カテゴリー「映画・テレビ」の96件の記事

2011年1月29日 (土)

映画感想48:グーグーだって猫である

●グーグーだって猫である
 監督・脚本:犬童一心
 原作:大島弓子
 『グーグーだって猫である』(角川書店)
 音楽:細野晴臣
 プロデューサー:久保田修、小川真司
 主演:小泉今日子、上野樹里、加瀬亮

 2008年 日本

 多くは語る気は無いのですが、僕も子供の時代に猫と暮らしていたときがあります。
 猫と暮らしたことがある人は、ホロリとすることがあるかもしれません。

 後で知ったことですけれど、原作は大島弓子さんの『エッセイ漫画』であるらしく、現在でも連載が続いているとのこと。(僕はまだ読んだことがありません)

 エッセイというからには、かなり実話が入っているのでしょうか…。

 小泉今日子さんが演じる主人公、小島麻子にはいろいろなことが起こるのですが、それのどのあたりまでが実話なのでしょうか。

 その辺りがはっきり把握していない状況で、印象のみを記述しています。

 とりあえず、この映画には悪い人は出てきません。そういった刺激が苦手な人でも観られる映画かもしれません。

 猫がたくさん登場するかというと、それも微妙ではあります。一般的な映画に比べるとはるかに猫が登場しますが、かといって猫見たさで観ると、ちょっとがっかりするかも…。

 グーグーはアメリカンショートヘアーのオスで、とてもかわいいです。これは断言できます。めちゃくちゃかわいい部類の猫ちゃんです。

 この作品は、グーグーよりもむしろ、その前に天寿を全うした愛猫サバが、裏の主人公なのかもしれません。
 サバを思うと猫好きの人はホロリとくると思います。


(視聴形態:自宅でDVD)

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映画感想47:復活の日 (VIRUS)

●復活の日 (VIRUS)

 監督:深作欣二 製作:角川春樹
 脚本:高田宏治、深作欣二、
    グレゴリー・ナップ
 原作:小松左京
 音楽:テオ・マセロ、羽田健太郎
 主演:草刈正雄、多岐川裕美、渡瀬恒彦
    森田健作、夏木勲、緒形拳
    千葉真一
    チャック・コナーズ、ジョージ・ケネディ、
    グレン・フォード
 1980年 日本

 こういう映画は大好きですね。
 面白かったです。
 名前はずっと前から知っていたのですが、観る機会がありませんでした。
 30年以上も前の作品ですけれど、いま観ても充分に引きつけられる作品だと思います。原作は読んだこと無いです。原作を知っていればまた別の楽しみもあったことでしょう。

 しかし、31年前です。
 その当時、僕は9歳です。このような年代に、このような内容の映画が日本で製作されていたことが、すごいです。
 おそらくはその後の日本の様々な映像作品や小説作品に影響を与えたのであろうと予想できます。

 現在観てみると、人によってはB級映画であると言われそうな奇天烈な部分もありますが、そうだとしても大作であることには違いありません。

 多くの外国人俳優が登場します。彼らの演技とキャラクターが、またとてもすばらしいです。

 簡単に内容を言ってしまうと、人類滅亡を描いた作品です。より正確には人類のみならず数多の地球上の生命体を道連れにして滅亡します。
 映画としての上映時間は160分近くにも及ぶのですが、まったく飽きさせることなく、むしろとても高速にストーリーが進みます。あっけなく数千万人が死にます。

 とても面白い作品なのですが、やはりいま観ると特撮部分に古さを感じざるを得ません。誰かがいまの映像技術で作り直してくれると面白いのに…とも思います。

 映画のタイトルの英題が『VIRUS』ってどうなんでしょう、と個人的には思いました。


(視聴形態:自宅でDVD)

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2010年9月20日 (月)

なんだかまだまだ暑いですね…。

 ケータイからです。

 水を汲みにスーパーに出掛けたくらいで、基本は外出せず、ほぼ引きこもりでした。

 しかし、なんだかまだまだ暑いですね…。それとも身体の方が参って居るのでしょうか…。

 …。

 ところで…。
 昔、ほぼ毎日残業していた頃は決して観ることがなかった、ゴールデンタイムのテレビ番組を、けっこうよく観るようになりました。
 今日は月曜日。我が家では割とクイズが人気です。しかし最近のクイズ番組では、必ず『××大学卒業』というレッテルが使われます。自分自身に学歴がない為なのか、個人的にはとても鼻につくのですが…。まあこれもご時世なんでしょうね…。

 何かと嫌な気分にさせるニュースが多すぎる為、クイズ等を観てしまいますね…。

 もっと良い社会が待ち望まれます…。漠然としていますけれど、そんな風に思います。

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2010年8月22日 (日)

内科受診くらいで基本的には引きこもっていました…NHKハイビジョン特集を見ました…。

 今日は月イチの内科へ通院。来週でも良かったのですが、来週は土曜日に精神科もあることですし…。
 医師いわく『少し胃を甘やかしている状態なので、徐々にお薬は減らしてゆきましょう』ということで…。ガスター20は自己判断で減らす方向になり、胃の保護薬が変わりました。

 外出らしきものは通院と、昼食。家族は買い物に出かけたので、松屋の牛めしを食しに行きました。徒歩2分くらいです。それでも、ものすごく暑くて汗をかきました。今日みたいな日は外出するものではないようです。

 …。

 夜。NHK衛星ハイビジョン特集で、『「天空のアクロバット・ブルーインパルスの男たち」極限に挑む・密着ブルーインパルス 天空のアクロバット 男たちの夢と涙』という番組が放送され、思わず最初から見てしまいました。「楽しいと思ったことはなかった」という、いつも笑顔で精鋭パイロットチームを率いて来て、チームを去る隊長の言葉が印象的でした。僕よりも5歳上なだけです。命を預かる隊長の重責を思いました。

 …。

 明日からの平日…。あまり考えすぎないように過ごしたいものです。


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2010年8月10日 (火)

泰然自若で行きたいものですが…。

 昨日からNHK衛星第2の方で、『銀河鉄道999』の特集をやっているんですね。先ほど、少しだけ観て、思わず見入ってしまいました。ファン投票で人気だった当時のTVシリーズの中からのいくつかを完全再現するというものです。1978年放映ですから、僕が7歳くらいの時で、今から32年も前です。大人になった今観ても、心に響く作品でした。OP/EDソングももちろんですが、青木望さんの音楽もすばらしいです。生まれた時代を考えると奇跡的でもあります。TVシリーズの人気を受けて、あの不朽の名作である『劇場版 銀河鉄道999』が生まれるわけですが…。

 …。

 ところで、今週は昨日、今日と、あまり調子的には下降気味です。頭痛もします。先週に比べると、納品関連の作業は終わったので、少々周りからは浮いた状況になっています。周りはそれなりには忙しいし、僕も出来ることは見つけてやっているのは変わりませんが、どうしても受身にならざるを得ない状況です。周りが大変そうだからと、『それは僕に任せて』と言えるだけの状態にないので…。一番やってはいけないことは、『できない約束をしてしまうこと』だと思っています。

 泰然自若。この境地に達したいものです。現実はまったく逆で、余裕がなく、街を歩いていても子供づれの嬌声などに過剰に反応してしまってどっと疲れたりしていますが…。

 おっと、今日はかなり眠る予定の時間を超過してしまいました。(ここ最近は21時くらいになると眠くなります)

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2010年6月14日 (月)

映画感想46:RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語

●RAILWAYS
 49歳で電車の運転士になった男の物語

 監督:錦織良成、製作総指揮:阿部秀司、
 脚本:錦織良成、ブラジリィー・アン、
    小林弘利
 音楽:吉村龍太
 主演:中井貴一、高島礼子、本仮屋ユイカ、
    三浦貴大、奈良岡朋子
 2010年 日本

 まず率直な印象から。
 島根県に実在するローカル電車と、その周りの美しい自然や、のどかな田舎の風景。それらをとても美しい映像として残した作品であり、その『映像美』を大きなスクリーンで観る価値はあったと思います。

 観る価値のある良作であることは間違いなく、映像美だけでも高い評価を得られる作品だと思います。

 しかし、名作、傑作とか、そういう分類にするのには、ちょっと違うかとも思いました。実際に感動もしましたし、泣ける部分もあったのですが、題材やストーリーが、あまりにも、観る者が背負っている社会的な背景や現実問題と、照らし合わせることが出来てしまう作品でもあったため、素直に『すばらしい!』とも言えない部分も出てきてしまうのです。

 ストーリーは詳しくは割愛します。まあタイトルから連想されるものと大きく外れてはいません。『49歳で電車の運転士になった男の物語』です。もっとも物語というには時間の関係もあり、ドロドロしたものはかなり大胆に省かれていて、ストーリーの全体としては、フラットなものとなっています。また、電車の運転士ということに固執した物語でもなく、別の職業に置き換えても成立するようなストーリーとなっています。どちらかというと家族ドラマの側面もあります。
 中井貴一が演じる主人公は、大手電気メーカーの本社の室長という地位にあって、会社の専務から『リストラ事業をやって見せてくれ。その暁にはお前を取締役に推挙するからな』と言われています。数万人規模の大企業の中で、TOP100以内のエリートだといえます。その彼が、同期生が工場長を務めている工場をリストラとして閉鎖することになり、その同期生の助けもあって成功するのですが、その工場長は病気の息子を残して事故で他界してしまいます。そのようなこと等があって、自分自身をもリストラして、田舎の鉄道会社に転職を試みます。

 率直に思ったのは、主人公が転職を決断するまでの過程が、けっこう急で強引に見えました。主人公が本社のエリートではなく、閉鎖される工場長だった方が、ストーリー的には自然ではないかと思えました。もっとも、製作側は、敢えてそれをしなかったのかもしれませんが…。
 また、本仮屋ユイカが演じる主人公の娘(ちょうど大学3年~4年で、就職活動で迷っている)の言動には、少々腹が立ちました。会社ばかりで家庭を顧みない父や、専業主婦から長年の夢だったショップの起業に成功した母を、批判的に見ているのですが、『おいおい、確かに家庭を顧みない父なんだろうけれど、お前はその父や母のおかげで大学も通っているし生活もしてきたんだから、全否定するのはおかしいだろう』と思いました。

■好きなことを仕事にしたり、楽しんで仕事をして、良いのですか?
 僕は世の中から、『誰もが好きな仕事に就ける訳はないし、仕事なんだから嫌なこともしないといけない』と教わってきました。洗脳されてきたと言っても良いでしょう。

■また、終身雇用等が保証されない世の中になって、生き残って行くためには、嫌でも『会社人間』にならないといけない事情があるのに、それを否定してしまって良いのですか?

 このようなことが、この映画を観る上でのポイントなのかなぁ…と思いました。

 この映画では、ギリギリのところで、上記の2点目である『現実』を、否定まではしていません(肯定もしていませんが)。もし全否定するような内容であれば、感動するどころではなく、白けてしまうでしょう。
 今2010年、世情としては極端に就職状況が悪化しています。そういう現実を踏まえると、この映画も違った風に観えるのではないでしょうか。素直に『すばらしい映画だ』とは言えない現実もある気がしてなりません。

 まあ今の僕自身、今の職業についてだって、納得できているかというと、決してそんなことはありません。だからこそ、この映画について考えると、様々な思いが去来して、なかなかまとまりません。
 職業って、人間活動の基本的な部分に関わることなので、本当に複雑な思いです。

 いろいろ言っていますが、この映画のキャストは、ほぼベストマッチだったと思います。運転士がとてもよく似合う中井さんもそうですし、何よりも、高島礼子さんが演じる主人公の妻のキャラクターと言動がとても良かったです。彼女のキャラクターが失敗していたら、この映画は悲惨なものとなっていたでしょう。それくらい重要なキャラクターです。

 冒頭にも言いましたが、とても美しい映像です。それだけでも観る価値があります。


 好きなことを仕事にできる社会。もしくは、仕事がもっとシェアできて個々の負担を軽減できる社会。そんな社会があると良いと思います。個人的には。今の日本は、それとは真逆を進んでいます。


(視聴形態:劇場で)

参考:あゆざかけい映画勝手にランキング

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2010年6月10日 (木)

久しぶりに映画を観ました…RAILWAYSです。

 今日の午後、父と映画を観に行きました。『RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語』です。
 ちゃんとした(?)感想文はいずれ書こうと思いますが、とりあえずの感想は…、とても良い映画でした。劇場で観られて良かったと思える映画でした。涙腺は決壊しましたが、何よりも、とても美しい画(え)の連続でした。ストーリー云々はさておいても、それだけでも一見の価値はあるかと…。

 …。

 今日の午前中は、昨日の夜の無理が祟ってか、心身ともに動けませんでした。しかし、諸事情で父は今夜まで外出を余儀なくされていました。僕も一緒に外出するので、近場が良い、という話になり、午後は一緒に、前々から父も観たいと言っていたこの映画を観ることにしました。
 劇場は、有楽町マリオンにある、丸の内ピカデリーでした。

 夕方からは別行動。父は更に遠くに出かけ、僕は帰宅しました。

 そうそう、有楽町まで出たので、ちょっと銀座まで足を伸ばし、銀座のニコンプラザにも行ってみました。ここでは、各種講習会や、写真展などのイベントの他に、カメラの点検や掃除をやってくれるサービスセンターもあります。場所的にはあまり広くはないですが…。

有楽町マリオン
Dscf1522


有楽町の風景
Dscf1523


銀座のニコンプラザ
Dscf1524


FujiFilm FinePixJ30

 梅雨が近づいています。天気が良いのは明後日までだとか。
 どう過ごすかは決めていません。

 ちなみに今日は…、眠くなるまで『世界のエアライナー東京国際空港羽田2010』を観ます…。(一番観たい空港のものがようやく手に入りました)

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2010年5月24日 (月)

週始めは疲れますね…などとは言えないくらい…すごいお方が…。

 いまや僕の分の仕事もやってもらっている後輩社員が風邪でお休みしてしまった。先週は僕が休んだからという訳ではないけれど、休養をとってもらいたいものです…。

 毎週月曜はプロジェクト内部の進捗会議。上司にはリーダ的な動きは厳しいとは言っているのですが、体制面は良くも悪くも大きな変化はなしです。今日もそれなりに仕切る動きをしました。あまりうまい仕切りではないと自覚していますけれど…。

 結果して、午後いっぱいずっと打ち合わせでした。打ち合わせが17時に終わると、すぐに定時になってしまいます。定時の鐘で退社。ああ明日の人事考課面談の資料は何も手がついていません。

 まっすぐ帰宅すると、ドドっと疲れが出ました。
 夕食を食するとき、食事さえ疲れを感じてしまいました。
 自分で『食べられることに感謝しよう』と言い聞かせて…。

 そのとき、TVのNHK『クローズアップ現代』で、ハイチのマザーテレサと呼ばれている、83歳になる女医さんの特集をやっていました。83歳という歳に親もびっくり。このお歳で、日本と地球の反対側にあるハイチとを移動したり、現地で震災後の病院のための水の手配に奔走したり…。信じられない光景でした。
 80歳を超える人の中で、こんなに働いている…働けている人はどれだけ居るでしょう。日本に…。
 トラックの座席から飛び降りる姿も、とてもそんなお歳には見えません。
 声もとてもしっかりしています。
 でも、のどの辺りと、お顔は、お歳相応に見えましたが…。

 僕はこの方に比べればずっと若いのです。それが『疲れた』などと言っていてはいけないように思わされました。

 ただただすごいと思いました。

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2010年3月25日 (木)

一気に疲れが出てきた感があります…のりものテレビを観ました…。

 ケータイからです。

 今日はなんとか平穏に過ごせました。いつも助けてもらっている後輩社員を気にしつつも帰宅しました。彼も来週月末3日間は休む予定です。
 僕も仕事はひとまず忘れて過ごしたいと思います。

 ところで、最近の木曜日の7時58分からは『空から日本を見てみよう』という誠に好ましい番組が放映されているのですが、今日はおそらく同じ制作と思われる特番『のりものテレビ』をやっていました。いろいろ疲れて気分が鬱ぎかけていたのですが、面白く観ました。DVD化されないかなぁ…。

 明日はどうするか決めていません。体調と気分次第でしょう…。

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2010年3月11日 (木)

コーヒーを飲んでしまいました。

 やはりコーヒーを飲まないと自席で眠ってしまいそうになります。決してヒマではなくむしろ多忙なんですが…。午前中、メールを打ちながら睡魔に襲われました。これはいかんと思い、コーヒーを飲んでしまいました。まあ良いのですが…。ちなみに僕はいつもブラックで。以前は缶コーヒーを買っていましたが、いまは職場にある給茶機の非常にまずいと評判のコーヒーを飲んでいます。3杯くらい飲んでしまいました。

 明日は早朝から打ち合わせ尽くめなので、コーヒーで目を覚ますことになりそうです。

 …。

 ところで今日の『空から日本を見てみよう』は東武伊勢崎線沿線でした。地元ではありませんが、けっこう近いので面白かったです。先週の神戸もなかなかでしたが…。


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