフタヌーン系を一気に手放す。「おおきく振りかぶって」は追随をやめる。「ヨコハマ買い出し紀行」はものすごく惜しいけれど、手放し。
ヨコハマ買い出し紀行」よりも惜しいものはそんなにはないけれど、もっと昔に集めた古いコミックスは諸事情から、今回の整理からは見送り。

 …。

 ブックオフさんには明日の11時に来てもらう予定だったけれど、冊数が増えたので10時に変更となった。後にも予約が入っているのだそうな。すみませんねぇ。

 無事に買い取ってくれることを祈る。

 …しかし、改めてコバルト文庫の割合が高いな。
 僕が中学・高校生頃のコバルト文庫は名作ぞろいだったからなぁ。しみじみ。

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2007年12月15日 (土)

書店めぐり雑感:C*N25 C-NOVELS 創刊25周年記念アンソロジー

 昨日のこと。帰りがけに書店に立ち寄ったら、新書のコーナーに異様な物体を発見しました。本です。新書です。しかし厚さが普通じゃないです。優に普通のノベルズ新書三冊分はあると思われます。5センチはあります。うわー持ちにくいし読みにくそう。…と思ったけれど。ちらりとページをめくってみたら、その場で購入が決定。その本を持つと他の本を持つ余裕がないです。そういった意味では書店に迷惑な本かもしれません。

 いやー。
 何といっても表紙をめくった瞬間に飛び込んでくるカラー絵口が、もう最高ですね。見開きで右が鈴木理華さん、左が沖麻実也さん。それぞれ、茅田砂胡さん原作の挿絵を描いている方です。
 鈴木理華さんが描いた魔法使いの扮装をしたダイアナ、とその後ろには着ぐるみのリィとそのお世話をするシェラくんがいます。
 そして、そして!
 何といっても沖麻実也さんの描きおろしのデルフィニア戦記バージョンの、ウォル、リィ、シェラの揃い踏み。もうその絵を眺めたいという理由だけで買いました。税込み1680円です。

 かなり分厚い本ではありますけれど、茅田さんが占める割合は高めです。まあ出している冊数が多いですからね。巻末にデルフィニア戦記外伝「がんばれ、ブライスくん!」もあるし、巻中には鈴木理華さんの描きおろし「クラッシュ・ブレイズ・コメディバージョン」(コミックス)もあります。まあこれらは原作を知らないとまったく面白さがわからないところが痛いですけれど。

 僕としては巻頭の口絵でやられました。

(中央公論新社:C★NOVELS 編集部刊)

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2007年12月 1日 (土)

書店めぐり雑感:図書委員会の思い出…。

 購入したのはけっこう前だけれど、
 以下のコミックスがある。

●共鳴せよ!私立轟高校図書委員会
 作者:D・キッサン
 出版社:一迅社 ZERO-SUMコミックス
 1巻~2巻(続巻)

「コーセルテルの竜術師物語」(石動あゆま著)などで個人的に好きなZERO-SUM誌に連載されている4コマである。ゆるゆる文化会系4コマ。
 購入して読んでみた当初はあまりインパクトを感じなかったけれど、じわじわと笑えるということに、最近になって気がついた。
 図書委員会とは、普通の人もいるけれど、一定の割合でコアなオタクが必ず存在するのである。(断言)

 かくいう僕も、実は高校時代に図書委員会に入っていた。図書委員長までやった。(上記コミックスに出てくる委員長とは大分違うと思うけれど)

・中学時代 2年~3年:陸上部
・高校時代 1年:陸上部
・高校時代 2年~3年:図書委員会

 かなり突飛な変遷を辿ったと自分でも思う。

 図書委員会は委員会なのだけれど、かなり部活動に近いノリがあるものなのである。
 この委員会の役目は、一言で言うと「図書館の運営維持」 司書の先生のサポートをするのだ。ところがやっていることは、図書館からの新聞を発行したり、自分たちが読みたい(というか広めたい)本を仕入れたり、図書館の閉館の時に流すBGMにひそかな自己主張をしてみたり…。文化祭で出し物もする。
 司書室は図書委員の溜まり場となり、一種独特の雰囲気を醸し出す。何故か漫画研究部のメンバーがかなり居る。

 そういう個人的な経験もあいまって、この作品に、まさに共鳴する部分がある。(まあもちろん、僕の経験とかなり異なる部分もあるけれど)

 上で「図書委員会に入っていた」という表現は厳密には違う。図書委員はクラスで1名という委員会なのだから。しかしながら、大体メンバーが固定化される。不思議な委員会なのである。

 …。

 今日の外出は夕方に歯医者に行くだけだった。帰りに書店をぶらついた。
 コンピュータ関係、パソコンではなく情報システム開発関係の本には、いつも目が行く。衝動買いしたくなるのを抑える。好きで読みたいという動機ではないから、買っても読まない場合が多いのだ。
 システム関係の本は取らずに過ごしたけれど、日本語関係のエリアで発見した「間違えると恥ずかしい日本語500」という本を衝動買いしてしまった。その後、以前にもブログで紹介した「中学生からの作文技術」(本多勝一著)を読み返したくなったけれど、探しても無い。まだまだ僕の住まう部屋は治療が必要であるようだ。ああまだまだ死んでいる部屋だなぁ。

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2007年11月11日 (日)

オススメ4コマ新刊とか岡村孝子さんの歌とか明日会社に行きたくなーい、とかいろいろ…。

 昨日のことだけれど。
 精神化クリニックからの帰り道。TSUTAYAに立ち寄る。

 先にくりにゃーさんからのコメントで新刊が出ることを知った「まじスト」(まじかるストロベリィ)第6巻などを購入。このほのぼの加減とギャグ加減のバランスが、この6巻までアベレージで保たれているということがうれしいし、スゴイと思う。改めて作者のまつもと剛志さんの才能に感服する思いである。
 あーでも。「ヤングアニマル」の増刊号である「ヤングアニマル嵐」などの付録にあったりした「おまけにストロベリィ」は、すべて単行本化はされていないと思う。単行本化してください白泉社さま。

 そして、以前から買おうか否か迷っていたCDにも手を出した。岡村孝子さんのベスト盤「Toy Box」である。すでに2年前にリリースされたものだが、この店にはまだ初回限定版が残っていた。岡村孝子さんの歌で思い出すのは、ソロ活動での1stアルバム「夢の樹」の表題作「夢の樹」なのであるが、このベスト盤には載っていない。残念。

 世間的には「夢をあきらめないで」がとても人気があるようだけれど(音楽の教科書にも載っているそうである)、僕は「Believe」の方が好きだな。

 …。

 今日は一歩も外出しなかった。
 昨日と同じように寒々としていて、とうとうオンボロのヒーターを出した。今もそれに足を暖めてもらっている。そうしないと椅子にも座っていられない。

 土日と二日間休んで、ようやく「何かをする」気分になるのだけれど、もう明日は会社である。先週は風邪で2日も休んだ。…にもかかわらず、こんな感じである。「何か」というと漠然としているようだけれど、具体的なものもある。秘密にしているわけではないけれど、有限不実行になるのは嫌なので言わない。…と言っても2週間くらい前にちょっとだけやろうとしたけれども…。

 久しぶりに本当に明日からの会社が怖い。
 まあ会社に行くこと自体が楽しい人は多くないであろうけれども。そういうレベルではなく、かなりの重圧を感じる。先の金曜日などは、21時半まで残業した。この時間もすでに就業制限違反だが、単なる時間の問題ではなく内容がとても重いのである。

 でつさんのおっしゃるようにお蕎麦みたいに細く長く行きたいものなのだが、状況がそれを許してくれるか…。とりあえずこの2週間は間違いなく山となる。新しく参入していきなりかよ、と内心では思うけれども。現に動いているプロジェクトでは、そうも言っていられない。山ならばまだ良いけれど。上ってみたら台地だったりして。

 ああ本当に書きたいことはもっと他にある。
 しかしいまの僕にはこれくらいしか書けない。残念。

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2007年10月14日 (日)

昨日と今日の日記:無題

 昨日のこと。
 先週観た「ブレードランナー」以外にも、木金を休む前提で借りていた映画DVDがあったけれど、通院の帰りにそのまま観ずに返却した。
 あまり積極的に何か観たいとも思わなかったけれど、石ノ森章太郎さん原作の「0091(ゼロゼロナインワン)」というアニメシリーズを借りた。原作の「009ノ1」は大人向けコミックスのさきがけ的なものだそうである。石ノ森章太郎さんの作品はとても好きである。

 昨日の食事は、朝がトースト1枚+α
 昼がカップヌードルみそ味
 夜がほうとう(山梨のうどん)

 でも太田胃散をかなり飲んだ。
 胃がおかしい。

 今日のこと。
 朝起きたら風邪っぽいことを自覚した。
 それでも朝食後に少し眠ったら何とか症状が治まった。午前11時くらいから、今日のミッションである「床屋へ行く」を敢行。
 その帰りに新装開店した「洋服の青山」で安売りされている真っ黒のスラックスを衝動買い。お値段は390円+すそ上げ代420円。
 薬局で太田胃散を買う。もう底をついていたから。

 今日の朝食は、ほうとう。
 昼がおにぎり+タイヤキ(100円)
 夜がマグロの漬け丼

 夕食はちょっと量が多かった。
 後で胃薬を飲むかもしれない。

 最近はキャベジンが効かない。
 太田胃散はとりあえず即効性がある。

 …。

 本当ならそろそろマリみて最新刊の感想というか記念文というか、そういったものを書きたいところだったけれど、前述のように木金の休暇が流れたので、今回は見送りとなった。

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2007年9月29日 (土)

今日の日記:秋葉原でウォーキング?最後にびっくり箱!

 さて今日は何から書けば良いものか…。
 淡々とつづりたいと思う。
 今日は長めになる。

 …。

 まず昨日の夜のことである。
 当ブログでのお返事などのため、稼動10年目になる我がオンボロPC四号機でネットにアクセスした。

 以前にもたびたび書いたけれど、僕はいい歳をした男であるにもかかわらず、集英社コバルト文庫の「マリア様がみてる」シリーズを好きで読んでいる。その最新刊が10月2日に書店に並ぶ予定なのだ。内容を知らない方には意味不明であろうけれども、ファンにとって、今度の新刊の内容は、これまで20巻くらいかけて連綿と伏線が張られてきた、とある重要な問題についての、ひとつの結実が語られるはずだった。

 まあ要するに僕は個人的にも「早く出ないかなー」と待っていたということである。そして多分、全国の「マリみて」読者の多くもそうであると思われるのだ。

 昨日、とある「マリみて」ファンの方のサイトを拝見したところ、驚いた。「池袋で新刊をゲットした」というではないか。
 確かに店によっては出版社の意向に反して「早売り」を行うところもある。近年は出版社からの締め付けが強く、そうそうないものと思っていたけれど…。
 そうか。池袋か…。あり得る。池袋ならばあり得る。

 いわゆるアニメとかコミックスとかそういったカルチャーを考えた場合、池袋は一種の聖地である。いまでこそ全国に店舗を拡大している某アニメ専門ショップも、もともとはサンシャインビルのそばにある雑居ビルの1階にある小さな店に過ぎなかった。それが今では専門のビルになってしまい、近隣にも同業の店がいろいろ出ている。
(何故そんなことを知っているかは聞かないで下さい)

 とにかく池袋ならば早売りをしている店があってもおかしくはない。僕は早売りの事実を知ると、無性に欲しくなった。冷静に考えれば、たった数日の違いでしかないのだけれど…。
 まあ土日の燃料になるかな、って…。

 でも池袋は僕の家からはちょっと遠い。
 (あくまで心理的な距離)

 そこで僕は思った。
 ひょっとすると、秋葉原でも早売りしているのではないかと。アキバならば、物理的にも心理的にもかなり近い。会社に行くよりも近い。人ごみは嫌いだし、昨年末にラジカセを買いに行った事を除けば数年は行っていないけれども。
 パパッと行って買ってくるだけなら…。

 …そんなことを思ったわけである。
 それが昨日の夜。

 …。

 一方で今日は精神科クリニックの通院日でもあった。
 いつも開院時間に行ってもすでに10人以上の待ち人が居て、待つのは嫌なので、たいてい午後に予約していったん帰ってくるのであるが…。

 今日はちょっと早めに行って、何とか午前中に診察を終わらせた。
 (内容は省略。後日気が向いたら書くかも)

 僕は自宅で昼食を摂ってから、アキバへ出かけた。
 とある少女小説レーベルの一冊の最新刊を求めて…。

 …。

 ところで。
 今日は昨日までとはうって変わって、涼しかった。
 僕はとりあえず紺色のブレザーをはおって出かけた。
 そのいでたちは「秋葉原ファッション」とはかけ離れており、少なくともアキバという土地においては、なんとなく違和感があるものだったけれど。

 天候も不安定で、小雨が降ったり止んだりしていた。
 こういう天候であれば、少しくらいは人が少ないかな? と期待したけれど、甘かった。オタク的なパワーというものは、天候に左右などされないもののようである。

 知る人からはとてもよく知られている、ちょっと入るのに勇気がいる、アニメとかコミックスなどの専門店を回った。
(コバルト文庫をはじめとする、いわゆる「ライトノベル」は、コミックスと同じところで売られることが多い)

 …。

 しかし…。

 ない。
 見事にない。

 少なくとも僕の知っている範囲では、アキバに「マリみて」新刊を早売りしている店はなかった。

 冷静に考えると、「それもそうだよなぁ」と思った。
 アキバはかなりコアな店が集中しているけれど、(ことアニメとかコミックスとかの店であれば)どちらかというと大店舗が主流であり、「早売り」は却ってやりにくい土壌のような気がする。

 僕が知っている15年前までの時世で言うと、神田の神保町の書店街や、新宿や池袋にある特定のコミックス専門店が、「早売り」で有名だった。

 アキバにはそういう店はなさそうだ。

 神田神保町に、早売りをしていそうな店を知っていた。
 迷ったけれど、そこまでは足を伸ばさなかった。

 ちょっと昭和通りの「書泉ブックタワー」で気を落ち着かせて(アキバのメイン通りの店はどこも人がいっぱいで落ち着かない)、今日の目的は断念してから、再びブラブラしてみた。
 石丸電気が大改装を行っていて、ちょっと驚いたり、ヘッドホン専門店などもできたりしていて、新しい発見もあった。

 当初の滞在時間は30分以内であったのだけれど、結局4時間近く居たことになる。

 そして、僕はいろいろ観て回ったけれど。
 何も買わなかった。

 まあウォーキングをしたようなものだと考えることにした。
(それにしても、別段、何も悪いことをしているわけではないというのに、知り合いに見つからないかドキドキしてしまうのだ。この街に来ていると)

 …。

 そうして、電車で地元の駅に戻ってきた僕は、そのまま自宅に向かわず、いつも行っているTSUTAYAに立ち寄った。ここの書店でもしも早売りされていたら笑いものだなとも思ったけれど、予想通りまだなかった。

 僕はそこで、ちょっと恥ずかしげなコミック誌1冊を買って、帰宅した。
(何故恥ずかしげなのかは内緒だ)

 …。

 そのTSUTAYAで、ちょっとびっくりすることがあった。
 本当ならDVDレンタルも見てこようと思っていたけれど、僕の心はそれどころではなくなった。

 …。

 近年、TSUTAYAさんの店員さんは、皆名札を胸に着けていて、それも読みやすく苗字のみがひらがな表記になっていて、まだ経験が浅い実習生の方である場合には、ちゃんと「実習生」というシールを貼っている。レシートにも担当した店員さんの名前が入ってくる。

 僕はTSUTAYAで何かを買うときは、TSUTAYAレンタル会員カードにもなっているクレジットカードでいつも支払いをしている。いちいちサインも要らないので楽なのだ。
 そんな僕は、ちょっと神経質な部分もあってか、担当した店員さんの名札を、何気なく見てしまう。

 今日も、前述の、ちょっと恥ずかしげなコミック誌を購入する際、店員の方の名札を見た。ごくありふれた苗字の方である。

 ごくありふれた名前であるのに、僕にはわかってしまった。店員さんは女性の方で、とても丁寧な接客をしてくれた。その方は僕が知っている人だったのだ。

 高校時代、僕は2年生から3年生にかけて「図書委員会」に入って居て、3年生の時には委員長もやっていた。図書委員会は他の委員会活動とはちょっと趣が異なり、部活動に近い雰囲気があって、いつも図書委員が司書室に入り浸っていたものだった。

 先ほどの店員さんは、間違いなく、そのとき見知っていた後輩であった。同じ委員として活動をしていたのだ。何故だか苗字だけではなく下の名前もはっきりと覚えている。
 もう20年近く経っていてお互いに歳をとっているけれど、その後輩は、声も顔もあまり変わっていなかった。

 瞬間的に「あっ」と思ったけれど、「久しぶり」と声をかけるには、他の客もいたり、そもそも向こうは気づいていないようだし、僕の方にももろもろ含めて瞬間的にそういった行動が可能ではなかった。

 僕の出身高校は都立高校で、実はとても近くにある。
 そういう意味では、昔の知り合いに出会う確率はあるのだけれど、お互い30歳代半ばである。正直、驚いてしまった。

 …。

 近所のTSUTAYAには、多分かなり行っているし、これからも行くだろう。そうすると、再び彼女に会う可能性は高い。それに、こっちは名前を知っているわけだから、コンタクトをしようと思えばできる。

 どうしようか…。まだわからない。

 いまはとにかく、戸惑い、そして驚いているだけである。

 …。

 ちょっと長めでしりつぼみな今日の日記でした。

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2007年9月16日 (日)

今日の日記:あーネコのように生きたい。

 朝食を普通に摂った後、お昼まで寝ていました。
 昼食にそうめんを食べてから、散髪のため床屋に行きました。

 近所の路地に怖そうなお兄さんたちがたむろしていて怖かったり、あまりにも熱い陽射しによろよろしたりしました。

 帰りに地元のスーパーによって紳士服のコーナーを見て回りました。今度の土曜日にある結婚式の二次会にどんな服装で行くか迷い中です。今日のような暑い陽気だと、上着は着て行けないかもしれません。

 外出はそのくらいで、後は家に引きこもり。
 何をするわけでもないのですけれど、時間は過ぎて行きます。
 DVDも観る気になりません。ぱらぱらと既読の本を読んだりするだけです。

 昨日の通院にて、医師から「休みの日はどうしているの? どこかへ出かけたりしないの? 寝ているの?」と聞かれ、「寝ているわけではありませんが、外出はほとんどしません」と答えました。寝ているわけでは…なくないです。寝ています。

 …。

 このところラジカセには斉藤由貴さんのベスト盤CDが入ったままなのですけれど、ふと「MAY」(作詞:谷山浩子、作曲:MAYUMI)という歌を聴いたら泣けてきました。
 やはり谷山浩子さんの作詞は強烈です。内容は昔の少女コミックスのような感じなのですけれど。天才的なものを感じさせます。

 僕はけっこうすぐにめそめそ泣くのです。
 あまりそれを知る人は居ませんけれど。
 涙腺はかなりもろいです。
 コバルト文庫読んで泣ける男です。

 コバルト文庫といえば、来月に出る予定の「マリア様がみてる」の最新刊が待ち遠しいです。「今度こそは決着がつくんだよね?」つのるファンの思いです。

 …。

 僕の理想は「てけてけマイハート」(竹本泉さん著)の早坂のぞみ先輩のような生き方なのですけれど…。無理かなぁ。

 …と、今日の日記は脈絡がないです。

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2007年9月 9日 (日)

書店めぐり雑感:オトナのコドモたち(山田南平さん)

 昨年の日記(まだ死んでいる部屋3)にて書いてるとおり、それまで大量に保有していたコミックス群の半数以上を手放した(それでも数百冊単位でまだ残っているわけだけれど)。
 その中には、平成2年頃から平成9年頃にかけて白泉社「花とゆめ」に掲載されていた「久美子・真吾シリーズ」(いまはコミック文庫化され「オトナになる方法」として再編されている)もあった。

 昨日、駅ビルにあるユニクロに服を見に行ったついでに書店に立ち寄ったら、「久美子・真吾シリーズ最新作」という帯が積んであるのを見つけた。あまりコミックスを衝動買いしないように気をつけているのだけれど、これは内容がとても気になってしまい買ってしまった。

●オトナのコドモたち
(オトナになる方法特別編)
 作者:山田南平 出版社:白泉社
 レーベル:花とゆめコミックス

 久美子・真吾シリーズにおいてはどれが本編でどれが番外編か、内容的には判別が難しいのだけれど、この1冊が「番外編集」という位置づけであるらしい。

 大体において僕は主人公に感情移入して、主人公が一番好きになることが多いけれど、このシリーズは主人公以外のキャラがとても好き。そういう意味でもこの番外編集は楽しめる内容だった。

 僕には久美子と真吾の子供世代を描いた表題作よりも、それ以外の作品の方が良かった。今回のコミックス集録順でいうと、最初の「BOYS BE AWAKE!」と最後の「プラスティック・チェリー」が良かった。番外編集といっても作中時間で言うとどれも未来のお話である。
 「BOYS BE AWAKE!」はジョナサンと広子(ひろし)のコンビ(というかカップル)の大学生時代の話。この二人についてはライトにボーイズラブなのだけれど、僕は男にしてはBL耐性はめちゃくちゃ高い自覚があるし、はっきり言って好き(?)でもあるので、この二人の話はいつも好き。
 「プラスティック・チェリー」はジョナサンの妹のキャロルの高校生時代のお話。本編ではろくに日本語が話せなかったキャロルだったけれど、もうちゃんと日本語をマスターしているし、料理も得意だなんて。今回の中ではこれが最もお話としては良い話で、続きが読みたい。

 真吾も坂田歩もオトナになるとちょっと現実感がないキャラになってしまっている気がするのだけれど、ジョナサンとキャロル兄妹はとても好き。現実感がないという点では同じかもしれないけれど。

 …。

 というわけで、36歳になったばかりの男として、久々に少女コミックスを買ってしまいました。どこかのBL系PCゲームのタイトルじゃないけれど、好きなものは好きなんだからしょうがないのですよ。

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2007年8月18日 (土)

書店めぐり雑感or感想:コーセルテルの竜術士物語(5巻)他

●コーセルテルの竜術士物語 5巻(続巻)
 作者:石動あゆま 出版社:一迅社
 連載:月刊ZERO-SUM

 現在の僕としては数少ない、追従しているコミックスです。単行本しか追いかけていませんけれど。
 前作(集英社から出ていて、すでに絶版となっている「コーセルテルの竜術士」全4巻)から数えると9巻目です。人里からは隔絶され、精霊と獣人と子供の竜と、9人の人間(竜術士および見習い)だけがひっそりと住んでいるコーセルテルを舞台にしたほのぼのコミックスです。
 今回は水竜家の子供たちがたくさん出てきたのが良かったです。この作品。閉じられた世界なのですけれど、登場人物がかなりたくさん居ます。そしてみんなキャラクターとして立っています。物語という題名ではありますけれど、実を言うとバックボーンとしてのストーリーがないため、続けようと思えば永遠に続けられると思います。こういう作品は長く続いて欲しいです。

 …。

 話は変わりますけれど。
 「マリア様がみてる」(集英社コバルト文庫)の最新巻はいつごろ出るのでしょう。いやあ、この世界(マリみてファンの世界)の言葉でいうならば、かなり「祐瞳派」である僕としては、もうめちゃくちゃ待ち遠しいのです。
 ああこの作品も、どうか祐巳が卒業するまで続けて欲しいものです。(僕の場合は原作オンリー。アニメは観ないことにしています)

 今年で36歳になる男としてどうなの? って気もしますけれど。好きなものは好きなんだからしょうがないよね。

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2007年8月 4日 (土)

書店めぐり雑感:ミラージュの罠(茅田砂胡さん)など

何気にライトノベルスキーの僕であります。

●ミラージュの罠
(クラッシュ・ブレイズ シリーズ8巻目)
作者:茅田砂胡 中央公論新社C-Novels

 シリーズ6巻目の「ソフィアの正餐会」の続きとも言えなくもない。言えないかな? でもソフィアで登場したダグラスが再登場し、もしかすると今後も登場して準レギュラーになる気配がある。シリーズ7巻目の「大峡谷のパピヨン」が、完全に「スカーレット・ウィザード」の主役たちだけの話になっていたのと対照的に、今巻は完全に「デルフィニア戦記」関係のキャラだけの話になっている。しかし茅田さん、タイトルつけるのは苦手っぽいな…。

 まあ相変わらず「デル戦」「スカウィ」とさらに「暁の天使たち」シリーズをすべて読んでいないとまったく面白さがわからない内容。シリーズものだし、僕は別にそれでも良いと思うけれど。

 展開はなんというか、かなりワンパターン化している気がする。でもファンの人たちはそのワンパターンを読みたいんだろう。僕はこれはこれで良いと思う。茅田さんがやりたいことはなんとなくわかる。スターシステムとも違う。もう作者自身が、リィ、シェラ、ルウ、レティシア、ヴァンツァー、ケリー、ジャスミンといった、「デル戦」および「スカウィ」の主役たちを愛しているのだと思う。その人たちを使って、コミックスの世界で言うならば、F.S.S.(FSS:ファイブスター物語:永野護さん著)の某最強コンビのように、縦横無尽にいろいろとやりたいんだと思う。

 ……。

 後は、来週末にも発売予定の「護君」の最終巻(本当に終わるの?悲しい)。そして時期は未定だけれど、「マリみて」の続きだな。待ち遠しいのは。
 「マリみて」に関しては、もう本当に次巻で、祐巳と瞳子が正式に姉妹(スール)になって、ハッピーな展開になってくれないと、ファンが暴動を起こしそうな気がするし。

 そろそろ新規開拓するかなぁ。

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2007年7月 7日 (土)

Re: アンケート:乗ってみたい宇宙船は?

 先日の記事「アンケート:乗ってみたい宇宙船は?」の種明かしをします。

 ※出典が複数ある場合は代表のみ記載。

01.宇宙海賊船アルカディア号

 出典は松本零士さんのコミックス「宇宙海賊キャプテンハーロック」
 親友のトチローの魂を宿した船でもあります。映画「銀河鉄道999」において登場する場面は名シーンと言ってよいでしょう。TVアニメ版のOP・EDの歌が名曲です。
 全長は多分250m前後かな?

02.対コンピュータフリゲート艦
           ラジェンドラ

 出典は神林長平さんのSF小説「敵は海賊」シリーズ。
 高度な人工知能を持ち、人格を持っています。宇宙船が愚痴をこぼしたりします。CDSという周辺に存在する電子機器(コンピュータ回路)のすべてを破壊する武器を持っています。
 全長は300mくらい。

03.外宇宙練習艦ジェイナス号

 出典はTVアニメ「銀河漂流バイファム」
 13人の子供たちはこの船とともに宇宙を行きます。当時としては無重力な宇宙における「慣性」をとてもリアルに表現した作品でした。だからこのジェイナス号も軌道修正時や発進時以外はエンジンを点火しませんでした。
 僕ならこの船に乗りたいですね。
 全長は多分250mくらいかな?

04.強襲揚陸艦ホワイトベース

 出典はTVアニメ「機動戦士ガンダム」
 これはもうあまりにも有名ですね。
 全長は250mくらい。

05.SDF-1 マクロス

 出典はTVアニメ「超時空要塞マクロス」
 後生のSFアニメに多大なる影響を与えた作品。
 当時のSFアニメの設定の中ではとても大きな宇宙戦艦でしたが、それでも町がひとつ入るほどの大きさではなかったような…(^^;)
 主砲を発射するときはカタルシスがあります。大艦巨砲主義ですね。
 全長は1200m

06.U.S.S.エンタープライズ号

 出典はアメリカのSFドラマ「スタートレック」
 この作品に関しては、コアなファンがたくさんいらっしゃると思いますので、多くは語りません。
 全長は多分250m前後かな?

07.宇宙戦艦ヤマト

 出典はTVアニメ「宇宙戦艦ヤマト」
 これもあまりにも有名な作品。
 太平洋戦争で沈んだ巨大戦艦大和と、イスカンダルのスターシャから譲り受けた「波動エンジン」の設計図をもとに作られたヤマト。
 日本のSFアニメの原点のひとつですね。これも波動砲を撃つときにカタルシスがあります。
 全長は250mくらい。

08.第6文明人遺跡船ソロ・シップ

 出典はTVアニメ「伝説巨神イデオン」
 無限エネルギー「イデ」を封じ込めた船。
 DSドライブ(デスドライブ)で逃避行を続けます。
 イデオンとセットで考えた場合、おそらく無敵だと言えるほどの強さがあります。
 これも乗ってみたい船。
 全長400mくらい。

09.宇宙海賊船リプミラ号

 出典は長谷川裕一さんのコミックス「マップス」
 最近十数年ぶりに続編が始まったらしいです。
 天使のような姿をした宇宙船。その発想がとても斬新でした。ヒューマノイドタイプの頭脳体がいて、各々が人格を持っています。
 乗ってみたいというよりもこんな船が欲しいです。
 全長(全高)300mくらい?(うろ覚え)

10.第四世代航宙艦ヱクセリヲン

 出典はOVA「トップをねらえ! ガンバスター」
 対宇宙怪獣用として設計された大型戦艦。
 個人的に一番「カッコイイ」と感じる宇宙船。
 ちなみに第五世代航宙艦ヱルトリウムもありますが、こっちの方が好み。
 全長は7000m以上。

11.クラッシャー専用船ミネルバ

 出典は高千穂遙さんのSF小説「クラッシャー・ジョウ」
 5人乗り? 艦載機もあり、いろんな機能がコンパクトにまとまっていますね。
 全長は150mくらい?

12.トラブルコンサルタント専用船
         ラブリーエンゼル

 出典は高千穂遙さんのSF小説「ダーティ・ペア」
 クァールという宇宙動物を乗せています。ユリとケイの2人乗り。
 全長は不明(というか忘れた)

13.宇宙海賊船パラス・アテナ

 出典は茅田砂胡さんの小説「スカーレット・ウィザード」
 この世界の宇宙船は皆、感応頭脳と呼ばれる人工知能を持ちますが、そのかなでも完全なまでの自我を持った高度な人工知性体「ダイアナ・イレヴンス」がこの船の真の姿。
 全長は不明(5万トン級という表現から200m程度かな?)

14.バスターマシン1・2号機

 出典はOVA「トップをねらえ! ガンバスター」
 この作品からのみ2項目出しています。
 これは一人乗り戦艦。これも乗ってみたいですね。
 この2機が合体することでガンバスターとなります。
 全長はそれぞれ150~200m?

15.航宙艦JANET 5th

 出典は橘水樹&櫻林子さんのコミックス「JANE」
 かつて星雲賞にノミネートされたこともあるSFコミックスですけれど、多分、この中では一番マイナーかも…(^^;)
 全長は不明ですがかなりでかいです。

16.宇宙海賊船
      クィーンエメラルダス号

 出典は松本零士さんのコミックスおよび関連アニメ作品。
 メーテルとエメラルダスとの関係はよく知らないです。
 全長は多分200~300mくらい。

17.特一級打撃戦艦TA-29
         ヤマモト・ヨーコ

 出典は庄司卓さんのSF小説「宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコ」
 これもバスターマシン1・2号機と同じように一人乗り戦艦。ただし大きさがかなり違います。主砲のエヴァブラックキャノンのほか、統一場粒子兵器ザッパー、相転移兵器ブラスターといった超兵器を搭載しています。
 全長は1500mくらい。

18.その他(ご教示願います)

 かなさんから
 マクロス7というお答えをいただきました。

 くりにゃーさんから
 機動戦艦ナデシコを指摘いただきました。

 あと、hirokoさんから、「遊覧船のような船がよい」とのコメントもいただきました。遊覧船ではありませんが、個人向け仕様の船としてラブリーエンゼルなどは面白いと思います。

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2007年7月 1日 (日)

アンケート:乗ってみたい宇宙船は?

もしも架空の宇宙船に乗れるとしたら何に乗りたいですか?

01.宇宙海賊船アルカディア号
02.対コンピュータフリゲート艦
           ラジェンドラ
03.外宇宙練習艦ジェイナス号
04.強襲揚陸艦ホワイトベース
05.SDF-1 マクロス
06.U.S.S.エンタープライズ号
07.宇宙戦艦ヤマト
08.第6文明人遺跡船ソロ・シップ
09.宇宙海賊船リプミラ号
10.第四世代航宙艦ヱクセリヲン
11.クラッシャー専用船ミネルバ
12.トラブルコンサルタント専用船
         ラブリーエンゼル
13.宇宙海賊船パラス・アテナ
14.バスターマシン1・2号機
15.航宙艦JANET 5th
16.宇宙海賊船
      クィーンエメラルダス号
17.特一級打撃戦艦TA-29
         ヤマモト・ヨーコ
18.その他(ご教示願います)

 アバウトミーに出すかどうかわかりませんけれど、質問の練習をしてみました。

 …って選択肢多すぎ。(^^;)

 さあて、どれくらい知っているでしょう?
(そういう問題ではないですけれど)

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2007年6月30日 (土)

書店めぐり雑感:マリア様がみてる フレーム オブ マインド

 先の3月とか5月とかにも書きましたけれど、けっこう好きで追随しているのですよ。集英社コバルト文庫「マリア様がみてる」シリーズ(今野緒雪さん著) 略して「マリみて」

 3月に「あなたを探しに」を読んだ後は、もう続きが早く出ないかと気を揉んで居りました。もっとも、僕が望むその「続き」とは、事実上の主人公である福沢祐巳さんとその後輩である松平瞳子ちゃんが仲良く姉妹(スール)になっていちゃいちゃしているシーンであって、それこそもうストーリーなんて陳腐でも何でもいいからとにかくそういう場面をただ読みたいだけだったのですが…。

 しかし首を長くして待っていた「マリみて」の新刊は、時系列的には前巻「あなたを探しに」の中に含まれるもので、期待した「続き」ではありませんでした。
 でも、今回はこれまでに数回出ていた短編集の中でも、なかなか心に響く良作ぞろいだったように思います。写真部エース武嶋蔦子さんに焦点が当てられつつ、いわゆるこの「マリみて」世界における姉妹(スール)たちではなく、その周りの人々の織りなす小さなドラマが描かれています。「フレームオブマインド」というタイトルとあいまって、なかなか凝縮度が高い巻であるように思いました。
 …ということで、これはこれで買いでした。

 ああ、でもでも、祐巳さんが瞳子ちゃんを呼び捨てにするのか、そして瞳子ちゃんは祐巳さんを「お姉さま」と呼ぶのか? 気になります…というより、もう絶対そうなって欲しいです。ここまできたら。(そういう予定調和をもしもひっくり返されたら、ファンが暴動を起こしてしまうのではないかしら?)

 架空の学園の設定だし、何よりも少女小説レーベルだし(35歳男性が読むかよとか突っ込まれそうですね)、とは思うのですけれど…。なかなかにして奥が深いです。

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2007年6月23日 (土)

コミックス:まじかるストロベリィ5巻

まじかるストロベリィ 5巻
 作者:まつもと剛志
 白泉社ジェッツコミックス
 (ヤングアニマル誌連載)

 ようやく入手。人気があるのか、どこも1刷目はほとんど売れたみたいで、どこも品薄だったのですが、今日TSUTAYAの書店でゲット。色がまたピンクに戻っていますよ。
 5巻めに来ても内容は変わらず。とてもよいです。前々から思ったり言ったりしていますが、殺伐とした青年誌に奇跡のように存在し続ける清涼4コマ。ただのまったりではなく、何気に詩的な感性がある非凡な作品です。まあ基本はまったりギャグですけれど。
 この巻の最後の第90話「ごめんなさいって言うんだよ」では不覚にも泣けました。

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朝日ソノラマ文庫の思い出

 先日、当ブログにそこそっこ先生からいただいたコメントで、朝日ソノラマが9月をもって解散することを知りました。
 いまの言葉で言うならライトノベル、ちょっと昔の言葉を使うならジュブナイルもしくはヤングアダルト向けの小説シリーズにおいて、傑作を古くから世に出してきたのが、朝日ソノラマ文庫です。
 僕が小学生、中学生だった頃には、こういった分野のレーベルと言えば、集英社コバルト文庫と朝日ソノラマ文庫でした。この二つの文庫が、いわばこの分野のパイオニアですね。(そう僕は勝手に思っています)
 これまでにもいろいろなレーベルが出ては消えていました。特にバブル崩壊後の1990年代が浮き沈みが顕著だったように思います。そのような中で、メディアワークスの電撃文庫に代表されるような、メディア展開に強みを持つレーベルが勝ち残りました。

 朝日ソノラマ文庫といえば、高千穂遙さんの「クラッシャー・ジョウ」シリーズが好きでした。あと、笹本祐一さんの「スターダスト・シティ」、安芸一穂さんの「オペレーションMM」シリーズ、六道慧さんの「大神伝」シリーズ、斉藤英一郎さんの「ハイスピード・ジェシー」などが好きでした。
 後はもう知らない人の方が少ない菊池秀行さん、夢枕獏さんなどの伝奇シリーズも、この文庫でファンを広げたのだと思います。

 残念ですけれど、時代の流れですね。

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2007年6月20日 (水)

歌:天使の絵の具、ランナー他 マクロス・ソングセレクション

<COLEZO!>マクロス・ソングセレクション
 2005年 日本

 先日の記事へのコメントで、
 僕は「マクロス」のマの字も書いていないのに、
 天使の絵の具 > マクロス
 という連想をされたことには、
 さすがと言っておきましょう。

(まあ調べればすぐにわかる時代ではありますけれど、多分、頭の中で自動変換されたものだと思いますので)

 僕が「天使の絵の具」を好きな理由は、純粋にとてもよい歌であることと同時に、飯島真理さんの作詞・作曲の歌であることもあります。
 おぼろげな記憶で言うのもなんですが、当時はいまよりも音楽業界においてアニメソングが低く見られた傾向があったためか、アニソン歌手という肩書きを、飯島さんがあまり好ましく思っていなかったのではないかと、僕は思えました。そんな中で自らの作詞作曲の歌を劇場版マクロスのエンディングソングに持ってきて、シンガーソングライターとしての飯島真理さんの力と魅力を、アニメファン層にまで知らしめた歌であると、僕は勝手に思っているのです。

 僕は年齢的に、ヤマト世代でも、ガンダム世代でもなく、強いて言うならばマクロス世代なのです。アニメソングがアニメソングとして自立し、テーマソングの歌詞からおもちゃの宣伝文句のような言葉がなくなった第一世代だと思います。
 同じ時代に「銀河漂流バイファム」という、これまた類を見ない傑作が生まれています。バイファムのオープニングソングは全部英語という斬新なものでした。

 東京におけるマクロスのTVシリーズは、日曜日のお昼過ぎという信じがたい時間帯に放映されていました。作画も追いつかず、紙芝居のような回もあったりしました。
 しかし劇場版においては、当時としては最高レベルのアニメーション技術を観ることができました。ある意味で、この作品を同じ表現方法で、この作品を上回るものは二度と出ないのではないかと思えるほどです。(内容的にはTVシリーズを知らないとちょっと分りづらいものではありましたけれど…)

 「天使の絵の具」は、そんな劇場版「超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか」のエンディングを飾った名曲でもあります。

 TVシリーズのエンディングソング「ランナー」も名曲として知られています。

 TVシリーズ、および劇場版の音楽を担当していたのが、先日お亡くなりになった羽田健太郎さんであることも記しておきましょう。

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2007年6月17日 (日)

映画感想37:真救世主伝説北斗の拳ラオウ伝殉愛の章

●真救世主伝説 北斗の拳 ラオウ伝 殉愛の章
 監督:今村隆寛 原作:武論尊、原哲夫
 脚本:堀江信彦、鴨義信、真辺克彦
 音楽:梶浦由記
 主演(声):阿部寛、宇梶剛士、柴咲コウ
 2006年 日本
 (アニメーション作品)

 なんとなく「いまのアニメ技術を使った『北斗の拳』はどんな感じかな?」という感覚で観てみました。
 そういう観点だと、今ひとつな感は否めません。

 全体的な作りはまあまあ。ドラマ的な部分もあるし、酷評する部分はないです。内容的には「北斗の拳」の中でもかなり人気が高い、南斗鳳凰拳の伝承者にして「聖帝」として君臨せんとするサウザーとの戦いです。それを「拳王」ラオウの視点から捉えなおすもの。「北斗の拳」の主人公はあくまでもケンシロウですけれど、ラオウ視点が相当入っています。南斗白鷺拳の伝承者にして「仁星」の宿星を持つシュウも出てきます。原作には登場しないオリジナルキャラとして、ラオウ軍の側近ソウガ、レイナが出ています。

 やはり惜しいと思うのはアクションシーン。
 好みの問題もあるかと思うのですけれど、何でコミックス(漫画)的な表現に逃げる? せっかくアニメーションとして作るのだから、何故その特性を使おうとしないのだろうか? と、そう思いました。要するにですね。絵はきれいになっているし、動きも悪くないのですけれど、表現手法がまったく進化していない感じなのです。
 いや、本当に悪くはないのです。全体的には、セルアニメとしてもなかなかの出来栄えだと思います。それでも、十年前ならまだしも、原作やTVアニメから20年もたって作り直すものですから、相応の期待をしてしまいます。
(アニメ製作の海外への委託化はまだ進んでいるのでしょうか? だとすると、ちょっと複雑な心境ですね)

 声優を昔と違う人にしたのは大正解だと思います。映画俳優を使っていますね。個人的には神谷明さんのケンシロウがどうしてもしっくり来なかったので。
 ラオウの声は、ちょっとヘタウマな感じで毒々しさに欠けるのですが、渋みがあって個人的には好ましく思いました。
 全般的に配役は成功していると思いました。

 エンドロールに「SMBCフレンド証券」という文字があります。ファンドを用いて資金調達をしたようです。
(視聴形態:自宅でDVD)

参考:あゆざかけい映画勝手にランキング

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2007年6月16日 (土)

映画感想番外:伝説巨神イデオン発動篇

 先週の記事でイデオンについて書いたら、なんとなく観たくなってDVD引っ張り出して観てしまいました。
「イデオン発動篇」打ち切りになったTVを補完する本当の最終回。 
「日本のSFアニメ史上最もショッキングなラスト」と、知る人からは呼ばれている問題作です。ラストどころか冒頭からすでに、キッチンの首は飛ぶわ、惑星が割れるわ、かなりショッキングですけれど。
 いやー。本当にものすごい作品。
 すでに既知の疑問なのかもしれませんが、改めて思ったことは、「ガンド・ロワ」って、いったい何の目的で作られたの? ということ。超新星爆発による膨大なエネルギーを幅にして数百キロメートルの加粒子ビーム砲として放出するという、これまたアニメ史上でも類を見ない巨大かつ強力な兵器ですが、超新星の近くから動けないということは、わざわざ攻撃対象をビーム射線上に誘導しないと使えない。(現に作中ではソロ・シップとイデオンが誘導されます) 冷静に考えるとものすごく非現実的な、コストパフォーマンスが著しく低下した兵器ですね。これも「イデの導き」でしょうか。
 コレは変な精神状態のときには観られませんね。すでに25年も前の作品ですけれど、いまだに衝撃的な作品です。

参考:あゆざかけい映画勝手にランキング

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2007年6月10日 (日)

ダメダメな日(雷ゴロゴロ雨ザーザー)

 本日は日中の天候も悪く(雷ゴロゴロ雨ザーザー)、それでなくても午前中は眠くて眠くて、ダメダメでした。

 ああっ もうこんな時間っ
 (早坂のぞみ風で)

 あー明日も寝ていたい。
 けれど出勤しなくては。

 お外には出なかったけれど、怪しさ大爆発のCD群を発掘しました。(…ぃやー。自分の部屋の混沌の中からですけれど…)

 中でもコレは一番怪しい。
「あろひろし原作 優&魅依」
 こういうタイトルのCDですよ。CD。
 大昔、集英社ジャンプコミックスで読んだことはあります。「優&魅依」 ギャグコメディとしてとても面白い作品だったと思います。
 しかし、CD?
 自分の所有CDなのに、内容がまったく思い出せません。

 ためしにGoogleで検索してみました。
 さすがにコレはアマゾンでも売ってないみたい。

 どうするかな?

 ああっ もうこんな時間っ
 (早坂のぞみ風で)

 あー明日も寝ていたい。
 けれど出勤しなくては。

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音楽:イデオンの中に羽田健太郎さんのピアノソロが…

 SFアニメファンを自称する人なら避けては通れないのが「伝説巨神イデオン」です。製作された時期やさまざまな事情から、決して幸運とはいえない運命をたどった作品ですけれど、それでも独特の世界観から根強いファンが居る名作です。
 その世界を構築する中で、すぎやまこういちさんの音楽がたいへん重要な役割を果たしたことも、ファンの方々にとっては当然の事実でありましょう。

 前々からどこに行ったのかと思っていたサントラ盤が、今日、ふとしたことから見つかりました。改めてジャケットの内容を見ると、ピアノ演奏者として羽田健太郎さんの名前があるではありませんか。

 先日、TV報道などを通じて羽田さんが若くしてご逝去されたことを知り、とても残念に思ったものでした。僕は音楽にはあまり詳しくないので、広くは知りませんが、羽田さんの名前は知っていました。1980年代に一世を風靡したSFアニメ「超時空要塞マクロス」の音楽などで知られていました。

 SPACE RUNAWAY IDEON - 伝説巨神イデオン
 数百万光年にもわたって逃避行を続けて、それでも知的生命種同士が持つ宿業を背負い、戦渦に巻き込まれる子供たち。
 すぎやまこういちさんが「イデ」のテーマとして作り上げた「ラ・ソ・ド・ラ」の旋律は、独特の世界観を描いているようです。この時代のアニメとしては稀有なことではないかと思います。
 そして、女優としても有名な戸田恵子さんが歌う「コスモスに君と」は、そのメロディと哲学的な詞により、ファンの間では名曲として知られています。

 このサントラ盤の曲順も何か意味があるのでしょうか。エンディングテーマソングである「コスモスに君と」が1曲目に配置され、オープニングテーマソングである「復活のイデオン」が最後に来ています。また、この種のサントラ盤としては珍しく、一つひとつの曲が比較的長く作られています。
 たいらいさおさんが歌い上げている「復活のイデオン」も、久しぶりに聴くと、もう身震いする感じです。
 羽田健太郎さんのピアノソロもたくさん入っています。ファンにとってはかなりの名盤であると思います。

※ヘッドホンエージングBGM
SPACE RUNAWAY IDEON - 伝説巨神イデオン
(TVサントラ盤)

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2007年6月 9日 (土)

「早坂先輩」調で言うならば…

 例年、春以降になると自動販売機からホット飲み物が消えるのですけれど…。
「何故!?」
 …と、てけてけマイハートの主人公、吉田(旧姓:早坂)のぞみ調で言いたくなります。
「そもそも、なんで冷たいミネラルウォーターはたくさん売られているのに、暖かくてミネラルなお湯はないの!?」
 …ちなみにお湯でもウォーター。
  ホットウォーターですね。
「需要がないからだろう」
 と、なみこさんに言われそう。
 …てけてけマイハート6巻において、誕生日がなみこさんと同じであることが判明しました。ちょっとうれしいです。

 キンキンに冷えた飲み物が苦手な僕です。ついついホットコーヒー(しかも無糖ブラック)をコンビニで買ってしまうのですが、飲みすぎると眠れなくなったり胃がおかしくなったりします。

 酸素な水も開発されているし、なんだか新しげな炭酸水も売られているのに。
 何故、暖かいウォーターは売ってないんだろう。

 いつも冷えたミネラルウォーターが常温になるまで待って飲む僕なのです。

 のぞみさんはミルクと砂糖をたくさん入れたコーヒーをぱかぱか飲んでいますね。最近はコーヒーよりもお酒みたいですが…。

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2007年6月 3日 (日)

書店めぐり雑感:とりぱん3巻ほか…

 いつの間にか「まじかるストロベリィ」の5巻が出ていたのですね(もう一ヶ月以上前らしいです)。昨日知って、今日、床屋の帰りに書店に寄ったのですが、すでに売り切れ。すっかり追随能力(なんの?)が落ちたことを実感しました。
 その代わりといっては何ですが、「とりぱん3巻」(とりのなん子:講談社モーニング)が出ていたので買いました。ああこの作者のような生活がしてみたい。でも大人になってから虫類が異常に苦手になってしまったから無理かな…。
 書店はさまざまな誘惑に満ちています。最近は、部屋を汚染するので本類は極力買わないことにしています。それでも少女コミックスを中心に買いたい、というか読みたい本がいっぱい。別冊マーガレット連載の「君に届け」なんて、いまどんな展開なんでしょう? あと、先週買わなかった「平成よっぱらい研究所」は買っておくべきだったかな? 特集コーナーが切り替わって、すでになかったです。

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2007年5月26日 (土)

思い出の歌やコミックス…世界は淡くつながっている…

 奥にしまいこんで大切にされていたCDパッケージたちがありました。厳重に保管してあったため、15年以上も前に買ったものなのに新品同様です。学生時代(主に専門学校生時代)によく聴いていた、谷山浩子さん、遊佐未森さんのアルバムです。このお二方の歌は、文学作品のようで好きでした。

 遊佐未森さんを知ったきっかけは、当時、谷山浩子さんと似たようなカテゴリーで語られていたためでした。
 谷山浩子さんを知ったきっかけは、若くして亡くなられた漫画家、みず谷なおきさんの人気作「人類ネコ科」でした。この作品のヒロインの名前「谷山舞奈」の由来が、「みず谷なおきさんが大ファンであった谷山浩子さんがとてもマイナーだったことから」ということが、「人類ネコ科」の単行本に書いてあったのです。

 みず谷なおきさんは、寡作ではありましたが、とても好感の持てる作風をお持ちであり、好きでした。日本の漫画界にとって、惜しい人を亡くしたと思います。
 高校時代から名ばかりの浪人時代、専門学校時代にわたっていろいろなコミックスやコミック誌を集めていましたが、当時、学研「ノーラ」(長谷川裕一さんのSF傑作「マップス」などを生み出した誌です)、新書館「ウィングス」(いまほど女性向けではなかったです)などの月刊誌を特に気に入っていました。ノーラのアンケートに僕はいつも「みず谷なおきさんを連載陣に加えてください」と書いたものでした。

 遊佐未森さんの特に初期のアルバムはとてもお気に入りでした。
 現時点で僕内部における映画ランキングで第一位である「耳をすませば」(1995年:スタジオジブリ・近藤善文監督)の音楽を手がけた野見祐二さんは、1993年頃、遊佐未森さんのアルバムをプロデュースされたらしいです。
 なんとなく、世界は淡くつながっていると思うのは気のせいでしょうか…。

 遊佐未森さんのアルバム「空耳の丘」を聴きながら…。

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2007年5月23日 (水)

書店めぐり雑感:平成よっぱらい研究所(二ノ宮知子さん)

 講談社「Kiss」誌にて「のだめカンタービレ」を連載し、大ヒットとなっている二ノ宮知子さんですが、知っている方にとっては「平成よっぱらい研究所」の所長としての名前の方が通っている?

 エッセイコミックス。本屋さんに立ち寄り、特集で並べてあり、ちょっと立ち読みしたら爆笑しそうになってしまいました。買おうとも思いましたが、今はなるべく本類を買うのを控えているので、思いとどまりました。

 お酒と酔っ払いが「ものすごく嫌い」な方には勧めませんが、そうでなければ面白い本だと思います。

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2007年5月20日 (日)

コミックス:ちょこっとヒメ 2巻 ネコも人になつくよ?

●ちょこっとヒメ 2巻(続巻)
 カザマアヤミ著 スクウェアエニックス
 少年ガンガンWINGコミックス 同誌連載中
 (コミックス:ちょこっとヒメ 1巻

 購入したのは、もう一ヶ月くらい前ですけれど。何気に癒される作品です。(純粋なネコ4コマとはちょっと作風が異なるので、好き嫌いはあるかもしれませんけれど…)

 ネコはいろいろな理由から、もう一緒には暮らせないだろうとは思うのですが(いま住んでいるところがマンションなこともありますし)、町のネコたちをなるべくやさしく見守りたいです。

 この作品に登場する「ヒメ」(メスの仔猫)は、家の外でも、飼い主である「にいちゃん」と会うと喜んで飛んでくるし、後をついて歩きます。
 一般的に「ネコは家につくから人には慣れない」という見解が多いですが、僕の経験からは、そんなことはありません。少なくとも仔猫の頃から飼うと、このコミックスに登場するヒメのように、本当に外では人を追いかけて来るんですよ。(人見知りがあるので他にも人がいると怖がって近づいてきませんが、それでもちょっと離れてついてきます) 僕はメスとしか暮らしたことがないので、オスはどんな感じなのか実際にはわかりませんが…。

 それにしゃべります。もちろん日本語ではないですが、ニャモニャモと、ネコ語を…。
 猫や犬と一緒に暮らしている人がうらやましいです。

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2007年5月 5日 (土)

書店めぐり雑感:まだ死んでいる部屋9他:そろそろウォーミングアップしなくちゃ!

 寝る前に飲んでいる薬のせいでしょうか。それとも最近はちょっと夜更かし気味(それでも24時くらいには寝ていますけれど)のせいでしょうか。朝起きて朝食を摂った後、どうにも眠くなって二度寝してしまいます。この連休期間、かなりの割合で寝ていました。特に午前中は。

 連休のはじめ頃に何枚か借りていたDVDのうち、2枚はほとんど観ずに返却しました。一応、観ようとはしたのですが、なかなか気分が乗らなくて。(いつも借りようと思ってもなかなか借りられない人気作も含まれていたのですが…)
 まあこの連休は「フラガール」を観られたので良かったです。

 …。

 今の僕は、DVDを観るという方向ではなくて、本をぱらぱらと読むことで過ごしています。何気に癒し系になっているのは「マリみて」こと「マリア様がみてる」(集英社コバルト文庫)シリーズです。けっこう再読率が高いです。ここ2・3年の新刊がすっぽり抜けていた(「クリスクロス」「あなたを探しに」は買ってありましたが、それより前の数冊分)ので、ちょっと大人買いしてしまいました。
 この作品は、一見はただの少女小説ですが、なかなか奥が深いです。僕は「チェリーブロッサム」から入った人なので、作中一年生と二年生の絡みが好きですね。以前にも書きましたが、主人公である祐巳と瞳子ちゃんの姉妹(スール)問題が早く解決して、仲良しになっているシーンを読みたいものです。

 これも連休のはじめ頃に「マリみて」のアニメVを借りて観ましたけれど、やっぱり原作の方がよいですね。アニメも決してつくりは悪くないのですが、なかなか微妙なニュアンスが拾えず、こぼれ落ちてしまっている気がしました。

 今日は書店で「開発の現場」というムックを数冊、買ってしまいました。そして床屋にも行きました。
 明日ではなく今日にしたのは、明日は連休最終日なので、なるべくのんびりしたいと思ったからです。前述のようなムックを買うことも、どうしようか迷ったのですが、連休明けからのスタートに向けて、ちょっとでもウォーミングアップが必要かなぁ、などと思い購入してしまいました。

 相変わらず仮死状態にある部屋も、ちょっとだけ整理して床も拭きました。
 昨年からの整理で、手をつけなかった文庫群の領域にもちょっとだけ手を入れて、よく読むものを取り出しやすくしました。
 現在進行形で追随している小説作品は、結局以下の5つだけのようです。(後ろの2つはシリーズが止まっているので事実上は3つかな)

●クラッシュ・ブレイズなど、「デルフィニア戦記」と「スカーレット・ウィザード」の後続シリーズ。(作者:茅田砂胡 中央公論新社 C*NOVELS新書)現時点で計34冊。

●護くんに女神の祝福を! シリーズ。(作者:岩田洋季 メディアワークス電撃文庫)現時点で13冊。

●マリア様がみてる シリーズ。 (作者:今野緒雪 集英社コバルト文庫)現時点で29冊。

星界の戦旗 シリーズ。 (作者:森岡浩之 早川書房ハヤカワJA文庫)現時点で9冊。

ハイスクール・オーラバスター シリーズ。 (作者:若木未生 集英社コバルト文庫)現時点の冊数不明。(最も長いのですが、近年ちょっとめげ気味…。これはもう追随できないかもしれません…)

 上記のほかに、思い出深い作品群(小林弘利さんとか新井素子さんの作品など)だけにすれば、おそらく数百冊は処分できるはずなのですが、そこまでの元気が出ません。

 うーむ。
 こうしてみると何気に女性作家の作品多いなー。
 あとライトノベル系ばかりですね。(そもそもこの「ライトノベル」って言葉は存在して良いのだろうか)

 …。

 それにしてもこの連休で、気候はすっかり春をとばして初夏になってしまいましたね。はやくクールビズに移行してほしいです。(例年で言うと早くても6月からかな?)

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2007年5月 2日 (水)

映画感想35:ファンタスティック・フォー

●ファンタスティック・フォー [超能力ユニット]
(Fantastic Four)
 監督:ティム・ストーリー
 原作:スタン・リー、ジャック・カービー
 主演:ヨアン・グリフィズ、ジェシカ・アルバ、
    クリス・エヴァンス、マイケル・チクリス
 2005年 アメリカ

 調べてみると、コレ、アメリカのコミックス(アメコミ)の世界では人気があるシリーズらしいですね。
 うーむ。それでもね。
 純粋に映画として観ると、ちょっと首を傾げたくなる印象。正直に言って「なんだかよくわからない作品」でした。純粋にSFモノとして観ると、もういろいろ突っ込みどころありすぎ。本当に数え切れないですね。まあこの辺のB級度合いが好きな人は好きかもしれませんが。
 多分コレは純粋なSFとして観てはいけないんだということは、はじめから雰囲気でわかっていたので良しとしましょう。かといってアクションモノとしても、僕としては消化不良。要するに原作を知らない(アメコミファンではない)僕などが観ると、「よくわからない」状態になってしまうのでしょう。
 アメコミファンはどうぞ。
 僕としてはかなりB級の映画でした。もともと「気楽に観られるもの」という意識があって観たので、その点は期待通りでした。
(視聴形態:自宅でDVD)

参考:あゆざかけい映画勝手にランキング

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2007年4月21日 (土)

空想科学を斬る:ロケットエンジン

 NHKニュースで、つくば宇宙センターに国産初のロケット「H2ロケット」(全長約50メートル)が展示されている、という紹介がありました。ロケットは、広く人々に親しまれているもので、人気がありますね。コミックスやアニメの世界でも古くから「ロケットエンジン」を思わせる推進装置が描かれ、宇宙船といえば後方に向かって炎を出す「ロケット」のイメージが形作られました。古くは「宇宙戦艦ヤマト」も、最初に補助エンジンを始動させて、メインである波動エンジンに点火して発進します。「起動戦士ガンダム」のホワイトベースは確か、原子力エンジンでしたね。

 ロケットエンジンの原理はとても単純で、物理学でいうところの「作用反作用」の原理です。進みたいと思う方向とは正反対の方向に物体を放出することで、その反作用としての推力を発生させています。つまり、単に燃えているだけではなく、「推進剤」という物質を高速で放出しているのです。

 一般的に「無」から「有」を生み出すことは困難とされています。つまり宇宙船にはあらかじめ推進剤として放出するための「何か」を積んでいることが必要なのです。少なくともロケットエンジンの原理で推進するためには。

 僕がとても好きなSFアニメ作品にガイナックスの「トップをねらえ!」があります。その作品はエーテル理論など、昔に否定された物理学を設定の一部に使うなどの遊び心があふれています。中でもぞくぞくするのが「亜光速飛行」です。バスターマシンやエクセリヲンなどのカッコいい宇宙船は、一瞬にして亜光速の世界に飛び立ちます。

 しかしながら、現実のロケットエンジンでは、亜光速どころか、毎秒数百キロメートルの速度でさえも、到達することは難しいでしょう。理由は上にあげたように、ロケットの原理が「推進剤を後方へ放出する時の反作用で進む」というものであるためです。より多くの推進剤を宇宙船に積むことは、そのまま宇宙船の質量の増加につながります。質量が増加するということは、「加速しにくくなる」ということなのです。これはロケットエンジンが抱える大いなる矛盾なのです。

 いきなりマイナーになってしまいますが、かつて「月刊アフタヌーン」に連載されたロボット的コミックス「砲神エクザクソン」(作:園田健一)という作品では、宇宙を進むために「重力制御」を使っていました。つまり進みたいと思う方向に「落ちる」ようにするのです。

 人類が太陽系の外辺、もしくはその向こうの世界に進出するためには、ロケットエンジンではない新しい推進理論が必要でしょう。それが見出されるのが十年後なのか百年後なのか、もしくは来ないのか…。それまでは空想科学として、みんなで遊ぶことにしましょう。

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2007年4月14日 (土)

書店めぐり雑感:SFコミックスの名作「地球へ…」TVアニメ化されたのですね。

 竹宮惠子さんのSFコミックスの名作「地球へ…」が、TVアニメ化されたのですね。知らなかった…。今日、本屋さんを巡回していたら、アニメ化の情報の帯をつけて新装版が売られていました。もともと、ことコミックスの世界では、SFの傑作は女性作家によって生み出されてきました。(ああ「JANE」の続きはもう出ないのかなぁ)

 「地球へ…」は、いまから30年も前に生み出された作品ですが、いまなお、傑作と言える作品です。1980年代に劇場用長編アニメーションが製作されましたが、個人的には、原作に比べるとかなり見劣りするものでした。当時のアニメとしてはなかなかの出来だったと思いますが、なにぶん、原作が凄すぎるのです。
 そのため、今回のアニメはどうなんだろうという好奇心があります。TVは観ない方なので、放映は観ないと思いますが、評判が良いようならば、DVD化されたら観てみたいです。

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2007年4月 7日 (土)

書店めぐり雑感:ゆるゆる系4コマ「圏外です(はぁと)」を発見

 近年の月刊コミックス誌の乱立にはついて行けていないのですが、講談社「シリウス」について、ちょっと興味を惹かれています。「怪物王女」などの作品も深夜枠でアニメ化されるようですし。(僕は深夜はもちろんTV自体観ないのですが)
 そんな中で、なかなか好みの4コマを発見しました。

●圏外です(はぁと) ←(はぁと)はハートマークね
 作者:いちば仔牛 現在1~2巻発売中

 白泉社ヤングアニマルの「まじスト」が植物の妖精ならば、シリウスの「圏外です」は電波の妖精です。携帯電話から出てきます。なかなかGJ!なアイディアです。
 部屋を汚染しない程度に追随してみようかな。

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2007年4月 5日 (木)

今で言うところのライトノベル

 えーと。先に僕のお友達がブログで「コバルト文庫」というキーワードを使っていたので、ちょっとだけ語ってみましょう。
 先の記事でも書きましたが、若い人向けの小説のレーベルでは、「朝日ソノラマ文庫」と並んで、とても歴史があるレーベルです。
 昔は本当に、本格SF作家も出していたりしました。
 僕が十代(特に前半)の頃に人気があったのは、氷室冴子さんです。ピンク色の背表紙でした。「クララ白書」から始まって、「なぎさボーイ」「多恵子ガール」などは、陸上競技ものだったこともあって、読みました。
 また、プロフィール(表と裏ともに)でも言っていますが、新井素子さんの「あたしの中の……」などの白い背表紙たちや、小林弘利さんの「童話を胸に抱きしめて」などの水色の背表紙たちは、本当に思い出の作品です。
 一時はコバルトの新人賞である「コバルトノベル大賞」作品も読んでいました。

 現時点で追いかけているのは若木未生さんの「ハイスクール・オーラバスター」シリーズと、今野緒雪さんの「マリア様がみてる」シリーズ。(オーラバの方は、ここ数年停止状態にあるので、ファンも心配しています)
 「マリみて」は、個人的にはけっこうお勧めです。(けっこう人は選ぶ作品だとは思いますけれど、はまる人ははまると思います)

 何といってもレーベルの名前が良いです。ぜひとも今後も良い歴史を重ねて欲しいものです。

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2007年3月31日 (土)

書店めぐり雑感:マリみてとクラブレなどなど

 えー。35歳男で集英社コバルト文庫を買ってしまう僕であります。別に弁解するわけではありませんが、コバルト文庫といえば、昔は朝日ソノラマ文庫と並んで、「ジュブナイル」もしくは「ヤングアダルト」向けの小説を安価に提供するレーベルとして、とても長い歴史を持っているのです。昔はコバルト文庫でSFが読めた時代もあったのです。(って弁解?) 今でこそ「ライトノベル」という呼び方が定着していますけれど、そんな呼称も無かった時代からです。

 というわけで? 「マリみて」こと「マリア様がみてる」(著:今野緒雪)シリーズ最新巻「あなたを探しに」を発見して速攻で買いました。いやー。表紙のツーショット。祐巳と瞳子のツーショットですよ。ファンの間では各論があるようですが、僕は祐巳の妹(スール)は瞳子だとずっと信じていましたから。前巻のラストの展開から、次こそは仲良し姉妹となった二人が見られるのかと期待していました。由乃さん的に言えば「イチャイチャとかしなさいよ」という感じです。
 しかし、今野さん、ひっぱりますねー。ネタバレしてしまいますが、今巻でもまだロザリオの授受は行われていません。(T_T) 次こそは…と期待しています。
 知らない人には訳のわからない話題ですみません。

 一方、中央公論新社のC-NOVELS「クラッシュ・ブレイズ」(著:茅田砂胡)シリーズの最新7巻も入手。このシリーズは、前シリーズである「暁の天使たち」と同じく、「デルフィニア戦記」(全18巻)と「スカーレット・ウィザード」(全5巻+外伝)との両方を読んでいないと、さっぱり意味がわからないという、ものすごく排他的な作品です。にも関わらずけっこう売れているから、すごいのかもしれません。
 今回は珍しく黒金銀の天使たちは出てきません。その意味では「スカーレット・ウィザード」の色が最も濃いと言えるでしょう。シェラくんの個人的ファンである僕としてはちょっと残念でしたが、作者いわく怪獣夫婦であるジャスミンとケリーの活躍ももっと見てみたいですから、良かったです。

 両作とも個人的にはとても好きなのですが、人に勧められるかというと微妙です。(^^;) 客観的に見るなら茅田さんの「デル戦」と「スカウィ」は傑作と呼んでも良いほどの作品だと思います。その後のシリーズは、個人的にはとても楽しめるのですが、けっこうファンの間では意見が割れているようです。

 小説系で、最近「新たな開拓」はないです。コミックスも同様。昔のように「迷ったら買う」という行動をやめていることも大きいです。本が増えると部屋が死にますから。(^^;)

 昨日の記事にコメントをいただいたくりにゃーさんへの返答ではないですが、心に優しい系のコミックスを挙げるなら「コーセルテルの竜術士物語」(著:石動あゆま)でしょうか。あとは「まほらば」(著:小島あきら)とか。(これは似たような名称の小説などがあるので紛らわしいのですが…無論、それは誰にも罪はありませんが…昨年にめでたく完結しています。) 後はアフタヌーンをご存知なら知っているでしょうけれど、「ヨコハマ買い出し紀行」(著:芦奈野ひとし)とか、猫好きのための4コマ「じゃじゃ猫に日々首ったけ」(著:山野りんりん)とか…。どうぶつ系では以前にそこそっこさんからご教示いただいた「とりぱん」(著:とりのなん子)とか。
 …挙げだすときりが無いですね。(^^;)

 以上、雑感だか感想だか紹介だか、よくわからない趣味に走った内容でした。

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2007年3月 4日 (日)

連続アニメ感想1:ストラトス・フォー Project BLUE 地球SOS

 一ヶ月くらい前から「つまみ食い」をはじめた連続アニメ作品。TVシリーズ、OVAなど、一本勝負の長編(劇場用など)に属さない作り方をされたものを対象としています。やはり、長編ものとは違いますね。いろんな遊びが出来るのが長所でしょうけれど、一般に低コストで製作されますから、質が今ひとつ、というのが僕の昔からの印象。それでも、アニメの世界ではこっちの方が裾野が広く、いわば主戦場です。
 かつて子供の頃に観た「銀河漂流バイファム」もこのカテゴリーですし、OVAには「トップをねらえ!」や「天地無用!魎皇鬼」(ただし第一期のみ!)などの名作もあります。「宇宙海賊ミトの大冒険」は後からDVDで買ったクチですが、これも個人的には20世紀の傑作です。
 (いつか表にまとめようかな)

 ……話が脱線してしまいました。
 最近観ていたのは下記の2作。

●ストラトス・フォー
 (連続TV+OVA)
 監督:もりたけし
 原作:スタジオ・ファンタジア
 2003年 日本

●Project BLUE 地球SOS
 (OVA)
 監督:岡村天斎 原作:小松崎茂
 2006年 日本

 2作品ともに、まだ最後まで観ていないです。

 「ストラトス・フォー」
 これは、個人的にはかなり面白いです。近未来、太陽系が、すい星やいん石が集中する宇宙を通過することに伴い、これらの小天体の地球への衝突による被害を防ぐべく設立された「コメット・ブラスター」や「メテオ・スイーパー」の活躍というより日常を描いています。本来主役となるべき最前線の「コメット・ブラスター」(衛星軌道ステーションから発進しすい星を破砕する部隊)ではなく、予備軍の「メテオ・スイーパー」(地上から発進し大気圏に突入してくるいん石やすい星の破片を破砕する部隊)が主役。キャラクターが美少女キャラなのはアレですが、なかなか地味に良い作品。第7話なんて、「ロケットエンジンの燃焼試験」で1話使っています。渋い!
 でも、OVAシリーズの「ストラトス・フォー・アドヴァンス」は未見。(OVAシリーズだと1話25分弱で1本なんだもの。単価が高いよ)

 「Project BLUE 地球SOS」
 1話50分弱(通常の倍、一般のドラマと同じ長さ)という構成のOVA。かつては「フィギュア17」などが同一のつくりでした。
 現在第4話まで観ました。普通に面白いし、普通の人なら、おそらく前述の作品(スト4)と比べれば10人中9人はこっちが良いと言うでしょう。確かに良く出来ている。
 駄菓子菓子! どうしても強い既視感があるのです。これはアメリカの有名SF映画「インデペンデンス・デイ」や、10年くらい前にラジオドラマからアニメにもなった「電脳戦隊ヴィギィズ・エンジェル」(こ…これはマイナーかな?)などと、設定がとてもかぶっています。
 レンタルでは(たぶん)最終話の6話が新作で出たばかりです。もうちょっとしたら5話と6話をまとめて観ようかな。

 やはり連続モノは、観続けるのにも体力が要りますね。(^^;)

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2007年2月11日 (日)

映画感想32:トップをねらえ!・トップをねらえ2! 合体劇場版

合体劇場版ということで感想も合体です。

●トップをねらえ!GunBuster
監督:庵野秀明(OVA)
絵コンテ・設定:樋口真嗣、庵野秀明
原作・脚本:岡田斗司夫
キャラクター原案:美樹本晴彦
作画監督:窪岡俊之、もりやまゆうじ、貞本義行
音楽:田中公平
主演(声):日高のり子、佐久間レイ、
      川村万梨阿、若本規夫
2006年 日本
(アニメーション作品)
1988年製作のOVAを再編集
(新作カットはなし)

 アニメファン以外にはほとんど知られていないでしょうけれど、アニメファンを自称する者なら、特にSFアニメファンならば、知らない人はいないと言っても過言ではない、連作OVA(オリジナルビデオアニメーション)の傑作にして名作。それが「トップをねらえ! GunBuster」です。
 もしも自分はSFアニメファンなのに知らないという人は、一度は観ておくべき作品と言えるでしょう。(はじめて観るなら劇場版も悪くないですがOVA版を強くお勧めします)
 製作したガイナックスは、この作品の後、NHK連続アニメ「ふしぎの海のナディア」や、一大ブームにもなった「新世紀エヴァンゲリオン」を手がけています。「トップをねらえ!」には、それらの作品の原点というのが一般の見方ですが、僕はむしろ、この作品で完成させたものを後発の作品に転用した、というのが正しいのではないかと思っています。
 エンドロールを観るとわかりますが、ものすごいスタッフですよ。いまから思いますと。昨今は原画はともかくとして動画はかなり中国などに委託している実情があるようですが、日本人にしか作れない高度なアニメ作品もあるのですね。

 僕も知りませんでしたが、「トップをねらえ2!」の完結と共に、2006年10月に「トップをねらえ!&トップをねらえ2! 合体劇場版」という形で公開されたようです。TSUTAYAで新作Vとして出ていたので、懐かしさもあり手にとってみました。

 オリジナルは1988年製作のOVAです。1巻に2話ずつ入っていて全3巻でした。高校生だった当時、レンタルビデオで観て、強い衝撃を覚えた記憶があります。どのくらいの衝撃だったかというと、思わず代々木にある某アニメーション学院の願書を取り寄せたくらいです(本当)。

 劇場版は90分弱の尺であり、新作カットも無く、もともと中身が濃かったオリジナルから、かなりのシーンが削られてしまっていますが、それでもエッセンスとしては見事なものです。これが今から18年も前に製作された、しかもビデオアニメだというのですから、すごいです。

(参考)
OVA(オリジナルビデオアニメーション)版
各話タイトル(1988年製作)
第1話「ショック! 私とお姉様がパイロット!?」
第2話「不敵! 天才少女の挑戦!!」
第3話「初めてのときめき☆初めての出撃」
第4話「発進!! 未完の最終兵器!」
第5話「お願い!! 愛に時間を!」
最終話「果てし無き、流れのはてに…」

 これは本当にOVAだからこそ、いろんなことができた作品だと思います。各話ごとに切り口を変えていました。第1話などは、正直、僕はそんなに高評価ではないのですが、それを補って余りある5話、最終話の展開でした。アニメの最大の強みである色を殺して白黒映像にした最終話なんか、鳥肌モノでしたね。
 秒読みシーケンスとか、「相対速度、ほぼ光速!」とか、「赤色巨星の重力を利用した反重力ターン」とか(このへんは劇場版ではカットされています)、ウラシマ効果とか、いろいろSF的な刺激がたくさんある作品。
 ラストは感動モノです。

 劇場版はやや完成度に難ありですね。
 ただ、キャラクターボイス(CV)が全て再録音らしいです。日高のり子さんの、あの名演技と絶叫。18年経っても健在です。すごいです。

●トップをねらえ2!DieBuster
原案・監督:鶴巻和哉
監修:庵野秀明
脚本:榎戸洋司
キャラクターデザイン:貞本義行
音楽:田中公平
主演(声):福井裕佳梨、坂本真綾
2006年 日本
(アニメーション作品)
2003年製作のOVAを再編集

 こちらはOVAの方は知らずに劇場版が初見でした。
 実を言うと「トップをねらえ!」は、その衝撃的な内容もあり、メディア界の人々の心を刺激し、「ネクストジェネレーション」という企画も立ち上がったのですが、バブル崩壊とも重なり、なかなか進展せずに終わったかに見えました。
 しかし、ガイナックスは20周年記念として「トップ」の続編を企画したのでした。

 ストーリー的には、OVA本編や、ネクストジェネレーションを知っていた方がよりわかる内容みたいです。(僕にはちょっとわかりにくかったかな) それでも、「トップ2」も、また前作とは違った面白さがあって、良かったです。やはり和製のSFアニメは良いなぁ、と思いました。

 ……。

 まったく本作とは関係ありませんが、終わりがとても感動的で印象的なOVAとしては、「神秘の世界エルハザード」の第一期シリーズがあります。
 僕は、こういう「時空を超えた」設定には弱いです。

 それにしても、「トップをねらえ!」は、主役のバスターマシンも勿論よいのですが、何といっても「エクセリヲン」に代表される宇宙戦艦の美しさには、しびれるものがあります。
(試聴形態:自宅でDVD)

参考:あゆざかけい映画勝手にランキング

参考リンク:トップ合体劇場版
http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20061003/top.htm
http://www.top2.jp/movie.html

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2007年2月 3日 (土)

活動記録:通院日

 今日は晴れていましたが風がとても冷たく、強かったですね。そんな中、土曜日ということもあるのか、クリニックは大混雑でした。暖房もきかせすぎで暑いの何のって。これは通院だけで弱っている人には大イベントですよ。
 何とか休まずに出勤しているが、かなり忙しくなってきたことを報告。それなりに責任が必要な任され方をしているので、大変な気もするけれど、それを拒否してしまっては自分の存在意義が無くなる。そのあたりのバランスが難しいところです。
 「周りからは大丈夫だと思われて、いろいろ頼まれてしまうのだろうけど、まだ残業したりして頑張るのは早いです。医者から止められていると言っていいので、無理してはいけません」というようなことを言われました。

 帰りにTSUTAYAで温めのアニメV(「あずまんが大王 THE ANIMATION」1~2巻、「夢使い」1~2巻)を借りてきました。何気に名作だった4コマ、あずまきよひこさん原作の「あずまんが大王」と、アフタヌーンでは悲しい打ち切りになったけれど個人的にはとても好きだった植芝理一さん原作の「夢使い」 まだ観てないけど、明日観るかなー。

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コミックス:コーセルテルの竜術士(石動あゆま)1巻(新装版)

関連過去記事:コーセルテルの竜術士物語4巻

●コーセルテルの竜術士 1巻(全4巻)
 (クリムゾンコミックスからの復刻版)
 作者:石動あゆま 一迅社 ZERO-SUM COMICS

 現在、ZERO-SUM にて連載中の「コーセルテルの竜術士物語」(現在1~4巻)の前作にあたるもので、その復刻版です。僕は絶版になっているクリムゾン版も持っているのですが、復刻版も買ってしまいました。えーと。本当に昔と同じ内容です。ちょっと描き下ろしなども期待したのですが、そういう意味での収穫はなかったです。(いや、厳密に言うと同じではありません。旧版では最終2ページに「コーセルテルの竜術士たちとゆかいな仲間たち」と「コーセルテルの地図」があったのですが、それがないです。この2ページ、何気に貴重だと思うのですが…。アグリナが本作のヒロインだということは、ここを見ないと気付かない気が…)
 それでも、この復刻版全4巻が出揃うことで、はじめて「コーセルテル」がきれいに書店に並ぶことになるのです。マシェル家以外では地竜術士ランバルス家、風竜術士ミリュウ家が登場がはじめて登場した巻です。自分の竜術士をけなげに慕う生真面目ユイシィが好きですね。(ランバルスってめちゃくちゃオジサン設定だけど、僕と同い年じゃん)

 おっと、正しくは復刻版とは言わずに新装版でした。順次、2月末に2巻、3月末に3巻、かつて描き下ろし満載だった4巻は4月末に出るそうです。

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2007年1月21日 (日)

書店めぐり雑感:月刊アフタヌーン

 「おおきく振りかぶって」(著:ひぐちアサ)がアニメ化されるそうですね。いまではなんでもすぐにメディア展開されてしまいます。ファンとしては人気が出るのはうれしいですが、追随していけないので、寂しさもあります。
 「ああっ女神さまっ」(著:藤島康介)は同誌の看板作品としてもう17年以上続いています。くりにゃーさんはこの作品がとてもお好きだと伺いました。確かに好い作品です。これは自慢にもなりませんが、僕はこの作品の第一話が掲載された、今のように電話帳並みの厚さではない、黎明期のアフタヌーン誌を長年持っていました。(いまではもうないですけれど)
 月刊のコミック誌には、週刊にはない愛着があります。週刊だと、本当に雑誌という感じで、よく電車内の棚に放置されています。昔は、アフタヌーンはもとより、今は亡き学研「ノーラ」や、新書館「ウィングス」なども購読していました。ああ、あと白泉社「花とゆめ」も。(これは月刊じゃないですが)
 個人的には「ヨコハマ買い出し紀行」(著:芦奈野ひとし)が終わってしまったのが、とっても悲しいですね。どうにも最近、僕の心を強くひきつける作品が少ないです。これは僕自身が歳をとったせいでしょうか。
 かなり方向性がアレな場合もありますが、植芝理一さんの作品は好きです。だから「夢使い」が中途半端に終わったときはとても残念でした。(でも数年後にアニメ化されましたが)

 とにかく、最近のメディア展開にはなかなかついていけません。(泣)

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2006年12月21日 (木)

書店めぐり雑感:永遠に生きる「超人ロック」

 最近、書店に行くと「超人ロック」(聖悠紀さん著:超長い歴史を持つSFコミックスシリーズ)の新刊が複数、並んでいる。世の中にはこの「超人ロック」のディープなファンが一定数いる。根強い人気とも言う。僕にはあいにく、とてもじゃないがこの広大なロック・ワールドの全貌を探索する勇気がない。いったいこのシリーズ、何十年続いているのだろう。
 知らない人が居るといけないのでちょっとだけ説明すると、ロックは永遠に生き続けているエスパー(ESP:超能力者)だ。僕がコミックスの世界で思い浮かべる強力なエスパーは3人いる。一人はこのロック。もうひとりはかなりマイナーかもしれないが岡崎つぐおさん著「ジャスティ」のジャスティ。そして、竹宮惠子さん著の名作「地球へ…」のジョミー・マーキス・シンである。最強は最後のジョミーだと思うがどうだろう?
 ところで僕としては聖悠紀さん作品の中では「ファルコン50」とか「ペアペアライサンダー」が好み。特に後者は個人的なツボに来る作品である。
 …というような話に、いったいどれくらいの人がついてこられるかな? (別についてこられても特典は何もないけれど)

p.s.おっと強力エスパーといえばもう一人居たな。「紅い牙・ブルーソネット」 でも上の3人には敵わないと思う。…とくだらないことを考えてないで早く寝よう。今週も明日で終わりだし。

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2006年12月15日 (金)

コミックス:まじかるストロベリィ 4巻

 過日の記事において「買わなきゃ」と言っていた4コマコミックスです。

まじかるストロベリィ 4巻
 作者:まつもと剛志 白泉社ジェッツコミックス
 連載:ヤングアニマル、ヤングアニマル嵐、
    ヤングアニマルあいらんど

 基本はまったり、ときどきホロリ、のんびりしてると大爆笑? という性質(僕が勝手にそう言っているだけ)が、この4巻では再び強力になっています。ヤングアニマル本誌に加え、今巻では嵐やあいらんど(増刊)掲載分が多くあって好ましいです。しかし、アマゾンに載っている紹介文に「萌え系4コマ」とあるのが微妙に気になります。これってそうだったの? 僕の言い方だと、殺伐とした青年誌の中で奇跡的に生まれた清涼作用抜群のほのぼのまったりギャグ4コマなんですが(長い)。

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2006年12月10日 (日)

コミックス:4コマ特集だぁ!

 昨日の記事にくりにゃーさんが反応してくれました。さすが! 僕も以前は「まんがタイムきらら」など買っていましたよ。ちなみに「あきら先生」は「ジャンボ」と「タイスペ」(それぞれ、まんがタイムジャンボ、まんがタイムスペシャルの略)で連載ですよね。近年、ページ数が減っていてちょっと気になりますが。
(私信になってしまった(^^;))

 そういうわけで超個人的特集記事です。
 こころにやさしい作品を中心に紹介します。(4コマは基本的にみんな心にやさしい)

●まじかるストロベリィ 1~4巻(続巻)
 作者:まつもと剛志 白泉社ジェッツコミックス
 連載:ヤングアニマル

 4コマ専門誌ではない、しかも殺伐とした青年漫画誌の中に奇跡的に生まれたほんわかコメディ。さすがは白泉社、懐が広い! 同誌にはこれまでにも「愛人AIREN」(非4コマでシリアスものだけど感動系SF)や「ももシス」(後述)などの名作が生まれてきました。
 んで「まじスト」です。植物大好きの大学生、日下部くんがある日公園で拾った鉢植えは、実は魔法のイチゴで妖精つきの、まじかるストロベリィでした。持ち主の愛情を糧に育つまじかるストロベリィの実を食べると、願い事がかなうのです。…という設定はさておき(?)、とにかくほんわかしています。それでいてツボに来ると爆笑もありです。ってまだ最新4巻を買ってないぞ。買わなきゃ。

●てけてけマイハート 1~5巻(続巻)
 作者:竹本泉 竹書房バンブーコミックス
 連載:まんがライフ

 外見はてけてけちんまり中学生にしか見えない早坂のぞみ(連載開始当時24歳)と、のぞみの中学時代の後輩で今では中学で国語教師をやっている吉田くん。竹本さんらしい独特なテンポのまったりゆるゆるコメディ。この人たち、結婚しても「早坂先輩」「吉田くん」です。って、ああ! これは厳密には4コマじゃなかった!(笑) まあいいか。

●だって愛してる 1巻(続巻)
 作者:むんこ 芳文社まんがタイムコミックス
 連載:まんがタイム

 「らいか・デイズ」で人気のいま売り出し中の新鋭作家、むんこさん。この人の作風は好きだなぁ。暖かくて。「まんがタイムコレクション」でも取り上げられるほどの人気です。

ももいろシスターズ 全10巻
 作者:ももせたまみ 白泉社ジェッツコミックス
 連載:ヤングアニマル

 ちょっとHだけどラブラブで明るい作品です。女性にもお勧め。

エン女医あきら先生 1~9巻(続巻)
 作者:水城まさひと 芳文社まんがタイムコミックス
 連載:まんがタイムスペシャル、
    まんがタイムジャンボ など

 ドジだけど人情派のあきら先生が主人公。最近はめっきりラブコメ化してしまいました。もっともそれがファンの要求でもありますが(笑)。

放課後キッチン 全8巻
 作者:水田恐竜 ぶんか社コミックス
 連載:みこすり半劇場

 連載はH系4コマ誌ですが、これは女性にもお勧め。女子高生妻ちかこの明るさには圧倒されます。ほのぼのとはちょっと違いますが、とにかく笑えます。

 ……。

 ちょっと尻すぼみだけど、とりあえずこんな感じです。
 本当は金曜日には暗くて重いことを考えていたのですが、タイミングを逸してしまったので、またの機会にします。

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2006年11月26日 (日)

コミックス:コーセルテルの竜術士物語(石動あゆま)4巻

●コーセルテルの竜術士物語 4巻(続巻)
 作者:石動あゆま 一迅社 ZERO-SUM COMICS
 連載:ZERO-SUM(月刊)

※過去に廃刊となった集英社クリムゾンで連載されていた「コーセルテルの竜術士」(コミックスも4巻まで発刊)の続きでもあるため、コミックスとしては通算8巻目

 これはかなり心にやさしい作品だと思う。
(ちなみに作者の方の読みは、いするぎあゆまさんです)
 コーセルテルという人間が足を踏み入れない土地に暮らす8人の竜術士と、それぞれの竜術士にあずけられている子竜(竜術士が術力を込めた名を授けたことによって人の姿を保つ)たちや、精霊たちの、ほのぼのライフを描く作品。
 以前に行ったコミックスの大量処分の際にも、これは残した。

 主人公はコーセルテルに居る8人の術士の中では最年少で、現存する7種の竜(風竜、地竜、火竜、水竜、木竜、光竜、暗竜)の全ての術資質を持つコーセルテル一の竜術士。マシェル。もっとも、竜術士の一番の仕事は子竜の子育てである。派手な竜術による戦いめいたものはほとんどない。それを期待する作品でもない。

 地味で気が付かないことだが、この作品の特筆すべき点は、レギュラーキャラがとても多く、そして固定化されていることである。8人の竜術士の家にはそれぞれの子竜たちが居て、小さな子供から、竜術士を補佐する補佐竜など、かなりの人数が居る。(マシェルの家だけ補佐竜が居ない) これだけのキャラを描き分けるのは大変だろうと思う。

 最新巻4巻では表紙系に水竜たちを使っている。カラー中表紙は水竜術士のエレさん。白黒中表紙は水竜術士家の子供たち。確か1巻はマシェル家。2巻が風竜術士ミリュウ家。3巻が木竜術士カディオ家だった。こうなると、コーセルテルの全ての竜術士家を回すには最低でも8巻までは続かないといけない計算になる。
 ぜひとも8巻以上を目指して欲しいものである。

 ちなみに今回の4巻についている帯には、以前クリムゾンから出ていた4巻の「コーセルテルの竜術士」が新装版で刊行される、とある。この ZERO-SUM 版「竜術士物語」からファンになった人にはうれしい情報だろう。昔のをすでに持っている僕はどうすれば…(笑)。悩みどころである。

 相変わらずマイナーというか、同世代男性とはかけ離れた嗜好であるが、この作品に限って言えば老若男女にオススメ。まったり系の良作を探している方は一度は読む価値アリでしょう。

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2006年11月12日 (日)

映画感想22:スタートレック劇場版

●スタートレック劇場版
 (Star Trek: The Motion Picture)
 監督:ロバート・ワイズ
 創作・製作:ジーン・ロッデンベリー
 音楽:ジェリー・ゴールドスミス
 主演:ウィリアム・シャトナー、レナード・ニモイ
    ディフォレスト・ケリー 
 1979年 アメリカ

 かなり昔、TV放映で観たことはあった(ただし日本語吹替え版)。昨日記したように、視聴する時の精神状態もあり中断しながらだったが、懐かしく思いながら観た。

 ネットで調べたところ(こういうときは便利)このスタートレック初の劇場版は、公開こそ1979年だが、その土台となっているTVシリーズは1966年から3年間に亘って放映された「宇宙大作戦」(Star Trek, The Original Series )であるらしい。僕が生まれる前だよ。
 前年の1978年にはジョージ・ルーカス監督の「スターウォーズ」の第1作(いまで言うエピソード4)が公開されている。そういう意味では、この映画に使用されている数々の特撮技術も、それに近い水準なのだろう。

 スペースオペラといって僕が想像するのは、どちらかというとこのスタートレックシリーズなんだよね。航宙艦エンタープライズ号を舞台にした人間ドラマ。ブリッジ(艦橋=司令室)の中央に艦長が座り、通信仕官に指示したり、エンジンについては技術部主任に確認したり、指示を受けた方は「アイ・サー」と応えたり。
 日本ではアニメの「宇宙戦艦ヤマト」が先駆けだが、この「スタートレック」からかなりの影響を受けていると思えるのは僕だけではないだろう。

 カーク提督が改装されたエンタープライズ号に乗船するまでの映像がとても長い。作品全体の構成としてはどうかと思うが、こういうシーンが好きな人にはたまらないのだろう。かくいう僕も好き。

 やはり吹替え版ではなく字幕版の方が良いなー。

 ちなみに。
 近年の日本のコミックスでこのスタートレックにモロに影響を受けたような、それでいてとても高品質の傑作がある。

「JANE」(著:橘水樹&櫻林子)1~8巻
「NULLALIVE」(著:橘水樹&櫻林子)1~2巻
「Royal kid's」(著:橘水樹&櫻林子)1巻
(これは番外編で宇宙なし)

 この作品が、少なくとも商業誌ベースでは長く停止しているのが悲しい。

 元来「宇宙船」や「宇宙」の話は子供の頃から大好きである。よくいろいろな設定を考えてノートに書いたりしていたものだ。(いまでもそういうネタ…はっきり言って妄想だが…は持っていたりする)
 日本でもスタートレックのような作品が生まれないものかなー。

(視聴形態:自宅でDVD)

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2006年11月 3日 (金)

映画感想18:ゲド戦記

●ゲド戦記
監督:宮崎吾朗
原作:アーシュラ・K.ル=グウィン
主演(声):岡田准一、手嶌葵、菅原文太
2006年 日本
(アニメーション作品)

 いまはデジタル映像の時代。でもだからなおさらかな。手作りのセルアニメーションの良作に出会うとそれだけでうれしい。まあ実際にはそう見えてかなりデジタル画像技術は使われているのだろうけれど、少なくともそれを前面に押し出して欲しくは無い。そういった意味では、この作品も古きよき日本のアニメーション技術をちゃんと踏まえていると感じた。
 スタジオジブリの最新作にして宮崎吾朗さん監督作品ということで、いろいろ注目されたようだな。少なくともアニメーション作品としての出来栄えはスタジオジブリ作品の名に恥じないものだと思う。劇場で観られてよかった。

 作品を語るにはいろいろな視点があるが、アニメーション作品には「色調」がとても重要だ。これは原作によるところも大きいのだろうが、全体を通じた色調は、決して明るくはないが、とても深く思え、僕の好みには合致していた。その色調と、音楽で描かれる世界。これも奥深いものを感じた。そう。アニメでは音楽も重要だが、これは実にすばらしかった。

 あとはその世界の中で生きるキャラクターである。おそらく主人公を含めたキャラクターを好きになれるか。それがこの映画の評価につながる。

 僕はね。この作品は、そもそも従来のジブリ作品(特に宮崎駿さん監督作品)のように、主人公を含めたキャラクターの魅力でグイグイ引っ張る作品ではないのだと思う。それよりは美しい描写と音楽で世界の流れを淡々と描く。少なくとも目指したのはそういう作品であったのだろうと思う。
 そういう作品は僕としては非常に好みだし、そしてその方向(だと僕が思っているだけだが)としては、一定レベルでは成功していると思う。惜しいのは、本当に惜しいのは、それが「突き通せていない」ところだ。

 特に主人公アレンの言動に、そのジレンマが見える。声も台詞もいいのだが、シナリオでどうしても違和感がある点があった。たったの一点だけだ。ネタバレを少ししよう。

 主人公アレンははじめからある罪業を背負う。これが重い。重すぎるのだ。
 生意気を承知で言わせて貰う。創作作品ではよく「キャラが動く」と言う。それは事実だろう。生きたキャラは黙って動くのだ。僕が感じたままを言うなら、アレンはよくこの大罪を背負いながら動けたな。ということだ。観るものにはそこが最後まで引っかかりとして残ってしまう。

 本当に大きなマイナス点を挙げるなら僕はその一点のみだよ。それが全体に重くのしかかるのであはるが……。
 あとは瑣末なこと。悪役たちのキャラクターがいまひとつだった点。これは前述の通りの方向性の中では、作品全体への影響はあまりないだろう。

 全体としては間違いなく良作と言っていい。劇場で観る価値はある。だからこそ、上記の点がとてもとてもとーっても残念。
 クライマックスまでの主人公アレンとヒロインのテルーとの心の交流などは個人的には本当にツボだったのに……。

 主題歌には「ウィンダリア」で心に残る新居昭乃さんが作詞作曲している。テルーの歌は作品世界にマッチしていて良い。

(視聴形態:劇場で)

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2006年11月 1日 (水)

神経質もしくは情報過多時代に埋没する僕

 「時間を無駄にするな」というと僕はなぜか宗方コーチ(27)を思い出す。「エースをねらえ!」の宗方(27)さんね。僕は原作は未読だし昔のTVシリーズも観ていないのだが、劇場版映画は昔、何度も観た。僕が小学生の頃にTVで放映されたものを当時ベータ規格のビデオで録画した。ビデオに録画して繰り返し観た作品は、「銀河漂流バイファム」を除けば、この劇場版「エースをねらえ!」(1979年製作)だな。いま考えると……。この作品、実はものすごい傑作だったといまになって思う僕。長編アニメとしての完成度は高かった。主人公の岡ひろみが宗方の死を知らず飛行機で旅立つところでエンディングだったやつだ。いかん「心に残る長編アニメ一覧」に加えなければ。

 宗方コーチ(27)は口癖のように「時間を無駄にするな」と言うが、悪いけどいまの僕はかなり時間を無駄にしている。いや、長い目で見れば無駄な時間など無いのだ。宗方君(27)よ。いまでは僕の方が8歳も年上だぞ。まったくもう。

 朝食は摂るもすぐに布団に逆戻り。午前中は寝て過ごした。頭には「今日は月初だから映画が安い」という意識はあった。だからくりにゃーさんが泣けたと言っていた「涙そうそう」か、もしくはいまを逃したら観ないかもしれない「ゲド戦記」(まだやってる)をせっかくだから観にいくか、との考えた。でもあんまり動く気がおきない。
 昼食後、僕はちょっと部屋を見渡して、買ったはいいがろくに読んでいないIT系の雑誌・ムック類(そのうちの大半は以前の部屋整理の際に捨てたが、捨てきれないものもあった)をちょっとだけ再整理。2003年とか2004年に買ったものが多い。いまからすればかなり古い情報だろうけど、それでも読まないとなぁ。などと思う。
 そうこうしていると14時30分をまわった。いかん。銀行に行かなくちゃ。15時すぎると手数料とられちゃうからね。というわけで外出。

 その銀行で。ATMの「並び口」の手前に二人の女性が立っている。並んでいるのかいないのか不明だった。僕は「並び口」のところでいったん止まってちょっとその二人を見て、動かないようなので先に入った。やがてATM使用を終え、先ほどの「並び口」のところを見ると、また違う人が、やはり手前に立っている。もしかしてそういう暗黙のルールなの? だとしたら先ほどは悪いことしちゃったかな? 何となく不安に陥る僕。そうなんだよね。僕は本当にこの程度の瑣末なことですぐに不安になってしまう。これは昔からだ。これも病的なのかな?
 その不安をなんとか押し殺しつつ、僕はやはり近所にあるTSUTAYA(書店とかCDとかビデオレンタルとかのお店)に向かう。僕はもう数年前に何度か、会員になっては1年過ぎて失効になるということを繰り返していた。この数年間、僕はレンタルビデオすら借りない人になっていた。精神的に余裕がなかったのだろう。今日は会員申し込みをしようと思っていた。
 水曜午後ということもあり割とすいていた。いまは何でもクレジットカードになるんだな。本当はクレジットカードが増えるのは歓迎できないが、こうしないとカード払いできないらしい。うう。これで6枚目だよー。

 申し込みを終えて同じ店内の書店へ。書店に行くと相変わらずその情報の多さにくらくらする。先ほど自分の部屋で昔のIT系の雑誌やムックを整理したので、自然といまの最新の雑誌に目が行く。ちょっと立ち読み。もうすでに時代のトレンドはJavaではなく、Ajaxなどの更なるオープンな道具を使うことらしい。まあトレンドが即業務につながるかといえばノーであるが。

 気が向いたら映画館へも足を伸ばそうかと思ったけど、やはり今日はダメ。せっかくの映画デーなのに。だいたいにおいて僕はポイントだとかこういう優待日だとか、そういうものを上手く利用できない人なのだ。この間もUCカードのポイントの期限が切れているのを見てがっくり。そういう意味ではセゾンがやっている永久不滅ポイントってちょっとお得な気がしないでもない。

 せっかく家にある本をもっと読まないと。でも技術系ではなく、小説群(ライトノベル含む)でかなり待っているシリーズもある。「ハイスクール・オーラバスター」とか「星界の戦旗」とか……。オーラバなんてもうストーリー忘れてるよー(泣)。一方で他人には勧めてないけど個人的ツボに入っている「護くんに女神の祝福を!」(岩田洋季著、メディアワークス電撃文庫)シリーズ。アニメ化されて深夜にやってるそうだ。観る気力はないけどDVD化されたら考えよう。

 最近コメント返信率が下がっている。ごめんなさい。でもちゃんと読んでます。(携帯に飛んでくるようにしてある) あさってが休日なのはありがたいなー。

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2006年10月28日 (土)

今週のお買い物リスト

 今日はほぼ完全休業状態だった。有体に言えば午前午後を問わず寝ていた。実はちょっと映画でも観に行くかとも思ったけど、その元気がなかった。多少なりとも動き始めたのは夕方だった。書店めぐりはちょっとした。

 今週のお買い物リスト。

<多分火曜日ごろ>
・コミックス「A-A’」
(萩尾望都著、小学館コミック文庫)
 「とりぱん」2巻にとりのなん子さんが「この作品を読んで2年間ペンを持てなかった」とあったのでどんなもんかと…。でもまだ未読(笑)
・コミックス「11人いる!」
(萩尾望都著、小学館コミック文庫)
 何故だか急に読みたくなった。持っていたはずだが探すのも面倒なので買ってしまった。やっぱりいいなー。この作品。世界観。20年前に公開されたアニメ映画ももう一度観たい。DVD化されているんだろうか?
・小説「かのこん 4 オトメたちのヒミツ」
(西野かつみ著、メディアファクトリーMF文庫J)
・小説「かのこん 5 アイをとりもどせ!」
(西野かつみ著、メディアファクトリーMF文庫J)
 ……あうあうー。これについては何も言わないでー。内容を知っている人は黙っててー。いまの僕はライトノベルスキーなのだよー。しかもこの手のが好きなのよー。ごめんよー。

<多分今日>
・小説「銀河ヒッチハイク・ガイド」
(ダグラス・アダムス著、安原和見訳、河出文庫)
 やっと見つけた。
・作品ガイドブック「星界マスターガイドブック」
(早川書房編集部 早川文庫)
 ガイドもいいけど早く「星界の戦旗」の新作を出して~
・データベース関連のムック本
 あうあう。またしてもこういう本を衝動買い。決して好きで買っているわけじゃない。なんというか、漠然とした恐怖が僕をそうさせる。買ったからには読まないとなー。

 多分明日も家でゴロゴロします。(映画も観たいけどどうするかなー?)

 ……っつーか、何気に何冊買ってるの? これじゃ部屋が死ぬ一方じゃん!

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2006年10月22日 (日)

返信に代えて(パプリカなど映画関連)andカード時代の罠

 なんだかココログ調子悪くない? 僕は調子悪い。胃がもたれたり、下らんことでうじうじしたり、そんな日でした。そんなわけでコメント返事も含めて失礼します。

 この前の記事に書いた「パプリカ」は、ネットで検索すると「今年のヴェネチア国際映画祭コンペティション部門『パプリカ』上映」などという情報もあり、もう作品はできているみたいです。日本での一般公開は2007年お正月だとか…。うーむ。アニメですよ。まあこの原作を実写で表現するのも厳しいかもしれませんが、アニメはアニメでちゃんと作りこまないと日本のファンの目は厳しいですよー。僕はこの作品の映像化成功に未だに疑心暗鬼。原作が原作なだけに…。人間の心象風景を映像化なんてできるのでしょうか?

 超少女明日香の件。僕も和田慎二さんの作品を全て読んだわけではないのですが、この作品は連作短編の形式でもう本当に長いこと続いています。一度、明日香と和也との結婚話などが持ち上がって「ああとうとうクライマックスかな?」と思っていたら、またまた記憶を操作されたりして、なかなか収まらない。僕としてはあのあたりでハッピーエンドして欲しかったのですが…。

 昨日、僕は通院の日でした。加えていまの僕には渋谷や新宿や日比谷までわざわざ映画を観に行くほどの気力もないのです。しかし、この前に「日本沈没」を観た「錦糸町シネマ8楽天地」に加え、最近(といってももう一年くらい経つのかな?)できた「TOHOシネマズ錦糸町」というところも、電車に乗らずに何とか歩いて行けます。そんな状況も重なって「アタゴオルは猫の森」を急遽、観にいったというわけです。(ああ僕は何でいつも衝動的なんでしょう)

 その「TOHOシネマズ」では、いま盛んに「シネマイレージカード(セゾンカード)」というものに加入するよう勧誘しています。思わずその勧誘に乗ってしまいました。「年会費無料ですよ!」という売り文句だったわけですが、それは提携カード会社としてマスターカードを選択した場合でした。僕は何を狂ったか、「マスター提携カードはもう持っているから」と、もうひとつの選択肢「アメリカンエキスプレス」を選択してしまいました。こっちは有料で年会費(3150円)がかかります。(あとで調べてわかったのですが、「アメリカンエキスプレス」って、年会費が高いことで有名なお金持ち用カード。日本でははじめて1997年にセゾンが提携したそうです。お金持ちでもなければ海外に行ったりもしない僕にはあまり意味がないよー。(T_T))

 この「シネマイレージカード」の会員になると「6本観たら1本タダ」などの特典があるのですが、年会費3000円払っていたら、6×2=12本は観ないとわりが合わないじゃないかー! ……と、ちょっと後悔してしまい、なんとなくうじうじしてしまっているわけです。「これは神様が年に12本以上(TOHOシネマズで)映画を観ろと言っているのか?」などと馬鹿げたことを考えたり考えなかったり……。クレジットカードも整理しないとなぁ(泣)

 でもこの秋は観たいと思う作品が多いです。「涙そうそう」とか「スケバン刑事」とか…。

 カード入会の際は慎重にしないとね……。

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2006年10月21日 (土)

映画感想17:アタゴオルは猫の森

●アタゴオルは猫の森
 監督:西久保瑞穂 脚本:小林弘利
 原作:ますむらひろし
 主演(声):山寺宏一、夏木マリ、田辺誠一
 2006年 日本(アニメーション作品)

 今秋は観たいと思う映画がとても多い。その中でまず「アタゴオル」を選んだ理由は、小林弘利さんが脚本をされた作品だから。
 いやあ、それにしても。正直、本当にびっくりだよ。ここまで美しく、そして2次元の原作を持ちながらも、ここまで違和感のない3DCGアニメが作れるんだ。本当に最初の感想は「とにかく美しい!」に限る。

 CGディレクターは毛利陽一さん。そして美術デザインは「耳をすませば」の黒田聡さん。この美しさを表現できたのはこの方々の力でしょうか? 専門的なところはよく知らないのだが、3DCGアニメというと、僕はディズニー作品を思い描いてしまって、ちょっと引き気味だったのだが。だが、あくまでも日本的な絵柄(つまりコミックス的)で、ここまで見事に3D化できるなんて! アクションシーンも2次元のセルアニメーションの良さをちゃんと踏襲している! もうそれだけでも観る価値あり。

 実をいうと僕は原作はよく知らない。名前だけは聞いたことがある程度だったけど。「二本足で歩く猫と人間が普通に暮らしている世界」らしい。それだけでも興味深い。そして今回は、谷山浩子さんが特別出演している。谷山浩子さんと言えば「ねこの森には帰れない」などのアルバムを出されている、僕内部ではさだまさしさんと並んで「この人は天才だ」と評価しているシンガーソングライター。
 とにかく作った方々や出てくるキャラクターから見ると、もう僕にとっては刺激しまくりなのだ。そしてその世界に描かれたストーリーは?

 あいにく僕には原作の中での「ヒデヨシ」がどの程度の役柄かわからないのだけれど。今回の映画では、とにかくこの「ヒデヨシ」の持つ爆発的に明るい生命力。これが見事に表現されている。スクリーンから「生きろ!」という言葉が飛び出してきそうな感じだ。台詞もいい。ネタバレになるからここには書かないけど。
 僕は山寺宏一さんがこんな演技もできるなんて知らなかった。僕も最近の業界には疎いのだが、それでも正直、山寺さん数多く出すぎ、と思っていた。新しい方の「銀河鉄道999」でキャプテン・ハーロックを演じているのを観たときは「をいをい」と思ったものだが。今回の「ヒデヨシ」役には大ハマリだよ。

 同じように二本足で歩く猫が居る世界を描いたアニメで、比較的新しいのはスタジオジブリの「猫の恩返し」だ。あれも決して悪くはなかったし、原作なんかはとても好きな作品なのだが…。ちょっとこの「アタゴオル」とは比べられないな。アニメーションとしてのクオリティという面で…。「モーション・キャプチャー」という技法を使ったらしいのだが、3DCGで動く絵と声とが見事に一致している。そのことでこの美しい世界の臨場感が増している。

 原作を知っていたらもっと楽しめただろうな。とにかく近年まれに見る高品質なアニメーション映画でした。

(視聴形態:劇場で)

参考:あゆざかけい映画勝手にランキング

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コミックス:とりぱん 野鳥観察エッセイがいい

●とりぱん 1巻~2巻(続巻)
 とりのなん子著、講談社ワイドKCモーニング

 動物ものでエッセイに近い。そして4コマである。それも野生動物。野鳥がメインである。ありそうでなかった斬新なジャンルといえよう。

 僕はマンションに住まう人だが、ベランダがそこそこ広く、うちの親などはちょっとした園芸めいたこともしている。加えて低層階であるためか、スズメがよく訪れる。以前、しばらく来訪するスズメ(同一スズメかどうかは不明だが「ちゅん子」と呼称)に気を遣い、パンくずやごはん(米)の残りなどを皿に入れて置いておいた。ベランダに人が居るときには絶対に来ないのだが、近くの塀や電線のうえに何気なくとまっている。「ちゅんちゅん」と声がする。アレは絶対に何か会話しているに違いない。
 人が家の中に入り、しばらくすると「ちゅん子」が2~3羽で恐る恐る近づいてくる。少し口につまんでは、そこでゆっくり食べればいいのに、急いで遠くに持って行って食べる。食べている間もしきりに周りを見回し、警戒を怠らない。だが、そんなしぐさが妙にかわいい。スズメは歩いたりしない。ぴょんぴょん跳ねて移動する。それもかわいい。
 そんなことがしばらく続くと、「ちゅん子」たちも慣れたのか、人が居てもかなり近くに来たり、いつの間にか人数(?)が増えてきた。4~5羽くらいならいいのだが、やがてもっと増えてきた。これはたまらんと、皿を引っ込めた。いまではたまに「ちゅんちゅん」と声が聞こえるだけだ。

 ……というわけなので、僕にはこの「とりぱん」の内容がけっこう身近に感じられる。アオゲラのポンちゃんもいいけど、僕はそんなわけでちゅんちゅんスズメがお気に入り。ああでもツグミも好き。「貧乏性」なところが(笑)

 作者のとりのなん子さんは、実に自然との距離感がいい感じだ。過剰なまでに保護しようというのでもない。自然に自然と向き合っている。作品からはそんな風に思える。猫のミーちゃん(体重8kg)にもいろいろ気を遣っているし(笑)

 実を言うと僕は、虫が異常に苦手。子供のころは平気で近所の草むらに居るこおろぎなんかを捕まえたものだけど、なぜか今ではもうダメ。(だいいち、いまではもうこおろぎが住む場所などあまりなくなっている) 加えて潔癖症気味なので、僕にはおそらく「野イチゴ」は食せないだろう。そんな僕としては、だからこそ良いバランス感覚を持っている作者がうらやましくもある。

 鳥の世界には口コミがあるというのは僕も同意見だ。少なくともスズメはお互い情報交換をしているはず。(前述参照)
 作者自身の体験から生まれた話は実に含蓄深くもある。僕としてはネタに困ったからといって、変に面白く創作しないで欲しいと思う。実際にある出来事を作者の視点で描くからこその独特な味があるのだから。

 最後にお礼。面白い作品を教えてくださったそこそっこさん。ありがとうございました。

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2006年10月19日 (木)

書店めぐり雑感:パプリカ映画化?…七瀬シリーズ既視感…超少女明日香へ

 筒井康隆さん小説「パプリカ」の文庫版を見つけた。帯には2007年映画化などと書いてある(僕の記憶違いならごめんよ)。「パプリカ」といえば僕はハードカバーの単行本で持っているぞ。さっきちょっと引っ張り出して奥付を確認。1993年出版だよ。13年前。僕が社会人1年目のときだ。当然読んだのも13年前なので、かなり内容を忘れているが、人間の深層意識を巧みに描いた秀作だと思った。かなり衝撃的な作品であると同時に、強い既視感もあったはず。僕としては筒井さんの俗称「七瀬シリーズ三部作」…「家族百景」「七瀬ふたたび」「エディプスの恋人」…を思い浮かべる作品だったと思う。この三部作も強烈な作品だ。……この「パプリカ」映像化なんてできるのか? かなり疑心暗鬼。

 前述した七瀬シリーズだが、これは僕が昔から勝手に思っていることだが、和田慎二さんのコミックス「超少女明日香」シリーズにも、かなりの影響を与えていると思っている。いまは多分絶版だろうが、白泉社ではなく集英社から出た本当に最初の「超少女明日香」(全部で3巻ある)の2巻目のタイトルが「明日香ふたたび」だもんね。

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2006年10月17日 (火)

まだ死んでいる部屋8(小林弘利さんコバルト文庫名作たちを掘り起こそう)

 まだ死んでいる部屋7の続き。そう、僕の部屋はまだ死んでいる。それを今日改めて実感した。

 一昨日、昨日と、小林弘利先生について書かせていただいた。そういえばもう何年も先生の著書を読んでないな…。と思い、唐突に「発掘作業」になった。(前にも書いたが、僕は大切なものほど奥にしまいこむ性質がある。奥にしまいこむと、いざそれが欲しいときに出せなくなるのに…)

 過去の自分を信用するなら、本棚の最深部にまとめてあるはずだ。だいたいの見当はついていたので、発見するのには時間はかからなかった。…何段も重ねて並べてある奥に発見。おお!懐かしい水色の背表紙たちよ! 過去の自分はちゃんときれいに保存しておいてくれた。何冊あるかな? 数えると…16冊。…そんなものだったかな?

 僕はPCを起動し、14年前に書いた謎文書を開いた。僕は学生時代に仲間内で作った同人誌にブックレビューを寄稿しており、小林弘利さんの作品を取り上げた文章だった。いまはもう眠るマイPC一号機(NEC PC9801N)で書いた文書である。そのときに保有する小林さんの作品が列挙されているはずだった。

 その謎文書。当時の自分は本棚の内容として下記のようなリストを書いていた。

 以下、謎文書より。
-------------------
集英社コバルト文庫より…小林弘利さん作品リスト(自分の本棚より)
 一『星空のむこうの国』
 二『いつかやさしい雨が』
 三『タイム・トラブル・プリンセス』
 四『月が魔法をかけた夜』
 五『海の回転木馬』
 六『ほうき星に流されて』
 七『風と天使がおどる夏』
 八『童話を胸に抱きしめて』
 九『童話を胸に抱きしめて No.2』
一〇『こころを女神に』
一一『虹の彼方につづく道』
一二『童話を胸に抱きしめて No.3』
一三『童話を胸に抱きしめて FINAL』
一四『緑の草原 大きな樹』
一五『雨ふる午後におまじない』
一六『旅の神話をつなぐ空』
一七『サウンド・オブ・サイレンス』
 現在(一九九二年一〇月)では、『野原』シリーズなど二五冊目まで出ている。
-------------------

 このリストを見ると、最低でも17冊は持っていたはず。でも出てきたのは16冊。過去の自分を信用するなら、手放すことはありえない。どこか他の場所に埋まっている可能性がある。

 ちょっとだけ他を探し出したが、たちまち本が拡散し、埃も舞い、混沌としはじめた。……だめだ。今日はそんな大掛かりな作業はできない。あわてて本棚に「圧縮」しつつ格納した。先ほど取り出した16冊はとりあえず、すぐ手に届くところに位置替え。

 以前数百冊を売り払ってかろうじて整理したのはコミックス。今回掘り出したのは小説。それぞれエリアが違うのだ。(ってそんな広い部屋じゃないんだけどね。本当に本棚は全てあわせても2畳くらいのスペースなのだが、そこに異常に圧縮されて格納されている)

 ちなみに、掘り起こす過程で、懐かしい本の存在を確認した。高千穂遙さん「クラッシャー・ジョウ」シリーズ。新井素子さん「グリーンレクイエム」「あたしの中の……」などの文庫一式。……などなど。(挙げだすときりが無い)

 年末の大掃除の時にでも整理しなくっちゃね……。まだまだ部屋は混沌としている。先の記事で書いた150円のウェットティッシュは、さっそく活躍した。

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2006年10月12日 (木)

コミックス:ちょこっとヒメ 1巻 猫だよ。犬もいるよ。

 あらがい難い引力に引かれ購入してしまった。単行本類は部屋をきれいにするために極力買わない方針にしていたが、これは負けた。別にいいもん負けたって。

 僕は猫好き人間。「猫」の話題は、実を言うと僕の中では「妹」の話題と同じくらいに「パンドラの箱」なのであるが。言葉の使い方が正しいかわからないが、諸刃の剣だと思ってもいい。僕は少年時代、猫と暮らしていた。

 ……。

●ちょこっとヒメ 1巻(続巻)
 カザマアヤミ著 スクウェアエニックス
 少年ガンガンWINGコミックス 同誌連載中

 カバー裏表紙から引用
「ヒメはコマによってヒトがたにみえたり、ねこがたにみえたりするけど、おなじヒメだよ」
……どうでもいいけどヒメたん。漢字を使おうね…。

 4コマです。猫です。犬も出てきますが、猫4コマです。
 猫4コマでまずあげなければならないのは、山野りんりんさんでしょう。この方の猫4コマこそ、猫4コマの正道です。地味な作風だけど僕は好きだなぁ。
 でも、少年誌連載でちょっと萌えが入ったこの「ちょこっとヒメ」も、立派な猫4コマだ。こういう萌え系の絵柄が苦手なヒトも居るかもしれないけど、作者の方は女性みたいだし、ちゃんと「猫している」作品だよ。
 視点が猫だもんだから、もうにーちゃん(飼い主?)の家とその周りが世界のすべてだよー。うにゃうにゃ。

 僕はうつになってからは、とにかくまったり系というか、ハートウォーミング系というか、そういうのしか受付なくなってしまった。そのため、いま新刊で追いかけているのは、「コーセルテルの竜術師物語」(石動あゆま著、一迅社ゼロサムコミックス)などのごく少数だけだ。

 この「ちょこっとヒメ」も連載は追わないまでも単行本は追いかけようかなー。4コマだから出版ペースは遅いだろうけど。

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2006年10月 4日 (水)

コミックス:あだち充さんが短編を発表

 21年ぶりらしいです。さっきコンビニに行ったとき週刊サンデーをちょっと見たら宣伝が載ってました。10月25日発売のサンデー増刊で、タイトルは「ショートメール」

 あだち充さんといえば「タッチ」「ラフ」が相次いで実写映画化されました。最近めっきり時勢に疎くなった僕なんかには、「何故いまになって実写映画?」と素朴に思うものでした。

 映画「ラフ」については最近劇場でご覧になったというくりにゃーさんが感想を投稿されています。

 あだち充さんの短編では、短編集「ショート・プログラム」(1~2巻)がありますね。最近になって再販されました。僕は何気に昔の版と最近の版の両方持っています(^^;) 個人的にはけっこうあたりはずれが多い気がするんですが、良作は本当に良いです。ショート・プログラム1巻に載っている「チェンジ」なんてとても良いです。一方で短編集と同じタイトルの表題作は個人的には大はずれ。なんかあだちさんの作品にはたまに「変態」が出ますよね。僕としてはそれ要らないです。変態は要らない。

 変態といえば、僕があだち充さんの作品の中で一番好きな「みゆき」にも変態が多いなぁ(^^;) でも「みゆき」は好きです。何故だか「タッチ」はそんなでもないです。個人的には…。あと「虹色とうがらし」も好き。…あれ? なんか兄妹ものばかりじゃないか? …断っておきますが僕は決して「妹属性」とか、そんな人ではありません。真面目に。

 サンデー増刊をそのためだけに買うかどうかは不明です。でもちょっとだけ期待してます。ちょっとだけです。また「変態」キャラが出てこないとも限らないですから…。

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2006年9月20日 (水)

まだ死んでいる部屋7(更に118冊売却)

まだ死んでいる部屋6の続き

 先月初旬に少女コミックスを中心に563冊を売り払った(まだ死んでいる部屋)が、本日は更に118冊を売り払った。買取額は3440円也。今回は新書館ウィングス系や、マイナーな学研ノーラコミックス(いまは亡き)、更にもっとマイナーな白泉社花丸ノベルズ新書などを対象にした。断言してもいいが、全て絶版本のはずだ。(ちなみに白泉社花丸ノベルズのほとんどはライトボーイズラブ。そういうレーベルだもの。何故男の僕が持っている?? …一応断っておくけど僕はいたってノーマルだよ)
 まあ読まなくなった本とはいえ、手放すのはちょっと切ない。
 これでもまだ僕の部屋は書籍でいっぱい…。改めていままでの異常さがわかる。
 …でも、部屋の整理はとりあえずいったんここで休止かな…。2ヶ月前と比べるとかなり圧迫感がなくなったのも確かだし、そろそろそんな精神的余裕もなくなるし…。

 店から台車を転がして走ってきたUさん乙でした。

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2006年9月17日 (日)

映画感想14:魔女の宅急便

再見ですが。

●魔女の宅急便
 脚本・監督:宮崎駿
 原作:角野栄子
 主演(声):高山みなみ、佐久間レイ、山口勝平
 1989年 日本
 (アニメーション作品)

 思えば、僕がユーミン(荒井由実・松任谷由実さん)の「ルージュの伝言」「やさしさに包まれたなら」がとても好きになったきっかけはこの映画でした。いつ観たのだったかな…。まあ間違いなく学生時代だけど。
 魔女の家で育ったキキは昔からの魔女のしきたりに従い、13歳で修行の旅に出る…。キキの気持ちと共に画面を彩る風景が美しいこと! そして音楽! 名作と呼ばれる映画には、やはり音楽が欠かせません。キキがほうきで空を飛ぶ。美しい街並、青い海を下に見ながら…。雰囲気のある音楽がその場面を引き立たせます。
 やはり僕が昔に感じたものは間違ってなかったようです。ラストシーンからエンドロールに至っては、もう涙ぼろぼろ(笑) やっぱり大好きです。この映画。

 観たのは今日の午後。先日「心に残る長編アニメ一覧」を作ったときに、すっかり忘れている自分に驚き、そして昔の自分を信じて、DVD買っちゃいました。でもその価値はありました。
 なお、僕にコメントなどでいろいろご教示いただいているmalineさん、そしてきっかけをくれた銀ちゃんさんに、この場を借りて御礼申し上げます。

(視聴形態:自宅でDVD)

参考:あゆざかけい映画勝手にランキング

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映画感想13:となりのトトロ

再見ですが。

●となりのトトロ
 原作・脚本・監督:宮崎駿
 主演(声):日高のり子、坂本千夏、糸井重里
 1988年 日本
 (アニメーション作品)

 高校生時代に劇場で観て以来です。じっくり観たのは…。はじまりに井上あずみさんが唄う「さんぽ」 いい歌だなぁ。「ジブリがいっぱいCOLLECTION」のテーマになるのも頷けます。しかしいまさらながら…そうか、糸井重里さんがお父さん役だったのね。いい味出てますよ。ぴったりだ。そして日高のり子さん。いやあこれもはまり役。そしてその名前を見てちょっと懐かしくなりました。
 僕はサツキがずっと胸にためていたものを吐き出すように、おばあさんの胸にすがって泣くときに、もうもらい泣きというか、なんとも言えませんでしたよ。切なくて。メイがお母さんを想う一心で走り出すところも…。僕には子供が居ないから、親としての気持ちはわからないけれど。そして僕が子供の頃の家庭は決して理想的な家庭でもなかったけれど。それでもやはり家族愛ものに弱い僕です。
 僕は都会育ちなので、日本の田舎の風景には憧れのようなものも感じます。僕はだからトトロのお腹で寝たこともないし、ネコバスのふかふかの席にも座ったことはないけれど。それでも子供にしか見えない何かがあることは、わかる気がします。

 観たのは昨日の夜。先日「心に残る長編アニメ一覧」を作ったときに、すっかり忘れている自分に驚き、そして昔の自分を信じて、DVD買っちゃいました。でもその価値はありました。いい映画でした。
 やはり感想などを書き留めておくことは大事ですね。前にも書いたけれど、備忘録でも残しておくことはとても大事です。高校生の頃は紙のノートに日記めいたものを書き散らしていたのですが、それも引越しの際にダンボールにしまいこんだまま…。いつか開けるときがくるのかな。

(視聴形態:自宅でDVD)

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2006年9月16日 (土)

映画感想12:猫の恩返し

●猫の恩返し
 監督:森田宏幸 脚本:吉田玲子
 原作:柊あおい(バロン 猫の男爵)
 主演(声):池脇千鶴、袴田吉彦
 2002年 日本
 (アニメーション作品)

 「耳をすませば」の流れで観てみました。思えば4年前に原作である「バロン 猫の男爵」は読んだのですが、結局映画のほうは観てなかったから…。
 これは今になって知ったのですが、この原作を含む「企画」自体が、スタジオジブリに舞い込んだ、あるテーマパーク向けの短編ビデオ製作だったとか。その企画をスタートするにあたって宮崎駿さんが「耳をすませば」に登場した「地球屋」の「猫の男爵(バロン)」と「ムーン(ムタ)」を使った作品にするように、という条件をつけ、更に原作についても「耳をすませば」からジブリと親交のある柊あおいさんにお願いした、ということらしいです。つまりこの作品は映画「耳をすませば」の中から誕生した作品とも言えます。
 ただ、上の記載にもあるとおり、この作品には宮崎さんや高畑さんなどは直接関わっていないようです。

 さて、実際の作品の感想ですが…。これは1本勝負の劇場用長編に向いていなかったのでは…? などとちょっと思ってしまいました。作品を観終わった後に残るものが、ちょっと少なかったなぁ…というのが正直な感想。
 例えばOVAシリーズ(各20分程度で数話に分ける)みたいにして、「猫の事務所」や「バロン」「ムタ」「トト」などのキャラクターをもっと自由に何回もの小さな話で展開できれば、さぞ面白い世界になっただろうなぁ。
 特典映像「誕生秘話」で原作者:柊あおいさんが語っているように、これは「耳をすませば」の主人公、月島雫が創った世界でもあるのです。原作が持つものがとても良いだけに単発で終わらせるのはとても惜しいです。
 本当ならここでもう一回原作を見直したいところでしたが、先に500冊以上の少女コミックスを売りさばいた際に、それも手放してしまいました。「耳すま」を観た後のいまなら、また違った感慨があると思いますが…。まあ、これも縁ですかね。ちょっと切ないですが…。ここでまた原作本を買い求めることはしないことにします。
 下記のリンクにあるとおり、4年前のの自分の感想を信じるなら、原作はとてもよい作品でした。その映像化という意味では成功していると思いますが、原作をよりよいものに昇華させるには至っていないと思いました。
 特に、これは脚本なのかもしれませんが、原作には「自分の時間を生きられない者が行く場所」とか「主人公が幼い頃に会った猫」とか、そのあたりでホロリと泣けてくるものがあったはずなのですが、それが上手く映画には出ていないと感じました。
 後は、技術的なこと。多くのアニメ作品では、背景と動画の部分の区別がどうしてもついてしまいます(例えば壁の一部が動いたりする場合、動く部分だけ微妙に違う、とか、そういうこと)。それは仕方がないことなんですかね? 「耳をすませば」はどの場面をあら探ししても背景と動画との区別が見えません。それと比較してしまうと、ちょっとなぁ、と思いました。あくまでも「耳すま」と比較したらです。ほとんどのセルアニメーション作品と比べれば、まずまずの出来だとは思いました。

 なお、同時公開・収録の「ギブリーズ」はまだ観てません。

 あとは最後に言いたいこと…。
 「塀の上から簡単に落ちる猫なんて猫じゃない」
 猫好きとしてはそんな感じです。

関連過去日記:2002年4月21日(日)
「てけてけマイハート」、「おねがい朝倉さん」、そして、あの「猫の恩返し」原作の感想

(視聴形態:自宅でDVD)

参考:あゆざかけい映画勝手にランキング

 

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2006年9月15日 (金)

心に残る長編アニメ作品一覧

 先日、久しぶりに心を揺さぶられるアニメ映画(耳をすませば)を観た。そこで、心に残る長編アニメ作品一覧などというページを作った。かなり衝動的な行動で…。作ってみると、もうずいぶんと久しく観ていないことに気づいた。そして過去に感動した作品も、感動した事実は覚えていても内容を忘れていたりする(汗)。こんなものを公開したところでどうなるの? とは言わないお約束。僕の備忘録でもあるしね。
 ついでに、あまりにも放置状態だったウェブページに最低限の修正を加えた。これも衝動的な行動。
 そんな午前中でした。

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2006年9月11日 (月)

「耳をすませば」とニヒリズム

 一昨日昨日に続いて「耳すま」の話です。今回でひとまず区切りにする予定です。

 「ウェブ進化論」でいうところの「チープ革命」が進んでいるいま、様々な情報、玉石混交の情報が、ダイレクトに手に入ります。それは同時に、見たくもない知りたくもない情報が嫌でも目の前に突きつけられることでもあります。情報に振り回されないことが重要な時代です。
 いきなり何を言うのかと思われるかもしれません。僕はたまたま一昨日に「耳をすませば」というアニメーション映画を観て、その感想を書きました。その後、僕はこの作品について他の人はどう思っているのか知りたくなり、ネットでいろいろと検索しました。
 すると、中にこんなような趣旨の情報がありました。「耳をすませば」は凶器だ、みたいな…。詳しくはここには書きませんが、要旨はこうです。あの作品は舞台が現代で実際の街をモデルにしているためとてもリアリティがあるが、それがかえって、現実の自分と主人公たちとの違いを意識させ、とても暗い気持ちにさせる、というのです。
 また、今年の3月にTV放送されたらしいのですが、そのときには某有名掲示板において、独身成人男性を中心とした人たちによる一斉書き込み(祭りというらしいです)があったとか…。

 まあ気持ちはわからないではないです。僕もこの歳で独身だしうつだし…。マイナスの要素を挙げようと思えばいくらでも出てきます。
 でも、僕はこの作品を観て、前述のような心境にはなりませんでした。僕は本当に主人公の月島雫(つきしましずく)に感情移入して、最後にはとても暖かな感動につつまれました。

 この違いはなんだろうな。僕は考えたのです。
 幸せの尺度とか人生観とか、そんな部分なのかな、と思いました。
 ちょっとネタバレになりますが(これくらいはいいでしょう)主人公の月島雫は、天沢聖司(あまさわせいじ)と出会うことをきっかけとして、恋に恋し、日々を漠然と過ごす子供から、恋を知り、目標を発見し、だからこそ悩む大人へと、一歩を踏み出します。
 天沢聖司は中学生でありながらバイオリン職人という目標を見つけ、それに向けてまい進しています。雫はこの聖司を見て「自分と同い年なのに」と自分が何の目標も持たずに漠然と過ごしていることに焦りを感じます。しかし、聖司や親友の夕子の言葉などから、自分の中に「やってみたいこと」があることに気づきます。
 そしてこの物語は雫と聖司がある約束と決意をする場面で終わるのです。

 僕がこの主人公たちと同じ歳(中学3年:15歳)の頃はどうだったかを考えると、明確な目標なんてなかったし、きれいなドラマになるようなことも、たぶんなかったです。良い記憶よりも悪い記憶の方が多いです。現実を見て、実際に中学3年の時点で聖司のような志を持っている人は、確かに少ないかもしれないです…。
 でもだからといって、この物語を非現実的だとは思えないのです。不思議ですよね…。

 僕はこう考えています。
 架空の人物ですが、天沢聖司が夢に見たバイオリン職人。彼がたとえば10年後、25歳の時点で、まだこの夢を持っているか。もしくは実現させているか…。そのことと、彼が15歳の時点で決意した夢。それとこれとはまったく「別の話」なのです。
 子供の頃に夢見たことが実現されなければ人は不幸でしょうか? 子供の頃に特定の夢を持たないことは不幸ですか?
 僕は違うと思うのです。
 人生はゼロか100かではありません。
 人は常に変わり行く存在です。移ろい行くものです。それはときにあきらめと呼ばれ、ときに成長と呼ばれます。まったく何も知らない存在から、人と関わり社会に接することで、いろいろなことを学び、そして変わって行きます。
 この映画の終盤で主人公はある老人から言われます。「雫さんの切り出したばかりの原石をしっかり見せてもらいました。(中略)慌てることはない。時間をかけてしっかり磨いてください」
 僕はここでいう原石はすべての人の中にあるし、そして磨きはじめるのに早いも遅いもないと思うのです。そしてまた、原石はひとつとは限らないのです。

 自分を含めたすべてのことに対して、虚無的(ニヒリズム)な見方をしたくなるときはあります。ましていまの社会は、人をニヒルな世界に誘う誘惑でいっぱいです。僕にとってこの映画は、自分の中にある原石を刺激し、ニヒリズムを打ち消してくれる、心のサプリメントのような存在なのかもしれないです。

 前述しましたが、この映画は二人がある決意と約束をする場面で終わります。その約束の内容も、ニヒルな見方をすると「ありえない」ということになるのですが、僕はそう思いません。二人は世間を何も知らない中学生なのです。そんな純粋な二人だからこそできる「約束」…
 僕にはそう思えてなりません。

 三回連続で「耳をすませば」について書かせていただきました。最後に一ファンとして、若くして急逝された近藤喜文監督、そして原作者の柊あおいさん、さらにこの作品を生み出してくれたすべての方々に敬意を表したいと思います。ありがとうございました。

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2006年9月10日 (日)

耳をすませば 出会いと奇跡の物語

 昨日(映画感想11:耳をすませば)に引き続いて「耳すま」についてです。

 一晩明けて、今日の午前中にも再び「耳をすませば」を流して観ました。だめだ、やはり泣ける。何でかわからないけど…。こうなると柊あおいさん著の原作にも興味がわきます。原作を探すのを動機にして近所のコミック・インターネット喫茶に行きました。残念ながらそこには原作は置いてなかったですが、インターネットでいろいろ検索しました。
 まず、昨日の感想記事にも追記をしましたが、僕がこの作品を観るきっかけとなった朝日新聞の記事は8月26日土曜版「be」でした。それが朝日新聞社のウェブサイトにありました。映画を観たうえで、改めてこの記事を読むと、こみ上げるものがあります。(昨日の僕の記事には記憶違いによる若干の表現の違いがありましたが、修正する必要まではないと判断し敢えてそのままとしました)

 この映画の舞台のモデルになったところは、東京の多摩地区、京王線聖蹟(せいせき)桜ヶ丘駅付近だと言われていることは昨日も書きました。いくつかの「耳すま」のファンサイトには、実際の風景の写真などが掲載されていました。何でも、物語の舞台となった丘は通称「耳丘」だとか…。でもその「耳丘」も、心無い一部のファンのために今では立ち入り禁止とか…。どうかマナーを守った上でいつまでも「耳丘」として愛されて欲しいです。

 前述のように、漫画喫茶には置いてなかった原作本ですが、コミック文庫として2005年に出版されていることをネットで知りました。それを受けて近所の書店に。すると、ありました。「耳をすませば」(柊あおい著:ISBN4-08-618338-2)
 思いのほか映画と近い部分が多かったです。逆に言えば映画が原作を大切にしたのでしょう。そして前述の朝日新聞記事にもありましたが、作者の柊あおいさんとしては、とても思い入れがあったのにも関わらず、連載は不人気で短く終わってしまったようです。そのあたりについては、このコミック文庫版の巻末に柊さんご本人が「作者あとがき」として語られています。

 この「作者あとがき」 僕はこれを読んで、また泣いてしまいました。映画「耳にすませば」の誕生秘話が書いてあり、それこそまさにこの映画のキャッチフレーズでもある「出会いと奇跡の物語」だと思えたのです。
 僕はアニメ製作には詳しくないですが、世に出ている創作作品の多くが、複数の人間が関わることで初めて完成するということは知っています。映画はそれこそ多種多彩な人々の力の結集だし、漫画にしても作者以外に編集者・校正・印刷・デザインなどが絡みます。一人の力ではとうていなし得ないことを、複数の人が力を合わせることで実現しているのです。そこでは「人と人とのつながり」が生まれます。そして逆に「人と人とのつながり」が作品を生むのです。
 監督をされた近藤喜文さんは、1998年に惜しまれつつ47歳という若さで急逝されたそうです。図らずもこの「耳をすませば」が近藤さんにとっては最初で最後の監督作品となったとのことです。
 原作者自身の思い入れに反して一度は挫折しかけた作品。それが宮崎駿さんの目に触れ映画化に。そして近藤喜文さんが監督を務めたからこそ出来上がった作品。まさに「出会いと奇跡」によって生まれたのが映画「耳をすませば」 僕はこの「作者あとがき」を読んでそう思いました。

 このコミック文庫版「耳をすませば」には、劇場公開時のパンフレットに掲載された近藤監督と原作者柊あおいさんとの対談なども転載されています。

 家族を含め「人」と関わりあうことはとても辛いときがあります。人は人を癒す者であると同時に最も人を傷つけますから…。それも現実なのですが、それでも「人と人とのつながり」によって思いもかけないものが生まれることもある…。そんなことを思った昨日今日でした。

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2006年9月 9日 (土)

映画感想11:耳をすませば

関連後日記事
9月10日記事:耳をすませば 出会いと奇跡の物語
9月11日記事:「耳をすませば」とニヒリズム

●耳をすませば
 監督:近藤喜文
 脚本・絵コンテ:宮崎駿 原作:柊あおい
 音楽:野見祐二
 (主題歌:カントリー・ロード)
 主演(声):本名陽子、高橋一生
 1995年 日本
 (アニメーション作品)

 …やられました。ええ、やられましたとも!
 もう心の中で「ぐはぁ! やられたぁ!」と叫びましたよ。まったくねえ。35歳にもなった大の男が見事にやられちゃうんですものねぇ。どうせね、僕は昔から少女漫画好きですよ。少女趣味ですよ。男のクセに乙女チック入ってますよ。自覚もしてますとも!
 …それにしても、見事にやられました。はい。どれくらいやられたかというとプロフィール情報に入れるくらい(笑)。

 きっかけは何週間か前の新聞記事。朝日新聞の「be」日曜版だったと思います。(9.10 追記:8月26日土曜版beでした)【現在はこちらです→asahi.com:月島雫と天沢聖司―東京・多摩-愛の旅人-トラベル】 東京都は多摩ニュータウン近く、京王線聖蹟桜ヶ丘駅を含む一帯を望む丘からの風景が、大きな写真と共に紹介されていました。いまから11年前に公開されたアニメ映画「耳をすませば」の舞台となったところだそうです。その記事では、11年経った今でも、映画の舞台ということで、この地を訪れる人が絶えないとのことでした。
 さらにその記事では、原作の連載は恋愛よりも主人公の夢や目標を重視した作りであったためあまり受け入れられずに終わり、この映画によって昇華された…ようなことも書いてありました。
 僕は「耳すば」(「耳すま」か?)は存在自体は知っていましたが観たことはありませんでした。だからその新聞記事を見ても「へええ。そんなに良い作品だったのか」と思うにとどまりました。
 でもそのことが頭に引っかかっていたのでしょう。前にDVDを何枚も購入した際、ふと「何か清涼なものを」と思い、手に取ったのがこの作品でした。それを、今日になって観る気分になったというわけです。

 泣いちゃいましたよ。僕は。本当に…。
 大の男が情けないのかもしれませんが。
 泣けるようなストーリーでもないんだろうけど…。35歳の男が15歳の女子の主人公(月島雫)に感情移入して泣いてしまうんですから。僕は特典映像の絵コンテを観たときも泣けてきましたよ。本名陽子さん(雫役)が唄う「カントリー・ロード」が、またとてもよくて、それを聴いても泣けてしまう……。
 僕はジブリというか宮崎駿さんの作品は好きですが、反面、あまりハラドキの展開とか派手なアクションなんかは「なくてもいいのに」なんて思っていました。舞台もファンタジックなものより現代もののほうが本当は好きでした。だからですかね、それとも今の自分だからですかね…。僕の好みというかそういうものにピタッとはまっちゃいました。登場人物から舞台背景から細かい描写まで含めて……。
 …まあ、ある意味この作品も、シニカルな見方をすると充分ファンタジーなんですが(苦笑)…。

 それにしても何故いままで観なかったんだろう。公開時期や監督が宮崎さんじゃないということもあるのかな。僕は「となりのトトロ」などは劇場で観た人なんですがね(当時は高校生)。
 1995年といえば僕は社会人3年目ですね。あの頃は何やってたかな…。ただひたすら毎日仕事していた気がします。(ちょうど某「エヴァ」もその年でしたか。それを知ったのも僕は後でしたが…)
 いま考えると面白いのがDVD「特典映像」の中にあるプロモーションTVR。「バブル崩壊後」だとか「混沌の21世紀まであと5年」だとか、そんな表現がありました。そういう時代の作品でもあります。
 ある意味、とてもお約束でありえない物語なのかもしれません。夢見すぎかもしれない。それはわかっているけれど……。でもこういう「物語」……僕は好きです。

 ジブリ作品についての僕の脳内評価では、「天空の城ラピュタ」が不朽の名作。「千と千尋の神隠し」が傑作。あと佳作がいろいろ。ではこの「耳をすませば」は……? まだわからないけれど、純粋に「一番好きな作品」に位置付けられるかもしれません。一番近いのは「魔女の宅急便」かな? あれもすごく好きなんですよ。あくまでも僕の脳内ですが。つくづく僕の趣味って女の子っぽいよなぁ。
 本当にクリティカルヒット。「火垂るの墓」でも泣かなかった僕ですが、この作品には泣きました。ジブリで泣いたのは初めてかも。

 今回はあんまり感想になってないですね。

 今日は本当は通院日だったりいろいろありましたが、もうこれでいっぱいです。
 ああ、もう一回観ようかな…。

関連過去日記
2001年12月1日(土)
「千と千尋の神隠し」の感想
2002年4月21日(日)
「てけてけマイハート」、「おねがい朝倉さん」、そして、あの「猫の恩返し」原作の感想

9月10日追記:
 きっかけとなった朝日新聞の記事がネット上に公開されていました。8月26日朝日新聞「be」土曜版:月島雫と天沢聖司 近藤喜文監督「耳をすませば」賢明な生への応援歌
 近藤喜文監督の遺作でもあったのですね。この記事を改めて読むと、また泣けてきます…。【現在はこちらです→asahi.com:月島雫と天沢聖司―東京・多摩-愛の旅人-トラベル

(視聴形態:自宅でDVD)

参考:あゆざかけい映画勝手にランキング

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2006年8月24日 (木)

まだ死んでいる部屋6(発掘と筋肉痛)

 まだ死んでいる部屋5の続き。

 部屋を整理していて、思わぬものを「発掘」した。「COMICOMI(コミコミ)2000」という冊子である。

 「コミコミ」とは、僕の中では幻の名誌と勝手に思っている、今はもうないコミック誌である。「花とゆめ」などでおなじみの白泉社の月刊誌で、「読みきり専門誌」と銘打って1980年代に発売されていた。読みきり専門といいつつ連載もあった。すでに廃刊になって久しい。

 そんな「コミコミ」と関連するにおいがぷんぷんする「コミコミ2000」なるものが、何故か僕の部屋に埋まっていた。表紙は柴田昌弘「ラブ・シンクロイド」 間違いない。「あの」コミコミだ…。どうやら同人誌っぽい。でも同人誌といえども作者はすべて本物だ。奥付には「夏コミ版」とある…。夏コミって、いわゆる例のコミック・マーケットだろうか? しかし、僕は「その手」にはかれこれ10年以上、行ってない。なぜこんなものがここに…? なぞだ。

 とにかく、なぞではあるがそんな冊子が出てきた。真鍋譲治「アウトランダーズ」、奥瀬早紀「低俗零狩り」、田中雅人「妖魔ミカヅキ」…懐かしい。懐かし過ぎる…。

 おそらく、上記の内容にうなづける人は少ないだろう。かなりマイナーな話である。

 ちなみに昨日の部屋の整理作業は、上記のほかにもいろいろともたらした。僕が勤めている会社での「2000年問題」の対応資料とか、平成8年のダイレクトメールだとか…。個人情報保護法が施行され、いたづらに「個人情報」が注目されるようになってからというもの、ダイレクトメールなどの処分に大変困る。あまりにも面倒なので、気にせずに捨てる。

 あとは全身が筋肉痛である。思い雑誌類を縛ったり運んだりしたためだ。情けない。

 僕はいったいなんでこんなことを書いているのだ? 現実から目を背けるためか? …たぶん、それもあるのだろう…。あとは単なる備忘録である。

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2006年8月15日 (火)

つれづれ(宇宙とかSFとか…)

 先ほど珍しくも健康的な発想をしたというのに。外に出ると雨が降っている…。(泣)

 仕方がないので、PCを起動。

 ここのところ、なんだか堅くて暗いことばかり書いている気がするので、何も考えず、だらだらと書き綴ってみよう…。

 僕は本当は、あーゆーことこーゆーことも書きたいと思っているのだが、実際にはなかなかうまくいかない。(気力の問題だろう)

 宇宙の話は好きである。子供のころはその手の本ばかり読んでいた。小学低学年のころに、「1光年は約9兆4500億kmで、銀河系の直径は約10万光年で、アンドロメダ銀河までは200万光年だ」などと言っても、誰も話に乗ってくれなかった…。

 前にも少しだけ書いたが、一時期は理科の教師にあこがれたものだった。実態は高校時代に「受験物理」で挫折してしまったが。(受験用物理はまるで数学であった。僕は数学が大嫌いだった…)

 近年、よくニュースなどで、「日本の若者の理系(科学)離れ」という事項を目にする。これはゆゆしき事態であろう。「ゆとり教育」などもあいまって、もしかすると「太陽系」とか「銀河系」とか、そんな言葉の意味すら知らない人も多いかもしれない。現に僕が中学生のころ、その意味を知らない(区別がつかない)同級生はかなり居た。これは当時の僕にとって衝撃的なことだった。

 思えば、昨今では「本格SFアニメ」が少ない。僕も近年の作品はよく知らないで言っているが、そんな気がする。「アニメは子供が観るもの」などと愚かなことは言う気はない。しかし若年のときに空想科学の世界に入るきっかけではあるはずだった。

 そういう意味ではいまでは古典的な扱いになっている、「宇宙戦艦ヤマト」の功績は大きい気がする。

 しかし同作品は、あまりにも安易に光速を超える手段…ワープ航法という概念を、以後のさまざまな創作に活用されるきっかけにもなった。

 本当の科学の話からすれば、宇宙船は太陽系を縦断するだけで何年もかかるのである。だがそうすると、物語が広がらない。よって、光速の壁を突破する設定を持ち出さざるを得ないのであろう。

 ちなみに、いま思い浮かぶ創作の世界の宇宙船を即席で表にしてみた。(こちら:戻るときはブラウザで戻ってください)

 かなりSF度合いや有名度に差があるが、とにかく多くの宇宙を舞台にする和製創作では、ワープか、それに準ずる設定を活用している。こうしてみると、物理的な宇宙の広さを完全に無視している松本零士作品はすごいかもしれない…。松本さんは「ヤマト」も描いている人だけど…。

 …話が脱線したようだ。

 こういう話が好きな人はいますか? 

 それではまた…。うじゃうじゃ (竹本泉のまね)

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2006年8月12日 (土)

雷鳴のあと

 雷鳴が轟いた。

 僕の家はすぐ近くを電車が通過するので、列車の音が大きく響く。しかし、今日はその列車の音までもかき消す雷鳴が轟いた。

 夕方、夕食を買いに出かける。すでに雷雨は過ぎていた。嵐のあとは不思議に空気がさわやかだった。

 目的の弁当屋に行く途中に、今日新たに開店するという古本屋チェーン店があった。ここはこの前、563冊を売り渡した店である。開店日であるためか、ドアが開放されていた。思いのほか盛況のようである。ちょっとだけうれしい気分になる。

 土曜日の雷鳴のあと。

 なんとなく心が落ち着いた。

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2006年8月10日 (木)

まだ死んでいる部屋4(563冊たちとの別れ)

 昨日の記事(まだ死んでいる部屋3(備忘録))で300冊と言ったが、本日引き取ってもらった本は563冊に及んだ。ダンボールにして8箱である。

 心配した「値がつかないもの」は2冊だけ。それも汚れ等の理由ではなかった。単行本の体裁をした半雑誌的なものがダメであるらしい。しかし、それを除く563冊は、すべて引き取ってくれた。引き取り金額は20,930円。単純計算で約37円/冊となる。

 A5版の大きなものもかなりあったので、新刊としての価格は、平均すると650円~700円はいくだろう。そうすると合計40万円弱。それが2万円である。

 今回は金額面でこだわるつもりはなかった。しかし、本たちを集めたときの労力と、わかる人が見ればわかるであろう価値(絶版本も多いはず。それがカバーまできれいで、日焼けもしていない)からつけた金額ではなく、おそらく単純計算で求められたことに、ちょっとさびしい気分になった。

 引き取りにひとりで来てくれたAさんに、僕は言った。「コミックスは流通サイクルが早くて、よほど売れているものでない限り、割とすぐ絶版になっちゃうから、もう新刊では手に入らないものもあると思うよ。特定のファンなんかには高い価値になると思うよ」

 彼は素直に、「そうですね。うちでも本当はそのへんまでの目利きができればいいんですけどね」 と愛想よく言った。客商売している。まあ、実際にそこまでの目利きを企業として行うのは無理だし、査定の手間を考えると収支が合わなくなってしまうだろう。

 何でもAさんが言うには、本ならまだ簡単らしい。CDやゲームソフト、DVDなどは査定がとても大変であるらしい。確かにそれらは、中身を開いてすべて確認しないといけない。付属の歌詞カードやマニュアルがなかったり、足りなかったりするだけで、価値がガクンと下がる。そのあたりをちゃんと公平に査定するのは大変だろう。

 きょうびの古本屋業も大変だなぁ、と思ったものである。

 とにかく、563冊の本たちとお別れした。たぶん彼らが僕の部屋に戻ることは永遠にないだろう。どこかで大切にされることを祈る。

 暑い中ひとりで引き取りに来てくれたブックオフのAさんありがとう。

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2006年8月 9日 (水)

まだ死んでいる部屋3(備忘録)

 これは僕の備忘録である。したがって他人が読んでも何がなんだかわからないかもしれない。

 先の記事(まだ死んでいる部屋2)で売ることにした本(ほとんどコミックス)は、300冊くらいになる。これははっきり言って自己満足の世界だが、その筋のファンなら目を見張る貴重な本もかなりある(少なくとも新刊では絶対に手に入らないものはある)。多分、古本屋の人にはわかるまい。

 僕の住処に広大な物置があるようならそっちに保管したいくらいだったが、残念ながら狭いマンションである。
 古本屋(ブックオフ)に電話したところ、明日取りに来てくれることになった。「値が付かないものはお引取りできません」と何度も何度も念を押された。そんなに念押しされると不安になる。こっちは泣く泣く処分する気分なのに「受け取れません」といわれると悲しくなる。保存状態にはそこそこ自信はあるのだが……。まあ明日次第である。

 僕は大事な本ほど奥にしまいこむ性質がある。しまいこむとやがて物が増えていざというときに取り出せなくなる(馬鹿)。今回は、僕的に目玉(?)だと思ったのは、大量の少女漫画たちの大処分である。

 星野架名「緑野原迷宮シリーズ」、橘裕「もしかしてヴァンプ他いろいろ」、和田慎二「超少女明日香シリーズ」、山田南平「久美子・真吾シリーズ」、加藤知子「異国館ダンディ」他、森生まさみ「生徒全員に告ぐ」など初期作品、喜多尚江の初期作品、山口美由紀ひかわきょうこ岡野史佳日渡早紀、それからそれから、えーとえーと……などである。ちなみに那須雪絵「ここはグリーンウッド」は捨てられなかった。これだけは……。あと、やまざき貴子の短編シリーズ「アカデメイア」も……。
 特に緑野原迷宮や超少女明日香をいま「全部」そろえるのは不可能に近いはずだが、どうだろうか?

 人の記憶・心とは、案外にもはかない。最も奥にしまいこんでいた作品のひとつに、上に挙げた喜多尚江の作品があるのだが、なぜそこまで大切にしたのかが思い出せない。内容も忘れている。もう一度読み直せばわかるのだが、そんなことをしている気力がない。いまは。

 一方で、辻よしみ「能勢くんは大迷惑」、高城可奈「嵐のデスティニィ」は残る。不思議である(笑える人だけ笑ってください。僕は男ながらこういうノリが大好きなのです)。

 少年系は今回は手を出せなかった。これらは古過ぎて、売れないだろうと思った。ちなみにどんなものかというと、小山田いく「すくらっぷブック」「ぶるうピーター」他、鈴宮和由「とってもひじかた君」他、岡崎つぐお「ただいま授業中」他、野部利雄「わたしの沖田くん」「弥生の大空」、佐藤宏之「気分はグルービー」……。なお、あだち充高橋留美子、などの作品はずいぶん昔に処分した。

 300冊処分しても、本棚は空かない。むしろ足りない。かくも異常な状態にあったということだろう。
 部屋はまだ「非常に汚い」状況にある。だが、上記の処分を行うことで、一般的な「非常に汚い部屋」になる。そのはずである。

こちらの画像3枚は、明日引き取られる予定の本たち。および現在の本棚の一部の状況。関連記事はこちら(更新停止)。僕もオタクだった(?)なぁ…

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2006年8月 5日 (土)

うつでも読める本「まじスト」

 …を紹介したい。
 本といっても正確には4コマ漫画である。僕は数年前のちょうど精神的に逼迫し始めたころから、4コマ漫画にはまった。4コマといえば「まんがタ○ム」とか「まんがホ○ム」とか「まんがタ○ン」芳文社とか竹書房とか…が思い浮かぶ人も多いと思う。
 読者層の中心はOLや主婦層であり、内容もそれに準じたものが多いのだが、男の僕も読んでいた。その昔「ストーリー4コマ」で一世を風靡した、小池田マヤ著「僕のかわいい上司さま」などは僕の大好物であった。
 しかし僕はここで、あえて専門誌ではないところから推したい。

 その名も「まじかるストロベリィ」(白泉社:ヤングアニマル連載中:1~3巻続)
 作者:まつもと剛志
 白泉社といえば「花とゆめ」が有名だが、それはさておき。

 クールなツッコミが魅力で植物偏愛家(?)の大学生、日下部くんが、ある日公園で拾った鉢植え、それはなんと、妖精つきで、持ち主の愛情で育つ「マジカル・ストロベリー」でしたぁ! それでは妖精少女(?)いちこのボケと日下部くんのツッコミの生活がまったりとスタートぉ! ……というお話。

 暴力シーンなど殺伐とした画面に満ちた青年漫画誌の中に生まれた奇跡のような作品である。その清涼効果は絶大である。第1巻の初版が発売された当時は、これが売れるとは編集部も思ってなかったのか、1巻を示す数字もなかったようだ。それがとても売れた(はず)。版も重ね、巻も3巻まで出ており、現在もまったり連載中である。

 うつになると本が読めなくなる。読めたとしても内容が限られる。……少なくとも僕はそうである。したがって無理にはオススメしないが、「何か本でも読みたいなー」と思ったときには、一考してはいかがだろうか。(単行本のサイズは他の多くの4コマ作品と同じです)
 この作品に限らず、疲れた心には意外と4コマ漫画は有効だと思える。

 自分語り(しかも暗い)ばかりなのもなんなので、たまにはこんなノリで……。

 ちなみに「まじかるストロベリー」ではなく「まじかるストロベリィ」です。

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2006年8月 4日 (金)

まだ死んでいる部屋

 部屋の片付けは本当に大変である。まあ自業自得なのであるが……。

 よくもここまで書籍類で埋め尽くされたものだ。全部くまなく読んだものであれば、まだいい。中には買ったは良いがろくに目を通していなかったり、コミックスなどでラッピングされたままのもの(本屋で売られている状態)まである。
 そういったのもが累々と「本棚の前の空間」を完全に占有している。当然ながら本棚はその用を足さない。
 書籍のほかに多いのは雑誌である。何気に「プレジデント」がかなりある(苦笑)。漫画系では「アフタヌーン」誌が多い。分厚いのでスグにかさばる。何を捨てるかと考えればこっちが先だろう。
 心の中で「ああ! この『おおきく振りかぶって』の美しい表紙のやつも捨てるのか」と葛藤する。ちなみに『おおきく振りかぶって』とはアフタヌーン連載中の高校野球漫画である。
 そう、僕は「ものを捨てる」ことが苦手である。優柔不断でもある。balloonさんのブログ(スローノート:片付ける、ということ。)で「部屋はその人の心を映す鏡」と言われていたが、まさにそうだと思った。僕は性格的に「割り切る」ことが苦手なのだ。いまの病も、その性格が一因であったのかもしれない。
 「ああ! このIT誌の特集、何も読んでない。でももう何年も経って古いしなぁ」そんなことで葛藤していては片付けなど進まないのである。
 死んだ部屋が生き返るのはまだ先になりそうだ。

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