カテゴリー「学問・資格」の35件の記事

2009年10月18日 (日)

とりあえず受けてきました…自分の力不足を痛感。

 情報処理技術者試験。秋季試験日です。今回は高度区分の「システムアーキテクト試験」を受けました。制度変更前の「アプリケーションエンジニア試験」とほぼ同じ試験です。職種的に言うならば、僕が最も目指すべき試験の一つです。

 正直、心身ともに疲労していた状況で、前日もまともに何もできなかったのですが、受験するという場数を踏むことにも意味があると考えるので、受けてきました。本当ならば最後の午後2試験まで受けたかったのですが、今日の調子では午後1までが限界でした。

 午前1「高度区分共通問題」では、準備不足を痛感しました。手応えはあまり良くなかったです。しかし、午後2試験は、何の準備もしていないにも関わらず、かなりの手応えでした。やはりこの試験が、自分の職種に適合している試験だと感じるのはこういうところです。

 しかし、午後1の記述問題になると、もう頭が回転しません。頭痛もけっこう激しいものとなり、途中退室してきました。

 感触的には前回、前々回と受けた「プロジェクトマネージャ試験」と難易度はあまり変わらず…もしかするとより専門的で難しいかもしれませんでした。

 やはり一日かけて行う試験は、準備をしっかりして力を最後まで取っておくことが肝要なようです。…というか、いまの僕には一日試験はかなりきついです。

 …。

 高度区分合格はまだまだ遠いのかな…。力不足を実感しました。

 …それにしても、応募はしたものの受験しないという人が何と多いことか。(まあ僕もかつてはそういうことを続けていましたが) 今日は40~50名分の座席がある教室だったのですが、実際に席についていた人は20名も居ませんでした。

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2009年9月26日 (土)

Re: UMTP-L2 受験してきました。

 認定証がもう届きました(早!)。まあ紙っぺらだけなんですが…。こういう試験モノは、この紙っぺらを得たいがために勉強するんですね。なんだか複雑な気分です。
 認定者番号は2400台…つまり認定者数はまだそのくらいしか居ないということです。予想していた数字よりもかなり低いので驚きました。先の記事で「現在の日本においては、L1認定者が1万数千名、L2認定者が数千名、L3が数百人くらいだと聞いたことがあります」と書きましたが、正しくはこれは認定者数ではなく受験者数みたいです(参考ページ:竹政氏のL3試験の記事)。UMTPも公式に先月にのべ受験者数が2万人を突破したと発表しました。
 現在のシステム開発の現場においてはUMLは必須知識です。また、翔泳社とインプレスより受験参考書(L1L2)も発刊され、全国の書店で手にすることが出来ます。それを考えるとえらく少ない数字です。別の見方をするならば、現場においては多くの人がUMLの全体像や本質を知らないまま断片的に使用しているということでしょう。僕も人のことは言えませんが…。UMTPには普及活動を頑張っていただきたいものです。L3試験は敷居が高いかな…。悩むところです。

 いまは来月の情報処理試験を考えるべきなのですが…ちょっと現実逃避気味です…。

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2009年9月22日 (火)

UMTP-L2 受験してきました。

 正確には「UMTP」という団体が実施している「UMLモデリング技能認定試験L2」 (UML Modeling Certified Test Level 2) というものです。僕がL1を受けたのは5年も前の2004年で、その頃は確か、まだL2自体が計画中で実施されていなかったと記憶しています。現在はL3までが実施されています(L4が未実施。モデリングという正解が無い行為の認定をどうするかが決まっていないみたいです)。現在の日本においては、L1認定者が1万数千名、L2認定者が数千名、L3が数百人くらいだと聞いたことがあります。

 とりあえず72点というスコアで、何とか合格したみたいです(あらかじめ定められている基準点は65点です)。後日認定書が送付されてきて正式なものとなりますが…。
 自分としてはかなり難しいものでした。得点だけわかっても、どのあたりが合っていてどのあたりが間違っていたのかわかりません。この試験の特徴としては、一つの設問の中で10個の解答が存在した場合、1個でも間違えているとその設問全体の得点が失われるので、全体的にほとんど合っていたとしても設問の単位の関係で低い点数になり得るというものがあります。また選択問題でもほとんどが複数選択問題となっています。

 翔泳社の緑本とインプレスの黒本。果たしてどちらが有効なのかは、なかなか言い切れません。同じような問題は出ると思っていたのですが、ありませんでした。見事に無かったです。そういう意味では上手く出来ているとも言えます。僕は黒本を中心に練習しましたが…。問題集をやりこんでおくのは必要だと思いました。同じような問題は出ませんが、やっぱり問題を数多くこなすことで対応力がつきます。多分問題をやりこまないと時間が足らなくなります。僕の場合でも時間はまったく余りませんでした。85分フルに消費しました。

 L3は…問題集すら出ていない試験ですが、どうすべきか考えます。L1よりもL2の方が実務的な試験だと感じました。その意味ではもっと受ける人が増えても良いのにと思います。

 車の普通免許すら持っていない僕なので、こういう部分で少しでもハングリーな精神を持って行きたいです。…でも、10月の情報処理試験(高度試験)はいまのところ合格できる見通しは無いです…。

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2009年9月21日 (月)

模擬試験の結果ではギリギリ。

 午前は家で問題集。午後は図書館に行って翔泳社の緑本インプレスの黒本のそれぞれ巻末にある模擬試験を解いてみた。双方とも正答率は全体の三分の二程度。ギリギリだ。問題集でこれだと危ないかな?

 やはりクラス図の多重度を選択する部分がダメダメ。本当にそこが弱点だな…。受けるからには合格したいけれど、どうなることやら…。

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2009年9月20日 (日)

今日の日記:インプレスの黒本でお勉強。

 とりあえず明後日に受験することにしたUMTPのL2試験。この試験はけっこう侮れない。受験対策本としては翔泳社の緑本とインプレスの黒本があるけれど、本番対策には黒本が良いという印象。とにかく脳をUML脳にして臨む必要がある。これまでも寝る前に黒本は眺めていた。それが功を奏すると良いのだが…。

 風邪っぽくなってきたので夕方は横になって、夕食の後には風邪薬を飲んだ。

 狭い家の中で集中するにはiPodは役に立つ。問題を解くことがゲームのように思えると良い。それを目指したい。それとハングリー精神とを上手く融合させて行かないと…。

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2009年9月19日 (土)

連休の予定…とりあえず受験予約…わたわた。

 気がつけば今月で上期が終わる。いかんいかん。一応上期の目標として挙げていた「UMTP-L2試験」について、受験予定だけでもしておかないと…。そう思って、夕食後からWebでピアソンVUEのテストセンターを検索し、連休中に受験可能で且つ当日現金支払い可能なセンターに予約しようとしたが…。Webで予約するときはクレジット払いしかダメみたい。以前受験したときどうしたんだっけ? もう5年も前なので覚えていない。一応当時の受験履歴はピアソンVUEシステム上は残っていたけれど。
 仕方なく電話で予約しようとした。一応21時までなら受付可能と書いてあったので。でも留守電。来週月曜日にならないと人が居ないのかと思い、今日のところは予約の件はやめようと思っていたところに、電話がかかってきた。先ほど電話した試験センターからだった。向こうから電話が来るとは思わなかったのでびっくりした(ナンバーディスプレイで確認したのだろう)。

 電話だとわたわたしたのだけれど、とりあえず22日に予約した。もう連休中に片付けたい気分。
 …というわけで、明日/明後日は付け焼刃の試験勉強の予定。

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2009年9月11日 (金)

宇宙:H2Bロケット打ち上げ成功は良いニュースだ。

 宇宙開発において日本は遅れ気味だと思っていたけれど、いつの間にか世界のトップクラスに並ぼうとしているのかな。とりあえず打ち上げが成功に終わっただけで、ミッションはまだ続くそうではあるが、とりあえず良かったね。打ち上げの指揮官は若手の女性だそうで、ニュースで取り上げられていた。

 わが国は天然資源も乏しい。技術立国を目指すのが生き残る道だと思う。

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2009年9月 2日 (水)

午後はUMTPのセミナーに行ってきた。

 今日は午前中は会議等の通常業務で、午後はUMTPのセミナーに行ってきた。仕事が忙しいので内心では行くかどうか迷ったけれど、けっこう前から予定に入れていたし、こういう機会は活かさないといけないと思い、午後は新宿へ。僕が所有している書籍の著者をじかに見ることが出来た。中には名刺交換している人も居たけれど、僕はそこまではしなかった。

 UMTPのL2って、けっこう難しい。今日の後半は模擬試験的なことをやったけれど、なかなか正答できなかった。基本的には「UMLが描けること」を認定する試験なので、やはり断片的な知識ではなく、ある程度日常的に描いていないと難しいのかな?

 難易度の割には、いまひとつ評価が低めなのは、まだまだ認定者が少ないためだろう。僕は本当に黎明期だった2004年に当時のL1-T1,L1-T2という2回の試験でL1認定を受けたけれど、近年はT2だけでL1認定とも聞く。ちょっと釈然としない。

 とりあえず、9月中には一回受けるつもり。

 久々に早い時間に帰宅した。早く寝て明日に備えないと。明日はまた他部との打ち合わせとかいろいろある。
 今日の午前中の打ち合わせでは、ちょっとキレ気味だったから、気をつけないと…。

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2009年6月14日 (日)

引き続きお勉強をゆるゆると…明日以降も雨か…。

 昨日今日はe-ラーニングを実施しつつ、UMLのバージョン違いについて自分なりに整理した。なんだか2009年の今でも、ラーニング教材の中で使われているUML図は「UML1.x」である。本当は早く「UML2.x」に慣れたいんだけれどな。なかなか浸透して行かないのかな…?
 まあでも、僕がもう5年近くも前にUMTPのUMLモデリング技術認定試験のL1を受けたときは「UML1.x」だったので、そこから復習しないと頭がついてこない。その意味では良かったのかな…。
 早めにL2試験を受けたいものだ。その準備をしなくては。

 …。

 先にも書いたように、明日は週初めからいろいろと忙しい予定である。明日の客先との調整会には、金曜日に僕がかなりやっつけで作ったMS-Projectのマスタースケジュールを出すのだろうか。かなり無理やり7月末に基本検討を終わらせるように作った。こういった上流工程は下手に急ぎたくないんだけれどな。

 明日は忙しいだけでなく、客先での会議からそのまま飲み会という流れ。いろいろご迷惑をおかけした方々を前にして、上手く振舞えるか不安である。

 …。

 いま外は雨が降っている。明日以降も雨か…。

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2009年6月 7日 (日)

今日の日記:晴天なるも外出せず…情報処理試験についての思う…。

 昨日までの疲れが出たのか、今日は身体が重くてダメな日だった。久しぶりに晴れたというのに外出しなかった。勉強的なこともあまり進まず。もう6月なんだな。

 …。

 情報処理技術者試験の新制度が運用開始され、今年の4月には「ITパスポート試験」が初めて実施された。先日、合格発表があり、とても幅広い年齢層の方々が受験され、全体の合格率も高めだったことが明らかになった。

 うちの職場でもこの試験についての話題が出た。部長からこういう試験にもっとチャレンジしなさいというお話があったようだ。副マネージャークラスのベテラン社員が、ご指名で今度の試験に受けることになったらしい。彼らは今のITSS(ITスキル標準)で言うならレベル4以上の者である。(社内的にはそう認定されている)

 僕はグループ会議でその話を聞いた時に、質問をした。「ITパスポート試験はこれまでの初級アドミニストレータ試験よりもレベルを下げ、ITSSレベル1を想定した試験だ。だからうちの職場の社員が目指すことを考えるなら、若手なら基本情報技術者(ITSSレベル2)、中堅以上なら応用情報技術者(ITSSレベル3)、もしくはそれ以上を目指すべきでは? まして既に相当高いレベルの者が受ける試験?」

 また、僕は内心ではこうも思っていた。単なるレベルの問題だけではない。たとえば基本情報技術者試験などは、実装工程を担当する者には目標となるが、上流工程設計を行っている者の目標にはなり得ない。今の業務内容との関連も考えて試験の評価をしないといけない。

 マネージャーからはこう諭された。「それもわかるけれど、そういうことを言い始めると敷居が高くなってしまう。ここで重要なことは、こういった試験にチャレンジする雰囲気を作ること。そこでまずは先輩社員がお手本を示すことになっただけだよ」

 情報処理技術者試験の制度の変遷には、けっこう複雑な思いがあったりする。僕が今で言う基本情報技術者試験に相当する第二種情報処理技術者試験に受けたのは18年も前で、その上の第一種情報処理技術者試験を受けたのも14年も前。その後、制度変更があり、アドミニストレータ試験が新設された。当初、この試験は「ユーザ側」の立場にある者を想定した試験だとされていた。だから、僕も受けようという思いになれなかった。しかし、アドミニストレータ試験が初級と上級に分かれるなど制度の変更が続く中、社会的にはこのアドミニストレータ試験がどんどん有名になり、それに対する評価も上がっていった。僕はいつしか、完全にこの試験に対するモチベーションを失って、受けることすらしなくなっていた。…まあ今思えば、僕が受けたときとはかなり試験内容も進化しているので、もう昔取った試験なんて気にせずに行ければ良かったんだろうけれど…。

 近年になって、高度情報処理技術者試験を受けようと改めて思い立ち、受けている状況だけれど、高度試験はやはりそれなりの準備をしていないと太刀打ちできない。まあ今度の秋試験も高度区分を狙うつもりなんだけれど…。ちょっと複雑な思い。

 しかし僕は「ITパスポート試験」という試験自体はとても良い試験だと思う。一番エントリーレベルだからと舐めてはいけない。昨日の記事には書かなかったけれど、書店で「ITパスポート試験」の参考書をぱらぱらと見てみると、その範囲の広さに驚いた。そして思わずその本も買ってしまった。少なくともこの試験に出るような知識は、いつでも頭から出せるようにしていかないといけないと思う。…この試験、システム構築を専門にしている業界の人でも、広く勉強をしてこなかった人なら簡単に落ちると思う。その意味では侮れないと思った。

 その意味では、「ITパスポート試験」に限って言うならば、今の自分の業務レベル云々に関係なく受験できる試験なのかもしれない。ちょっと認識を改めた。

 …。

 今日の記事はちょっと自分でも良くわからない記事になってしまった…。

 明日は朝イチから客先と打ち合わせ。直行の予定。

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2009年5月10日 (日)

昨日と今日の日記:お勉強…意欲はあるのだが…。

 昨日、今日と、5月初旬とは思えぬ天候。昨日は精神科クリニックの通院日であった。この陽気であるため、早めに行き、外に並ぶ事ができた。いつもはいったん午前に診察券を出して、午後に診察を受けるのだが、今回は午前中に診察できた。もっともそれでも合計では2時間程度の待ち時間だったけれど…。

 ゴールデンウィークと同様、基本は読書に時間を充てたい。クリニックでも読書。待合室はいつもうるさくて集中できないと思い、iPod持参。しかし、眠ってしまう。

 今日も午前中は動けず。あまり予定通りに読書はできなかった。

 先日から読んでいる本と並行してUMLモデリング関連の書籍も読み始めた。5年近くも前の2004年に、UMTPによるUMPモデリング技能認定試験レベル1(L1)を受けて合格していたのだけれど、そのときの内容はUMP1.4である。(そしてその当時はまだL2試験が開催されていなかった)
 現在ではOMG規格がUML2.1まで進んでおり、この認定試験もUML2.0に準拠することになっている。
 改めてUML2.0の内容を見てみると、UML1.4から、けっこう変わっているなぁ。基礎の基礎からやり直さないとダメかな?

 読み始めたのは「UMLモデリング入門 本質をとらえるシステム思考とモデリング心理学」(児玉公信著)であるが、感触は微妙。ネットでの評判では絶賛されていたんだけれど、どうだろう? まあまだ読み始めたばかりなのでなんとも言えない。数年前に買ったは良いが読んでいなかった「UML活用の極意-SE/アーキテクトの必須スキル(日経BPムック)」というムックもある。これはすでに絶版のようだ。持っているのでこれも読もうかな。

 一応今年度の目標としては、UMPモデリング技能認定試験レベル2(L2)くらいは最低でも合格したい。できればレベル3も受けたい。一時UMLからは離れていたけれど、ちょうど今年度、上流工程をやるし。せっかくならちゃんとやらないと。

 今年度はとにかくお勉強。自分の付加価値を上げて行かないと生き残れない。そういう危機感を持って行きたい。なかなか思い通りには行っていないけれども…。

 …。

 先週は運用開始対応でドタバタだった。明日からは少しは平常でいけるかな。それはそれでやることがたくさんあって頭が痛い。

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2009年5月 6日 (水)

システムエンジニアが顧客の現場に行くということは…中間感想「はじめての上流工程をやり抜くための本」

 まだ読了はしていないけれど、昨日より読んでいる「はじめての上流工程をやり抜くための本」(著:三輪一郎)は、いろいろな含蓄があり、読み進めるたびに「そうだよなー」と頷くことしきりである。

 僕が勤める会社はユーザ系SI企業であり、僕の所属部署も親会社のある部門の業務システムについて開発/保守を行う部署である。親会社側の本店さんの業務システム担当部署から要求や要件を得て仕事をするスタイルとなっている。

 一時期は険悪化していたこともあったけれど、ここ数年はお互いに出向者を出すなどして人材交流も行い、かつ勉強会等をお互いに実施するなど、大変良好な関係を築いている。その証拠に、親会社の支社などの「現場」へ見学に連れて行ってくれる機会も増えている。

 これは大変良いことであるのは確かだ。業務システムを担当する我々のような立場からすれば、ユーザ側の声を聴く機会は貴重である。まさにユーザ系システム企業がアドバンテージを取れ得る領域である。

 それでも…。
 特に現場見学の話は、けっこう急に来ることが多い。たいてい、主に若手を中心にメンバーが構成されて、親会社の本店の担当者と共に現場に行く。
 僕はこの現場見学の対応の仕方に、ずっと違和感を覚えてきた。率直に言うならば「急に行ってくれと言われてもものすごく困る」→「できれば行きたくない」と思ってしまうのである。

 そのもやもやした思いの原因を、この本は言い当てている。ああそのとおりだ。

 つまり、現場へ行くと行っても、立場としてはSEとして行くことには変わりはないのだから、白紙のノートを持って行くような状況はとても辛いということなのである。

 現場に行くのであれば、事前に相応の情報収集をして、「質問したいことを列挙するだけではダメ」で、業務改善提案(仮説でも)を準備して、もっと戦略的にインタビューする姿勢で行かないと、こちらも現場担当者も双方が損をすることになる。この本に書いてあることだ。

 現場から見て「基幹系業務システムを開発している会社の人が来た」または「システムの人が来た」ということは、どういう状況なのか…。
 現場の人は、SEの人に対して、システムのことなら何でも知っていて、こちら(現場)から問題を提示すれば、たちまちのうちに解決策を見出してくれる、そんな幻想めいた期待を持ってしまうものなのだ。無論、現実はまったく異なる。業務システムは一般論では勉強できない部分なので、SEからしてもブラックボックスなのである。また、こちらもスーパーSEでもない限り、夢のようなスキルは持っていない。

 いかに相互交流を深めても、立場の違いは歴然としてある。SEの側は、常に何かを提案することが求められるのだ。
 にも関わらず、漫然と準備も無く現場に「行かされる」ような状況が多すぎる。これでは、こちらもごくごく初歩的な質問しかできないし、現場の人の返答に対しても、そこから先の言葉を言うことができない。これでは、現場の人もがっかりするし、こちらもせっかくの機会を無駄にしてしまうことになる。

 つまり現場に行くのであれば、相応の時間をかけてしっかり準備をするべきなのだ。

 …。

 まだ読了していないけれど、この本には良いことが書いてある。できれば、若手のみならず、上流工程を何度も経験してきた人にこそ、読んでもらいたいと思った。

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2009年5月 5日 (火)

今日の日記:今日も自宅で読書…。

 昨日夕方に書店に行って買ったというのは「はじめての上流工程をやり抜くための本」(著:三輪一郎)という本である。
 今日はまだ4分の1程度しか読んでいないけれど、これは読ませる本だ。僕はこういう本の方が良いな。教科書形式ではなく、読ませる本。
 内容も、まだ読破していない段階ではあるけれど、他の本にはうたわれていない現場ノウハウ的なものがあり、とても良い雰囲気。良書だと思う。
 明日中に読破できるかな?

 一応、ゴールデンウィーク中に三冊は読破したかったところだけれど、良くて二冊ということになりそうだ。まあナナメ読みを含めればもう二冊くらいは読んだけれど。

 …。

 今日も雨模様だということもあり、図書館へは行かなかった。基本は自宅で読書。
 あ、床屋へは行った。明日混むだろうと思えたので今日行った。
 これで明日はゆるりと過ごせそうである。

 …。

 TVのニュースで報じられているけれど、高速道路はすごいことになっているみたい。僕は車自体乗らないので、例の「休日のみ1000円」という、よくわからない制度の恩恵には与れて居ない。評論家は言っていた。これは決して料金を下げている訳ではないのだと。税金で補填しているだけなのだと…。僕もそう思う。TV等のマスメディアは、こうした事実をもっと言わないといけないのではないだろうか…。

 …。

 特に理由は無いのだけれど、プロフィール画像を更新した。今までのがあまりにもアレだったので…。一応今日ボロ携帯で撮った著者近影。

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2009年5月 4日 (月)

今日の日記:図書館ではなく自宅で読書。

「図解入門 よくわかる最新システム開発者のための要求定義の基本と仕組み」(著:佐川博樹)という書籍は自前で買ったのだけれど、昨日読了した本に比較すると、読みきれないところがある。内容は良いことが書いてあるし、濃い。だから良書には違いないんだけれど、教科書的な位置づけだと感じる。頭から読み物として読もうとするとけっこうキツイ。

 アマゾンの評判だとかなりの良書なんだけれどな。確かに愚書ではない。教科書だ。

 …。

 午前中は完全に動けず。
 午後から、今日は図書館へは行かずに家で読書。上記の本を読むも読みきれず、大昔に買った「基礎からのデータベース設計」を読む。こちらはスラスラと読める。もっとも内容の濃さがまったく違う。やっぱり本って内容の濃さにこれだけの差があるんだな。

 夕方、どうしても読みたいと思われる上流工程に関する本をネットで見つけ、近所の書店に行く。あそこには並んでいたのを記憶している。

 会社のお金で買っても良いのだけれど、それだと「読みたい」と思ったときになかなか間に合わない。こういうのは鮮度が大切。自己投資なので書籍代くらいは良しとする。

 今日買ったその本は、明日読む予定。

 床屋にも行かないといけない。明後日は混むだろうか。明日行くかな。

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2009年5月 3日 (日)

読了:「業務システムのための上流工程入門」

「業務システムのための上流工程入門-要件定義から分析・設計まで」(著:渡辺幸三)

 この書籍のコラムを読んで「はっ」と思ったけれど、確かに情報システムの業界には、設計業を専門に請け負う者が居ない。居るのは下流工程までを含めて行うシステムエンジニアまたはプログラマか、もしくは超上流である企画のみを行うコンサルタントという人だけだ。本当はシステム設計(システムアーキテクト)という職種があってしかるべきなのかもしれない。ここでいう設計とは「外部設計」とか「基本設計」と呼ばれる領域のことを指す。情報システムを構築する際、この領域こそがもっとも重要であることは誰もが認識している。けれど、それを専門的に行う人が、この業界にはほとんど居ない。

 情報処理技術者試験における旧アプリケーションエンジニア試験、今年度からのシステムアーキテクト試験とは、まさにこの上流工程の設計者をターゲットにしている。本当ならば、PMと同じくらいに重要で、人手不足な領域である。

 著者の方は、数少ない設計のスペシャリストなのだと感じた。こういう人をちゃんと評価する仕組みが、この業界にはまだまだ無い気がする。たいてい、設計の腕が良い人は、何故かプロジェクトマネジメントに注力する方向となり、やがて職種はプロジェクトマネージャーになってしまう。業務システムのアーキテクトは必要だと言うのに…。

 僕の場合、属している企業グループの特性から、ひとたび開発となると規模が尋常な数字ではなくなる。それがプロジェクトの巨大化に繋がり、上流工程への参加機会は、数としては多くなくなっている。また、巨大プロジェクトが多いということは、それだけでプロジェクトコントロールの困難性が増すため、とにかく求められるのはPM力だったりする。しかし、PM力だけでは何も生み出せない。やはりアーキテクトが居ないといけないんだろう。

 この本はそういうことをいろいろ考えさせられる。無駄なところがなく、実践的なスキルにつながる良書である。これは人に勧めても良い書籍だ。個人的にはユーザ企業の情報システム担当の人に読んで欲しいな。上流工程は、実は彼らの働きにかかっているのだから。…まあ僕もユーザ系システム子会社SEなので、立場はあまり変わらない。僕ももっとこういう本を読んで勉強すべきだと思った。
 改めて上級SEに求められるスキルとは何かがわかった。データベース概念設計やユーザインタフェース概念設計くらいを即興でできるくらいではないといけないんだな…。まだまだ勉強が足りないようだ。

 一日で読了する予定が三日もかかってしまったけれど。図書館へ行く機会をこうやって増やさないといけないな。

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2009年5月 1日 (金)

今日の日記:図書館へ2往復。

9:30頃
 歩いて15分ほどのところにある区立図書館に入る。2階の閲覧室で、本を読む。頻繁に携帯電話を受ける人が居て、気になって、席を移動したりした。

11:00頃~11:30頃
 自宅に電話して父と話す。どうやら昼食を買って帰った方が良い様なので、コンビニに立ち寄りパンやカップ麺などを買いつつ帰宅。

11:40頃
 自宅で父と昼食。久しぶりに日清のカップヌードルを食した。味はokinawaという初めてのものだった。まあまあかな…。

13:00頃~16:00頃
 再び図書館へ。
 机に突っ伏して寝ているおじさんが居た。この人は午前中にも居た。同じ席に。

 再び読書。

16:00頃
 図書館を後にする。自宅へは向かわず、某電気量販店に向かう。

16:30頃~17:00頃
 電気量販店にて、腕時計のコーナーを見回る。

 …。

 今日読んでいた本は「業務システムのための上流工程入門-要件定義から分析・設計まで」(著:渡辺幸三)という書籍である。初版が2003年と、少々昔ではあるけれど、ネットなどで評判がとても良い本。僕も今日読んでみて、とても良い本だと思った。まだ読み終わっていないので感想は書かないけれど、とても良い本であることは間違いない。

 本当は今日一日で読破するつもりだったけれど、6割くらいしか読み進められなかった。明日には読破したい。

 …。

 腕時計は、やはり実物を見ないとダメだと思った。カタログだと質感がわからない。今のところコストパフォーマンス的にカシオの安めの電波時計が有力。明日、朝イチに行って、何もなければ購入したいかな…。

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2009年4月25日 (土)

試験勉強の参考書を買った!

 先週の日曜日に情報処理技術者試験(高度区分(PM):プロジェクトマネージャ試験)を受けた。これはその日の日記でも書いたけれど、午後2試験が白紙状態だったので不合格は確定である。

 昨年度より、先輩社員がPM試験に合格したり、後輩がソフトウェア開発技術者試験や基本情報技術者試験に合格したりというのを耳にすると、僕も高度区分を受けて合格したいという願望を持つようになった。

 昨年の10月、今年の4月、新制度の切り替わり時期にPM試験を受けたが、結果は惨敗。しかし、なんとなく試験の雰囲気はわかってきた。今度の秋試験では、高度区分(SA):システムアーキテクト試験を受ける予定。今度は少しは早めに準備して、どうせ受けるなら合格したい。

 そこで下記の参考書を購入。

情報処理教科書システムアーキテクト
2009年度版

合格論文事例集アプリケーションエンジニア
第3版

 新制度で「システムアーキテクト試験」となっている試験は、昨年まで「アプリケーションエンジニア試験」と呼ばれていた試験にほぼ該当する。これは、さらに昔にさかのぼると「特種情報処理技術者試験」になる。僕は「第二種」「第一種」と受けてきたので、順当に行くならこの試験が、もっとも目指すべき試験である。

 さらに、かなり以前に認定試験制度自体の黎明期に勉強して合格した(L1試験)UMTPの「UMLモデリング技能認定試験」のL2試験も今年度中に受けたい。

 そこで下記の参考書を購入。

UMLモデリング教科書UMLモデリングL2第2版

 ちなみに僕がこれまでに合格したIT系の資格試験を一覧化してみた。(IT系資格試験保有状況

 かなり陳腐化している。
 今のご時世。どうなるかわからない。僕には学歴が無いので、その分、こういう部分で頑張らないと淘汰されそうで不安だ。

 システムアーキテクト試験とプロジェクトマネージャ試験は新制度ではそれぞれ交互に秋試験と春試験とで実施時期が別になった。とりあえず、この2試験は合格するまで受け続けようと思う。

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2009年1月 4日 (日)

最近のクイズ番組に思う…不況とコンプレックス。

 会社に行くこと自体は、そんなに苦ではない。今のところは。それは多分、これまで周りの理解もあって、自分にできることと周りからの期待とが、それなりに合致している状況の中に居られたから。
 しかし、以前にも書いた問題は、何も解決していない。ああ、これはけっこう、突かれると一気に崩壊しそうな気配だ。期限はどんどん近づいてくる。さらにはプロジェクト大で合宿をするとか…。「本来業務に集中したい!」などと言っては、多分、サラリーマン失格なんだろう。なんというか、本業以外も含めてうまくまわしてみせて、はじめて評価される社会なんだな。サラリーマンというかビジネスマンというか、そういうのは…。

 …。

 ところで学歴。
 いきなり何を言うかって感じだけれど。
 TVはあまり観ないと言いつつ、年末年始はクイズ番組はけっこう観た。まあ嫌いじゃない。そこで目に付くのは「誰それさんはどこどこ大学卒業」とかいう情報。本当に目に付いた。「東大vs京大」とか。
 昔はこういう情報、あまり価値がなかった気がするのは僕だけかな? 最近のクイズ番組では、学歴ってけっこう露出される。まあ良い方だけ、だけれど。小島よしおは早稲田だとか。

 「学歴が低い」僕としては、ちょっと劣等感というか、そういうものを感じるご時世になってきたな。全入時代だもんな。

 第二次ベビーブーム世代もしくは団塊ジュニア世代と呼ばれる僕たちが十代だったころは、受験戦争も熾烈で、日東駒専クラスでも、いわゆる名門進学校でも相当がんばらないと入れなかった。今の人からすると信じられないだろうけれど。
 僕なんかは、はっきり言って、高校を下手に進学校に進んでしまったがために、いろんなことがあってレールから落ちたのだ。まあ自業自得だし、今までの進路を後悔しているわけではない。
 現に、僕が無為に一浪した後に進んだ専門学校を卒業する年(1993年)には、急激に景気が悪くなって、求人倍率が一気に1倍を割った。変な話だけれど、たとえ僕がストレートでどこかの四年制大学に進んで普通に卒業した場合は、その翌年(1994年)になっていたわけで、その年はもっと就職は厳しかった。多分、四大に行っていたら、今の会社に入れなかったかもしれない。今の会社を希望するという仮定だけれど…。

 …。

 不況の中で。
 四十歳代で失職する人が報道されるけれど、他人事ではないな、と思う。僕としては自分にそれなりに付加価値があると思っているけれど、それは見た目じゃわからない。僕がもしもいま会社を辞めて、イチから就職活動をするとき、やっぱり学歴とか、そういうパラメータが目立つんだろう。

 やっぱり、僕みたいのは、人よりも勉強とかして、付加価値を高めないといけないんだな、と思う。今勤めている会社が、あまり学歴だけを見た人事運用をしていないだけに、甘えてしまうことがあるのだけれど、やっぱり常に意識はしないといけないと思う。

 真実としては、学歴と、その後の労働における付加価値との間に、明確な関連はないとは思う。それは多分、誰でもわかっている。でも、社会がそれを許さないんだな。こういう真実を述べることが許されるのは、いわゆる高学歴の人自身なのだから。

 大学はね。いま思うと行きたかった。前述のとおり後悔はしていないけれど、もし様々な状況が許せば、今からだって学びたい気持ちはある。大学の名前なんてまったく気にならない。純粋に勉強がしたい。そんな気持ち。

 …。

 まあ、そんなことを思いつつ…。

 明日から会社だ。行けるかな?

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2008年10月20日 (月)

わかるけれども…。

 昨日は全国的に情報処理技術者試験の日だったわけだけれど。前々からネットワーク試験を受けると言っていた同僚(年次は後輩)に今日の昼休みに「昨日ネットワーク試験どうだった?」と訊いたら、「行かなかった」とのこと…。
 まあわかる。かくいう僕も「申し込んでおいて受験しない」という行為を何度かやったことがある。特にデータベースとかネットワークとか、テクニカル系の試験って、無準備で行ったら何もできないんだ。うん。わかるけれども…。

 落ちると分かりきっている試験を受けに行くよりも、ただでさえ残業三昧な日々なのだから、貴重な日曜日は休みたい。そう思うんだよな…。

 でも、もったいない。試験を受けるだけでも経験値がたまる。それって地味に効いて来る。僕はそう思いつつ、何も言わなかった。

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2008年10月19日 (日)

プロジェクトマネージャー(PM)試験:受けてきました。

 正確には、「平成20年度 秋期 情報処理技術者試験」の試験区分PM(プロジェクトマネージャ試験)です。いわゆる高度情報処理技術者試験に分類されている試験です。

 <午前の試験>
 時間  : 9時30分〜11時10分
 解答方式:マークシート4択
 問題数 :55問
 <午後1の試験>
 時間  :12時10分〜13時40分
 解答方式:字数制限有りの記述解答
 問題数 :大きく3問を選択
 <午後2の試験>
 時間  :14時10分〜16時10分
 解答方式:小論文
 問題数 :大きく1問を選択

 

PM試験の過去問題はこんな感じです。

 めちゃめちゃ苦しい試験でした。
 準備不足です。惨敗です。
 午前は全問解答できました。感触としては3割は自信有り、5割はあまり自信無し、2割は本当に分からない。そんな感じでした。運良く自信無しの多くが正解であれば、足切りボーダーラインギリギリではないかと…。
 午後1は時間が足りませんでした。…というか、ちゃんと訓練しておかないとこんな短時間で3問も解答できません。僕はだいたい2問分くらいしか解答できませんでした。最初に取りかかった1問に1時間も消費してしまいました。これではダメですね。
 午後2は、自分でもショックなくらい、書けませんでした。ぶっ続けの試験で疲労状態にあった中で、この論文を書くには、これも相当訓練が必要だと痛感しました。あらかじめ架空のプロジェクト体験を頭の中にいくつも構築しておかないと、本番では文章が出てこないです。

 それでも、まあ一応、午後2試験まで受けてきました。中には午前だけで帰ってしまう人や、午後1で帰ってしまう人もちらほら居ました。僕も午後1の段階で、ほぼ不合格は濃厚でしたが、次回につなげるためにも、と思い、午後2も受けました。そして予想以上に書けなかった訳です。

 …。

 試験会場は、池袋の立教大学でした。机が予想以上に狭くて、しかも変な方向に傾いていて難儀しました。

 昼休憩はあってなきが如しです。トイレは待ち行列ができます。昼食はあらかじめコンビニでゼリータイプのものを買っておきました。

 ちなみに、筆記にはゼブラのシャープペンシル(ニュースパイラル)を使用し、芯はあえてBにしました。(試験の注意書きでもHBまたはBとなっています) Bの方が柔らかくて書きやすいです。横隣の人は鉛筆を何本も用意していて、時折鉛筆削りの音がしました。

 …。

 まあ良いきっかけでもあります。合格率は毎年平均だと10パーセントを下回ります。今回はどれくらいになったのか気になるところです。とにかく、これからは可能な限り毎年受験しようと思います。

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2008年10月12日 (日)

プロジェクトマネージャー試験の価値。

 皆様コメントどうもです。m(_ _)m

 昨日の土曜日は通院日でなかったこともあり、午前中はまったく動けませんでした。試験勉強をやったのは今日になってからです。それもせいぜい2時間くらい。まあ来週の試験では本番ではありますが「模擬試験」のつもりで受けてみようと思います。いままで全部を本番と同じ状況で解いてみたことが一度もないのです。やろうとしてもなかなかできないのです。
 ですから、「本番に向けての追い込み」など、僕にはまだまだ早いです。…とは言っても試験本番は来週ですが…。

 今日やっとわかったことがあります。少なくとも僕が受けようとしているPM(プロジェクトマネージャー)試験は、何よりも過去問題(論述問題)の問題文自体を、ひたすら読み込むことが重要であるようです。問題文そのものに、実はPMとしての基礎的な知識が散りばめられており、また問題にも典型的なパターンがあるようです。「この問題文ならこういう解答が良い」というように、半ば暗記できているくらい読み込んでおく必要がありそうです。

 プロジェクトマネージャーなんかやるわけない。どうせ目指すならテクニカルエンジニア系だと、そう思っていました。まあ確かに実際にPM職をやるかどうかはわかりません。しかし、勉強してみて分かったのですが、進捗管理にまつわる基本的知識とか、システム開発プロジェクトに参加しているすべての人にとって必須の知識なんですよね。しかも、他の分野に比べて「知識のライフサイクルが長い」つまり、普遍的な知識であり、勉強しておいて損はない知識なんですね。

 もっともこの試験自体は、いくら知識として身についていたとしても、受験対策をしっかりしないと合格はできません。なぜなら、PM的知識なら既にある程度は持っている人ばかりが受験する試験だからです。合格率は10パーセント未満。明らかに「ふるい落とす」試験です。

 まあ今回は、PM試験の価値が認識できただけでも吉としましょう。

 明日、調子が良ければ、とりあえず読み込みを進めようと思います。

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2008年9月 6日 (土)

今日の日記:PM試験とアドベンチャー。

 プロジェクトマネージャ試験の教本から、とにかく手書きで早く文章を執筆できるようにならないといけないことがわかった。そして、当初は会社の備品である大学ノートを使おうとしていたけれど、論文の練習にはちゃんとした原稿用紙でないとダメだということもわかった。…ので、今日の午前、精神科クリニックに午後予約をしに行った帰りに、原稿用紙を買った。そして、とりあえず書く練習ということで、教本にあるサンプル解答を書き写すということをやり始めた。これが30分でダウン。30分でどれだけ書き写せたかというと、700字くらい。本番の試験(午後2試験)では、120分で2400字以上書かないといけない。なんということか、単純な「書き写し」と同程度以上の速さで書かないと合格できない。
 結局もう30分やってみたけれど、1回答分を書くことさえできなかった。先は長そうだ。
 でも、書き写しは疲れるけれど、だんだんと手書きの感覚が蘇ってくるのは感じた。なれればもっと速度は上がるだろう。

 思い返せば、僕は学生時代に、国語の教科書に出てきた名作「山月記」(中島敦著)をノートに書き写すという行為を2回くらいやった。僕の中ではあの作品の文章はとても美しいものに思えた。書き写しという行為は筆力の向上につながったと思う。最近の学生諸氏はいわゆる「コピペ」でレポートなどを作り、それが問題になっていると聞く。コピペには筆力を向上させるなど、自分の力になる効果は無い。それは断言できる。嘆かわしい時代だ。

 …。

 通院後に、ふと以前にも記した「歌:30歳代のためのアニメソングだって。」が妙に聴きたくなった。特に「魔訶不思議アドベンチャー!」が聴きたくなった。これは「摩訶不思議」ではなく「魔訶不思議」なのだった。(魔の字)訂正してみた。
 聴けば聴くほど、何といっても歌詞が傑作だ。

 この世はでっかい宝島
 そうさ いまこそアドベンチャー!

 このフレーズは最高だ。

 実際の僕と言えば、遠くに出かける気力も体力もない。とてもアドベンチャーではないけれど。携帯やPCを買い換えたり部屋の模様替えをしたいと思いながらも、それすらできずに居るけれど。

 ドラゴンボールが読みたくなった今日この頃。

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2008年8月11日 (月)

PM試験は難しいぞ。

 教本を買った。こういうのはまず買った日に少しでも読むことが肝要だ。改めて難しさがわかった。とにかく毎日目を通すようにして、論文対策を早めにやらないといけなさそうだ。ブログの更新にも影響が出て来るかもしれない…。

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2008年8月 3日 (日)

獲らぬ狸の皮算用?…ちょっと愚痴入り。

 愚痴入りなので注意。

 先週のグループ会議において、当社で始めて「ITアーキテクト」と正式に認められたという、あるマネージャーが発言した。「会社として協力もするので国家試験である情報処理技術者試験をもっと受けなさい」と。現在におけるグループメンバーの取得状況と情報処理技術者試験の制度の説明もしながら。ちょうど来年度から制度が変わる予定ということも。
 5年目までの若手には基本情報処理技術者試験を、その他の者にはソフトウェア開発技術者試験を。また、ソフトウェア開発技術者よりも上の高度試験にチャレンジする者が少ない傾向にあるので、もっと受けるようにと。

 グループ会議でマネージャーからそういう発言があるなんて、親会社からの出向管理職ばかりだった10年前では考えられないことだった。出向してきた方々も悪い人ではなく有能ではあったけれど、こういった試験について、とにかく無知だったのだ。合格するためにはどれくらいの知識が必要でどらくらい大変なのか、理解はしていなかった。
 それでも思う。できることなら10年前に言ってほしかったな。

 旧制度における第二種情報処理技術者試験(いまでいう基本情報)に受かったのは学生時代の1991年。同じく第一種(いまでいうソフ開)は1995年。もう10年以上も前だ。パソコン検定の2級もそのころだった(この2級は当時年一回しか受験できず、結構難しかった。その上の1級に至っては2年に一回しか受験機会がなかった。しかし、2級という名称が災いしてか、かなり評価は低かった)。
 それから、ベンダー系でオラクルマスターとか、IBMのDB2UDBの認定試験とか、UMLモデリングとか、細々としたものを受けた。むろん、細々としているが、無勉強ではとうてい合格できない。かなり自習した。会社の業務とは直接は関係ないので、費用は自腹だし、勉強は家で。平日は毎日残業だったので、必然的に土日を使って。

 でも昔は上司も会社も、そういった業界の認定試験などについて、あまりにも無知だった。そして、そういう活動が評価につながらない。たとえばDBの認定試験に合格しても、DB関係の仕事は回ってこない。確かに業務はそんなに単純ではないけれど。
 以前、親会社がDB製品の標準としてIBMのDB2UDBを挙げていた時期がある。オラクルは当時高価になりすぎていた。だから僕もDB2に関する勉強に意義を見出し、かなり苦労してDB2エキスパートまで合格した。だが、当時の会社の資格試験の一覧には入っていなかった。当時の僕は既に、会社に期待することをあきらめかけていた。だから何もしなくてもよかったが、一応人事に直談判した。その結果、一応認定はしてくれた。しかし、DB2エキスパートの前提資格であるDB2エンジニア試験については、僕は受かったことになっていない。
 近年改訂された規則でようやくエンジニアもエキスパートも一覧に挙げられたけれど、いまとなっては虚しい気分になる。その一覧にはランク付けがされているのだが、かなりいい加減に感じる。それがさらに虚しさを増大させる。

 数年前には本当に気力が失せた。組合の執行委員をしてみて始めて知ったのだけれど、毎年人事に提出している自己申告書で、「xxという試験に合格しています」とか「こんな技術を知っています」と、いくら頑張って書き連ねたところで、会社は一切、そうした情報を体系立てて受け取ってはいなかった。それを知ったときの脱力感は相当なものだった。そもそもSI企業だというのに人事の人たちは業界動向にまるで付いて来れていなかった。

 だが、前述のように、近年になってようやくそういう部分を見直そうという機運が高まっているようだ。基本的には良い傾向だ。しかし、やはりベンダー系や団体の認定試験よりも国家試験が高評価なようだ。…というより、人事や管理職の人たちは、数多くのベンダー試験や団体認定試験について、内容を把握しきれずに居るのだろう。
 高度試験はそれこそ10年前くらいに数回は受けていた。昔のオンライン技術者試験やデータベーススペシャリスト試験だ。準備不足で大敗だったけれど。

 なぜ僕が国家試験を受けなくなったか。それは受験機会の少なさと、頑張った分の評価が期待できなかったことがある。実務に近いという意味であればベンダー系の方が良かったし、そちらの方が受験機会がかなり自由だった。年に1度しか受験機会がないのは辛い。高度試験は年1回だ。まあその分受験料は安いけれど。(ベンダー系は信じがたいほど高額だ)

 もともと今年度はLinux認定試験を目標に置いていたけれど、国家試験も視野に入れた方が良いのだろうか。どうせなら、少しでもそういう活動を評価してくれる人が上に居るうちにやった方が良い。それに前述のマネージャーは「制度が変わる時期はチャンス」みたいなことも言っていた。

 そんなことを考えるよりも勉強を開始する方が先だ。それもわかっている。これでは何とかの皮算用だ。
 会社のお金を使って良いというので、とりあえず教本を買ってみるかな。

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2008年1月13日 (日)

コンピュータ関連書籍だとかオブジェクト指向だとかコバルト文庫だとか…。

 皆様コメントどうもです。

 今読み進めている「明解Java入門編」(柴田望洋著)は、久々に「当たり」だと思える良書です。内容がとても濃いです。昨日から読み始めて、全526P中218Pまで、とりあえず読みました。ここまででは、まだJavaの持つ最大の特徴であるオブジェクト指向的な話があまり出てきていませんが、それでも基本的な文法の解説はとても質が高く、読む価値があると感じました。
 一般にありふれているほとんどの「入門書」は、確かに入門レベルの人向けに、専門的な言葉を使わずに書かれていますが、その分、内容がとても薄いのです。しかし、この本は違います。よくもここまで洗練してあるなぁ、と感動すら覚える出来栄えです。
 内容が濃いので、やはり本当の初心者には、若干の取っ付きにくさがあると思えます。しかし、この内容であれば、初心者の域を脱した人でも繰り返し読み返したくなると思います。その意味では読んでみる価値はあります。Javaの言語仕様そのものがC言語と酷似しているので、Cを知っている人の方がわかりやすいのは事実だと思います。
 …というのが、まずはファーストインプレッション。

 オブジェクト指向の本は、確かになかなかわかりやすいものがないですね。オブジェクト指向云々というよりも、「参照型」「クラス型」などといったデータ型の本質を理解する方が、近道なのかもしれません。学究的なオブジェクト指向は、僕にも今ひとつわかりませんが、実装でのオブジェクト指向がどういう考えなのか、という意味では、@IT内の「いまから始めるJava」や「浅煎り珈琲-Javaアプリケーション入門」といったWebサイトの記事がとても参考になると思います。特に後者はものすごく役に立つ記事であり、良くぞこんなありがたいサイトを作ってくれたと感謝したくなるサイトです。

 昭和時代の集英社コバルト文庫は、今では失われてしまった純粋さのようなものがありましたね。久美沙織さんといえば、もう15年くらいも前に徳間書店から出されていた「新人賞の獲り方おしえます」「もう一度だけ新人賞の獲り方おしえます」という本を僕は持っていますよ。何故か。
 もっとも僕は今でも「マリア様がみてる」は買って読んでいるのですが…。(^^;)

 というわけで、うじゃうじゃ。(何故か竹本泉さん)

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2008年1月11日 (金)

今日の日記:カフェインで集中…本を持って帰る。

 実を言うと今週はかなり忙しかった。
 プロジェクト全体としてはEDP設計(内部処理の詳細な設計。この内容から実装→つまりプログラミング工程に進む)に入っており、しかもインフラ系はそろそろ実装局面にある。にもかかわらず、業務AP系の一部は未だに入出力設計(業務処理の外部仕様の設計)が終わっていなかった。仕様が定まらず、追加で入出力工程の発注を受けたのだ。
 今週はそれの納品やら偉い人向けのレビューやらで、いろいろバタバタしていた。
 納品準備の「仕切り役」もしくは「旗振り役」は僕がやった。いつのまにかそういう分担になっている。
 納品というのは成果物を正式にお渡しし、契約的にも完了させることである。後々の国税監査なども見通して、いろんな面で辻褄が合うものを納入する必要があった。小さな保守件名であっても、納品のために徹夜するといったことはよくある。
 そんな中で、今週は月曜日以外は、ほぼ定時にあがることができた。
 午前中に飲むブラックコーヒーの威力は侮れない。カフェインで集中できる気がする。

 明日からは3連休であるが、ひそかに、
「勉強ひきこもり」
 を想定している。

 気が付くともう実装が走り出す局面に来ている。
 メインフレーム系やクライアント/サーバ系の開発ならいろいろイメージできるけれど、今回は「それら従来型の開発」と「Java2EEフレームワークでの開発」が混合している。昨年末に来た「プログラムID発番はどうしましょうか」などというレベルの問題が、おそらく多発する。データ項目辞書も、既存分とjava系で別々になっている(というか既存をまったく意識していない)ようだった。それはどうなの?
 …と、いろいろな問題があるだろう。

 ネットで調べたら、『明解Java入門編』という本が、内容的に良いらしい。今週、会社で買ってもらった。そして今日、家に持って帰ってきた。500ページ以上もある。それでも読もう! …あくまでも目標だけれど。

 表面的な言語仕様にはあまり興味がない。そんなものは、既存のC,COBOLなどとそんなに変わりはしない。
 『粒度』(りゅうど)と『実際の駆動イメージ』
 これが鍵を握る。
 Java + フレームワーク駆動の開発においては、いろんなものをどんなルールで、どんな粒度(細かさ)で作るのが理想的なのか。そしてどんな実行体にまとめるのが理想的なのか。
 それを知る必要がある。

オブジェクト指向でなぜつくるのか
Javaでなぜつくるのか

 この2冊は読んだ。かなりの良書だと思うけれど、実装イメージがなかなかわかない。今回の本でわかるようになるかな?

 …。

 …と言いながらも、ゆっくりするつもりです。今週くらいのペースを維持できれば、へとへとにもならずに行けるので、良いなぁ、と思います。

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2008年1月 6日 (日)

今年前半の目標:IT試験編(ちょっと愚痴入り)

 先日の記事「今年の楽観的な目標は?」において、情報処理技術者試験でも受けようかなぁ、と思っていることを書いた。
 実際、受けようかな、とは思うし、こういうのは受け続けていないとなかなか厳しいところもある。それは確かなのだけれども…。

 ちょっと現実を考えてみた。

 直近の春試験に目を向けると「テクニカルエンジニア」系の試験が中心となっている。僕の今までのキャリアとか、知識とかを考えた場合、テクニカル系で狙えるのは「データベース」と「システム管理」かなぁ、と思う。無論、かなり試験勉強をしないといけないけれど。
 また、秋試験に目を向けると、おそらく今の僕の職種としては最も適した「アプリケーションエンジニア」がある。ただしこの名前の試験は今年の秋までらしいけれど。

 旧制度である「第一種情報処理技術者」試験を受けて合格したのは13年も前。それも一発合格ではない。学生時代から数えると3回目くらいだった。その後、ろくに勉強もしないで「オンライン」を受けて見事に落ち、その後新たに加わった「データベーススペシャリスト」(今で言うと「テクニカルエンジニア(データベース)に該当」)にも、準備不足のまま受けて落ちた。

 高度情報処理技術者の試験は1年に1回しかない。今年の秋試験に向けてであれば、何か準備ができるかもしれない。でも、それもけっこうな負担になる。
 こういう試験って、何が一番負担かと言えば、今現在直面している業務と直結しない内容である場合、本当に試験対策だけで労力を消費することになるし、それに見合った現業務へのフィードバックが見えないというところだ。

 昨年、基本設計でいったん凍結してしまった開発プロジェクトが、もしも凍結されなければ、データベース設計などは相当入り込んでいたはずだ。でも、今の自分の業務を考えると、うーむ。なかなか直結しない。(どちらかというならば「システム管理」系かなぁ)

 どちらにせよ。相当敷居が高い。
 いわゆる他人からの評価とか、知らない人からの評価とか、そういう面で考えると、いろいろ問題は言われているけれど、「国家試験」のネームバリューは大きい。それでもねぇ。
 やはり時期が固定されていて、合格率も相当低い国家試験は、もう少し先を見たほうがよいかもしれない、と思った。

 もっと現実を考えた場合、まずはこれかなぁ、と思えるベンダー系試験があった。
 サン・マイクロシステムズ認定試験(Java)のうちの
 「Java アソシエイツ (SJC-A) 」である。

 僕は、C、COBOLならば知っているけれども、実際にJavaでの実装の経験はないし、そう考えれば、まずはこれくらいから目指さないとなぁ、という感じ。「これくらい」といっても、それなりに勉強しないと受からないと思う。
 今の僕が直接Javaでコーディングすることはまずないけれど、でも知らないとレビューもできないしね。

 当面はこれを目指そうかなと思い、参考書も買ってしまった。よし! 毎日持ち歩こう! と思う。

 …。

 ここから先はちょっと愚痴。

 2004年だから、もう4年前か。UMLの知識の必要性を感じ、UMTPによる「UMLモデリング認定試験」のL1(レベル1)を、T1,T2という2試験を受けて合格した。(ちなみにその上位であるL2試験は策定中だった)そのときは、うちの会社の表彰制度には、この試験は存在しなかった。それでも身銭を払って受けたのだけれど。最近になってようやく会社の制度にこの試験が入ってきた。
 別に表彰を受けたいわけでも、自慢したいわけでもなく、「この試験を勉強して受かりました」という事実だけでも、会社側のデータに反映させたいと思い、ちょうど人事部門に同期がいるので、登録をお願いしたことがある。一度は、簡単にできると言われたから頼んだのだけれど。…やはり上長を通じた申請が必要らしい。もう数年も前に受かった試験だし、しかもL1だし。そこまでするのもなぁ、と思って、結局まだ登録はされていない。
 また、もっと前のこと。
 IBMのDB2UDBというDB製品が、親会社の技術標準だった時期がある。しかしそのとき、会社の制度では、Oracle(オラクル)の認定試験「オラクルマスター」と、マイクロソフトのMCDBしか対応していなかった。
 僕はIBM系では3つの試験を受けていた。もっとも下位でレベルも低い「アドバイザ」(日本だけ)→国際認定である「エンジニア」→「エキスパート(運用)」
 アドバイザはともかく、エンジニア試験とエキスパート試験は、相当難しかった。少なくとも僕には。受験料も高かった。それで、僕は人事に直接言ったことがある。「親会社で技術標準に指定されている製品の試験が、なぜ当社の制度にはないんですか」
 そのときは結局、上司と相談して、エキスパートのみ、登録してもらった。
 これも現在では、エンジニア、エキスパートともに制度に入っている。
 会社の部署ごとの保有資格人数資料を見ると、一応エキスパートの人数に入っているようだ(名前はわからないようになっているけれど)。ところが、エンジニアには数えられていない。それは多分、エキスパート取得時に個別に申請したためだろう。
 でも、この試験だけを見れば、エキスパート試験の受験資格がエンジニア取得者であるので、エキスパート取得者は必ずエンジニア取得者でもあるのだ。要するに、人事側は個別の試験の内容なんて、わかっていないんだよね。(まあ、ベンダー系の試験体系は複雑でもあるけれども。そもそも同じ程度の難易度だと、ベンダー系はやはり低く見られる)

 あまり過去のこと(しかも一般的に見ればそんなに高位ではない試験)にすがり付いて「あさましい」とは自分でも思うけれど。人事とかそういうところでは、本当にデータしか見ないから。だから、とにかくデータに入れてもらいたいんだよね。

 先んじて行動しても、損した気分になる。

 こういう思いはずっと抱えてゆくのかなぁ、と思う。

 いやー。あさましい。実にあさましいけれど…。

 すみません。愚痴でした。

 …。

 とにかく、あまり急がず、現実的な目標を持って、やってゆこうと思う。少なくとも昨年の年始にはこんなことを考えもしなかったので、良い傾向なのかもしれない。

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2008年1月 3日 (木)

今年の楽観的な予定は?

 今日でもう年末年始は終わり。
 明日から通常の日々が始まります。

 …。

 くりにゃーさんが「今年の予定」を書いていたので、僕も真似て書いてみることにします。

 年末の宝くじは、3000円で連番を1セット買ったところ、7等ひとつ、8等(末等)ひとつで、3300円の当たりでした。うーむ。複雑です。まあ元が取れたので良しとしますか。僕もマンションのローンがあるので、1億は要らないから1000万くらい欲しいところでしたけれど、小心者にはこれくらいがちょうど良いのかもしれません。

 仕事では、まあサラリーマンなので、とにかく会社が安泰で居てくれないと困るのですが、そこは僕個人が頑張って何かできる部分ではないので、置いておくとして…。
 まあまずは、「毎日」、「残業せずに」安定した勤務ができるようになることが、最低限の目標です。
 そして一応、エンジニアなので、長く遠ざかっている情報処理技術者試験(国家試験)のどれかを受けてみようかと考え中です。受けるということは当然試験勉強をする必要があるのですけれど。
 僕も昔はいろいろ受けたりしたのですが、ベンダー試験はコロコロ内容や名称が変わるし、受験料はものすごく高いし、会社側も追随できない場合(人事とかそういう部門の人がその試験のことを良く知らない)が多く、受けてもお金が飛ぶだけで損な気分になるのですね。…まあ、こういうものを損得で考えてはいけないのでしょうけれど。
 昨年末の納会で、ある先輩社員が「プロジェクトマネージャー試験」を受かったと聞いて、かなり刺激されました。僕なんてもう世代が古い「第一種情報処理技術者」で止まったままです。
 そんなことを考えていると、情報処理技術者試験の制度がまた変わるらしいので、困惑しているのですが…。(ちょっと迷走している感があります。第一試験の名前がわかりにくいです。もっと直感的な名前にしてもらわないと、現場でも困りますよね)

 結婚? …この話題。とても嫌なのですけれど、飲み会などの場では必ず言われるのですね。この歳で独身って、そんなに変なのかな?
 こればっかりは、良くわかりません。(そんなことを言っているから結婚できないと言われそうですが、そう、その通りです)
 そもそも結婚ってしなくてはいけないものなのかな? そりゃ、老親のこととか自分の老後のこととか、不安はいっぱいありますけれど、それらの解決策が結婚というのも、おかしい気がします。
 結婚云々よりも恋愛自体、する気力がない、というのが正直なところ…。こればっかりはわかりません。

 …。

 こう書くと意外に書くことが出てこないですね。
 夢がないんですよね。
 夢というか欲というか、そういったものが少ない。

 まあやはり。
 初詣で祈願したことがすべてですね。
 家内安全。健康第一。そして何より現状維持。

 書店に並んでいる自己啓発関係の書物の内容とは相反することですね。(昔はああいう本を読んでいたこともありましたが、今は苦しくて読めません…)

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2007年8月28日 (火)

宇宙の神秘?

 東京では厚い雲に覆われて見えませんけれど、今夜は皆既月食が見られる日だったそうです。(もう終わったようです)

 某TV局のアナウンサーは「宇宙の神秘ですね」と言っていましたけれど、僕は「神秘」とは思いません。大昔ならば本当に神秘だったのでしょうけれど、現代では軌道計算によって何年も前からわかっていたことがおきただけであり、月食そのものの原理も解明されているのですから。

 とはいえ、めったにないことではあります。

 よくよく考えると、人類は月よりも遠い場所に行ったことはないのです。数十億光年のかなたを望遠鏡によって「見る」ことはできますけれど、実際に生きた人間が「行った」のは月面までです。

 月軌道の外側よりも遠くの世界は、見えているけれど、実在は証明されていません。

 不確定性原理というか…。とにかく人は、「人が誰も見ていない状態」を「見る」ことはできません。「そして誰も見ていない状態」がどうなっているかは、誰も証明できません。
 こういう考えは何という名称だったか忘れました。科学と哲学の両方にあったと記憶しています。

 似たような考えで、「見えているだけで到達できない宇宙」というものも、存在するかどうか証明できない、という考え方もあります。これはかなりとっぴな考えかもしれませんけれど、僕はかなり好きな考えです。

 いろいろなことを思うのですけれど、今日はこんな記事になってしまいました。

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2007年1月29日 (月)

僕の場合:教育や学歴について思うこと

 とある記事を読ませていただいて、自分なりに思うところがあったので書いてみます。人に押し付ける気はないので、特にリンクやトラックバックはしません。親になったこともない僕の考えですので、甘いと言われる方も居るかもしれません。そのときはどうかご容赦ください。

 子を持つ親にとって、お子様の教育の問題はとても大事なことだと思います。悩む方も多いと思います。ご家庭の独特な雰囲気や、親戚の特質、そして自分の子供と同じ年頃の子供を持つ他の家庭の動き…などから、「自分の子供も(周りに負けないように)良い人間に育てなければ」とプレッシャーを感じることもあると思います。それは当然のことで、それだけ子供のことを考えているということだと思います。
 でも、そういうときほど、深呼吸して、もう少し広く考えようとしてみて欲しいと、僕は思います。もしも、周りを気にするあまり、子供本人の気持ちや、親から感じ取っている子供のプレッシャーなどが見えなくなってしまうと、いろんなことが裏目に出てしまうと思うからです。子供は何も言わなくても、親からの期待を敏感に感じ取るものだと思います。子供は親とは違う独立した人格であり、決して親の成果物ではないことを、深呼吸して、思い出してください。

 僕の場合は、ちょっとだけ特殊な家庭の事情があって、父親に育ててもらったようなものでした。父なりに思うところはあったと思いますが、決して頭ごなしに「勉強しなさい」とか「いい学校に入りなさい」とか、そういうことは言わない人でした。今思うと、そういう親の理解が、自分にとって、とても重要だったと思います。

 僕は小学校5年生くらいのとき、自分から「塾に行かせてくれ」と希望しました。その甲斐があって、小学校の終わり頃には、学校の授業の内容はとても簡単にわかるようになりました。中学校でもそれは同じで、家でほとんど勉強しないにも関わらず、学年で300名くらい居るなかで常に30位以内くらいでした。親も成績が好ましいことを喜んでくれるので、高校受験もそれなりに頑張って、都立の進学校に進みました。
 中学時代は成績が良かったほかに、陸上競技の成績もよく、学級委員などもやって、いわゆる「優等生」でした。それは自分にとっては、必ずしも楽しいことばかりではありませんでした。偏差値が高い学校に進めば「ばら色の高校生活が待っている」などと幻想を抱きました。
 しかし実際には違いました。進んだ高校では、ひたすら大学入試を目指すだけの厳しい授業が待っていただけでした。僕らは世代的に人数も多く、受験競争が過熱していました。高校へは行きたくなくなりました。はっきり言って、進む学校を間違えたと思いました。
 それでも僕は、自分の進路はそれなりに自分で選んだ、と思っています。だからこそ、自分なりの納得を得られるのだと思います。そして、そんな僕を見守ってくれた父の存在も大きかったです。もしも、どん底の高校時代に、親に自分を否定されるようなことがあったら、僕はどうなっていたかわかりません。

 学歴や学力の問題はとてもナイーブで、答えもひとつではないと思います。でも、どんなときでも子供の気持ちを無視してはいけないと、それだけは思います。そして、どんな場合でも、最後には子供を受け入れてあげること。それがとても大切なことだと思うのです。

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2006年12月 3日 (日)

書籍感想:中学生からの作文技術 (本多勝一)

 以前の記事でも取り上げましたが、ここに改めて紹介します。僕としては珍しく、他の人にもお勧めしたい、読んでもらいたいと思った普遍的な良書です。

中学生からの作文技術
 著者:本多勝一
 出版社:朝日新聞社 朝日選書
 初版:2004年

 中学生からの、という題名になっているように、とても簡潔な文章で書かれています。この本を読みこなすには、決して高度な日本語力は必要ないと僕は思います。しかしこの本の内容をすんなりと理解し実践「できている」中学生は、残念ながら少ないでしょう。これは著者も本の中で訴えていることですが、例えばテン(、)のうちかたなど、作文における基本的なことを現代の小中学校では教えていません。高校でも教わらなかったと僕は記憶しています。母国語ではない「英語」についてはピリオドやカンマのうちかたを中学校で教えているのにです。
 学校で教わらないのですから、大人になっても知らないままでいることになります。この本を読むと、「文章はセンスだ」という通念を簡単に信じてしまうことも、実は「日本語の作文」についてしっかりと体系的な教育を受けていないためであると気付きます。

 この本は、話し言葉ではない、書き言葉として、正確で誤解が生まれない、わかりやすい日本語の文を作るための「技術」を解説しています。きわめて工学的で論理的です。だからわかりやすく、納得性が高くなります。

 いまの仕事の好き嫌いは別問題にして、僕が社会に出て痛感したことは、あらゆる学習分野の中で最も普遍的で重要な分野は「日本語」だということでした。それも、話し言葉ではなく書き言葉としての「日本語」です。日本語の文字だけで情報がやり取りされる場面がいかに多いか、想像すればわかります。
 かつての僕は、日本語力が高い人は大学で国文学などを専攻した人だと思っていました。でも、芸術的な文章を読み解くことと、普遍的にわかりやすい文章を作り出すことは、必ずしも同じではないのですね。この本を読むとそれがわかります。

 久々に良い実用書に出会ったと思います。

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2006年9月 7日 (木)

子供を親の代理競争に使うの?:返信に代えて

 昨日の記事の返信に代えて。

 柄にもなく、教育に関することを書いてしまいました。僕はいい歳して独身で、子育てなどしたこともないくせに…と自分でも思いながら。昨日はあのように申し上げましたが、もしも僕が親になることがあったなら、やはり時代の潮流には逆らえないでしょう。自分の子供の将来を考え、できうる限りのよい教育を与えてやりたい。それは親として当然のことだと思います。

 僕は…いうなれば、漠然と「未来」に対して「不安」と「憂い」を持っている…それだけなのです。

 昨日の記事では触れませんでしたが、「中央公論」9月号の特集記事の中には、いまの流れの中で育った世代が、将来の日本の指導者となることへの一抹の不安が書いてありました。ここで言ういまの流れとは、教育における格差を当然のものと認識し、自らも同じような階層(教育における階層)の人間としか交わらない、ということを指します。

 僕の子供世代とは違い、いまは普通にインターネットなど、時間と距離を越えたコミュニケーションが可能となりました。(「ウェブ進化論」でいうところの「チープ革命」) しかし、その珠玉混合の膨大な情報を手に入れるにはパソコンなどの最低限の環境を得ていることが前提となり、やはりその部分でも「持つもの」「持たざるもの」が発生します。そしていまのネットという仮想空間には、あるときはとても醜悪に映りますが、その人間の本性というか本音が含まれています。(某巨大匿名掲示板など)

 それらを目にすると近年の子供や若者に明らかな階層意識が生まれている印象を持ちます。現に、近年の新卒で会社に入る人の中には、上司や先輩から仕事を頼まれても「嫌です」と平然と断る者が少なくないそうです。階層意識にもいろいろあると思いますが、多いのは「学歴」です。「あの上司は高卒だから自分よりも劣る人間だ。そんな人の下では働きたくない」という、昔なら冗談としか思えないことを、結構本気で思っている人が居るようなのです。

 昨日の記事でも言いましたが、僕は子供が自分の意思で(それが親が誘導したものであっても)いろんなことを決めたのであれば、それを尊重すべきですし、大多数の子供はそうであろうと思います。ただ、一部メディアによって誇張されている傾向もあるようですが、親自身が「選民意識」を持ち、その歪みを自分の子供でさらに強くする…。一握りの人々かもしれませんが、そんな親子も居ると思うのです。

 あらゆる場面における「格差」「階層化」は、なかなかとまらないと思います。個人的にはとても嫌ですが…。でも、ならばせめて次世代のリーダーとなる人たちには、歪んだ選民意識は持って欲しくないのです。そういう人が上に立つ社会に、僕は「恐怖」さえ感じるのです。そして、いまの親たちには、子供にそういう歪みとは正反対のバランスのよさを持たせて欲しい。そんなことを思ったわけです。

 どうか少しでも未来が明るくなりますように…。

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2006年9月 6日 (水)

子供を親の代理競争に使うの?

 先ほど図書館で「中央公論」9月号を読んできた。読んだといっても流し読みであるが…。特集記事は「親力」がどうとか「加熱する中学受験」だとか、そんなキーワードだった。もうひとつの特集記事「睡眠障害」も気に惹かれ、手に取った。
 「格差」という言葉がいろいろな場面で使われだして久しい。そのひとつに「教育格差」がある。小学校も3年生くらいから塾へ通わせ、私立の学校に受験させる親が多いのだそうだ。「学級崩壊」だとか「学力低下」だとか、そういう諸問題は、公立学校でより顕著だと思われているらしい。今の親たちは公立教育機関(中学・高校)を疎んじる傾向があるそうだ。疎んじるというより信用されてないのだろう。私立学校に通わせるには一人当たり年間150万円くらいかかる。それだけかけても、できるだけ親たちは私立学校に通わせたいらしい。特に親自身がいわゆる「高学歴」で職業も「高級官僚」「教師」「医師」などである場合、近年では父親の方が子供の教育に熱心で、なかには「暴力」的な脅迫さえ行い、子供を指導するという…。
 先に関西地方の有名進学校に通う生徒が父親からの「教育的指導」に不満を覚え家に放火する事件があったが、それを思い浮かべた。

 僕は第2次ベビーブーム世代で「受験戦争」を経験している。いまの高校生には信じられないかもしれないが、いわゆる「日東駒専」クラス(ああ嫌な言葉だなぁ)でも、相当勉強しないと入れなかった。
 結果して僕は高校こそ、そこそこの進学校(公立)に進んだが、高校時代の学科成績は惨憺たるもので、本人の努力もなかったため、大学には行っていない。ステータスとしての学歴は決していいものではないだろう。でも、自分の学歴の問題を親のせいにしたことはない。どんな理由があるにせよ自分が選んだことだ。

 僕の世代が子供だった頃にも「教育ママ」という言葉はあった。そして、仕事ばかりで子育てには無関心な父親が「まあそんなに堅いことを言うな」と無責任に母親をなだめる光景が多くの家庭にはあっただろう。母親からすれば「もっと子育てに参加してよ」と文句もあったろうが、ある意味でバランスが取れていた気がする。たまにしか話さない父親からは「社会」をいろいろ学ぶことができたからだ。

 僕は教育問題には疎い。もう中学生の子供が居てもおかしくない年齢ではあるが…。そんな僕が言うのもおこがましいのかもしれないが、言いたい。
 親は親、子供は子供。子供は親から離れてゆくのが普通なのだ。(むしろ、僕のようにこの歳で親と同居している方がおかしいのかもしれない)
 そして子供には自我がある。子供の意思を無視した代理競争ならやめておけ、と…。僕の記憶が正しければ、人には「学びたい」と思う時がやってくる。本当の勉強は本人がそういう意欲を持っていなければならない。それが小学生のうちなのか、中学なのか高校なのか、あるいはもっと先か…。それはわからないけれど…。
 きれいごとかな?

 まあ、確かに、「受験戦争」を経験したからこそ、「中高一貫」で楽をさせたいという親心もあるのだろう。思えば、「いまの親たち」は、僕とそう違わない世代だし…。

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2006年8月24日 (木)

宇宙は未知に満ちている(2)

 以前の記事に書いた「惑星」の新定義については、二転三転しているようだ。今度は冥王星を「惑星」カテゴリーから外す案が有力だという。何でも、冥王星の発見者はアメリカ人なので、アメリカは政治的にも冥王星を惑星にしておきたいらしいが、世界の天文学者たちからは公平な再定義をしたいようだ。

 僕としては、正直どの星が「惑星」に「格付け」されようとかまわない。それよりも世間に太陽系の姿を「正確に」伝えて欲しい。それだけだ。「太陽系」とはそもそも何を指すのか? 冥王星公転軌道よりもはるか遠くに、彗星の巣「オールト雲」がある。太陽の重力と太陽風と磁場。これらに影響されているすべての範囲が太陽系だと僕は思っているが、多くの人々はもっと単純化された「水金地火木土天海冥」の順序で表された公転軌道図。これを太陽系だと思っているはずだ。占星術の専門家でもこの例に漏れないと思う。このあたりをもっとはっきりさせて、一般知識として皆が知るようにすべきだと思う。

 ……まあ、こんな問題よりももっと優先的に啓蒙すべきなのはメンタルヘルス、およびそれに関する社会問題ではあるが…。

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2006年8月17日 (木)

宇宙は未知に満ちている

 今日ニュースで、「太陽系の惑星がもう3つ増えるかもしれない」と言っていた。新聞にも載っていた。「惑星」の定義をはっきりさせることにより、結果として最低でも3つは増えるだろうというのである。

 「惑星」とは何を指すのか。この問題はかなり前から科学雑誌などでは取り上げられていた話題である。これは単に「教科書の書き換え」に留まる問題ではない。特に西洋文明では、宗教や占いの世界で、惑星の位置などが重要視されてきた背景がある。今後、惑星の定義を明確化されるとなれば、それらの思想の根幹をも揺るがしかねない。今月24日に国際天文学連にて採決予定だそうだが、どうなるか興味深い。
 いっそのこと、占星術でも使われている「黄道12星座」も、さそり座といて座の間にあるへびつかい座を加えて「黄道13星座」してはどうだろうか。

 考えてみると、ここ百年で人類は数々の発明や発見をしてきた。これは宇宙に関することもそうだ。しかし、いまのところ生きた人間は、約38万Km(約1.3光秒)離れた「月」までしか到達していない。人類は未だに「隣の惑星」にも行ったことがないのである。

 衛星軌道に浮かぶハッブル宇宙望遠鏡などの成果で、数億光年先の超銀河団や、宇宙創生の頃のヒントにつながるクエーサーなどの研究が進んでいるが、地球から「観測」できる方向は、銀河系の「北天」と「南天」の方向だけだ。いわゆる天の川(銀河系の断面方向)の向こうに何があるのか……。銀河の中央には太陽の300万倍質量の巨大ブラックホールがあるとされているが、その向こうは……。
 人類が「観ている」宇宙は、ごくわずかな範囲でしかないのである。

 太陽系すらまだまだ判らないことでいっぱいなのだから、その外側など、前人未到もいいところである。
 我々の太陽系は銀河系の中央から約2万8000光年離れた、オリオン腕の中に位置するというが、それだって覆らないとも限らない。

 ロボット科学や交通機関の発達、通信技術の進歩など、この半世紀で進歩した分野は数あるが、宇宙に関する謎は、かつての想像よりも遅れている気がする。いや、遅れているというのは間違いだ。宇宙は昔の人間が考えたよりもはるかに広大だというだけだろう。

…この記事を投稿してから気づいたのですが、りんごさんも同じニュースを取り上げていらっしゃいましたので、リンクを置きます。こちらです。

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